6月11日(月)

タイトルを見て、「あのマスター」ではなくて、「あるマスター」の打ち間違いでは?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。あるいは、「あのマスター」って、誰?と思われた方もいらっしゃるでしょう。

1年半前のラグビー早明戦の日、観戦に出かける前に馴染のお店に早めのランチに寄った際、ちょっとしたさつきのエピソ-ドを聞く機会があり、それを記事にしたことがありました。

その時のタイトルは、「あるマスターとの会話」(文末に、当時の記事をリンクします)。そのマスターとの会話なので、「あのマスターとの会話」としました。

当時、数多くの方がお読みになったようですので、当時からお読み頂いている読者の方には、ご記憶に留まっているかもしれません。

最近は、家族3人の予定が合わないことと我が家の財政上の問題から、めっきり外食も減ってしまったのですが、今も通い続けている数少ないお店です。

時はしばらく前、さつきの大学入学が決まり、久々に3人そろって顔を出した時のこと。

珍しくお客さんが少ないタイミングだったこともあって、マスターとの会話がありました。

(マスター)
「久々に3人ですね。」

(パパ)
「ええ。一段落なので。」

(マスター)
「確か、メイさんは中高一貫校だから高校入試は無かったんですよね。」

(メイ)
「ハイ。私は、ノンビリしてましたけど、高校生になりました…。」

(マスター)
「そうですか、おめでとうございます。もう高校生か。早いですね。初めてお会いした頃は、保育園だったのにね…。」

(メイ)
「ありがとうございます。あの頃は、私はたぶん、まだ父の自転車の子ども椅子に乗ってましたね。」

(マスター)
「一段落っていうことは、さつきさんも大学入試は終わったっていうことですか?」

(パパ)
「ハイ。一応、無事に終わりました。」

(マスター)
「結果は、おめでとうでいいのかな?」

(さつき)
「ハイ。上智大学に入学しました。早稲田か慶應に行きたかったんですけど、補欠まででした。」

(マスター)
「補欠だから、入学しなかったっていうことですか?」

(さつき)
「いいえ、補欠でも、合格だったら入ったんですけど、繰上合格にならなかったんです。」

(マスター)
「そうだったんですか…。本当に、紙一重のあと一歩ですね。まあ、悔しいでしょうけど、上智大学なら良かったじゃないですか。あんなに、英語を頑張ってたしね。それはそれは、おめでとうございます。」

(さつき)
「ありがとうございます。」

(マスター)
「さつきさんは、浪人とか、もう一度受けようかっていうことは無いんですか?」

(さつき)
「最初は、やっぱり悔しかったし、補欠までは行ったし、もう1年やろうかって思ったんですけど、今、私立大学の入試って厳しくなってるんですよ。それで、高校の先生も心配して、上智蹴っても来年受かる保証は無いと言われて、もういいかなって、思いました。」

(パパ)
「入学して、再受験も考えたんですけどね。両方が中途半端になるリスクもあるので。」

(マスター)
「確かにね。今年受かったからって、来年に絶対はないですもんね。」

(さつき)
「わたし、中学受験も高校受験も、うまくいかなかったじゃないですか。高校の途中から予備校に通って、やっと何となくわかってきて、最後は必死だったんで、結構疲れたっていうのもあります。それと、上智も行きたい大学ではあったし、複数受かったから学部学科を選べたっていうのも印象は良かったんです。」

(マスター)
「早慶は残念だったけど補欠まで行って、上智は複数受かったんなら、少なくともまぐれとは言われないわけだから、本当に頑張りましたね。すごいじゃないですか。中学受験と高校受験のあとは、がっかりしてましたもんね。」

(さつき)
「高校に入った頃は全然ダメだったし、高校2年の前半くらいまでは、口では早慶上智とか言ってましたけど、今思えば、全く届きそうに無い成績でしたからね。ちょっと英語がマシなくらいで。」

(マスター)
「さつきさんは、早慶戦や早明戦に憧れがあったみたいだから、上智だとそれは無いでしょう。そこは大きく違うけど、上智には上智の良さがあるから、そこを好きになれたらいいですね。」

(さつき)
「ハイ。大学では、ちゃんと好きな勉強をしようと思ったので、上智の合格した学部専攻がみんな希望通りだったっていうのもあります。まあ、やってみないとわからないですけど。」

(マスター)
「私も、ご存知のようにGMARCHの卒業生ですけど、偏差値が似通っていても、大学の個性は結構違いますからね。学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政ですか…。やっぱり、今思い出しても、個性ありますよね。そこがいいとこじゃないですか?」

(さつき)
「上智は、早慶やMARCHと違って、スポーツイベントが無いに等しいから、ちょっと寂しい面はありますけど、それはメインじゃないんで。切り替えないとなって、思ってます。それに、上智の受かった学部は本当にどれも行きたい学科だったから、その中から選ぶことができたっていうのも、自分にとっては初めての贅沢な悩みではあったんで。それで、寂しい分を打ち消せたかなっていうのもあります。」

(マスター)
「いや、それにしてもおめでとうございます。今度は、良かったですね。やっと、さつきさんが満足した終わり方をできて。完璧じゃないかもしれませんけど、何か足りないから、また頑張れるんじゃないですか?」



マスターのいいまとめの一言で、会話は一段落しました。

続きがあります。この続きは、次回に。


(2016年12月05日発信記事)





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