ノーベル賞の件、もう少し書こうと思っていたらタイミングを逸した佐藤です。どうもこんにちは。化学の話でなくて恐縮ですが、著書が本日発売ということでちょっと宣伝を。

筆者が筋金入りの国道マニアであるということは、ご存知のかたはご存知であろうと思います。マニア歴17年、稚内から石垣島まで全国津津浦浦を走り回ってまいりました。で、その成果がようやく一冊にまとまりました。講談社現代新書「ふしぎな国道」がそれです。下にある表紙は、講談社現代新書の標準仕様ですが、実際には帯がかけられて、246号の標識がど真ん中にフィーチャーされているかと思います。


いったいどんな本か、巻頭の文章を少し載せておくと、
本書は、日本の道路行政の問題について鋭く分析・検討し、何ごとか物申すような本ではない。各地の絶景やグルメを楽しむための、ドライブガイドのような本でもない。本書は、「道路」そのものを楽しむために書かれた、「国道マニア」の入門書だ。
というようなことになっております。名所めぐり、酷道探検、国道の歴史、各種アイテム群の探索などなど、多様かつマニアックな道路の楽しみを書き連ねております。

ちなみに講談社現代新書のツイッターによりますと、
現代新書50周年イヤーの隠し球『ふしぎな国道』がいよいよ発売されます。著者は、『炭素文明論』などの著作で知られる佐藤健太郎氏。読み始めたら止まらない2014年新書界最大の快作(怪作?)です。国道♥愛のディープな世界にぜひ貴方も!
とのことで、ほめられてるのか何なのかよくわからない状況です。まあいいですが。

著者インタビューも上がっております。「マニア歴17年の熱狂的な国道マニアであることをカミングアウトした、サイエンスライターの佐藤健太郎さん」とありますが、カミングアウトも何も昔っからアピールしまくってますけどね。

内容の方ですが、アルファブロガーの小飼弾氏にツイッターで書いた本人が驚くほどの絶賛をいただいております。



というようなわけで、発売前からいろいろ予想外の反響が来ている本書、書店で見かけたら手にとっていただければ幸いです。