2009年12月02日

コバルト・アワー 荒井由実氏 作詞作曲  福沢幸雄氏へのRequiem

小川知子が福澤幸雄氏の恋人で、彼は若くしてテストドライブ中に事故死した、とテレビの番組で知ったのは今年だっただろうか。
WIKIで昨日調べなおしていたら、彼の愛車は、いすずのベレットGTであったと改めて知る。
ベレG  この言葉は荒井由実氏のLPアルバム「コバルトアワー」の冒頭の曲、「Cobalt Hour 」で初めて聞いたものだ。永らく、その意味は何のことやら判らなかった。
「白いベレG」
きっと、彼女のような人御用達のファッションの名前だろうと思っていた。
意味がわかったのは30代になってからだったと思う。車の名前だったか。その車は知っていたけど、側面のデザインが牛っぽく感じていた。
彼女の感性に、この車のデザインが訴えるものが有ったのだろう、とずっと思っていた。

福澤幸雄氏は、ベレGが好きだったんだな。 あ、WIKIの解説にかまやつひろし氏の名前もある。親友だったのか、確か荒井由実氏のデビューシングルは彼がプロデュースしたんだったよな・・・
松任谷由実のWIKIを見る。 お、有名な港区のイタリアン料理店「キャンティー」に出入りしいたって、これさっきまでの福澤氏の解説にも出てきた店だ。ユーミンは福澤氏に会っていたことも考えられる。

    コバルト・アワー
夜の都会をさあ飛びこえて1960年へ
バックミラーに 吸い込まれてく ちりばめられた 光の中へ
港へ続く高速道路 空を流れる ミルキーウエイさ
海の匂いの 冷たい風が 白いベレーG 包みはじめる

夜明けの金星 消えゆく空はコバルト
真夏の桟橋 彼方に 浮かぶ朝焼け

あなたは昔 Shonan-boy 私は昔Yokosuka-girl
なつかしすぎる 海が見えたら 二人の胸に よみがえる恋

夜明けの金星 消えゆく空はコバルト
真夏の桟橋 彼方に 浮かぶ朝焼け

彼方に 浮かぶ朝焼け



       あなたは昔 SHONAN-BOY
       わたしは昔 YOKOSUKA-GIRL

SHONAN-BOYなんて言葉も知らなかったよ。よく聞くのはKeio-Boyとかだろう。きっと福澤がKeio-Boyだったことに掛けているのだろう。

港へ続く高速道路
      空を流れるミルキィウェイさ
    海の匂いの冷たい風が
    白いベレG包みはじめる
事故寸前の予兆と天に召される様子。



      夜明けの金星 消えゆく空はコバルト
      真夏の桟橋 彼方に浮かぶ朝焼け

妙に心に響く「消えゆく」という言葉。これも彼への比喩ではなかろうか。

      
かまやつ氏も「ソーロングユキオ」という彼の魂のための曲を作っている。荒井由実氏のこの歌も、一見してわからないけれども、むしろ、恋人同士の甘い時間を歌っているかのようだが、実は福澤氏を偲んで作られたのだと思えてきた。



rroyce0615 at 00:01│