シングルパパの中高ダブル受験奮戦記大学受験編

旧ブログタイトルは「シングルパパの2015年中高ダブル受験奮戦記」です。首都圏在住のシングルパパ。ごくふつーのサラリーマンをしながら、娘2人の2015年2月中学&高校受験応援日記として始めました。それぞれ、某私立校に進学。今後は、中高受験の振り返りと大学受験応援記を綴ります。

12月13日(木)

さつきの大学生活も、いつの間にか1年生が終わりに近づきましたが、益々忙しさを増しています。

前期、後期試験の他に、TEAPも受験しなくてはならないため、さつきは、受験生の頃のように英語の勉強をしていました。

大学受験を終えて、TEAPは卒業した気分になっていたさつきにとっては、これもまた心理的な負担。

不機嫌な毎日を送っていたさつきは、週末、試験を受けてきました。

大学に入ってから真面目に取り組んできたこともあって、受験勉強はしていなかったとはいえ、心配したほど悪い感触では無かったようです。

それでも、大学入学後も「英語4技能」のレベルアップに追われる姿を見ると、自分の大学時代のお気楽さとは落差が大きく、時代の変化を痛感したりもします。

今思えば、さつきが大学受験に真剣に取り組み、何とか上智大学に辿り着く中でレベルアップした英語4技能が、ここに来て生きていることを実感します。

時代は変わっている。

受験を通して見える世相は、大きく変わっています。


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12月12日(水)

「複数の偏差値基準と、多様な入試機会があり、単純比較ができない。」

という、大学受験の偏差値に関して悩んだことの続きです。

昨日は、予備校による偏差値水準の差が非常に大きいことと、同じ予備校でも模擬試験の種類によって、偏差値水準が異なるということについて書きました。

今日は、こうした状況を、更に複雑にする注意点について書きます。

今の大学入試は、入試機会が複数であることが多く、様々な選抜方法が取られています。

似ているとすれば、中学受験で4教科入試の他に、午後入試で算数1科目入試をやっているようなケースと似ています。

同じ大学の同じ学科でも、試験で課される科目や配点に大きく違いがあるケースがあるのです。そのため、どの入試機会を選ぶかで、合格可能性が大きく異なってくる可能性があります。

難関大学の中で、わかりやすい例を挙げますと、上智大学が挙げられます。

上智大学は、推薦入試を除けば、入試機会は二つ。学部学科別の一般入試と、英語外部検定試験活用型のTEAP入試です。

このうち、一般入試について言えば、模試の偏差値表通りに捉えればいいのだろうと思います。

ところが、TEAP入試は、少し違います。

上智大学のTEAP入試は、一般入試とは別枠の別日程で併願が可能ですが、同一試験日で複数の学部学科に出願できる便利な入試でもあります。

しかも、文理で指定される科目の違いはあっても、問題は共通。

では、偏差値に関する注意点が何かといえば、本番では、「英語の試験は無い」ということです。

上智大学なのに、英語の試験が無い?と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、ありません。近年できた新しい制度ですが、我が家は、昨年実際に受けています。

その代わり、事前にTEAPを受験し、各学部学科別に指定された基準スコアをクリアしていることが出願要件です。つまり、事前に一定の結果を求められているわけです。

英語外部検定試験で一定の基準を課す一方で、当日は英語の試験が無いという入試制度なのです。

ということは、当日の実力判定は、文系なら国語と選択科目のみです。2科目入試ということになります。

河合塾の偏差値では、上智大学は65くらいだと思いますが、次のような見方になります。

英語:70
国語:60
選択科目:65

という模試成績の場合、一般入試で仮に配点が100点ずつの300点満点だとすれば、3科目の平均は65ですから60%判定となるでしょう。

ところが、TEAP入試は2科目。国語と選択科目の平均は62.5ですから、B判定は出なくなります。

模試の総合偏差値を見て志望校を検証すると、合わないケースがあるわけです。

これ以外に配点による影響もありますので、併願作戦を考える際には、注意が必要です。

ちなみに、模試で登録した志望校に関する合否判定は、こうした影響を織り込んで判定します。

それ以外の併願校を検証する場合、手計算で修正して検証する必要があるということです。

入試機会の多様化に伴う駆け引きは、別途書こうと思っています。





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12月11日(火)

そろそろ、中高大ともに、具体的な受験プランを決める時期に入ってきました。

そろそろ大詰めなので、昨年のさつきの大学受験プランをどのように立てたか、何回かに分けて、改めて整理してみたいと思います。

まずは、偏差値についてです。

受験といえば、代表的なモノサシは偏差値ですが、大学受験の偏差値検証は、中高受験でかなり研究した自分にとっても、予想以上に難しいものがありました。

結論を先に書きますと、

「複数の偏差値基準と、多様な入試機会があり、単純比較ができない。」

ということです。

まず今日は、偏差値そのものの複雑さから書きます。(今年の受験生以外の保護者の方にも、参考になると思います。)

中学受験で言えば、四谷大塚、日能研、サピックス、首都圏模試で、同じ学校の同じ入試機会でも、それぞれ偏差値水準は異なります。

2月1日に、1回しか入試を行わない男女御三家がいい例ですが、模試の受験者層の違いや問題の難易度によって受験生の分布の仕方が変わるため、偏差値に差が出ます。

高校受験で言えば、W模擬やVもぎは似ていますが、駿台模試では全く違う偏差値水準になるはずです。前者で偏差値=60と言っても、ほどほどの水準ですが、後者で60なら、相当な高水準です。

こうしたことは、ご存知の保護者の方は多いと思いますし、私自身も確りと理解しているつもりでいました。

大学受験の場合も、本質は同じです。

ところが、調べ始めてみると、相当複雑であることがわかりました。

まず、予備校による偏差値水準の差が非常に大きいのです。

東進やベネッセでは、非常に高い水準となり、駿台は低くなります。河合塾は中間です。

慶應義塾大学法学部法律学科を例にとりますと、当方の調べる限りでは、

駿台=65
河合塾=70
東進=78

となります。(60%判定の線とされているようです。)

偏差値が、75を超えて来ると、対象者がごく少数ということになりますから、そもそも対象の模試としてはどうなのか?という面もありますが、これだけ指数の絶対値が異なると、相場観がわかりにくいのではないかと思います。

それでも、これだけなら、まだ中高受験のケースとそう変わらず程度問題の違いだけですが、更に複雑なのは、同じ予備校でも模擬試験の種類によって、偏差値水準が異なるということです。

東大模試のような、冠模試なら話は別ですが、センター試験をイメージしたマーク模試、標準レベル模試、難関大学想定の模試で、偏差値水準が違います。

従って、受ける模試ごとにモノサシを確認し、立ち位置を確認するということになるわけです。

余裕のある方以外は、ボーダーラインが気になると思うのですが、それが模試によって違うので、実感を掴みにくいというところが率直な印象でした。

対比表を作ればいいのですが、私はそこまでしませんでした。

東進、河合塾の全統マーク模試、同じく記述模試、駿台の標準模試と難関大模試、加えて、学校で受ける駿台・ベネッセマーク模試あるいはベネッセ模試、進研模試。

それぞれ、合否判定に使用される偏差値基準は異なり、しかも成績は上下します。

捉え方が、とても難しいと思いました。

今思えば、四谷大塚の合不合判定模試、高校受験のVもぎのように、毎月受けながら同じ偏差値基準を追い続ける方が、出願作戦を考える上ではやりやすかったと思うのです。

偏差値水準の検証については、別の面もありますので、次回書きます。


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12月10日(月)

2019年の受験シーズンが終盤に差し掛かりましたが、受験生保護者の間でも、いろいろな会話があります。

最近は、我が家が長女の受験を終えたこともあり、仕事のアポイントの時にも、今の大学入試や大学の様子について、話題になることが増えてきました。

中には、参考になるかもしれないやりとりもありますので、今後、保護者間のやりとりも、たまに話題にしようと思います。

今回は、12月に入って年末挨拶に来訪された方との会話です。もちろん、先方は、私が受験ブログを書いていることはご存知ありません。先方は、慶應の卒業生。熱烈な慶應ファンであることは存じ上げていました。

(先方)
「年末挨拶の席で恐縮なんですが、ちょっと受験の話をお聞きしてもいいでしょうか?」

(シングルパパ)
「ええ、時間はありますので大丈夫ですが…。」

(先方)
「部下から聞いたのですが、ご長女が去年大学受験をご経験になられたとか。」

(シングルパパ)
「はい。そうです。」

(先方)
「間違っていたらごめんなさい。上智大学に現役合格されたんですか?」

(シングルパパ)
「はい。そうです。」

(先方)
「そうですか。羨ましい。実は、ウチの上の子が同年齢なのですが、去年全落ちして浪人中なんです。なかなか苦戦しておりまして、ちょっとお話をお聞きしたくて。」

(シングルパパ)
「ええ。お役に立つなら構いませんが、ウチの長女はお手本になるような感じでも無いと思いますけどね。第一志望ではありませんでしたし…。お子さんは、やはり、慶應志望ですか?」

(先方)
「ええ。国公立大学の最難関クラスは難しそうなので、早慶を想定しているのですが、苦戦なんです。恐縮ですが、高校時代の成績推移とか、受験直前のレベル感とか、深いところをお聞きしたいんですが。」

(シングルパパ)
「ウチの子は、中高受験失敗組です。親の離婚の悪影響をモロに受けてしまった部分もあって、生活態度や精神面が荒れてしまっていました。高校1年生の夏の短期海外チャレンジをきっかけに立ち直り始めましたが、高校2年生の時は、早慶どころか、上智も雲の上でしたね。保護者面談では、MARCHチャレンジ組みたいな感じで捉えられているのを感じていました。」

(先方)
「そこから、盛り返したんですか?」

(シングルパパ)
「高校2年生から、大手予備校に通いだしたんです。本人の意思で。そこから変わりました。結果が出始めたのは、高校2年の終わりです。それでも、ようやくMARCH射程圏という感じ。早慶は、最後までチャレンジでしたが、合格圏の後ろに付けたかな?と実感できたのでは、高校3年生の最後の模試ですね。今頃、受けたやつです。」

(先方)
「そうなんですか…。ウチは、有名中高一貫校に中学受験で入って、そこまでは順調だったんですが、深海魚になってしまって。ただ、周囲もプライドが高いので、早慶上智クラスに届かないと、浪人するんです。ただ、1浪しても、模試の成績が芳しくなくて、ちょっと焦りもありまして。」

(シングルパパ)
「私立大学の入学定員遵守厳格化の影響は、厳しいですね。今年も、昨年以上に難化とは言われています。」

(先方)
「追い上げの要因は、何ですか?」

(シングルパパ)
「本人が、熱烈な早慶ファンだったことと、予備校ですね。ある意味で宗教のように、最後は予備校を信じ切って、頼り切っていました。これは、大きかったです。」

(先方)
「ウチは、高校時代は予備校を何度か変えたんです。それでも全敗だったので、少人数制のところを選んで、浪人しました。本人には、合ってると思ったんですが…。」

(シングルパパ)
「そこは、今は後悔しない方がいいんじゃないですか?今から予備校を変えるのは、良くないと思います。信じて頼った方が、迷いが無いですよ。ウチだって、結局は早慶は取れていませんから、必ずしも成功とは言えない面があります。」

(先方)
「ウチも慶應志望ですが、今は早慶はダメでも、上智だったら嬉しいっていう感じがします。受験プランですが、何かアドバイスはありますか?」

(シングルパパ)
「TEAPとか、グレード取っていますか?ウチは、高校2年生の後半から受けて、英語外部検定試験活用型入試を積極活用しました。成功体験の無い子で、メンタルが弱いので、当日のリスクヘッジになるからです。あとは、併願校は、センター試験方式ばかりにして、2月入試の日程と準備の負担を減らしました。」

(先方)
「TEAPか。あまり、研究していませんでした。慶應が使っていないので。もっと、早くご相談すれば良かったです。失敗したな。」

(シングルパパ)
「英語外部検定試験活用は、事前に取っていなければ今年は間に合いませんが、後は、配点ですよね。結構、入試の種類が増えて、配点も様々なので。」

(先方)
「相当、研究されたんですね。」

(シングルパパ)
「さつきは、実力的に不十分でしたから、勝つための作戦を本人と話し合いながら決めました。ケンカも多かったですけどね。ただ、本人も、王道では勝てないので、勝てる形を考えるということの重要性は、わかっていたみたいです。」

(先方)
「どうやって、作戦を立てたんですか?」

(シングルパパ)
「自分で、予備校や説明会で情報収集して、入試要項を読み込んで考えました。」

(先方)
「高校や予備校は、どんな反応でしたか?」

(シングルパパ)
「高校は、最後までMARCHを主戦場とするよう言っていましたが、予備校は、『お父様の作戦は、ほぼ完ぺきです』ということで、国公立大学のみアドバイスをくれました。まあ、早慶は補欠繰上無しで、落ちてしまいましたが。」

(先方)
「ありがとうございました。大変、参考になりました。いや、去年落ちた時に、変なプライドを気にしないで相談すれば良かったです。TEAPの件は、しまったなっていう感じです。」

先方の切迫した雰囲気が伝わって来たので、かなり具体的に答えて差し上げました。

年の瀬のビジネスシーンの中にも、受験の空気が漂う季節になりました。

子どもの結果を心配する保護者の方は、たくさんいらっしゃることでしょう。

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12月9日(日)

2018年も、いつの間にか12月。

あっという間に、受験本番が迫ってきました。

中学受験の埼玉開戦までは、あと1か月。かつての我が家と同じように、他府県校で試し受験をするなら、もう1か月を切っています。

週末、旧友と会食があったのですが、早明戦を終えた今、友人たちには我が家のさつきを心配する声がありました。

毎年のように、早慶戦や早明戦に足を運んでいたさつきが、早慶に縁が無かったことで、大学生活をどんな気持ちで送っているのかを心配する声でした。

東京六大学野球・秋の早慶戦から学園祭期間を挟み、ラグビーの早慶戦、早明戦を終えて、正月の箱根駅伝まで。場合によっては、新年のラグビー大学選手権まで、カレッジスポーツの季節が続きます。

3歳くらいから18歳まで、こうしたイベントの中に身を置いてきたさつきにとって、内心では複雑な心境であることは確かです。

ただ、次に向けて動き出していることは確か。

それが、海外留学なのか進学なのか、あるいは就職なのかはまだわかりません。

旧友の問いには、こう答えました。

「イライラしていることが多いから、複雑な心境なのは確かだけれど、熱心に学業には取組んでいるから、それほど心配はしていない。悩みつつ、自分の立ち位置を確かめているんじゃないかな?再受験は封印していて、流石に無いと思う。やっているのは、大学の勉強だから。あっても進学を考える場合の選択肢に、再び早慶が上がってくるという感じだと思うよ。」

黙ってうなづく旧友たち。

受験イヤーを除き、これまでならウーロン茶やジュースを飲みながら同席していた飲み会に役者が欠けたことで、旧友たちも複雑な心境を抱いているようでした。



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