カテゴリ: 紀子さま

懐妊が判明したのも、エコーの存在が大きかった。紀子さまのご懐妊は二月七日、NHKによって、エコー検査の直後にスクープされた。妊娠検査薬で陽性反応を確認されたのが一月下旬だった。それだけでは子宮外妊娠などの可能性もある。そこで秋篠宮邸にエコーを持ち込んで検査となった。超音波で胎児の心拍動と確認となった。超音波で胎児の心拍動を確認できるのは妊娠六週目以降のため、二月七日に宮邸で検査を受けたとされている。関係者によれば、実際には次のような経緯があったという。

「非常に危ないスクープでした。あの日の超音波検査は、八割方、胎児の心拍はないのではと予測されていました。ある意味で、心拍がないことを覚悟しての検査だった。ところが心拍が確認され、よかったと喜んだ十五分後に、テロップが流れた。隠しカメラでもあるのかと周囲を見回されたそうです」その後の情報管理の厳しさは、ここに原因があるのだろう。この時期の超音波検査は一週間ごとに行うのが普通だ。「心拍がないものだと思っていた」というのは、「おそらく一週間前の一月三十一日にもひそかにエコー検査をしたところ、胎嚢は見えたものの、まだ心拍動がなかった。そこで再度二月七日に超音波検査をしたという意味だろう」(元侍医)という。このとき紀子さまは妊娠六週目であった。妊娠六週目といえば、胎児をつつむ胎嚢がまだ二センチ程度。だが現在のエコー技術ならば、その中の胎児の拍動や様子もはっきり見える。

かつて美智子妃が浩宮と懐妊したとき、妊娠八週目で発表したが、当時の医師は正常妊娠かどうかわからないため、プレッシャーが大きかったという。今回は妊娠六週目であれば、確実に判定できたはずだ。だが、エコーという機器の発達で、新たに生まれたプレッシャーもある。胎児の男女の判別がつくようになったことだ。宮内庁病院、愛育病院にもエコー機器を納入している持田シーメンスメディカルシステムによれば、「エコーが出初めた八〇年代当時は2Dの平面画像でした。これはいわば胎児の断面図をうつすので、外性器のあるなしは、医師が解説しないとなかなかわからなかったし、間違うことも多かった。しかし五年ほど前からコンピューター処理能力の進歩により、3Dの立体画像、さらには4Dの動画をリアルタイムで見ることができるようになりました。医学的な診断には2Dで充分ですが、ご家族へのサービスとして、4Dエコーの動画をビデオテープに録画するという病院もあります」という。

ちなみに、宮内庁病院にも3Dエコーがあり、紀子さまも定期健診のときに利用されたという。3Dエコーで見れば、断面図ではなく立体画像として映し出されるため、胎児が男か女かは、素人でもほぼわかる、愛育病院には最新式の4Dエコーもあるため、ご入院の検査では使用されたかもしれない。お見舞いにいらした秋篠宮もご一緒に動画をご覧になった可能性もある。しかし紀子さまと医師の間では、胎児の性別についての会話は、徹底して避けられていたという。眞子さま、佳子さまのときも、ご夫妻は「楽しみがなくなるので事前に教えないでください」と言われた。だが当時、坂元御用掛がエコー診察中、医学用語のドイツ語で「女の子だね」と部下に伝えたところ、紀子妃は気づいた様子だったとインタビューで語っていてた。幼少期、オーストリアで過ごされた紀子さまには聞き取れたのだろう。だが、今回のご出産での緊迫は、また事情が異なる。

ご懐妊の発表は、国会に皇室典範改正の法案が提出される直前だった。紀子さまのご懐妊は皇室典範改正を一瞬にして沈静化させたが、逆にそのことから、どこからともなく「男子誕生」が囁かれはじめた。それは、国民の間に広がる、「皇室に四十一年ぶりの男児誕生」への期待でもあった。秋篠宮家にとっても、十二年ぶりの慶事までには、さまざまな重圧があった。佳子さまを懐妊された頃だ。当時は皇太子と雅子さまの御成婚翌年で、皇室内のどこからともなく「東宮さまにご遠慮なく二人目をおつくりになるなんて」といった声のバッシングに遭われ、その頃から秋篠宮ご夫妻は「ご遠慮」されてきたと伝えられる。かつて紀子さまは親しい方から、「お年を考えると、もうお一方お産みになるなら早めのほうがよいのでは」とたずねられ、「あちらさまが・・・」とだけ、もらされたこともあったという。やはり第三子を望みながら、皇太子ご夫妻にご遠慮していたのだろうか。湯浅利夫宮内庁長官(当時)が、「皇室の繁栄を考えると、(秋篠宮に)三人目を強く希望したい」と発言したのは平成十五年十二月。それから約二年、今年の歌会始に、ご夫婦がそろって「こふのとり」を詠まれた。

人々が笑みを湛へて見送りし こふのとり今空に羽ばたく(秋篠宮殿下)
飛びたちて大空にまふこふのとり 仰ぎてをれば笑み栄えくる(同妃殿下)

この和歌を宮内庁に提出されたのは昨年十二月初旬。公務でコウノトリを放鳥されたときのことを歌ったものだとされているが、「第三子懐妊への宣言か」と話題を呼んだ。二重、三重のプレッシャーのなか、紀子妃と主治医は最新式のエコー画像を眺めながら、沈黙を守っていたのだろうか。こうした事情が、手術予定日や医療チームを宮内庁としては公表しないという、徹底した情報管理につながった。報道されているのは各社の独自取材による。今回、愛育病院んではメモなど記録を持ち出さないようにという指令が言い渡されたという。

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週刊女性 2008年2月5日号<皇太子ご一家、秋篠宮ご一家が皇居での“新年会”にー おねむの時間だけど…>
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秋篠宮妃紀子殿下、左腕に痛み安静療養へ

宮内庁は14日、秋篠宮妃紀子さまが左腕にしびれと痛みがあるため、秋篠宮邸での安静治療に入られると発表した。1週間安静にした上で、症状が改善されなければ、さらに1週間の安静が必要となることから、23日の天皇誕生日関連行事を欠席される可能性もある。記者会見した宮内庁の金沢一郎皇室医務主管によると、紀子さまは11月下旬、左手にしびれと痛みを覚え、今月に入ってからは肩から二の腕にかけての痛みも加わったため、東京都内の病院で診察を受けられたという。その結果、手首の神経が圧迫された「左手根管症候群」と、首付近の神経が圧迫された「頚椎椎間板症による神経根症」と診断された。手の症状は、昨年誕生された悠仁さまを世話する過程で左手を酷使されたことが原因とみられる。頚椎椎間板症は40歳以上に発症するケースが多く、交通事故によるムチウチや運動中の外傷のほか、骨の老化によって明らかな原因がないまま発症することもあり、治療のためには横になって首に負担をかけないようにする必要がある。一方、来年1月中旬にご夫妻で予定されているインドネシア訪問について、金沢医務主管は「まだ分からない」とした。

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