2012年04月22日

歪笑小説

正直、読むかどうか迷った本。

歪笑小説 (集英社文庫)歪笑小説 (集英社文庫)
東野 圭吾

集英社 2012-01-20
売り上げランキング : 560

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



結果、読んで正解でした!

私が読むのをためらった理由は、あの東野氏のエッセイ的な作品を読んでがっかりしたらどうしよう・・・?でした。
もともと長編好きな私。短編だと物足りなく感じるのでは、、、とおそるおそる読んだのですが、東野氏のアイロニーは短編作品でもいろんな意味で感じることができました!

お気に入りは「あるジーサンに線香を」という短編。
あとがきでも紹介されていますが、「アルジャーノンに花束を」のタイトルをもじっています。
本当は長編にしたかった、というぐらいの作品なので、もっともっと膨らませることはできたと思うのですが、個人的にはやっぱり短編でよかったのかも(長編にするには時代が早すぎるのかも?と)

読んでいて星新一さんを思い出しましたが、やはり東野さんの作品には独特のアイロニーがあって、そこが他のエッセイや短編とは違うところかな、とも思ったり。

東野さんの長編を読むにはちょっと・・・という方にはお勧めですが、これが東野さんのカラーと思われると悲しいので、真骨頂はやはり長編かと。


rsketch at 10:33│Comments(0)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 東野圭吾 

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. 「歪笑小説」東野圭吾  [ 粋な提案 ]   2012年11月16日 16:53
新人編集者が目の当たりにした、常識破りのあの手この手を連発する伝説の編集者。自作のドラマ化話に舞い上がり、美人担当者に恋心を抱く、全く売れない若手作家。出版社のゴルフコンペに初参加して大物作家に...

コメントする

名前
URL
 
  絵文字