さとうです。ブログの更新は大変お久しぶりになります。
さてこのほど、新しい仕事としてマンガの科学監修というのをやることになりました。コミックDAYS(講談社のウェブコミック配信サイト)に連載される「血戦のクオンタム 量子世界の転生科学者」という作品です。原作は佐々木善章氏、作画は大地幹氏で、本日10月4日より配信開始となっております。
主人公はなんとヘンリー・キャベンディッシュ(1731-1810)。首相や政治家を多く輩出した名門・デヴォンシャー公爵家に生まれ、水素の発見、地球の比重の測定、水の合成などの重要な成果を挙げた大科学者です。
一方で大変な人嫌いの変人として知られ、いろいろと素っ頓狂なエピソードを残しております。そのめんどくさいおじいさんであるキャベンディッシュが、どういうわけか美女に変身し、1849年のロンドンに転生するのです。やはりこのご時世、まずは転生してなんぼです。
しかしそのロンドンでは謎の怪物が現れ暴れ狂っており、キャベンディッシュ、特殊能力を振るってそいつらと戦う、というストーリーです。特殊能力がどんなものかは、実際にご覧いただいてのお楽しみということで。
またこの時代のロンドンに転生しているのは、キャベンディッシュだけではありません。いろいろな「発見」をした歴史上の科学者たちが、すでにロンドンに送り込まれているようです。このキャラは誰だろうと予測しながら読み進めるのも、この作品の楽しみ方の一つになりそうです。
筆者自身、監修という仕事は初めてで、なかなか慣れないところもあります。当然ながら、「こんなことは科学的にありえない」と切って捨てるばかりではマンガにならないので、マンガ的リアリティを高めるお手伝いをしつつ、科学的なアイディアも提供してゆければと思っております。
ということで、新連載「血戦のクオンタム」をみなさまぜひよろしく。
さてこのほど、新しい仕事としてマンガの科学監修というのをやることになりました。コミックDAYS(講談社のウェブコミック配信サイト)に連載される「血戦のクオンタム 量子世界の転生科学者」という作品です。原作は佐々木善章氏、作画は大地幹氏で、本日10月4日より配信開始となっております。
主人公はなんとヘンリー・キャベンディッシュ(1731-1810)。首相や政治家を多く輩出した名門・デヴォンシャー公爵家に生まれ、水素の発見、地球の比重の測定、水の合成などの重要な成果を挙げた大科学者です。
一方で大変な人嫌いの変人として知られ、いろいろと素っ頓狂なエピソードを残しております。そのめんどくさいおじいさんであるキャベンディッシュが、どういうわけか美女に変身し、1849年のロンドンに転生するのです。やはりこのご時世、まずは転生してなんぼです。
しかしそのロンドンでは謎の怪物が現れ暴れ狂っており、キャベンディッシュ、特殊能力を振るってそいつらと戦う、というストーリーです。特殊能力がどんなものかは、実際にご覧いただいてのお楽しみということで。
またこの時代のロンドンに転生しているのは、キャベンディッシュだけではありません。いろいろな「発見」をした歴史上の科学者たちが、すでにロンドンに送り込まれているようです。このキャラは誰だろうと予測しながら読み進めるのも、この作品の楽しみ方の一つになりそうです。
筆者自身、監修という仕事は初めてで、なかなか慣れないところもあります。当然ながら、「こんなことは科学的にありえない」と切って捨てるばかりではマンガにならないので、マンガ的リアリティを高めるお手伝いをしつつ、科学的なアイディアも提供してゆければと思っております。
ということで、新連載「血戦のクオンタム」をみなさまぜひよろしく。