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慧心女バスの個別メンバーのエフェクターも作り終わったので集大成として5人集合VerのエフェクターとしてMad ProfessorのStone Grey Distortionを作りましたー。
久しぶりのハイゲインなペダルですよー。
痛い絵柄をマスキングテープでケースに固定しています。今回は穴開け位置が微妙に変則なので下絵になぞりながら穴あけ位置を再確認します。
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穴あけ終了。右側の穴だらけな1590Bのケースは痛いパワーサプライです。
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穴あけしたケースは塗装して十分に乾かします。自分は1・2週間は寝かせますね。
で、ケースにジャックを固定していきます。最近お気に入りのMarshall風のジャックです。
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LEDの工作中
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今回はエフェクターでやっている人はほとんどいないだろう的な古典的技法の「シャーシへの一点アース」をやっています。
Switchcraftのジャックを使えば最初からある程度1点アース状態になるのですが、CLIFFっぽいジャック(Marshall風)は自前で処理してあげないとノイズ対策としては弱いので今回は真面目にやってみました。
ハイゲイン系は少しのノイズでもかなり汚く増幅してしまうので、ちょっと気を使いました。
一点アースへの端子は圧着端子で処理しているので、ある意味ではんだつけとかしなくていいので作業時の手間は省けるっていえば省けますね。失敗してもナット緩めるだけで各パーツを分解できるのでメンテナンス性も高いは高いです。
んまあ、エフェクター程度の工作でメンテナンス性どーこーは疑問ではありますが・・・。(10年はノーメンテで動くでしょうし…)
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トゥルーバイパスのテスト
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恒例の微妙に痛い基板です。限界までグランドパターンを広くとって、ついでと言うか信号パターンも極限までゴン太状態です。頭悪いですね。(^_^;
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基板完成。と言うかc2の右側のホールを忘れて涙目で穴開けしていました。この記事で公開しているレイアウトは修正してあります。
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ミノ虫クリップで音だしテスト
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無事音がでましたら、ケース内に基板を格納します。
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これが完成状態の一点アース部分。
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かんせい!
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■かんそう!
これは確かにハイゲインにしては音の分離のいいペダルですね。単純にブースター+ディストーションでハイゲインに持っていくと、音の分離が悪かったり、音のスピードが落ちると言うかそういう組み合わせになったりすることもあるのですが、Stone Grey Distortion(SGD)はかなり気持ちよくザクザク刻めます。
RiotなんかもこのSGDと同様にモダンハイゲインまでいけるペダルですが、Riotとはまた違うコンプ感で魅力あるサウンドです。
Way Huge Red Llamaと同じく歪みにダイオードクリップではなくCD4069UBEと言うICを使っているのが特徴ですね。最近のトレンドですよね。
JFETと多段でアレコレとアンプをシミュするよりもこのICをクリップさせた方がアンプっぽい歪みが出たりしますからね。

レイアウトはネットに公開されているのを自分向けにちょこっと整理+イジったので製作しています。
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パーツおおよそ以下の感じです。このSGDはパーツ集めになかなかに泣かされるエフェクターでした。
抵抗:タクマン電子のREX オ−ディオ用カ−ボンフィルム抵抗"The Pink"
フィルムコンデンサ:WiMAのMKS2(メタライズドポリエステルフィルムコンデンサ−),FKS2(ポリエステルフィルムコンデンサ−)
セラミックコンデンサで泣ける指定の部分15pFのはVishay/Spragueのセラミックディスクです。
電解コンデンサはニチコンのES Series 〜MUSE〜と三洋の導電性高分子アルミ個体電解コンデンサーなOS-CONです。
TL051なんか手に入るワケないのでTL061CPですし、2N3819も入手不可能ですので2SK30AGRで代替しています。これはひっくり返すだけで使えるので便利です。
音が似ているかどうかそもそもオリジナル持っていないので不明

難易度的にはまーPtPだと死ぬほど面倒だろうなー、って印象です。そしてお約束でMad Professorのペダルでは日本では入手が辛いパーツで組まれているので自作するのも大変です。


最後に恒例ですが数枚ほど基板が余っているので、SGDも安めで製作依頼受付ます。
基板欲しいって人もいましたら適当にメールください。ではではー。

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