もうすぐ氷河期という事で(笑)
−20℃〜+70℃ まで耐えられるRS485、RS422、RS232C、
Ethernetの変換機を作ったので、
実際に環境試験センターへ持ち込みテストしてみた。
(+70℃は社内の恒温槽でテストできている)


s-357






部品を電源からIC、C、R まで全て−20℃耐性のものにしているので、
結果はもちろん全て動作OKだったが、セッティングに時間がかかった。
s-350

 




これはまだ途中で、最後には、この冷却箱の左半分側がごちゃごちゃになる。
右側半分は冷風が通る道になるので開けておく。
s-355






これは外から見た配管(まだ途中)
外に通じる穴が直径50mmと小さいので、とても不便。
s-354






これは内部からみた配管
もちろん一度閉めると内部は見れないので、ちゃんと一台づつテストしておく。
そうして、
動作チェックが完了したら、電源をOFFにして
温度降下開始


庫内は比較的すぐに−20℃になるがトラ技読みながら待つ、待つ、待つ、


待つこと、約5時間
変換器内部の各抵抗からICまで冷え切った所で
電源ONにして動作をチェック
全ての動作が完璧だったので安堵しつつ、
電源をOFFにして、
今度は温度を徐々に上昇させてゆく
(下げるより上げるほうがちょっと面倒)
結露しないようにね




およそ2時間かけて常温に戻して、冷却庫の扉を開けて
再びすべての動作チェック------全てOK

と言う事で、SSのCAシリーズおよび
SS-LANの寒冷地対応機が完成しました!

しかし札幌の屋外は無理だろうな(最低気温:-28.5℃(1929.2.1)
-40℃作らないと・・・





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