2009年09月19日
エコナの件
※この項目に関して、計算の根拠となった数値が間違っているというご指摘をいただきました(コメント12参照)。筆者は37.5mg/kgというのを単純にガンを発生した最低投与量と思いこんでいたのですが、資料を詳しく読んだところそういう解釈ではまずいようです。
種々の動物試験によって、エコナ自体に発ガン性がないことは確認されています。また、グリシドールが発生するという証拠はなく、その安定性も低いことから、事実上安全性に問題はないだろうという筆者の見解は変わりません。ただし、本文中にある一升瓶27本うんぬんの数値に関しては取り下げさせていただきます。謹んでお詫び申し上げます。
=================
これまで、人間を最もたくさん殺した動物は何か?それはクマでもトラでも毒ヘビでもなく、ニワトリだという説があるのだそうです。何のことかというと、鶏卵に含まれるコレステロールは血管に沈着して心疾患や脳梗塞などを引き起こし、このために世界で年間100万人以上の人が亡くなっているからだ、というものです。
もうひとつ、以前も一度書いたことですが、キャベツを詳しく分析すると50種類以上の有毒物質が検出され、そのいくつかには発ガン性があるのだそうです。農薬や殺虫剤のせいではなく、正真正銘の天然キャベツに発ガン物質が含まれているのです。また一杯のコーヒーの中には、一年間に摂取する農薬より多くの発ガン物質が存在します(ガン研究の権威・エームズ博士のコメント。なおこれは当時のことであり、現在日本で登録されている農薬には発ガン性のあるものは存在しません)。
だから卵やキャベツ、コーヒーを食卓から追放しよう、などと主張する気はもちろんありません。これらにはそうした害を上回るだけのメリットがあるからです。とはいえどんな食べ物にも一定のリスクはあり、完璧に無害なものなどどこにもありません。このあたり、拙著「化学物質はなぜ嫌われるのか
」などもご参照いただければ幸いです(宣伝)。
さて、花王の食用油「エコナ」が出荷停止となったことが大きなニュースとなっています。主成分であるジアシルグリセロールが分解すると発ガン性物質生成の疑いがあるため、とのことです。特に今まで「脂肪がつきにくい」ことを謳い文句として、健康イメージで売り出されていた食品だけに、衝撃は大きいようです。実は近ごろ腹回りが気になる筆者も、エコナを愛用しておりました。

(エコナの主成分、ジアシルグリセロール)
このジアシルグリセロールが分解してできる「グリシドール脂肪酸エステル」はエコナにたくさん含まれており、これが体内で酵素などによって切断されると発ガン物質の「グリシドール」を生じるかもしれない、というのが今回の騒動の原因です。

(グリシドール脂肪酸エステル)

(グリシドール。上図脂肪酸部分が切断されたもの)
整理しておきますと、グリシドール脂肪酸エステル(水色)には発ガン性はないと考えられます。またグリシドールは、Fischerラットと呼ばれるガンを発生しやすいラットに対し、体重1kgあたり37.5mgを投与するとガンを発生したとのことです。ヒトでは発ガン性が確かめられていませんが、このラットでの数字を適用すれば体重60kgの人が毎日2.25gのグリシドールを摂取するとガンを発生することになります。
エコナに含まれるグリシドール脂肪酸エステルの濃度は370ppmだそうですので、ガンを発生するために必要なエコナの摂取量は1日約6kg、ざっと一升瓶4本分を飲む必要があるということになります。実際にはこういう食生活を送っている人はあまりいないのではないか、と思います(もし計算が間違っていたらご指摘下さい)。
(追記:計算を思い切り間違ってました。グリシドール脂肪酸エステルは分解してグリシドールになると、分子量が約1/4.5になります。このppmは重量比であるので、これを計算に入れると27kg、一升瓶18本分ということになるかと思います)
もちろんラットとヒトは違いますから、通常こういう場合動物実験で得られたデータに100倍の安全係数をとることになっています。であるとすると1日60g(訂正:270g)ですから、絶対安全とは言えないかも、というラインになります。まあこれだけ油をとっていたら、いくらエコナが脂肪になりにくくても、ガン発生以前に何か重い病気にかかるのではないかと思いますが。
ただし、これはグリシドール脂肪酸エステルが全て分解されてグリシドールになり、組織に完全に吸収されたと仮定しての話です。実際には体内で分解されるというデータはありませんし、切れるとしても100%ということは恐らくありません。また、グリシドール自体あまり安定な物質ではありませんので、他の食品成分などと反応してかなりの部分が消失すると考えられます。
要するに、エコナを毎日大量に摂取し、科学的にはちょっと考えられないくらいの悪条件がいくつか重なった場合、もしかすると不幸にしてガンを発生する人が絶対にいないとは言い切れない、というレベルと考えられます。
筆者はエコナが絶対安全な食品である、などと主張するつもりはありません。ジアシルグリセロール自体がガンの発生率を上げるのではないかといった議論もあるようですので、完璧に疑いを免れるわけにはいかないだろうと思います。ただし、エコナは「発ガン物質が発生する可能性がある」というレベルですが、冒頭で述べたようにキャベツやコーヒーには正真正銘の発ガン物質が含まれています。エコナの基準を厳格にあらゆる食品に適用したら、我々の食卓に上ることのできる食材はずいぶんと少なくなるはずです。タバコや酒などは全くの論外、焦げのついた食品なども全てアウトということになりそうです。
そうなると一体何を食べていいかわからない――という声もあるかと思います。これに対する答えは簡単で、いろいろな食品をなるべくバランスよく摂ることに尽きます。一種類のものだけを食べ続けていたら、その食品に毒性があった場合にその影響をもろに受けることになるでしょう。これを避けるためになるべく多くの品種を少しずつ食べ、リスクを分散することが望ましいわけです。まあ食生活などというものは、そうした一見当たり前のことが最も重要なものなのではないか、と思う次第です。
種々の動物試験によって、エコナ自体に発ガン性がないことは確認されています。また、グリシドールが発生するという証拠はなく、その安定性も低いことから、事実上安全性に問題はないだろうという筆者の見解は変わりません。ただし、本文中にある一升瓶27本うんぬんの数値に関しては取り下げさせていただきます。謹んでお詫び申し上げます。
=================
これまで、人間を最もたくさん殺した動物は何か?それはクマでもトラでも毒ヘビでもなく、ニワトリだという説があるのだそうです。何のことかというと、鶏卵に含まれるコレステロールは血管に沈着して心疾患や脳梗塞などを引き起こし、このために世界で年間100万人以上の人が亡くなっているからだ、というものです。
もうひとつ、以前も一度書いたことですが、キャベツを詳しく分析すると50種類以上の有毒物質が検出され、そのいくつかには発ガン性があるのだそうです。農薬や殺虫剤のせいではなく、正真正銘の天然キャベツに発ガン物質が含まれているのです。また一杯のコーヒーの中には、一年間に摂取する農薬より多くの発ガン物質が存在します(ガン研究の権威・エームズ博士のコメント。なおこれは当時のことであり、現在日本で登録されている農薬には発ガン性のあるものは存在しません)。
だから卵やキャベツ、コーヒーを食卓から追放しよう、などと主張する気はもちろんありません。これらにはそうした害を上回るだけのメリットがあるからです。とはいえどんな食べ物にも一定のリスクはあり、完璧に無害なものなどどこにもありません。このあたり、拙著「化学物質はなぜ嫌われるのか
さて、花王の食用油「エコナ」が出荷停止となったことが大きなニュースとなっています。主成分であるジアシルグリセロールが分解すると発ガン性物質生成の疑いがあるため、とのことです。特に今まで「脂肪がつきにくい」ことを謳い文句として、健康イメージで売り出されていた食品だけに、衝撃は大きいようです。実は近ごろ腹回りが気になる筆者も、エコナを愛用しておりました。

(エコナの主成分、ジアシルグリセロール)
このジアシルグリセロールが分解してできる「グリシドール脂肪酸エステル」はエコナにたくさん含まれており、これが体内で酵素などによって切断されると発ガン物質の「グリシドール」を生じるかもしれない、というのが今回の騒動の原因です。

(グリシドール脂肪酸エステル)

(グリシドール。上図脂肪酸部分が切断されたもの)
整理しておきますと、グリシドール脂肪酸エステル(水色)には発ガン性はないと考えられます。またグリシドールは、Fischerラットと呼ばれるガンを発生しやすいラットに対し、体重1kgあたり37.5mgを投与するとガンを発生したとのことです。ヒトでは発ガン性が確かめられていませんが、このラットでの数字を適用すれば体重60kgの人が毎日2.25gのグリシドールを摂取するとガンを発生することになります。
エコナに含まれるグリシドール脂肪酸エステルの濃度は370ppmだそうですので、ガンを発生するために必要なエコナの摂取量は1日約6kg、ざっと一升瓶4本分を飲む必要があるということになります。実際にはこういう食生活を送っている人はあまりいないのではないか、と思います(もし計算が間違っていたらご指摘下さい)。
(追記:計算を思い切り間違ってました。グリシドール脂肪酸エステルは分解してグリシドールになると、分子量が約1/4.5になります。このppmは重量比であるので、これを計算に入れると27kg、一升瓶18本分ということになるかと思います)
もちろんラットとヒトは違いますから、通常こういう場合動物実験で得られたデータに100倍の安全係数をとることになっています。であるとすると1日60g(訂正:270g)ですから、絶対安全とは言えないかも、というラインになります。まあこれだけ油をとっていたら、いくらエコナが脂肪になりにくくても、ガン発生以前に何か重い病気にかかるのではないかと思いますが。
ただし、これはグリシドール脂肪酸エステルが全て分解されてグリシドールになり、組織に完全に吸収されたと仮定しての話です。実際には体内で分解されるというデータはありませんし、切れるとしても100%ということは恐らくありません。また、グリシドール自体あまり安定な物質ではありませんので、他の食品成分などと反応してかなりの部分が消失すると考えられます。
要するに、エコナを毎日大量に摂取し、科学的にはちょっと考えられないくらいの悪条件がいくつか重なった場合、もしかすると不幸にしてガンを発生する人が絶対にいないとは言い切れない、というレベルと考えられます。
筆者はエコナが絶対安全な食品である、などと主張するつもりはありません。ジアシルグリセロール自体がガンの発生率を上げるのではないかといった議論もあるようですので、完璧に疑いを免れるわけにはいかないだろうと思います。ただし、エコナは「発ガン物質が発生する可能性がある」というレベルですが、冒頭で述べたようにキャベツやコーヒーには正真正銘の発ガン物質が含まれています。エコナの基準を厳格にあらゆる食品に適用したら、我々の食卓に上ることのできる食材はずいぶんと少なくなるはずです。タバコや酒などは全くの論外、焦げのついた食品なども全てアウトということになりそうです。
そうなると一体何を食べていいかわからない――という声もあるかと思います。これに対する答えは簡単で、いろいろな食品をなるべくバランスよく摂ることに尽きます。一種類のものだけを食べ続けていたら、その食品に毒性があった場合にその影響をもろに受けることになるでしょう。これを避けるためになるべく多くの品種を少しずつ食べ、リスクを分散することが望ましいわけです。まあ食生活などというものは、そうした一見当たり前のことが最も重要なものなのではないか、と思う次第です。
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1. ここは酷いヌートリアですね [ 障害報告@webry ] 2009年09月21日 01:20
asahi.com:巨大ネズミ 駆除作戦-マイタウン岡山
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000000909190001
65か所に初の仕掛けわな、ヌートリア16頭捕獲…岡山・玉野など : 動物トピックス : 季節自然 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://osaka....
2. グリシドール脂肪酸エステル [ なつみのささやき ] 2009年09月23日 03:25
エコナの件 物質の「グリシドール」を生じるかもしれない、というのが今回の騒動の原...
3. [分子の形][安心][科学コミュニケーション][STS]明日はグリシドール特異日?(追記あり) [ こども省 ] 2009年09月28日 22:16
Google急上昇ワード(2009/09/16,21:00時点) [SciCom News] No.311 2009年9月14日号 vol.2 に掲載されていた, > ●エコナオイル:安全性を調査 食品安全委 > http://mainichi.jp/select/biz/news/20090825k0000m040059000c.html を見て, Jmolで見るトピックス
4. 共通教育とエコナ [ 松山でアウトドアと研究 ] 2009年10月29日 19:08
3か月ほど空いてしまいましたが。
今年の共通教育の教養科目では、食品の安全性に関する話題を扱っています。花王のエコナに関して調べなさい、といったレポートを課題にしたところ、典型的には
1.健康食品に発がん性物質がはいっていたなんて、けしからん
2.よく...
この記事へのコメント
1. Posted by いつも通ってる人 2009年09月23日 00:45
色々とバランスの良い食事と言う意味でも、加工されて単物質が大半の油脂のエコナは微妙な気が。
食塩は、塩化ナトリウム単体の化学物質から苦汁の入った自然に近いバランスに向かったのに、油はより加工された単物質が好まれるって、何か違和感覚えます。
体での重要性は両方変わらないのに。
まあ、ワタシ自身は、余りに人工的な味の油なんで、エコナは純粋に味的に好きに成れないだけですが。
ちなみに、社内の研究所からも警告が最初からあったとの話もあり、色々と何だかな〜って気もします。
食塩は、塩化ナトリウム単体の化学物質から苦汁の入った自然に近いバランスに向かったのに、油はより加工された単物質が好まれるって、何か違和感覚えます。
体での重要性は両方変わらないのに。
まあ、ワタシ自身は、余りに人工的な味の油なんで、エコナは純粋に味的に好きに成れないだけですが。
ちなみに、社内の研究所からも警告が最初からあったとの話もあり、色々と何だかな〜って気もします。
2. Posted by 某化学メーカー勤務 2009年09月24日 00:11
はじめまして。いつも拝見しております。
今回の騒動でもやはりと言いますか、「発ガン性がある」という報道のみであり、肝心なLD50などの具体的な危険性については語られませんでした。
本来であればこのブログ記事に記述されているくらいの説明(絶対安全な物質なんてないということも含めて)が必要であるのに、エコナばかり責められることが問題だと感じます。
私の会社は食品を扱うメーカーではありませんが、「明日は我が身」だと思って緊張感を持って仕事をしたいと感じております。
全ては佐藤様の“化学物質はなぜ嫌われる”のかに集約されていると思います。いつか佐藤様の本が小中学校の教科書に引用されて常識となり、私たち化学メーカーの「明日は我が身」の不安が解消される日が来ることを願います。
今回の騒動でもやはりと言いますか、「発ガン性がある」という報道のみであり、肝心なLD50などの具体的な危険性については語られませんでした。
本来であればこのブログ記事に記述されているくらいの説明(絶対安全な物質なんてないということも含めて)が必要であるのに、エコナばかり責められることが問題だと感じます。
私の会社は食品を扱うメーカーではありませんが、「明日は我が身」だと思って緊張感を持って仕事をしたいと感じております。
全ては佐藤様の“化学物質はなぜ嫌われる”のかに集約されていると思います。いつか佐藤様の本が小中学校の教科書に引用されて常識となり、私たち化学メーカーの「明日は我が身」の不安が解消される日が来ることを願います。
3. Posted by かわい 2009年09月24日 12:25
ジアシルグリセロールの構造は、1,2位ではなく、1,3位にアシル基がついているものだと記憶しております。
「2位にアシル基があると、他のアシル基が外れても元の中性脂肪(トリアシルグリセロール)に戻りやすいが、2位がフリーだと、一方のアシル基が外れた際に元に戻りにくい」、というのがジアシルグリセロールの利点だと花王のホームページで説明されておりました。
「2位にアシル基があると、他のアシル基が外れても元の中性脂肪(トリアシルグリセロール)に戻りやすいが、2位がフリーだと、一方のアシル基が外れた際に元に戻りにくい」、というのがジアシルグリセロールの利点だと花王のホームページで説明されておりました。
4. Posted by tnk 2009年09月24日 12:48
本論とは外れますが。
>これまで、人間を最もたくさん殺した動物は何か?
蚊では?
http://www.org-chem.org/yuuki/quinine/quinine.html
>これまで、人間を最もたくさん殺した動物は何か?
蚊では?
http://www.org-chem.org/yuuki/quinine/quinine.html
5. Posted by mussel 2009年09月24日 19:26
>これまで、人間を最もたくさん殺した動物は何か?
穿ったことを言うと、「人間」でしょう。
穿ったことを言うと、「人間」でしょう。
6. Posted by さとう 2009年09月25日 00:08
>いつも通ってる人さん
気分としてはわかりますが、自然のものがよい、混合物がよい、っていう根拠は特別ないように思いますね。卵とごはんを別々に食べても、混ぜて食べても同じ栄養ですよね。
ジアシルグリセロールも、天然の油に数%は含まれてます。また、例えば肉や魚に塩を振って焼いて食べれば、ppm単位でもともと自然界には存在しない物質ができてきます。天然と人工の境界なんて引けるものでもなく、いい悪いというものでもないです。
>某化学メーカー勤務さん
食べ物に限らず、絶対安全ゼロリスクというものはないはずなんですが、特に目に見えない化学物質は気持ち悪がられやすく、叩かれ放題というのが現状かと思います。少しでも是正できればと思っておりますが、まあ無力を感じております。
>かわいさん
お久しぶりです。何かの本でも1,2の分子が描いてあった記憶があり、Wikipediaでもそうなっていたので疑わずその絵を描いてしまいましたが、おっしゃる通りエコナは1,3のようですね。後ほど訂正しておきます。ご指摘ありがとうございました。結構マイグレーションを起こすんじゃないかという気もしますが、どうなんでしょう。
気分としてはわかりますが、自然のものがよい、混合物がよい、っていう根拠は特別ないように思いますね。卵とごはんを別々に食べても、混ぜて食べても同じ栄養ですよね。
ジアシルグリセロールも、天然の油に数%は含まれてます。また、例えば肉や魚に塩を振って焼いて食べれば、ppm単位でもともと自然界には存在しない物質ができてきます。天然と人工の境界なんて引けるものでもなく、いい悪いというものでもないです。
>某化学メーカー勤務さん
食べ物に限らず、絶対安全ゼロリスクというものはないはずなんですが、特に目に見えない化学物質は気持ち悪がられやすく、叩かれ放題というのが現状かと思います。少しでも是正できればと思っておりますが、まあ無力を感じております。
>かわいさん
お久しぶりです。何かの本でも1,2の分子が描いてあった記憶があり、Wikipediaでもそうなっていたので疑わずその絵を描いてしまいましたが、おっしゃる通りエコナは1,3のようですね。後ほど訂正しておきます。ご指摘ありがとうございました。結構マイグレーションを起こすんじゃないかという気もしますが、どうなんでしょう。
7. Posted by さとう 2009年09月25日 00:11
>これまで、人間を最もたくさん殺した動物は何か?
これに関しては一種の例え話、ブラックユーモアの類ですので、あまり細かいことをいう話でもないのですが。まあ正解はおっしゃる通り人間ということでFA、この話題は終了としておきましょう。
これに関しては一種の例え話、ブラックユーモアの類ですので、あまり細かいことをいう話でもないのですが。まあ正解はおっしゃる通り人間ということでFA、この話題は終了としておきましょう。
8. Posted by はま 2009年09月25日 00:56
やはりエコナネタきましたね。
おれもmixiにこのネタ日記にしました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1286167906&owner_id=1055910
これを書いたときにいろいろ調べたのですが、
エコナにグリシドール脂肪酸エステルが何ppm入ってるのかを探せませんでした。
どうやってそういうデータを拾ってくるのですか??
おれもmixiにこのネタ日記にしました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1286167906&owner_id=1055910
これを書いたときにいろいろ調べたのですが、
エコナにグリシドール脂肪酸エステルが何ppm入ってるのかを探せませんでした。
どうやってそういうデータを拾ってくるのですか??
9. Posted by 農薬メーカー 2009年09月26日 10:41
>また一杯のコーヒーの中には、一年間に摂取する農薬より多くの発ガン物質が存在します
今の登録農薬で発がん性が認められているものはありませんよ。
今の登録農薬で発がん性が認められているものはありませんよ。
10. Posted by さとう 2009年09月26日 11:00
>はまさん
「ジアシルグリセロール ppm」でぐぐって拾ってきました。
http://www.fsc.go.jp/senmon/tenkabutu/t-dai75/tenkabutu75-siryou5.pdf
>農薬メーカーさん
おっしゃる通りで失礼いたしました。改訂しておきました。ご指摘ありがとうございます。
「ジアシルグリセロール ppm」でぐぐって拾ってきました。
http://www.fsc.go.jp/senmon/tenkabutu/t-dai75/tenkabutu75-siryou5.pdf
>農薬メーカーさん
おっしゃる通りで失礼いたしました。改訂しておきました。ご指摘ありがとうございます。
11. Posted by 農薬メーカー 2009年10月04日 07:32
ご改訂ありがとうございました。
12. Posted by 化学系の人 2009年10月28日 19:35
古い記事へのコメントで恐縮ですが
> Fischerラットと呼ばれるガンを発生しやすいラットに対し、体重1kgあたり37.5mgを投与するとガンを発生したとのことです
を前提にここに記載されたようなリスク評価をすること自体が誤りであると思います。
この試験では無毒性量は確認されていません。
本来、ここで示されるような計算によるリスク評価は、無毒性量がわかってる場合になされるべきものです。
5mgならガンは発生しないか?、というと「試験をしていないから答えはわからない」、になると思います(推測としては一定の割合で発生する可能性があるでしょう)。
上にリンクした資料では暴露マージンに基づいてリスク評価を行う、という考えが示されています。
エコナに関しては、グリシドール脂肪酸エステルを含んだ状態で安全性試験がなされてきて発がん性に関しても陰性の結果である、ことから安全性をただちに心配する必要はないと思いますが、さらなる検証結果が出るまでは確定的なことは言えないと思います。
食品安全委員会新開発食品(第61回)・添加物(第74回)合同専門調査会
http://www.fsc.go.jp/senmon/tenkabutu/t-dai74/index.html
に掲示されている「当日厚生労働省配布資料[PDF]」もご確認ください。
http://www.fsc.go.jp/senmon/tenkabutu/t-dai75/tenkabutu75-siryou5.pdf
の基になります。
> Fischerラットと呼ばれるガンを発生しやすいラットに対し、体重1kgあたり37.5mgを投与するとガンを発生したとのことです
を前提にここに記載されたようなリスク評価をすること自体が誤りであると思います。
この試験では無毒性量は確認されていません。
本来、ここで示されるような計算によるリスク評価は、無毒性量がわかってる場合になされるべきものです。
5mgならガンは発生しないか?、というと「試験をしていないから答えはわからない」、になると思います(推測としては一定の割合で発生する可能性があるでしょう)。
上にリンクした資料では暴露マージンに基づいてリスク評価を行う、という考えが示されています。
エコナに関しては、グリシドール脂肪酸エステルを含んだ状態で安全性試験がなされてきて発がん性に関しても陰性の結果である、ことから安全性をただちに心配する必要はないと思いますが、さらなる検証結果が出るまでは確定的なことは言えないと思います。
食品安全委員会新開発食品(第61回)・添加物(第74回)合同専門調査会
http://www.fsc.go.jp/senmon/tenkabutu/t-dai74/index.html
に掲示されている「当日厚生労働省配布資料[PDF]」もご確認ください。
http://www.fsc.go.jp/senmon/tenkabutu/t-dai75/tenkabutu75-siryou5.pdf
の基になります。
13. Posted by さとう 2009年10月30日 00:18
>化学系の人さん
ご指摘ありがとうございます。ちょっと今疲れていて頭が回らないのですが、安井先生のところにある議論が正解ということでよいのでしょうか。
http://www.yasuienv.net/Glycidol.htm
精査しました上、このエントリに関しては何らか処置をいたします。
できればお名前を教えていただけますでしょうか。
ご指摘ありがとうございます。ちょっと今疲れていて頭が回らないのですが、安井先生のところにある議論が正解ということでよいのでしょうか。
http://www.yasuienv.net/Glycidol.htm
精査しました上、このエントリに関しては何らか処置をいたします。
できればお名前を教えていただけますでしょうか。
14. Posted by 化学系の人 2009年10月30日 08:46
TBを打っておきました。某大学教員です。安井先生の記事もみましたが、加水分解して簡単にグリセリンになる、という印象が強いようなきもしますが私もだいたい同じ考えです。「当日厚生労働省配布資料[PDF]」には生体内でグリシドールがどうなるか14Cマーキングして調査した結果も載っていましたので。
15. Posted by 化学系の人 2009年10月30日 11:08
安井先生のところは、グリシドール脂肪酸エステルの含有量でミスしてるようです。
「花王の発表値だと、91mg/kg」は3−MCPD重量換算と読めるので、グリシドール脂肪酸エステルの含有量としては370mg/kgで矛盾ありません。
「花王の発表値だと、91mg/kg」は3−MCPD重量換算と読めるので、グリシドール脂肪酸エステルの含有量としては370mg/kgで矛盾ありません。
16. Posted by さとう 2009年11月01日 09:27
冒頭にコメント追加いたしました。これで問題ありませんでしょうか。
今回は大変勉強になりました。今後ともよろしくお願いいたします。
今回は大変勉強になりました。今後ともよろしくお願いいたします。
17. Posted by 化学系の人 2009年11月01日 11:09
対応ありがとうございます。私もエコナについて安全性を心配する必要はないと思いますが、数字の独り歩きが一番怖いので。



