BOOK OFFなんていう、大型の古本屋が全国に広がる前のことですが、古本屋には、いつも決まって同じ漫画がセットで売られていた。それは「行け!南国アイスホッケー部」。その数は1セットや2セットではない。しかも、ひとつの古本屋だけではない。
 我輩は何故に?と思いこの漫画を買って帰ったのが漫画家 久米田康治との出会いだった。作風は「かってに改蔵」を振り返ると毎週のように時事ネタを上手く料理する作家だったわけであるが、下ネタに固執したところを除けば「南国。。。」以来、その姿勢に変化はなく、長い間、一流のトレンドウォッチャー(ワイドショーだけで使われる職業)として存在していたのである。
 結局のところ、新鮮なネタで勝負をする分、時間が経つと読めない漫画になってしまうということなのである。(だから南国が売られるのですよ!)
 我輩は彼を「漫画界の生もの担当」と密かに呼んでいる。
 4月以降、連載誌をサンデーからマガジンにかえるという噂を聞くが、週間SPAあたりのほうがいいんじゃないだろうか?
 

かってに改蔵 (21)
行け!!南国アイスホッケー部 (4)