2017年05月17日

原点

 「教育ジャーナリストの視点から、学校のどんなところを見ているのか」というテーマの講演会に出た。

 出席者の多くは私立学校の広報担当者。従って、話の内容は学校(私学)が中心だった。

 学校を取材していて一番ガッカリするのが、「ウチは困ってませんからいいです」と言われること。取材の目的は、必ずしもその学校のPRや悪口を書くことではない。

 むしろ、社会的使命として、教育に対する考えを表明する機会と考えて欲しい。

 学校は未来の社会の縮図、理想の社会の縮図であるべきであり、学校の使命とは、どんな社会をこれから作っていきたいかにあると思う。

 従って、学校の広報は自校のPRだけとは考えないで、社会へのメッセージの発信と捉えて欲しい。

 学校のパンフレットやHPには、建学の精神・沿革・校長の言葉が書かれているが、「建学の精神」とは不易、世の中の複合的課題に対するスタンス、「沿革」とは不易が有効であることの証明、「校長の言葉」とは、流行をどう捉えているか、流行と不易をどう照らし合わせているかを指し示しているものである。

 教育と人材育成とは別物であるべき。人材とは使う側の論理であり、教育を最初から人材育成と捉えるのはオカシイと感じている

 …………………以上、学校の話であったが、このまま学習塾にも当てはまる部分が多いと感じた。

 学校の広報と塾の広報は同じではない。
 
 ただ、自分のことだけを考えるのではなく、社会的使命の果たし方やこれからの社会をどう作っていくのかは、塾も学校も共通のテーマ。

 改めて、塾の原点を考えさせられる講演だった。 



rr3000rr at 16:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾長日記 

2017年05月08日

AO・推薦入試

 大学入試結果説明会に出た。

  この説明会は毎年この時期に開かれているものだが、この説明会に足を運んだのは久しぶり。

 今日は「AO・推薦入試の結果速報と次年度の動向」についての講演会と、いくつかの大学のブースを回って情報を入手した。

 AO・推薦入試については、学力低下の元凶としてマスコミで叩かれることがよくあるが、国公立も私立も募集枠を広げる大学が増えている。

 国公立については、国立大学協会(国大協)が「国立大学の将来ビジョンに関するアクションプラン」の中で、入学者全体の3割を推薦入試やAO入試などにより選抜する目標を設定していること、私立については入学定員の厳格化により,入学者の歩留まりの読みやすいAO・推薦にシフトしているのが背景と言われる。

 実際、配布された数値を見ると、国公立も私立もAO・推薦入試の入学者を今後も増やす様子がうかがわれた。

 いつくかの大学のブースでAO・推薦入試による入学者の動向について聞いたが、「入学時の学力は見劣りするが、その後の伸びは高い。卒業時にはむしろ一般入試のレベルを上回っているケースが多い」との話が多かった。

 実はこの傾向は今に始まったことではない。 

  AO・推薦入試の場合、小論文や面接などで、志望動機や将来の目標などについて突っ込んだ答えが求められる。多くの高校生はAO・推薦入試は「楽な入試」と誤解しているが実態は全くそうではない。

 長年、AO・推薦入試の指導をして感じるのは、この入試対策は「入社試験」対策とあまり変わらない。

 従って、入学時に、大学で学ぶことについて自覚や目標が明確になり、この効果は大きいと感じている。

 もちろん、AO・推薦がよいか一般入試がよいか生徒によって異なる。ただ、AO・推薦を望む生徒には、キチンとした(厳しい)指導を行なわねばと考えている
  



rr3000rr at 21:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾長日記 

2017年04月29日

ホリデースクール(無料授業)を開講します

定期試験対策、苦手克服……等など目的に応じた勉強ができます。

指導はすべて、プロ講師による「個別指導」。

授業




















伸栄学習会の授業を体験したい方も歓迎します。

費用はすべて無料です。


どなたも参加歓迎します!

対象:小学生・中学生・高校生



ホリデースクールの予定は?

第169回:平成29年5月20日(土)   13:00〜15:00 (猫実教室)


申込方法は?

電話かメールでお願いします。

 TEL:047(352)6158
  メール:shineiug@ybb.ne.jp



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2017年04月14日

ISO更新審査

 昨日・本日と2日間にわたってISOの更新審査が行われた。

 伸栄学習会は平成23年に、わが国の学習塾として初の教育サービスの国際認証(ISO29990)を取得した。それ以来、毎年、この時期に審査を受けて認証の更新を行っている。

 今回は、これまで学習塾部門に含めていた「放課後等デイサービス」を独立させることとしたため、拡大審査となった。そのため、審査員も2名に増えて、審査の時間も延びた。

 ISOをあえて一言で表現すれば「PDCAを回すこと」と理解している。

 つまり、授業を行う際には、1つ間違えると、PDCAのD、つまり「Do(実行)」だけになりがちになる。目の前の生徒に教えることだけに終始して、その内容のチェックや授業の改善が後回しになってしまう。

 PDCAを回すとは、事前に入念に準備して「P(プラン)」、実行して「D」、その授業があるべき姿になっているかどうか評価して「C(チェック)」、次の授業のために改善する「A(アクト)」すること。

 当たり前のことだが、その当たり前を日々実践するのはカンタンではない。自分たちだけでやっているとどうしても甘えが出てくる。それを防ぐために、年に1回、審査員の方に来てもらい、1年間の実践を点検していただくのはとても貴重な機会。(それに、キチンとPDCAを回さないと、ISOの認証が取り消しされる)

 今年も大きな問題はなく、無事に認証が更新された。

 さぁ、これから1年、新たな気持ちで頑張ろう!



rr3000rr at 17:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾長日記 

2017年04月08日

 春期講習も無事に終わり、塾の業務も一段落。

 例年ならこの時期、教室の前に咲く桜は散ってしまっているはずだが、今年は今がちょうど満開。

 ただ、残念なことに雨がぱらついていて、ちょっと肌肌寒い。花見をしている人は誰もいない。

桜1















 一方、塾の桜は、3月はじめからずっと満開。

桜2















 毎年、一足早い「春」を楽しんでもらうことにしている。
 こちらの桜は、春期講習終了とともにすでに撤収。

 春期講習も終わり、新学年がスタートした。

 子どもたちには実り多い1年になって欲しいと思う。

 来週より塾の通常授業もスタートする。さあ、私たちもがんばらなくては。

 



rr3000rr at 16:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾長日記 

2017年03月23日

春期講習

  今日から春期講習がスタートした。

 「1年の計は元旦にあり」という言葉があるが、子どもにとって新しい年は4月1日始まる。だから、この時期は「お正月」。

 新しい学年になってスタートダッシュできるかどうかは、この春休みにかかっている。実り多い講習になって欲しいと願っている。

 ところで、伸栄学習会の入り口に白板があるが、ここにこんな絵が書かれている。

春期講習2














 最近、講師のひとりが、ここに絵を描くようになり、だいたい、1ヶ月に1回くらいの割合で、新しい絵に書きかえている。

 勉強は楽しい。

 子どもたちが、今、どう思っているかどうかはともかく、私は楽しいと思う。

 この気持ちが子どもたちに伝わったら、と思う。 



rr3000rr at 19:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾長日記 

2017年03月20日

高校生活と大学入試セミナー

いよいよ高校生活を始めるみなさん。

ある進学校の校長先生がこう仰っていました。

高校1年生は本当に勉強しない。
ひと休みのつもりでいる。
大学入試について真剣に考えているならば、1年生のときがとても大事なのですが……


この校長先生と同じ嘆きは多くの高校で聞かれます。

高校1年生から目標を持ってコツコツ努力すれば、難関大学への進学も可能なのです!

この校長先生と同じ嘆きは多くの高校で聞かれます。

高校1年生から目標を持ってコツコツ努力すれば、難関大学への進学も可能なのです!

なぜか? その理由は「大学入試のしくみ」にあります。

高校入試よりもずっと多様化した大学入試の制度。
高校生がどういう流れで入試に向かうことになるのか、高3になって知っても手遅れ。

ぜひ聞いて下さい。

伸栄学習会に入っていない方のご参加も歓迎します。


日 時: 4月22日(土) 11:00〜12:20

場 所: 伸栄学習会(猫実教室)

費 用:無料

対 象: 高校生の生徒・保護者  


申 込:電話かメールでお願いします。

    TEL 352-6158  shineiug@ybb.ne.jp









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ホリデースクール(無料授業)を開講します

新学年の先取り、前学年の復習、苦手克服……等など目的に応じた勉強ができます。

指導はすべて、プロ講師による「個別指導」。

授業




















伸栄学習会の授業を体験したい方も歓迎します。

費用はすべて無料です。


どなたも参加歓迎します!

対象:小学生・中学生・高校生



ホリデースクールの予定は?

第168回:平成29年4月22日(土)   13:00〜15:00 (猫実教室)


申込方法は?

電話かメールでお願いします。

 TEL:047(352)6158
  メール:shineiug@ybb.ne.jp



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2017年03月04日

知財

 異業種交流会が主催する「知財ビジネス研究会」に出席した。

 実は、学習塾と知的財産は最も縁の遠い世界と感じてきた。知財は製造業のためのものという先入観があったように思う。

 実際のところ、これまで、塾の関係者と、特許や商標などといった知財について議論をした記憶もほとんどない。

 ただ、この研究会に出席してはじめてわかったのが、学習塾といえども決して知財とは無縁ではあり得ないこと。

 これまで築き上げてきたノウハウなどは、最終的には法令(つまり知財)によって守られること。

 そして、メーカーのみならず塾にとっても、知財は、会社に残された最後の財産であることを学ばされた。

 世間では知財を巡る争いがたくさんある。つい最近も、カゴメと伊藤園を巡る争いが新聞に載っていた。

 そんな中、確かに、学習塾において知財を巡る紛争はあまり耳にしない、

 しかし、時代は変わる。

 知財について「目を見開かなければ」と考えさせられた勉強会だった。   



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2017年03月01日

新中3保護者・生徒対象 「高校入試セミナー」 開催のお知らせ

新中学3年生の保護者・生徒対象の「高校入試セミナー」を開催します。


高校入試制度はとても複雑です。


公立高校の入試制度と私立高校の入試制度は全く違います。

公立高校についても、「前期選抜」「後期選抜」では、合否の決め方が大きく異なります。


このセミナーでは、高校入試制度をわかりやすく解説します。

また、受験に向けた具体的な勉強法もお話しします。


高校入試について理解を深めることができれば、不安も軽くなります。
是非、ご参加下さい!


▽日時:3月20日(月祝)11:00〜12:20

▽場所:伸栄学習会 北栄教室

▽対象:新中3 生徒・保護者

▽費用・無料

▽申込:お電話かメールで申込下さい。

    TEL 352-6158 shineiug@ybb.ne.jp



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ホリデースクール(無料授業)を開講します

定期試験対策、苦手克服……等など目的に応じた勉強ができます。

指導はすべて、プロ講師による「個別指導」。

授業




















伸栄学習会の授業を体験したい方も歓迎します。

費用はすべて無料です。


どなたも参加歓迎します!

対象:小学生・中学生・高校生



ホリデースクールの予定は?

第167回:平成29年3月1日(土)   13:00〜15:00 (猫実教室)


申込方法は?

電話かメールでお願いします。

 TEL:047(352)6158
  メール:shineiug@ybb.ne.jp



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2017年02月27日

学習指導要領の改訂

 民進党の理数・科学技術教育推進議員連盟なる会合に出席した。

  これは民進党が教育関係団体に呼びかけて、学習指導要領の改訂などについて文科省の責任者から意見聴取して、関係団体や議員と意見交換をするもの。

 参議院議員会館で1時間強にわたり、文科省の担当課長から、主に小学校の指導要領の改訂について説明がされた。

 すでに改訂案はインターネットにもアップされていて、改訂の方向性も何度か聞かされているが、改めて、責任者から話を聞いて理解を深めることができた。

 話は多岐に渡ったが、その中で感じたのは次の4点だった。

 1つ目は「授業改善」を図るために、アクティブラーニングを取り入れること。

 2つ目はコンピュータでの文字入力の習得を促進すること 。

 3つ目は語彙力を拡充すること。

 4つ目は理科の観察実験を通じて、グループ討議や科学的思考力の定着を図ること。

 新しい指導要領が学校現場でどのように実践されていくか未知数だが、文科省の考える方向性を知る上で有益な会合だった。



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2017年02月16日

障がい児支援スタッフ勉強会

勉強会















 障がい児の支援スタッフを中心にした勉強会を開催した。

 伸栄学習会の運営する「放課後等デイサービス」では、発達障害・ADHDなどの障がいを持つ子どもたちが通っている。

 この子どもたちを支援するには専門的な知識が求められるが、書籍などではリアルな知識や実際の対処法を学ぶのが難しい。

 そこで、専門会をお呼びして実践的な勉強会を開催することにした。

 せっかく勉強会をするなら表面的な知識ではなく支援の現場で役立つ知識を、ということで12回にわたってシリーズで開催することにした。

 この日は第1回目。

 障がい児を理解するためには、まず「自己理解」を、ということで、エゴグラムなどさまざまな検査手法を用いた分析が行われた。

 実際の検査を行いながら心理学の概論、そして、障がいとの関連などが説明され、自己理解とともに障がいについての理解も深めることができた。

 検査結果は後日、本人に開示されるとのこと。

 案外、自分のことは自分でもよくわからない。

 検査結果が待ち遠しいのとともに、自分について改めて考える機会を提供してもらった勉強会だった。 



rr3000rr at 11:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾長日記 

2017年02月08日

ホームページの指導法

 ホームページ作成の教え方を学ぶ会を開催した。

 講師はホームページ作成指導を長年にわたってやって来た方。生徒は伸栄学習会の講師。とても刺激的な勉強会だった。

 ホームページの作成法を学ぶ研修会にはこれまで何度か出たことがある。ただ、ホームページの作成法を指導する勉強会ははじめて。

ダンウェイ













 「読み書きソロバン」の時代から「読み書きパソコン」の時代になって久しいが、携帯電話の普及もあって、最近、パソコンを使えない若者が増えたといわれる。

 そんな中、キーボード入力・文書ソフト・表計算ソフト・ホームページ作成は、学校の勉強とは直接関係ないが、子どもにはマスターして欲しいことの1つ。

 特に、放課後等デイサービスに通う障がいを持った子どもたちには、将来の自立に向けて、是非、使いこなせる技術を身につけて欲しいと思っている。

 そんな中、多くの実績を持っている専門家の協力を得て、この日の勉強会を開催した次第。

 ホームページ作成の指導法も面白かったが、私にとってもっと面白かったのは、子どもとの接し方について。

 指導するときには、背後や目の前に立つのは避けて90°の角度で接すること、声は滑舌に気をつけてはっきり出すこと、距離感を大切にすること等など、基本をとても大切にしていた。

 これらは指導上の「当たり前」のこと。ただ、ともすると、基本を忘れて子どもに接していることもよくある。

 このような事がらは、私が注意するより、外部の方に注意された方が効果がある場合も多い。

 いろいろな意味でとても勉強になった会だった。

  



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2017年01月28日

語感

 「脳科学の視点から導くネーミング手法」なるセミナーに参加した。

 学習塾はネーミングと最も縁のない業種と思ってきたが、昨年は、聞く・聞くを重視した新しい英語指導や、タッチタイピングの技法を指導する講座をスタートさせ、それぞれ「イングリッシュ・ジム」「タイピング・ジム」と名付けた。

 こんなこともあり、伸栄学習会もネーミングとは無縁ではなくなり、すこし勉強しなければ、と思いセミナー出てみた。

 そもそも言語学の領域では、音韻から連想される概念には法則はない、とされて、音韻についての研究は立ち後れてきた、そう。

 ただ、現実問題として、「ブーバ」という音韻からは丸い図形が、「キキ」という音韻からは「とがった図形」が連想され、その原理を解明すべくさまざまな研究が行われてきた。

 これまで解明されたところでは、語感の正体は「発音の身体感覚」で決まるとされ、発音に伴う息の流れ、舌の動き、音響振動などの感覚が背景にある、とのこと。

 現時点では子音、母音について辞書が作られていて、例えば、ア(A)は開放感・リラックス、イ(I)は前向き、一途、か行(K)は硬い、強いなどの語感のあることがわかっている。

 例えば、gokiburi(ゴキブリ)について分析してみると、「Gは尊大さ、暴力の興奮」、「Oは大きい、おおらか」、「Kはスピード感、強さ」、「Iは前向き、一途」となる。

 ゴキブリが嫌われる原因もこの語感にあるのは間違いなさそう。

 語感は年齢・男女・時代によって感じ方も変わるとのこと。学習塾は「言葉」が商売道具。同じ内容でも、感じのよい表現を使うべき。

 言葉の大切さを再認識させられたせミナーだった。



rr3000rr at 15:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾長日記 

2017年01月21日

ホリデースクール(無料授業)を開講します

定期試験対策、苦手克服……等など目的に応じた勉強ができます。

指導はすべて、プロ講師による「個別指導」。

授業




















伸栄学習会の授業を体験したい方も歓迎します。

費用はすべて無料です。


どなたも参加歓迎します!

対象:小学生・中学生・高校生



ホリデースクールの予定は?


第167回:平成29年2月 4日(土)      13:00〜15:00 (猫実教室)
第168回:平成29年2月11日(土・祝)   13:00〜15:00 (猫実教室)
第169回:平成29年2月18日(土)      13:00〜15:00 (妙典教室)  

申込方法は?

電話かメールでお願いします。

 TEL:047(352)6158
  メール:shineiug@ybb.ne.jp



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2017年01月14日

ランク

 プロセスワークについての勉強会に出た。

 プロセスワークとは、ユング心理学系のアーノルド・ミンデルによって提唱された新しい理論で、組織の内と外、組織の表と深層を探り、理想の組織を実現するための手法。

 人間の心の深層に「本質」があるように、組織の心にも「本質」があるとして、組織の問題などを、その深層を探って解決するもの、とのこと。

 この日は、プロセスワークのうち「ランク」について詳しい説明があった。

 ランクとは組織内のパワーの一種。

 4種のランクがあるとのことで、1つ目は「社会的なランク」、2つ目は「心理的なランク」、3つ目は「スピリチュアルランク」、4つ目は「文脈ランク」。

 社会的なランクとは、役職・年収・権威など社会の中の役割などで生じる力関係。上司が部下に対して持っている力などで、これはわかりやすい。

 心理的なランクとは、いつも穏やかな人、いい環境で育った幸福な人、安心安全を感じさせる人が持つパワー。何となく、そんな人がいるような気がする。

 スピリチャルランクとは、死への恐れがない人、大いなるものを信頼してい瑠人、ノーベル平和賞を取るような人が持つパワー。ウ〜ム、わかったようなわからないような………

 文脈ランクとは、その場面に応じて変わるパワーで、会話の中で、知っていること、得意な分野の話になったときに取ることのできるパワー。これは、理解できる。

 確かに、ある種の集まりで、居心地よく感じられる時とそうでない時がある。居心地が悪いということは、自分のランクが低い時に感じる、とのこと。

 そう考えると、集団の中で居心地よく感じるかどうかは、「ランク」によるところが大、となりそう。

 これは塾の中でもいえる。

 ある生徒は居心地がいいかもしれないが、ある生徒は居心地が悪い可能性がある。この問題はやっかいだが、その解決にひょっとしたら「ランク」の考え方を応用できるかもしれない。

 今まで気付かなかった視点を与えてくれた勉強会だった。 



rr3000rr at 16:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾長日記 

2017年01月13日

教育総合展

総合展2017














 塾・教育総合展が開かれた。

 これは私が役員を務めている塾団体が毎年行っているもので、今年も有楽町近くの東京フォーラムで開催された。

 役員は全員、会場設営の手伝いをすることとなっており、まだ夜の明けない6時前に自宅を出た。

 朝というのに電車はほぼ満員。ふだん早朝の電車には滅多に縁がないが、日本人の勤勉さに敬意。

 この総合展には70社以上の教育関係企業が出展していて、業界の最先端の情報に接することができた。

 会場内には、紙ベースの教材はもちろん、パソコンを使った教材、成績管理システム、プログラミング・ロボット作成用の教材、それに、イジメをなくす会のブースまであり、学習塾の裾野の広さを感じる。

 閉会後は机やイスの撤去など、ふだん、「エンピツより重いものをもつ機会に乏しい??」塾講師にとっては肉体を酷使する1日だった。

 学習塾というと、「夜、子どもに勉強を教えるところ」というイメージが強い。もちろん、それはそれで誤りではない。

 ただ、勉強といっても英語や数学だけが指導の対象ではない。現時点でも、伸栄学習会では速読速聴やロボットの指導もしている。

 それに、子どもの将来を保護者と一緒に考えるのも重要な役割になっている。AO・推薦の指導でこれがメインともいえる。

 30数年前に伸栄学習会を立ち上げたときとくらべると、大きな時代の変化があった。それやこれやを考えると、広い視野・高い視点に立って子どもの指導をする大切さを改めて感じた。



rr3000rr at 16:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾長日記 

2016年12月30日

システム作り

 このところ、講師たちと塾の授業を画期的に改善する仕組み作りを検討している。

 伸栄学習会では個別指導で授業を進めている。

 ただ、いわゆる大学生が講師をつとめる個別指導ではなく、当学習会の社員(プロの講師)が生徒一人ひとりの進度に応じて指導する個別指導を行っている。

 経験豊かな講師による、生徒の痒いところに手が届く指導がウリといえるが、一方、これは講師の育成に時間とエネルギーを要するのが経営上の課題となっている。

 例えば、ある生徒が一次方程式の計算問題で躓いた場合、どこに戻して指導したらよいか、案外、判断が難しい。

 素人の講師の場合、生徒の持ってきた問題の解説をしがちだが、これは効率が悪い。それに、生徒にとっても、すでにわかっていることを説明される可能性が高く、イライラにつながることも多い。

 一次方程式がわからない場合、一次方程式がわからないのではなく、その前に学んだ文字式や正負の計算で躓いている場合が多い。

 その場合、生徒には文字式、もしくは正負の計算を指導した方がはるかに効率が高い。

 要は、この辺の判断、生徒の様子や理解度をすばやく察知して、適切なところに戻って指導するのが腕の見せどころとなる。

 ただ、講師がこの指導ができるようになるのに、時間とエネルギーがかかるのが当学習会の悩みのたねとなっている。

 現在、検討を進めているのが、これを自動化できないかということ。

 つまり、生徒があるところ躓いた場合、コンピュータのシステムを使って、どこで躓いたのか直ちに判断できる仕組みを作ろうとというもの。

 理屈の上ではできそう。

 ただ、お金がどの位かかりそうなのか、検討を進めているところ。

 でも、来年中には何とか具体化したいと思っている。


 末筆ながら、今年もたいへんお世話になりました。

 よいお年をお迎え下さい!



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2016年12月24日

ローマ人の物語

塩野七生の大著『ローマ人の物語』を読み終えた。

そもそもは、1年ほど前、Book-offで文庫版を十数巻見つけたのがきっかけ。

文庫版は軽くて持ち運びが便利、だから、もっぱら、電車の中で読んだ。

ふだん、車で通勤していて、電車はさほど乗らない。それに、かなりゆっくり読んだ。そのため、全巻読了するのに1年かかってしまった。

面白かった!

もともと乏しい世界史の知識だが、この基礎の基礎がわかったような気がした。

それに、人間理解もすこしは進んだような気になった。

この本、ローマの歴史的な推移も面白かったが、塩野七生がときおり吐露する「つぶやき」も面白かった。

手許の文庫から抜粋すると………

自分の意思ではなく、なんとなくという感じで大事に手を染めてしまうのも、国の衰退期の特徴の1つである。そして、このようにつまらないことに時間と労力を空費してしてしまうことが重なるのも、衰退の証の1つである。
『迷走する帝国<下>』

もしかしたら人類の歴史は、悪意とも言える冷徹さで実行した場合の成功例と、善意あるれる動機ではじめられたことの失敗例で、おおかた埋まっていると言ってもよいかもしれない。
『終わりの始まり<下>』

決めるのは人間ではなく神としたこの「考え」が、支配する側にとってはまことに好都合だった。
『最後の努力<下>』

できないと思っていたことができ、しかもそれが人々を幸せにすることにつながるわかったとき、その人は、これこそが自分にとっての使命と思うのではないだろうか。
『キリストの勝利<上>』




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