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Elecrowに注文していた基板が自宅に到着しました。
9/24に注文して届いたのは実際には10/4でしたので約10日で基板が届きましたので、おもったよりも早かったと言う認識です。
他の方の話ですと半月かかったとか一ヶ月弱かかった場合もあるようでしたので、今回は運が良かったのかも知れませんね。

自分は10枚注文しましたが、実際には14枚届きました。
かなり気前がいいですね。.。゚+.(・∀・)゚+.゚

で、丁度手元に共立のキットの基板がありますのでなんとなく見比べてみました。
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とりあえず気持ち程度に共立のキットの基板の方がレジストの精度が上ですね。ぱっと見た目ですとほとんど同レベルの仕上がりです。

自分みたいに往年の標準サイズ(?)の部品を使った電子工作ではこれくらいで十分に品質は確保出来ているのでElecrowのサービスは十分にビジネスとして成り立っていると言う認識です。

別に多方面に喧嘩売るワケじゃないですけどmadbeanや国内で共立以外のショップで販売してる基板よりも遥かにElecrowの方が品質は上ですね。

流石はものつくり大国の中国だと感心します(^_^;

なんか最近の日本は必死にものつくり大国っぷりをアピールしてる風潮があるのですが、現実のところそんなモンは幻想になりつつありますよね。

自分の仕事の取引先でも「技能を伝承する若手がいない」「これまで会社を支えてくれた技術ある人がどんどん辞めていく」と悲鳴あげてる真っ最中ですよ…。

変な話でもないのですが、日本製が高品質とか言われても今は「あれだけ時間と金かければ誰でもあのレベルのモノは作れるだろ。生産性悪い!」って評価なのですよね。

それを考えたら中国は「モノはそこそこだけど、速いし安い!」なので、そりゃモノ作りを頼むなら中国を使いますわ、ってのを痛感しました。

と言うかアナログのエフェクター程度なら中華の科学力で既にオーバースペック状態だと思いますし、中華がサービス始める前はUSAの方もワリと安かったです。
日本のどこがものつくり大国なの?むしろものつくりする人に世間はメッチャ厳しいっすよ?
中華もUSAもエンジニアにはそれなりの報酬払うのに日本だけは「エンジニアには薄給でこき使え!」って状態ですし。

なんか愚痴が続きましたけど、ある程度、基板を枚数作られる方はElecrow等のサービスはオススメです。

自分はブティックエフェクタービルダーな精神が皆無ですので、こういうサービスを利用するのは抵抗はないですけど、ブティック的な面で売り物にしてるビルダーさんはこういうサービスを利用できないので大変だろうなぁ…って思います。

音質に拘ってる機材厨さんとかは頑なにポイント・トゥ・ポイントが至高であり、プリント基板なんて貧乏人で耳が腐った連中向けのおもちゃ、って認識が非常に根強いですからね。

自分的にはClassAのシンプルなチューブアンプでもない限り配線方法で違いとかでないだろなぁ、って認識です。