6月12日(火)

家族でお世話になっているお店のマスターとの会話は、さつきの大学受験に関して、

「いや、それにしてもおめでとうございます。今度は、良かったですね。やっと、さつきさんが満足した終わり方をできて。完璧じゃないかもしれませんけど、何か足りないから、また頑張れるんじゃないですか?」

という言葉で一段落し、一旦キッチンへ引き上げました。

その後、デザートを出していただいて、食後のお茶を頂いたところで、受験に関する雑談に変わりました。

(マスター)
「この時期は、お客様との会話も気を遣いますよね。受験されていることはお聞きしていても、結果を聞いていいかどうかは、雰囲気で判断しますが、本当に難しい。」

(パパ)
「確かに、受かって嬉しくてSNSで書きまくったり、あちこちで触れて回ったりっていう方もあれば、思うような結果でなくて、触れてほしくない人も居ますよね。」

(マスター)
「そうなんですよ。聞いて欲しいのに、自分からは触れないというタイプもいらっしゃるでしょうしね。」

(パパ)
「保護者会でご一緒するお母様方に聞くと、中学受験の後のママ友会も、難しいと聞きますよ。」

(マスター)
「うちのお店にも、お見えになりますね。そういうお集まりで。」

(パパ)
「受験が終わると、卒業シーズンでしょう?どうしても、懇親会や謝恩会などがあるので、顔を合わせる機会があるんですよね。」

(マスター)
「そういう時は、なるべく挨拶だけにしてます。」

(パパ)
「それが、無難ですもんね。」

(マスター)
「謝恩会とかでは、どういう感じなんですか?自分の頃は、中高で謝恩会なんて、無かったと思うんで。」

(パパ)
「先日、さつきの高校の卒業式と謝恩会には出ましたけど、先生方もあまり進学先には触れないですし、親同士も一部の方を除いて口に出さないですね。」

(マスター)
「さつきさんの場合もですか?」

(パパ)
「ええ。上智の合格は持っていたのですが、まだ早慶の補欠がどうなるかわからず、あの段階では浪人も視野にあったので、さつきの指示もあって言いませんでした。」

(マスター)
「難しいんですね。勉強になります。」

(パパ)
「でも、ウチはまだいいですよ。父子家庭ですから。」

(マスター)
「えっ?それは、どういう意味ですか?」

(パパ)
「保護者会は、お母様が圧倒的に多いので、やはりママ友の世界なんですね。パパは少数民族。知っている方とは言っても、他のお母様とあまり親しくお話するわけにはいきませんし、ちょっと肩身が狭いくらいな感じが、逆にこういう時はいいんですよね。」

(マスター)
「なるほど。お母様どうしだと、距離が近い分、難しいということですか。」

(さつき)
「お友達のママが、お金払ってたのに、謝恩会欠席したっていう話、聞きました。」

(マスター)
「そうなんですか。それは、受験がうまくいかなかった方ですか?」

(さつき)
「そうです。浪人した子と、志望校よりだいぶ下がったところに入学を決めた子でしたね。」

(マスター)
「そのケースは、卒業するご本人の希望でそうしたっていうことですか?」

(さつき)
「いいえ。本音かどうかわからない面もありますけど、親の方が出たくないから卒業式だけ出て、写真撮ったら帰るって言ったらしいです。」

(マスター)
「ご本人は、どういう受け止めなんですか?」

(さつき)
「残念がってましたよ。二人とも。ウチの父が、廊下で会った時に、友達に挨拶したんですよ。お世話になりました~とか、こんな子ですけど、これからもよろしく~みたいな感じで。そうしたら、友達に後で言われました。さつきのパパ、えらいよね。先生だけじゃなくて、ちゃんと友達とかその親とかにも挨拶してさ。うちは両親とも卒業式に来たのに、アタシが浪人したから、謝恩会二人で申し込んだのに出ないで帰っちゃったんだよね。お友達の親に挨拶くらいして欲しかったよね。こんな感じで言ってました。」

(マスター)
「お友達は、ちょっと寂しい思いをしたんですね。」

(さつき)
「でも、その親の気持ちもわかりますよ。アタシ、中高の受験は失敗して、当時は進学先、聞かれたくなかったですから。今回は、仮に浪人するにしても、上智と国公立とMARCHの合格は持ってたから、あの時と気持ちが違ったのは確かです。」

(マスター)
「受験って、大変だよね。」

会話は、その後も続きました。


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