シングルパパの中高ダブル受験奮戦記大学受験編

旧ブログタイトルは「シングルパパの2015年中高ダブル受験奮戦記」です。首都圏在住のシングルパパ。ごくふつーの会社員をしながら、娘2人の2015年2月中学&高校ダブル受験応援記として始めました。それぞれ某私立校を経て、長女は2018年に現役合格で上智大学へ。次女は2021年に国内大学の医学部医学科に現役合格しました。今後は中高受験と大学受験の振返りをしながら、ひとり親家庭の苦闘と受験生応援記を綴ります。

2018年07月

7月31日(火)

昨年は、懸命に予備校の夏期講習に通い、朝から晩まで自習室に居たさつきですが、1年後の7月は、大学の前期試験と格闘する1か月となりました。

ずいぶんと態度は荒れていましたが、ようやく試験も終了。

やっと、夏休みが訪れます。

思えば、差し迫ったものが無いさつきの夏休みは、高校1年生以来なのではないかと思います。

高校2年生の時は、既に夏期講習や模試に追われる気持ちにはなっていましたので、純粋に楽しめる夏休みは、久々と言えるでしょう。

それでも、お金が無いと出かけることもできず、試験終了と同時に、アルバイトを入れています。

資金が出来た9月くらいから、地方に帰省した友人宅巡りに出かけたいようです。

中には、早くも海外へ出る同級生も居て、さつきにも焦りはあるようですが、我が家の資金も限界で、これ以上さつきに贅沢をさせるとメイとのバランスが取れなくなるので、海外への語学留学や旅行などは、資金援助は難しいことを伝えています。

明日から2か月の夏休み入り。

贅沢はさせてやれませんが、大学生ならではの、いい時間を過ごして欲しいと思っています。

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7月30日(月)

明日で、7月も終わり。

また1枚、カレンダーをめくる日が近づいています。

8月のお盆前は、大学のオープンキャンパスのピーク。

前期試験が終わり、お盆休みに入る前のこの時期くらいしか、実施しづらいということなのだろうと思います。

上智大学も、例年8月初旬に実施します。

上智大学の場合、入試相談も含めて多様なメニューが行われて、足を運ぶ甲斐のある学校の一つですが、注意点が一つ。

予約制のメニューがあるということです。

私たちの場合は、高校2年までに訪問を済ませましたが、留学制度や奨学金など、直接聞いた方がわかりやすいこともあり、また、推薦入試やTEAP入試のことも情報収集できます。

今年の開催日は、8月2日、3日、4日の3日間。

多くの学生スタッフも参加するこのイベントは、多くの情報を得られる機会です。

上智大学の受験を視野に入れておられて、まだ足を運んだことの無い方は、真夏のピークでもありますが、ぜひご検討頂いてはいかがかと思います。



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7月29日(日)

昨日、台風が来る前に…と、午前中から施設の母を見舞いました。

さつきとメイの同行はできなかったのですが、せめて話題にしようと、写真などを持って出かけました。

以前に、私が息子であることを認識できなかった日があったことを記事にしましたが、母の状況はその日次第。

さつきとメイという名前は忘れていても、女の子の孫がいることは、これまでは認識していました。

部屋を訪ねると誰も居なかったので、ユニットの食堂兼リビングを除くと、他の入居者と一緒に母の姿が見えました。私の姿を目にした母は、

「あら、いらっしゃい!」

と嬉しそうに立ち上がって来たので、どうやらこの日は認識できたようでした。

部屋に入ってしばらく世間話をして、孫の話題に切り替えようとした時でした。

(パパ)
「これさ、少し前のなんだけど、写真持って来たからさ、見ようよ。オレの子のさつきとメイ。」

(母)
「え?」

(パパ)
「ほら、名前は忘れちゃったかもしれないけどさ、お母さんの孫だよ。」

(母)
「あら!嬉しい。私に孫がいるの?初めて聞いたわ。まあそれは嬉しい!」

大喜びしている横で、私は少し寒さを感じました。冷房の設定温度は、29度なのに。

ついに、母の記憶から、孫がいるという事実が消えていたのでした。

喜んでくれたのはいいのですが、これで益々孫娘を連れてきづらくなったように思いました。

さつきとメイは、認知症で少し様子が異なる祖母とのやり取りが辛いようで、最近はほとんど同行してくれなくなりました。

増して、その存在が記憶から消えてしまっていては…。

母の過ごす日々が、平和であることはいいのですが、また一つ、母の中から大事な記憶が失われたことを悟る日となりました。



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7月28日(土)

受験生を抱えると、夏休みの過ごし方を悩みます。

さつきが大学受験を控えた昨年の夏休みは、さつきが恒例の夏休み旅行を入れない判断をしました。

少しでも、しっかり休ませた方が、2学期以降にいいのではないかと思ったのですが、当時は本人に焦りがあり、完全なオフは作りたくないという話になって、メイも家族旅行を望まなかったため、結局取りやめになりました。

一方で、自分が自宅で夏休みを消化すると、溜まった疲れとストレスで後半戦に自分自身が耐えられないような気がしたため、一人で小旅行を入れました。

こればかりは画一的な正解は無いと思いますが、「休息の取り方」は大きなポイントだと思います。

以前に書きましたが、2015年2月の中高ダブル受験を控えた2014年の夏休みは、1週間の休みを家族3人の旅行に充てました。

塾の退会騒動で荒れていたさつきと、四谷大塚の夏期講習で疲れ切っていたメイ。

旅行の計画自体は、夏期講習を申し込む6月に同時に立ててはいましたが、親子ともに一旦オフを作った方がいいと判断していました。

旅先に、勉強道具は持って行きましたが、それでも日中は旅に集中。

文字通り、英気を養うことができました。

さつきの高校受験は、うまくいったとは言えませんでしたが、メイは、この休息が明らかにプラスに作用しました。夏期講習の後半を、取り戻した集中力を発揮して乗り切り、9月早々の模試で、第一志望校の合格判定を初めて80%で出し、そのまま駆け上がりました。

年齢や個性、体力によって戦略は異なると思います。

間もなく7月も終わる今、疲れが溜まってくる8月に、どのように休息を取るか。

勉強そのものと同じくらい、自分たちの場合は重きを置いたポイントでした。



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7月27日(金)

この夏、かなり多くの予定を入れて、ある意味で目一杯自分に負荷をかけた感のある次女メイですが、初めて大学受験予備校の夏期講習に通い、予備校の使い方も工夫を始めました。

春期講習から通い始めたこともあって、だいぶ慣れたということもあると思います。

この夏、メイは授業時間だけでなく、前後の時間で自習室を使い始めました。

昨年、さつきが自習室通いを続け、そこに集う様々な受験生の話をしていたこともあるのでしょうが、メイは、浪人生に圧倒されないよう、今からその雰囲気に慣れようと、ちょっと怖いもの見たさもあって通ってみたようです。

部活動が終わると、予備校の自習室へ向かい、授業開始まで自習。

周囲に居る大人びた受験生や、尋常ではない緊張感を漂わせている受験生を見て、ノンビリと過ごしてきた中学校3年間の温室のような学生生活とのギャップを感じたことは確かです。

進路選択を後半戦に控えるメイは、覚悟を決めようとしているようにも見えます。

予備校のピリピリした空気に何かを学んだ頃、今度は海外行きが待っています。



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7月26日(木)

さつきは、大学の前期試験の終盤を迎え、酷暑の中かなりキツそうです。

昨年、自習室に連日通って勉強した成果か、大学に入ってからも学習習慣が残っていて、ある程度順調に来たのですが、語学はともかく、一部の専門科目と一般教養科目に厳しい先生が居るようで、ここしばらくの苛立ちがかなり尖ったものになり始めました。

食事に文句を言い、ひどい日は、メニューが気に入らないからお金をくれという日まであって、流石に家の中には不穏な空気が流れます。

ずいぶんと再生してきたさつきですが、母親を彷彿させる自分中心の言動が、追い込まれると如実に出ます。

「また始まったよ…」と言わんばかりに、家に中で居場所を変えるメイを横目に、傍若無人な態度で過ごしています。

さつきの中を荒れ狂う台風も、あと少しで通過。

部活動と夏期講習と並行して行うメイの渡航準備に差し支えないよう、摩擦を最小限にして我慢の日々です。

そして、もう少しで、パパも夏休み…。

以前は、子どもたちと一緒の旅行が1年で一番の楽しみでしたが、こんな空気の中で過ごしていると、一人旅も悪くないな…などと思ったりします。


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7月25日(水)

メイの渡航準備が近づいてきたこともあって、先週末は準備を進めました。

まずは、ホストファミリーへのお土産手配。

さつきの時よりも、詳しく書かれたホストファミリーの情報を見て、メイなりに考えた案をベースに、実際にモノを見てみて一部修正。無事に、手配を終えました。

続いて、衣類の調達。

日本とは気候が異なったりしますので、説明会で聞いた内容を参考に、ネットでも調べて必要なものをリストアップ。足りないものを申告させて、買い物しました。

さつきの時もそうでしたが、洗濯が自由にできるとは限らないので、靴下などの着替えはかなり多く持たせました。メイは、あまりよくわかっていなかったようですが、今回も結構な買い物となりました。

そして、一緒に行ける時に体験させておこうと、外貨両替にも行きました。

慣れない銀行での手続きに、妙に緊張していたメイ。

受け取った外貨紙幣を、その場で数えて確認するよう言われると、不慣れな手つきで1枚1枚数えて確認する意味を悟ったようです。

現地で両替すれば、偽札の可能性すらあるわけで、なるべく空港や銀行を使うよう指導して、この日は終わりました。

国内の旅行には、家族旅行で慣れていたメイですが、初の海外行きが思いのほか面倒なことがよくわかったようでした。

空港への移動手段手配や、現地での会話のネタ帳作りはまだできておらず、残り少なくなる7月のカレンダーを見ては、ちょっと焦ったりもしています。





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7月24日(火)

それにしても暑い今年の夏。

梅雨時が苦手な自分にとっては、青空は歓迎なのですが、やや湿度の高いこの夏の暑さには本当に参ります。

そんな中、メイは海外行きを控えて、部活動と夏期講習が続いています。

午前中に学校へ行き部活動に参加すると、お昼を学校で食べて予備校の自習室へ移動。そのまま夕方から予備校の夏期講習に参加しています。

さすがにややバテ気味で、夜寝るのが早くなりました。

渡航前に体調を整える必要を考えると、あまり無理をさせるわけにもいきません。

朝食のフルーツを多めにしたりして、疲労回復を図っていますが、ソファーでうたた寝する日もあり、疲れが溜まっているのはよくわかります。

7月も残り1週間。

人それぞれの暑い夏も、間もなく一斉に8月に入ります。



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7月23日(月)

メイが受験した、高校1年生になって2回目となる模擬試験の結果が判明しました。

第一戦よりは、良好な結果でした。

高校1年生の模試なので、第一戦と同じく科目は英数国の3科目。

全体としては、そう悪くない結果だったのですが、今回も科目ごとのバラツキがありました。

かなり良かった科目と、ほどほどに良かった科目、そして、足を引っ張った失敗科目に分かれます。

悩ましいのは、第一戦とは様相が違うこと。

足を引っ張った科目は同じなのですが、かなり良かった科目とほどほどの科目が、第一戦と第二戦では入れ替わったことです。

要するに、「苦手科目はハッキリしたが、得意科目があると言えるかどうかがわからない」ということなのです。

これには、メイ本人も、頭を抱えていました。

良かった科目が2回とも同じなら、得意科目と言うアドバンテージを持って残り2年半を過ごせますが、波がある状態の科目が2つでは、軸となる科目がありません。

メイは、さつきが最後までハッキリした得意科目を持てずに難関大学に臨み苦戦をしたことと、そのサポートで父親が発していたアドバイスなどを、いつの間にか意識していたようで、早期に軸となる科目を作りたいと言う意識は強いようです。

1学期の模試は、これでおしまい。

第一戦はE判定の並んだ合格判定表ですが、同じ銘柄を登録した第二戦は、A~Eに分かれる結果になりました。

2戦を通じて、メイは自分の立ち位置を悟ったようです。

得意科目が出来上がっていない一方、苦手科目は抱えている。

それが自覚できたことが、大きな収穫だと思います。


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7月22日(日)

番外編です。

先日、共働きで保育園児のお子さんを抱える部下の男性社員A君から、仕事で移動中の車内で、こんな話をされました。

(A君)
「プライベートなことをお聞きしてもいいですか?」

(シングルパパ)
「別に、構わないよ。」

(A君)
「当社はフレックス制なので、自分は制度に従って勤務時間のやりくりをしているんですが、先日、同僚との飲み会で自分の噂話を聞かされたんです。」

(シングルパパ)
「どんな話?」

(A君)
「上の人の間で、A君は朝が遅い日があってけしからんみたいな話が出てるらしいんです。何か、聞いていらっしゃいますか?」

(シングルパパ)
「いや?聞いたことは無いけど、オレもまだ転職して日が浅いから、あんまり情報が入らないのかもしれないな?」

(A君)
「自分は、家庭との両立を考えると、どうしても必要な対応なんですが、シングルパパさんは、時間繰りって、どうされてるんですか?」

(シングルパパ)
「A君も見ている通り、オレもフレックスタイム制を選択しているから、朝が30分くらい遅いスタートの日はあるよね。もちろん、終了も30分遅くなるわけだけど、通院の関係とか、家事の関係とかを考えると、柔軟に使わせてもらってるよ。」

(A君)
「嫌な思いをされたことって、ありますか?」

(シングルパパ)
「正直に言えば、あるよ。出勤時間をスケジュール表に明示して、間違って早朝の打合せを入れられないようにしていたのに、平気で打合せをかぶせて来た上席者はいた。早く出てこいってことだよな。」

(A君)
「困りますよね?」

(シングルパパ)
「そうなんだ。だから、その一件以降、スケジュール表に出勤前の時間にも予定として『フレックス・介護施設訪問後9:30出勤』とか、入れるようにしているよ。それでも、彼らの本音は、滅私奉公しろってところにあるんだろうけどな。」

(A君)
「なるほど。それで、ああいう登録をされてるわけですか。」

(シングルパパ)
「フレックス制は、ダイバーシティ推進のためにもなっているわけだし、就業規則に違反しているわけじゃないんだから、堂々と使ったらいいと思うよ。」

(A君)
「ありがとうございます。シングルパパさんが、どう思っていらっしゃるのか聞きたかったので。スッキリしました。」

(シングルパパ)
「君は間違っていないんだけど、情報のアンテナは保って、おかしな事実を掴んだら相談してよ。ダイバーシティとか言ってるけど、本質を理解してない人って残念ながら居るからさ。」

(A君)
「ありがとうございます。」

保育園に寄ってから出勤していて、遅刻はしていないのに散々白い目で見られてきた自分には、彼の気持ちがよくわかります。

ダイバーシティとは言うものの、まだまだ、本当に理解されているケースばかりではないことを実感します。

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