2015年08月02日

その女アレックス

ようやく読めた人気ミステリー本。
なんと、6つも賞を受賞!

・宝島社のムック「このミステリーがすごい!2015」の海外部門第1位
・「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第1位
・『ハヤカワ ミステリマガジン』「ミステリが読みたい!」海外編第1位
・「IN☆POCKET文庫翻訳ミステリー・ベスト10」第1位、
・英国の「英国推理作家協会 インターナショナル・ダガー賞」
・フランスの「リーヴル・ド・ポッシュ読書賞」。


その女アレックス (文春文庫)その女アレックス (文春文庫)
ピエール ルメートル 橘 明美

文藝春秋 2014-09-02
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読み始めたら止まらなく、平日だというのに朝の4時まで読んでしまいました。。。

どんでん返しの連続で、あらすじを紹介するとネタバレになってしまうので、感想をかきずらい、というコメントに納得。


読まれた方の中には、作者の都合の良い書き方をしているのでオススメしない、という意見もあります。確かにもう一度読み返したら「この書き方はまずいよね?」という点も多々あるでしょう。
あくまでも、映画をみる感覚で一気に読んで、読み返さない、あるいは読み返す場合は、おかしな点をみつける楽しみを味わう、というのが良いのかも。








rsketch at 11:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 ミステリ | 

2015年07月20日

パラレルワールド

パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へパラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ
ミチオ・カク 斉藤 隆央

NHK出版 2006-01-25
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2006年に出版された本ですが、この手の本を読んだ来なかった自分には、とても面白く読めました。
物理や数学なんて大の苦手、、、なんて私のような理系音痴にも、例えがとてもわかりやすい!

気になるのは、10年近くも前なので、その後新たな発見や進展はあったの?ということ。
そんなに簡単に変わらない世界なのかも、と思いつつ、いやいや10年もたてば、まったく異なる説も出ているのでは、とも思ったり。


一番最近の本を調べたら、こちら。
うーん、心の世界に行ってしまったようで、ちょっと残念な気も。。。


フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学するフューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する
ミチオ・カク 斉藤 隆央

NHK出版 2015-02-24
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2015年07月11日

21世紀の資本

ようやく借りられた、ピケティの本。

21世紀の資本21世紀の資本
トマ・ピケティ 山形浩生

みすず書房 2014-12-09
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あ、厚い。。。
頭から通しで読むのはかなりきついので、読みたい箇所のみとばし読み。

経済的な格差問題を世界的に比較し、その歴史まで振り返る、という意味では、これまでなかった画期的な経済史ということで、絶賛されるのも納得。

資本収益率(r)と経済成長率(g)は、基本的に 「r>g」という不等式が成り立ち、例外となるのは戦後の経済復興期などのみ。

富める者は不動産や株で、低所得者が働いて得るより大きな利益を簡単に得ることが出来、格差はこれからも広がっていく・・・。
そんな話を聞くと、まずは株や投資をしなければならないのか、と思ってしまいます・・・。(まずは元手が必要ですが)

ピケティは、格差の拡大を防ぐために、グローバル累進課税という制度を提案しています。
富裕層のみに税をグローバルに徴収、というもので、個人的には大賛成。
国毎に異なると、グローバル累進課税がない国に、富裕層は移住しちゃう、という点も見越してのことなのでしょう。
ただ、富裕層は当然政治的に影響力のあるメンバーにもなるので、具体的な話になる前に潰されてしまうのだろうな、と。






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2015年06月28日

ルネッサンス史


2015/1/31に出た本。

ルネッサンス史ルネッサンス史
西本 晃二

東京大学出版会 2015-01-31
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ネット上では表紙しかみえないのでわかりずらいですが、厚さが5センチ以上もある長編力作!
以下の目次にある通り、前半のイタリアと後半のアルプス以北の2部構成です。

目次
はじめに
第I部 イタリア半島
序章 イタリア半島のルネッサンス
第1章 自治都市の誕生(一二六〇年代~一三〇二年)
第1節 海運都市――基本条件
第2節 内陸都市――その抱える問題
第3節 教皇庁ローマと南イタリアのナポリ――特殊性
第2章 都市国家への発展(一三〇二~四八年)
第1節 海運都市――勝ち残った二強
第2節 内陸都市――半島中部と北部の差
第3節 教皇庁ローマと南イタリアのナポリ――停滞
第3章 都市国家の成熟(一三四八~一四二〇年)
第1節 イタリア半島をめぐる特殊な状況
第2節 海運都市――地中海の女王ヴェネツィア
第3節 内陸都市――フィレンツェとミラーノ
第4節 教皇庁ローマと南イタリアのナポリ――復活
第4章 地域国家による情勢の固定化(一四二〇~九四年)
第1節 海運都市――ヴェネツィアの内陸志向
第2節 内陸都市――地域国家に向けて
第3節 教皇庁ローマと南イタリアのナポリ――隆盛
第5章 半島ルネッサンスの崩壊(一四九四~一五二七年)
第1節 シャルル八世の半島侵入
第2節 シャルル八世南下の波紋
第3節 ルイ十二世の半島侵入
第4節 半島ルネッサンスの最終章

第II部 アルプス以北の諸国
序章 アルプス以北のルネッサンス
第1章 フランスのルネッサンス(一四九四~一六一〇年)
第1節 イタリア戦役
第2節 宗教戦争
第2章 スペインのルネッサンス(一四九二~一六一七年)
第1節 世界帝国の夢
第2節 スペインの隆盛と凋落
第3章 イングランドのルネッサンス(一五〇九~一六一六年)
第1節 ルネッサンスへの助走
第2節 教会分離問題
第3節 国力の充実,精神の解放
第4章 ドイツのルネッサンス(一四九四~一五二五年)
第1節 ルネッサンスの諸条件
第2節 北方ルネッサンスの胎動
第3節 宗教改革運動の展開
むすび
系図/年表/文献/索引など


実はまだ前半までしか読めておらず、これだけ長編となると一気に読むのはかなりハードです。
興味のある章のみ集中して読んだり、末尾に索引で辞書的に使用してもよいかと。
「ルネサンス」ではなく「ルネッサンス」という表記にすべき、など著者のこだわりが感じられます。


良かったところ。
・彫刻、絵画、詩、写本、建築、音楽、、、などなど幅広く言及されているところ。
・各国の都市国家の政治や経済などが詳細に記載されているところ。
・4つの時代に区切ることにより、誕生、発展、成熟、崩壊の推移がわかりやすく明記されているところ。


気になったところ。
・重いので通勤などでは読めません。。。ぜひ分冊にして欲しいところ。
・せっかく絵画や彫刻作品に関する記載があっても、図版が無いものが多く、著作権の問題もあるかと思いますが、今後分冊で発行される際にはぜひ図版を追加して欲しいです。
・王侯貴族に関する記載が多く、民衆の生活などにも言及があるともっと良かった。


後半は、中休みしてまた読むことに。


rsketch at 23:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 美術書 | 

2015年05月31日

世界を変えた100の本の歴史図鑑: 古代エジプトのパピルスから電子書籍まで


2015/4/25に出た本。

世界を変えた100の本の歴史図鑑: 古代エジプトのパピルスから電子書籍まで世界を変えた100の本の歴史図鑑: 古代エジプトのパピルスから電子書籍まで
ロデリック ケイヴ サラ アヤド 樺山 紘一 Roderick Cave

原書房 2015-04-25
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ハードカバーで想像以上に大きく重い本でした。。
当然通勤では読めず、時間が足りず自宅でパラパラと流し読み。
大きな本なので、ビジュアルには大満足。
世界中から100冊を選択しているので、網羅とはいきませんが、よくもまぁこれだけ世界中からの情報をまとめたものだと感心です。(版権の問題もありますし・・・)

できれば、次はコンパクト版も出して欲しいです。




rsketch at 15:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加  

2015年05月16日

銀翼のイカロス

半沢シリーズの最新刊。といっても昨年出た本で、ずっと前に予約していたのにようやく借りられました。

銀翼のイカロス銀翼のイカロス
池井戸 潤

ダイヤモンド社 2014-08-01
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ぐいぐいあっという間に最後まで読んでしまい、池井戸さんの本は面白いな〜、と改めて思いました。

Amazonのレビューをみて、名前はかえられているけど、モデルになっているのがJALや民主党であることを確認。

タイトルのイカロスはギリシャ神話に出てくる話で、あまり高く飛んではいけないと父に忠告されたのに、調子に乗って高くまで飛んでしまい墜落してしまう話。
銀翼と名付けたのは飛行機の翼にかけているようで、しゃれたタイトルです。





rsketch at 23:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加  

2015年05月05日

ヴァチカン教皇庁図書館展II @印刷博物館


ヴァチカン教皇庁図書館展

会 期 :2015年4月25日(土)〜2015年7月12日(日)
休館日 :毎週月曜日(ただし5月4日(月・祝)は開館)、5月7日(木)
開館時間 :10:00〜18:00(入場は17:30まで)
入場料 :一般800円、学生500円、中高生300円、小学生以下無料


20150505



2002年に行われた「ヴァチカン教皇庁図書館展」の第2弾。

前回、印刷博物館へ行ったのは、なんと10年前の「グーテンベルクからプランタンへ」
月日がたつのは本当に早いです。。

そして、今日は5月5日ということで無料開放!
その割にはあまり混んでいなくて、でも展示内容はいつまでいても足りないくらい充実していて、本当に穴場です!

第4部の「ヴァチカン貴重庫でみつけた日本・東アジア」のコーナーでは、「ぎやどぺかどる(「罪人を善に導くの儀也」)」や「どりちいな・きりしたん」など、聞き慣れないタイトルの本を見つけて、必死に原書のタイトルを推測してみたり、などの楽しみ方も(笑)。


今回特筆すべき点の一つは、今流行のプロジェクションマッピング
行ったことのないヴァティカン教皇庁図書館の世界を立体的に楽しめます。
スケール的には姫路城やディズニーで行われているプロジェクションマッピングよりかなり小規模ではありますが、観ていてまったく飽きませんでした。

今回特筆すべき展のもう一つは、VRシアターで、2つプログラムが楽しめること。

「海のエジプト 海底からよみがえる、古代都市アレクサンドリア」
「古代ローマ帝国 ポンペイ『庭園の風景』」


そして、展示会場で見つけた見逃していた本。ますます時間が足りなくなります。。。

芸術教養シリーズ28 芸術理論古典文献アンソロジー 西洋篇芸術教養シリーズ28 芸術理論古典文献アンソロジー 西洋篇
加藤 哲弘

幻冬舎 2014-06-20
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そして、芋づる式に見つかる見逃していた本。

怪物から天球へ: 講演・書簡・エッセイ (ヴァールブルク著作集)怪物から天球へ: 講演・書簡・エッセイ (ヴァールブルク著作集)
アビ ヴァールブルク 加藤 哲弘 伊藤 博明 石井 朗 Aby Warburg

ありな書房 2014-09-16
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いと高き貧しさ――修道院規則と生の形式いと高き貧しさ――修道院規則と生の形式
ジョルジョ・アガンベン 上村 忠男

みすず書房 2014-10-25
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rsketch at 22:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 美術館・展示会