気がつけばもうすぐ300万アクセスですね。ブログ移行が2006年5月、100万アクセスが2011年5月、200万アクセスが2013年6月でしたから、最近は安定したペースということになるのでしょうか。まだまだ頑張ってまいりますのでよろしくお願い申し上げます。

 さて筆者の手元には、丸善から刊行された「多角形百科」の見本が届いております。細矢治夫・宮崎興二両先生の編集で、準結晶研究で著名な蔡 安邦教授をはじめ豪華な執筆陣のこの本に、筆者も共著者のひとりとして紛れ込んでおります。

hyakka
こちらが表紙。

 この本、「百科」の名に恥じず、家紋や切手、建築などに現れる多角形や、草木や結晶など自然界に見られるパターンなどを極めて幅広く取り扱っています。先日取り上げた多角形の敷き詰め、折り紙やパズルの話題なども詳しく解説してあり、その筋の方には堪えられない構成となっております。

 筆者は有機化学のセクションを担当させていただきました。ポルフィリンなど、広い意味で正多角形に近い化合物はたくさんあるのですが、ここでは炭素原子のみが正多角形を成している化合物に絞って書きました。興味深い構造のものがたくさんあり、図だけ眺めても面白いのではと思います。
pyramidane
uranocene
ピラミダン(上)とウラノセン(下)

 少々お高い本ですが、図書館か大きな書店ででも探してご覧いただければ幸いです。ではでは。