2015年04月25日

ビブリア古書堂の事件手帖6

昨年6月に5巻を読んだので、ほぼ1年ぶりですが、ようやく読めました。

ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)
三上 延

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今回は太宰治に特化していて、個人的には太宰は若干ひいてしまう作家ということもあり、読者層が離れてしまわないかしらん、と心配に。
いつも、古書にまつわる話はどこまで本当のことなのだろう、と思いながら読んでいるのですが、そのあたり(実際に太宰が書き込みしている本が実在しているのか否か)を解説しているサイトもなく、気になっています。
古書に実際に精通している人にぜひ聞いてみたいです。

第6巻で終わりかと思ったら、どうやら7巻で完結らしく、最終巻が出るのが待ち遠しいですね。



rsketch at 22:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加  

2015年04月18日

ルーブル美術館展 @新国立美術館

先週になりますが、4/12に久しぶりに、新国立美術館へ行ってきました。
以前は六本木駅から美術館へ行っていましたが、今回初めて乃木坂駅から行ってみると、なんと近い! 
6番出口だとかなり便利で、2007年に開設されたそう。(知らなかった・・・)

20150412_01



14時から講演会があるというので、その前に展示を楽しむことに。

気になった作品はこちら、

・《アモルを売る女》ジョゼフ=マリー・ヴィアン
 愛の神アモルを商売品のようにつまんで売る行商人、嫌がるアモルの姿が印象深いです。

・《両替商とその妻》クエンティン・マセイス 
 講演会で知ったのですが、背景の右手の奥には、議論している男、両替商の妻が見ている本には、アントウェルペンの守護聖人である聖母子、手前にある鏡には、聖書を読む男の姿が描かれているとのこと。

・《物乞いの少年》ムリーリョ
ネーデルランド中心かと思っていたら、このスペインの画家ムリーリョはじめ、有名どころの風俗画が多数有り、驚きました。

・《天文学者》フェルメール
目玉ということで、間近にみたいひと(止まることはできない)と、遠目でも止まってみたい人向けに行列が分かれていました。

・《冬の寓意》アブラハム・ブルーマールト
知らなかった画家ですが、何故か印象に残る作品。

・《鏡の前の女》ティツィアーノ
これぞティツィアーノ、といいたくなる作品。


さて、講演会の内容は、というと・・・

「レンブラントとフェルメールの時代」
講師:尾崎彰宏(東北大学大学院教授)
日時:4月12日(日)14:00-15:30(開場13:30)


尾崎先生は、ネーデルランド美術がご専門ということで、今回はレンブラントの話も含まれると思っていたのですが、フェルメールの話がメインとなったのは、今のフェルメール人気に応えてのことなのでしょう。

特に面白かったのは「画中画」についてのお話で、主要場面を明確にするために、正反対の行為をあわらす場面を「画中画」に描く、というルールでみれば、主要場面のテーマがわかる可能性がある、ということ。
ドアがあいて向こう側がみえる「見通しの空間」と、絵の中のもう1つの場面である「画中画」では共通する機能を持っていそうですが、何を描いても成り立つ「画中画」と、自然な風景であるべきドアの向こうとでは、制限がかなり違うのかとも思ったり。


今回、展覧会の最後には「アトリエの芸術家」というコーナーがありますが、フェルーメルの作品はきていませんが、フェルメールファンなら知っている「画家のアトリエ」を思い出し、比較しながらみたくなるコーナーになっているのでは、と思いました。












rsketch at 20:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 美術館・展示会 | 講座/シンポジウム

2015年04月05日

アクアマリンの神殿

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海堂 尊

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久しぶりに読んだ海堂尊氏の本。

しばらく時間を空けて読んだせいか、しみじみ感じたのが自分は海堂氏の文体が好きなだなー、ということ。

第一に明快で、思わす吹いてしまうことがしばしばで、時にひねくれていて、、要所ではじーんとなり。。。。
今回は若者が主人公なので、こんなに明晰な若人がいるものかしら、などと思いつつも、本当に最後まで楽しく読むことができます。
電車の中で読んでいて、思わずニヤニヤしてしまった自分。これから読む人は、気をつけてください(笑)。





rsketch at 21:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加  

2015年03月29日

「ボッティチェリとルネサンス」


先日紹介した講演会の展示会「ボッティチェリとルネサンス」展に行ってきました。


「ボッティチェリとルネサンスーフィレンツェの富と美」
2015年3月21日(土・祝)〜2015年6月28日(日)
Bunkamuraザ・ミュージアム

ボッティチェリとルネサンス



今回の展示会で感じたのは、解説のわかりやすさ。
副題に「フィレンツェの富と美」とあるうように、経済と美術がどのような関係にあったか、がわかりやすく解説されていました。

フィレンツェのフィオリーノ金貨が美術的にも美しく、国際通貨として信頼を勝ち得、ヨーロッパで広く使われ、模造金貨もつくられたこと。
利子は時間によって得られるもので、時間を扱えるのは神だけというキリスト教の考え方があったため、利子を取る高利貸しは卑しい職業とみられたこと。
時間によって利子を得るのではなく、外貨との交換により利益を得ることに成功し、さらに為替手形の発明により富を増やすことに成功したメディチ家。
金融、商業で成功した商人達が増えることにより、豪華な衣類や装飾品へのニーズが増え、奢侈禁止令を度々出さなければならなくなったこと。


展示会で何よりインパクトがあったのは、やはりボッティチェリ最盛期のフレスコ画《受胎告知》

他、第5章にある《若い貴婦人》というトスカーナの彫刻家の大理石浮彫りが大変美しく、印象に残りました。


確認したかった点については、以下の通り。

1)今回の展示会のための出品で、背景に描かれているのはサン・マルコのファサードである、という発見があった。
→確認したのですが、どの作品だったのか思い出せず・・・。残念。


2)修道女プラウティッラ・ネッリ(帰属) 《聖人としてのジロラモ・サヴォナローラ》の肖像。
→実物はスライドでみたよりもクリア(明暗がない)ではなく、拍子抜け。こちらも残念。


3)ボッティチェリは虚飾の焼却において、自ら焼却しなかった、という話。
→こちらについては、第6章の解説に、はっきりとボッティチェリは「自ら焼くことはなかった」とありました。
 そもそも、サヴォナローラがサン・マルコ修道院長に就任したのが1491年、火刑に処されたのが1498年。
 影響を受けたのは確かでも、自ら燃やしたとはいえないようです。


4)スタイルを変更したボッティチェリの作品
→こちらも最後の第6章で確認できました。ボッティチェリと工房、とある作品が多く、どこまでがボッティチェリ自身の手によるものかわからない作品が多かったです。


ミュージアムショップでは、楽しみにしていたチケットホルダーをGET。
ちょっと大きいな、と思ったら、ポストカードがすっぽり入る大きさで、なるほど、と関心してしまいました。

チケットホルダーとポストカード






rsketch at 16:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 美術館・展示会 

2015年03月22日

講演会「フィレンツェ・ルネサンス美術と近代的経済システムの誕生」


渋谷文化村ザ・ミュージアムで3/21からスタートした展示会「ボッティチェリとルネサンス」の講演会に行ってきました。


講演タイトル:「フィレンツェ・ルネサンス美術と近代的経済システムの誕生」
共 催:イタリア文化会館
日 時:2015年3月21日(土・祝)14:00〜15:30
講 師:ルドヴィカ・セブレゴンディ(美術史家)

講演会の内容は、まさにタイトル通りで、美術と経済システムがフィレンツェで同時並行的に花開く様子を細かく解説いただくものでした。

例として、美術の世界では遠近法、経済システムでは複式簿記(ルカ・パチョーリ)の発明があった。
ルネサンスの時期に発展した経済のシステムが如何に影響を与えたかは、銀行、利子、倒産、振替、などの言語はこの時期のイタリア語が現在の語源になっていることからも、その影響の大きさが伺える。
銀行:banco(伊)=bank、利子:interesse(伊)=interest、倒産:banco rotto (伊)=bankruptcy、手形:tratta (伊)=draft
※両替のために路上で使用した「BANCO」(長机、腰掛)がBANKの語源で、後日室内の形式になった。

キリスト教では高利貸しが禁止され、卑しい職業とされていたものの、時代の流れとともに、借り手が返せない場合は利子ともらってよいという例外規定などで次第に緩和されることに。

展覧会でも公開されている、フランチェスコ・ボッティチーニ 《大天使ラファエルとトビアス》の作品は、銀行の役割と美術の関係を表した例
※為替の発明によって、資金の回収が安全になった。

個人的に興味をひいたのは以下の4点で、次回展示会に足を運んだ際に、ぜひ確認してみたいです。


1)今回の展示会のための出品で、背景に描かれているのはサン・マルコのファサードである、という発見があった。
※作品名がメモれなかったので、展示会で要確認。

2)修道女プラウティッラ・ネッリ(帰属) 《聖人としてのジロラモ・サヴォナローラ》の肖像。
修道女がこんなに素晴らしい作品を制作できたのか!と驚き。実物をきちんと観てみたいです。

3)ボッティチェリは虚飾の焼却において、自ら焼却しなかった、という話。
これまでボッティチェリは、サヴォナローラに心酔するあまり、自ら大量の作品を燃やした、と思っていたのですが、ルドヴィカさんの話による違うらしく、最近の研究では否定されているのか(あるいは聞き違い?)、図録解説などでも改めて確認できればと思います(またヴァザーリに騙されていたのかしらん・・・)

4)スタイルを変更したボッティチェリの作品
講演会でみた、晩年の作品スタイルの変わりよう。
展覧会では第6章 メディチ家の凋落とボッティチェリの変容として、晩年の作品も展示されるらしいので、評価は低いらしいですが、ぜひ間近で観てみたい、という作品でした。


展示会の公式ホームページでもこの展覧会を観る前のオススメの本が紹介されていますが、個人的にオススメなのはこちら。展覧会の前にぜひ一読を・・・!

フィレンツェ―初期ルネサンス美術の運命 (中公新書 (118))フィレンツェ―初期ルネサンス美術の運命 (中公新書 (118))
高階 秀爾

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rsketch at 18:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 講座/シンポジウム 

2015年03月08日

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日本人が英語を話せないのは、日本語をそのまま英語にしようとするから。
3つの動詞だけで、伝わる英語が話せることをマンガでわかりやすく説明しています。

タイトルにあるとおり、決して1日で話せるようになるとは思えませんが、考え方をかえるきっかけになるかも。


別件ですが、美術出版社が民事再生により倒産。。。
美術検定どうなるんだろ・・・?






rsketch at 21:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加  | 漫画・コミック

2015年03月01日

littleBits

休日に遊んだガジェット。

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blue は電源、ピンクがOutput、緑が光や音を出すモジュールとなっていて、それぞれは磁石で繋がるので、間違ってつなぎ合わせることはできない仕組みとなっています。
Little bits を使って、試しに回転する飛行船を撮影。




こちらはハリボテをとったバージョン




実際につなぎあわせパーツは以下のシンプルなもの。


IMG_0120



モジュールは、以下のように光と回転速度をコントローラーで制御することも可能。






rsketch at 18:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 ガジェット