札幌では気候的な問題なのか、この八重桜が多いように思う。
ソメイヨシノも円山公園だとかで咲いてはいるのだけれど、単に僕の近所の地域性なのか、一般家庭の庭や街路樹では八重桜や山桜をよく見かける気がする。
札幌の山桜は「蝦夷」が頭に付くのかな?
チシマザクラという桜も見かける。
どことなく堅いイメージのある桜で、それが北国らしい印象を僕には与える。
八重咲きは英語でdouble-floweredと言うらしい。
八重の八は、よく言われる「たくさんの」という意味なのだろう。
千代に八千代に、の八、八百万(やおよろず)の八だ。
あるいは○○八景のように使う八景という言葉もあるけれど、嬉遊笑覧によるとなんで八なんだろうね十も二十もあるのに、と言いつつ、四季の四が基本で、それの倍数として例えば七十二候なんてのがある、というような記述がある。
中国では四景と言うのだけれど日本では四季と言うね、とも記されている。
四季を表す四やその倍数は、特別に意識されていたらしい。
そろそろ札幌まつりだから、いよいよ衣替えの季節なはずだけれど、衣替えする服がない。
和服を着てみたいなあ着たことないけれど。
和服で仕事行っちゃダメなのかなあ。
ちょっと不思議だ。