6月13日(水)

家族でお世話になっているお店のマスターとの会話は、さつきの大学受験に関して話をしているうちに、雑談に変わりました。

マスターから、常連顧客の近況や噂話が、深すぎない程度に語られるうちに、さつきやメイの地元の同級生の話になりました。さつきとメイの友人ご家族の中にも、我が家と同じくお店に行く人が居て噂話がでます。

その中で、さつきの同級生の話題が出ました。

(マスター)
「さつきさんは、同級生のA君の進路のこととかは、ご存知なんですか?」

(さつき)
「ええ。知ってますよ。今は、SNSがあるし、噂で入る話も多いけど、A君の場合は、たまたま駅でバッタリあって、向こうから進学先聞かれたんで答えたから、その時に聞きました。」

(マスター)
「A君のお宅も、ご家族でお見えになってるんです。結果をお聞きになってるんだったらお話しますけど、今回は残念会だったみたいですね。」

(さつき)
「中学受験が終わってから、6年間同じ中高一貫校に行ったけど、学校生活は、あまり盛り上がってない感じでしたね。」

(マスター)
「人生、わからないもんですね。6年前、さつきさんは残念会だったけど、今回は先方が残念会ですね。あまり元気が無さそうだったんで、ちょっと心配でした。」

(さつき)
「私は、大学受験の受験勉強は、最後は頑張れました。だから、あまり悔いはないんですけど、A君は、どうかな?頑張れてなかったんじゃないかな。」

(マスター)
「嫌な言い方ですけど、環境だけみたら、さつきさんの方が不利でしょう?ご両親は離婚されて、おばあさまの介護まである。お父さんは、お一人で全部だから大変だったでしょう。あちらは裕福だし、ご家族のサポートも十分できる体制でしょうから。何か、すごく有利に見えますよね。」

A君のお宅は、かなり裕福なご家庭で、ご両親の祖父母が学校行事に顔を見せるような円満なご家庭です。

マスターのこのセリフを聞いたさつきは、こんな一言で会話を締めくくりました。

(さつき)
「マスター、A君は、恵まれすぎてるから失敗したんですよ。だって、何もしなくてもお金もあるし、いつも誰かがサポートしてくれる。将来に危機感を持つことが無いから、自分が何をすればいいのか、逆にわからなくなっちゃったんじゃないですかね…。」

驚いたようにさつきの話を聞いていたマスターの表情と、うつむき加減に、静かに厳しいセリフを吐いたさつきの表情が、とても印象的でした。



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