本日の更新は豪華二本立てで。

どうやらNatureからついに化学誌が登場するようです。2009年発刊の「Nature Chemistry」がそれで、どうも来年から化学分野のジャーナルの勢力図が大きく変わることになりそうです。まあナノテクやケミカルバイオロジー、マテリアルなどに大きく遅れての発刊で、化学もなめられたもんだという気もしないではないですが。

世界を変えるといえば、かのK.C.Nicolaou教授が「Molecules That Changed the World: A Brief History of the Art and Science of Synthesis and Its Impact on Society」なる新刊を出してきたようです。目次を見る限り全合成された分子の話とも思われるのですが、なかなか面白そうなので筆者も今Amazonに注文中です。

しかし「世界を変えた分子」となると本来ずいぶん幅が広いと思います。ぱっと思いつくだけでもポリエチレン、ペニシリン、エタノール、DDT、シリコン、ダイヤモンド、有機ELなどいくらでも出てきそうです。あるいは信長の天下獲りを助けた硝酸カリウム、ヨーロッパの植民地支配を促したシナモン、原爆開発の影にあった六フッ化ウランなども「世界を変えた」化合物の資格があるかもしれません(分子じゃないのも混じってますが、あまり細かいことは抜きということで(^^;)。

ちょっとアンケートを取ってみたいのですが、みなさんが思いつく「世界を変えた分子」は何ですか?いくつ挙げていただいても結構です。