マイコン徹底入門をこのブログでやるのではなく、「マイコン徹底入門」と言う本のドラフトを読んでいるのでそのレビューを書くつもりだが、まだあんまり読んでない。。。なんせ800ページ以上もあるのだ
Cortex-M3のボード例

(上図は、ARM-CPU Cortex-M3のボード例)

しかし弁護士の先生が書いたとは驚いた。先生は本気(失礼)でロボットを夢みたのだろう。(本気か・・・と言うのは決して能力のことを言っているのではなく、 忙しい時間を割いてという意味だ)
マイコン徹底入門

ざっくり目次を眺めても、ペリフェラル(周辺機能)を含めCPUでできることは網羅してある。しかもさすが素人さんという印象を受けたのはチャタリングの波形まで実測してあり説明までついている。しかも意外とページを割いている。専門書なら「チャタリングにご注意下さい」一言で終わる話しだ。・・・いやはやこれも徹底入門の実践的な本と言って評価に値するだろう。もしかすると製本の段階でカットされているかもしれないと ふと思う。 けれど昨今、技術者(特にハード)が不足しておりこの本を読む学生さんの理解を深めることができれば一技術者としてほんとうに嬉しい。

まあさてARMだが、そこそこのロボットならこのARMで実現できると思う。32bit 100MHzの能力、一昔前なら手の届かなかったコンピュータだろう。 iPodに採用されたのもうなずける。そんなARM-CPUの開発環境を無償で構築しようと素人さんが思う時代なのだ。


数あるARM-CPUの中からどれにしようかと考えている。LPC1768、Stellaris、そしてこのSTM32が候補だ。NXP(フィリップス) vs TI vs ST だ。デバイス単価はさほど変わらない。開発環境もある。最初の問題はサポート=【ファームの提供】が鍵だが、量産は【デバイス供給力】が命だから最重要検討事項だ。Stellarisはよく耳にするがTIは昔や良かったが今はさっぱりだから心配だ。NXPは今一判らない。STは良いかもしれない。(いずれも日本での入手の話だ) この本がきっかけでSTM32がさらにブレイクしてくれれば幸いだ。

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