シングルパパの中高ダブル受験奮戦記大学受験編

旧ブログタイトルは「シングルパパの2015年中高ダブル受験奮戦記」です。首都圏在住のシングルパパ。ごくふつーの会社員をしながら、娘2人の2015年2月中学&高校ダブル受験応援記として始めました。それぞれ某私立校を経て、長女は2018年に現役合格で上智大学へ。次女は2021年に国内大学の医学部医学科に現役合格しました。今後は中高受験と大学受験の振返りをしながら、ひとり親家庭の苦闘と受験生応援記を綴ります。

カテゴリ:中学受験 > 1月校受験

1月9日(月)

明日(=1月10日)は、首都圏の中学入試の開幕日とも言える埼玉校入試開戦日。

2年前の次女メイの入試経験から、昨年は埼玉開戦前日に、受験生とそのご家族の皆さまへの応援メッセージを贈りました。そして、2月校開幕後も、しばらくの間、メッセージを贈り続けていました。

すると、昨年、入試を終えた受験生保護者の一部の方々から、試験当日の朝に、毎回応援メッセージを見てから入試会場に向かっていたという御礼メッセ-ジをいただきました。

どなたかのお役に、少しでも立てていたのならよかったとホッとした記憶があります。

そこで、今年も、ささやかですが今夜、明日の埼玉開幕戦に向けた応援メッセージを贈ろうと思っています。

たいしたことは書けませんが、あまり夜遅くならない時間にアップしようと思いますので、試験前に不安を感じたり、気持ちが落ち着かない方がいらっしゃいましたら、ご参考までにご一読ください。何かのお役に立てれば幸いです。



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12月18日(日)

これまで、5回にわたり中学受験の「1月校受験を考える」記事を書いてきました。

今回は、高校受験の1月校受験についてです。

時期的には、学校の三者面談が終わり、仮内申が出て、いよいよ受験校を決めようとする時期でしょう。

都内なら学校経由、埼玉なら保護者による併願優遇あるいは事前合格確約の交渉がピークに差し掛かる時期だと思います。

公立中学の三者面談で、イマイチ納得がいかない経験を私自身がしたことから、まだ受験校を広げる余地があることを書いてみます。

私立にスポットを当てると、東京校は、2月10日開幕。

但し、公立高校と異なり、自宅から通学可能であれば、県境を超えて受験することに支障はありません。

都内だけを見れば、受験校は日程面で限られてきますが、湘南新宿ラインや埼京線、上野東京ラインを使えば、神奈川から埼玉でも、意外に早く着いたりします。

埼玉校は、中学受験埼玉校の開幕日からしばらくの喧騒が収まる、1月20日頃から試験が始まります。

これは、東京校の推薦入試とは重なりますが、一般入試とは全く被りません。

浦和明の星女子を除き、中学受験での人気校が、軒並み高校募集もしていますので、別日程で受けられる埼玉校は魅力的です。

自分の理想のプランでは、1月に埼玉上位私立校で、1つ合格を確保し、早稲田本庄にトライして、2月東京校入試に参戦というプランを考えていました。

ただ、さつきは北辰テストを受けておらず、「確約」が取れなかったことと、成績が伸びずに内申対策も失敗。1月はまだ、過去問を解くのに必死で、対象校を広げる余地が無かったために、12月中旬、止む無く撤退を決めた苦い記憶があります。

年明けに入試を迎える方は、まだ急げば間に合うものもあると思います。

先生が提案してくる受験プランが、本当にベストかどうか。

残念なことに、視野が狭い提案をされるケースもあるので、注意が必要です。



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12月17日(土)

1月校受験を考えるシリーズの5回目は、埼玉校と千葉校、それ以外をどう位置づけるか?についてです。

そもそも、1月校を進学先として考える場合は、志望校より前の試験日程しか試し受験の対象は無いわけで、悩む要素はあまりないのかもしれません。

志望校の試験日程に合わせて、粛々と準備を進めると言うことになるのでしょう。

一方、完全な試し受験ではなく、東京・神奈川校の補完的位置付けで受ける場合は、以下のような整理をして臨めばいいのではないかと思います。

①完全な試し受験校

②入学可能性のある実力相応校

③入学可能性のあるチャレンジ校

④入学可能性のある安全校

4校を受ける必要はありませんので、自分が考える優先順位順に書きました。

第一志望校が2月入試校の場合、1月校では「合格」を取ることが大切ですので、①②③の順で。もしも②を落とした場合に、メンタルコンディションの上で必要なら④という感じでしょうか。

上位志望校では無かったとしても、ここで入学可能性のある合格が取れることは、2月入試に気持ちの上での余裕が生まれます。

完全な試し受験として1月校を受ける場合は、よほど地理的に不便でない限り、最近のトレンドとも言える埼玉校をお勧めします。

理由は、2月1日までに時間的余裕があることです。

2年前のメイの中学受験の時、周囲では1月10日校や13日、14日校の難関を落として始まったケースもありました。こうした場合でも、埼玉校であれば、気持ちを立て直す時間的余裕もありますし、追加出願して結果に拘る受験も選択肢になり得ます。

これが、20日開戦の千葉校ですと、結果が悪かった場合に、2月1日までにあまり日が無く、動揺を残したまま入試に臨むこともあり得るように思います。合格確保のための追加出願も、もう残された日程では1月受験は厳しいでしょう。

そうなると、試験日程が早く、立て直しの時間が残されている埼玉校の方が、無難なのではないかと思います。

特に中学受験の埼玉校は、様々な意味で重要な存在になっています。


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12月16日(金)

1月校受験を考えるシリーズの4回目は、各種注意点です。

まず、1月10日開幕日の注意点から。

中学受験の埼玉校入試が開幕するこの日は、特に大宮駅周辺の学校に受験生が大量に押し寄せるため、朝から下り電車が大変な混雑になります。

大学受験と違って、大抵のケースは保護者が同伴。しかも、両親付き添いのケースも結構目にした記憶がありますので、相当な人数になるのでしょう。

まず、電車の遅れは想定すべきです。

次に、最も気を付けたいのは、昼食のお店の確保です。

お弁当持参の方は別ですが、温かいものを食べさせようと大宮駅周辺でランチを取ろうとすると、大変な混雑になります。

試し受験の方は、午前だけでしょうから、場合によっては都内に戻ってから遅いランチを取る手もありますが、午後入試を受ける受験生は、要注意です。

事前にお店を調べておいても、予約が出来なければ意味がないとも言えます。

メイの時は、1月10日は午前入試だけでしたが、駅に近い大規模ビル内のレストランは、軒並み満席でした。急いでいなかったので良かったのですが、西口のビル内のレストランで、順番待ちをして食べた記憶があります。

2月入試は、学校が分散するのでそこまで心配は要りませんが、1月10日の大宮駅周辺のランチ事情は、よく調べておかれた方がいいと思います。

また、帰りの電車も、一気に受験生が集中します。

大宮駅であれば、いくつかの路線に分散しますが、東大宮を使う学校の場合は、本数も多くないので注意が必要。電車で移動して午後入試の場合は、特に時間繰りを考えておいた方が無難です。


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12月15日(木)

1月校受験を考えるシリーズの3回目は、試し受験校に、どの程度手間をかけたか?です。

まず、過去問についてですが、本当に入学意思のない試し受験校については、1年分だけをやりました。

難易度的には、相当余裕があるところを選びましたので、過去問は、解かなくても見るだけでいいかな?とすら思いましたが、地元塾の先生の指示で、1年分だけは塾で解きました。

我が家の受験の場合、埼玉校は、東京校が不調に終わった場合の補完的な位置づけで受験しました。

従って、試し受験では無いのですが、志望順位は高くありませんでした。

それでも、それなりの難易度の学校を受ける意向だったため、埼玉校については、過去問は3年分ずつやりました。

一方、入試会場や学校訪問は、しっかりやりました。

そもそも、慣れないところまで受けに行くわけなので、事前に、学校説明会には参加し、その時に「入試当日の交通機関の状況」や「駅からの所要時間」について、先生と生徒さんの両方に個別質問しました。

校内案内を受ける時、生徒さんがアテンドしてくださることが多々あると思います。

私は、その機会を生かして、入試当日の様子、特に、何時頃に会場入りしたか?最寄り駅にはどれくらい前に到着したか?混雑状況はどうだったか?などを聞いておきました。

入試当日の様子は、模試や学校説明会の時とは異なるので、周到に準備しておいた方が、当日のメンタルコンディションを保つのに役立ちます。

ある意味では、既に入試本番の一部分は始まっているとも言えると思います。




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12月14日(水)

1月校受験を生かすかどうか。

中学受験と高校受験でも違いますが、今回は、中学受験をテーマに「試し受験」という角度から書いてみます。

模擬試験とは一味違う入試本番の環境を、本命校の前に体験させることには、意味はあると思います。仮に、入学する意思が全くなかったとしてもです。

では、試し受験をする学校を選ぶ場合のポイントは何なのか。自分の経験を踏まえて、整理してみます。

「入試本番の空気感に慣れる」ということが、大きな目的の一つでしょう。

では、慣れることが出来れば、それでOKなのかと言えば、そうでは無いと思います。

「合格する」ということも、大きな目的の一つでしょう。自信をつけることも大切だからです。

そういう意味では、「試し受験」をする場合に、明らかに不合格が想定されるチャレンジ校を選ぶ方はあまりいないでしょうし、そういう受け方は回避すべきだとは思います。

気を付けたいのは、試し受験だからと相手を軽視することです。

埼玉入試の開幕日を飾る1月10日校を、どこの塾も当然のように試し受験として進めると思います。

その中で、上位難関校受験者の多くが受験を推奨されるのが、某マンモス校だと思います。

自分の周囲にも、「試し受験なのだから、受かって当然」という意識で受ける人を多く見ました。

しかし、近年この学校は難化していて、入学を希望して受ける地元受験生も多数居るのは確かです。そのため、実質倍率はさほど高くはないものの、それなりの数の受験生が不合格を喫します。

メイの受験時、周囲の実例として、ここでいきなり失敗し、2月1日までにメンタルコンディションを悪くしたケースも見ました。

試し受験をする場合は、難易度的には余裕を持ったうえで受験校を選ぶことが大切で、ここで見栄を張る必要は全くないと思います。

試し受験にエネルギーを割きすぎるのも問題ですが、難易度的に余裕を持った学校をしっかり選んで、楽観的な見通しで選ばないことが一つのポイントになるものと考えます。

メイの場合は、埼玉校は、入学する可能性もあるという前提で受けましたので、試し受験は、その前に済ませました。

慎重に学校を選んだ場合でも、注意すべき点があります。

スケジュールとコンディションの調整です。

神奈川など、埼玉に受けに行くには遠方のケースもあるでしょうし、千葉から回ると、場所によってはかなり不便でしょう。そうなると、かなり朝早く出発することになりますので、地理的に無理がないかどうかはチェックが必要です。

また、遠方に行くほど、交通機関の乱れも大きく影響します。

余裕を持って出たつもりが、慌てる事態になったりすると、そもそもが慣れない環境での受験でしょうから、思わぬ失敗に繋がる心配もあります。

試し受験校に、自分がどの程度手間をかけたかについては、次回、記事にします。


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12月12日(月)

昨日は、2016年中学受験生の合不合判定テスト受け納めの日。先週で、首都圏模試も最終回を終え、いよいよ2017年年明けの入試を意識する季節になりました。

特に、首都圏の開幕戦とも言える中学受験・埼玉校は、願書提出も始まりつつあり、1月10日まで、残り1か月を切りました。

自分は、長女さつきの中学受験の時から、1月校受験を前向きに捉えていました。

一方、周囲の保護者の様子を見ると、考えは様々です。

そこで、自分が実際にとった工夫や考え、あるいは当該年度受験生になる前に取った行動などを、ご参考までに書いてみます。

次女メイも、1月校は受験しました。入学意思がある学校ばかりではありませんでしたが、いわゆる試し受験はさせました。

本番は、模試とは別物という面はあると思いますし、そもそも、早ければ入試当日には結果まで出てしまう今の受験というものの空気感を、親子ともに知っておくことは必要だと考えました。

同じような考えの方が多いからだと思いますが、近年、1月10日に始まる埼玉校は、地元組だけでなく、1月20日から始まる千葉校、2月1日から始まる東京・神奈川校志望者の前哨戦、言わば「試し受験」として使われることが多くなり、驚くほど多数の受験生が詰めかけます。

特に、数千人規模で受験生を集める栄東中や、首都圏女子のトップクラスが集まる浦和明の星などは、駅からの人の流れそのものが桁外れで、模擬試験の雰囲気とは全く異なります。

入試本番で実力を出し切るには、メンタルコンディションも大切。これは、親にも言えることです。

1月10日の埼玉入試を、大宮周辺の学校で受ける場合、入試応援も含めて、どの学校も相当な熱気に包まれるので、雰囲気に呑まれ易い受験生の場合は、その前に免疫を作っておくのも一つの手だと思います。

試し受験で失敗すると、後に尾を引きます。

慎重に行くのであれば、「本当の試し受験」を一都三県以外の学校でやる手もあるのです。

茨城県の一部の学校や、地方校の首都圏入試には、1月10日より前に入試を実施するケースがあります。

茨城校は、地理的に使いづらいかもしれませんが、地方校の首都圏入試は、都内を中心に、複数の試験会場を設けているところもあります。

難易度は、様々ですので、受験生の学力によって選べます。

各塾の入試応援が居て、他塾の生徒もいる環境の中で、仮にも「合否」が決まる試験。これを1月10日の前に、経験させるメリットはあるのではないかと思います。

メイの場合は、年末には、ある程度仕上がりつつありましたので、メンタルコンディションをベストの状態に持って行く工夫をしました。

当時の記事に、そのまま書きましたが、1月校に始まり、我が家が見舞われたあるアクシデント、そして2月校の結果に至る一連の流れを振り返ると、細心の注意を払って作戦を考えておいたことが、受験生本人を支え、いい結果に繋がったことは確かだと思います。

この記事を読んで、改めて検討される方は、そろそろ願書提出が始まりますので、早めにリサーチされることをオススメします。1月6~9日に、入試を実施する学校があります。

探しやすいのは、一般に公開されている首都圏模試の偏差値表でしょう。

ホームページに掲載されているので、ご参考になさってください。



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