さてさて、毎年恒例、最強プロレスニュースサイト
ブラックアイ2さん主催のネットプロレス大賞の季節になったですよ。
ニュースの更新だけでも頭が下がるのに、膨大な集計も・・・。
本当にご苦労様です。
この5年、ネットが見られるときに必ず開いていたのは、
MyYahoo!とブラックアイ2だけ。
それくらい自分にとっては重要なサイトなのです。

今年は結果を見るだけでなく参加させてもらうことに。
普段プロレスの話題はTwitterで書いているので、
ブログではこの3年間で30数本しかプロレスネタは
書いてないけど、許してもらおう。

MVP/ベストマッチ/最優秀タッグチーム/
新人賞/最優秀興行/最優秀団体/マスメディア賞
の7部門で選出されます。

ネットプロレス大賞2010サイト
さて、ワタクシの選考は以下のようになりました。

MVP
1.佐藤光留
(パンクラスミッション)
2.関本大介

ベストマッチ
1.HARASHIMAvs佐藤光留
(11/14 DDT 大阪府立体育会館第2競技場)
2.田口隆祐&Pデヴィット vs 飯伏幸太&ケニーオメガ
(10/11日 新日本 両国国技館 IWGPJrタッグ選手権)

最優秀タッグチーム
1.チーム変態大社長
(高木三四郎&澤宗紀)
2.ゴールデン★ラヴァーズ(飯伏幸太&ケニー・オメガ)

新人賞
1.入江茂弘(チームでら)
2.岡林裕二(大日本)

最優秀興行
1.11/14 DDT「大阪ベイブルーススペシャル〜おれのこと好きか?〜」 大阪府立体育会館第二競技場
2.10/11 新日本 「DESTRUCTION」両国国技館

最優秀団体
1.SMASH
2.FREEDOMS

マスメディア賞
1.19時女子プロレス(Ustream)
2.真夜中のハーリー&レイス(ラジオ日本)



【選考理由とか】

●MVP●

前半まではDDT・ZERO1を席巻した関本だったが、
後半一気に追い上げた艦があるのが佐藤光留。
DDT以外では大きなインパクトを残せなかったが、
各団体のマットに上がり、下半期最もプロレス界で
「旬」な選手であったことは間違いない。

Ustreamでの語りで、シモネタや大喜利の合間にコッソリ
熱くて強い思いを忍ばせてファンの思い入れを強くさせた。
プロレス大賞授賞式で内館牧子氏も述べておられたが、
DDT総選挙の結果は伊達ではない。
想いはシッカリファンに伝わっているのだ。ディーノ同様。


●ベストマッチ●

こちらもヒカルンがらみ。
大一番(だけなのが痛いけど)に素晴らしい集中力を
発揮するHARASHIMAと、青白い顔でチャンピオンに
立ち向かっていくヒカルンの姿に胸が熱くなった。
ベストマッチは心を揺さぶられる試合こそふさわしい。
試合後、勝利者であるヒカルンのマイクで言語化されたが、
DDTの未来への決意はファイト内容で充分伝わってきた。
もはやDDTの未来はDDTだけのものでなく、
広くインディー界の未来と言っても過言ではない。
未来に期待を持たせる試合であった。
それがベストマッチに選んだ理由である。


●最優秀タッグチーム●

秋口までのインディー界に旋風を巻き起こしたタッグチーム、
その名も変態大社長。工場やらスキー場やらどインディーやら、
各地で斬新かつハチャメチャなタイトルマッチを繰り広げ
社長自らDDTの底知れぬパワーを感じさせた。
ハチャメチャさだけでなく実力の高さでもファンを
唸らせながら有無を言わせぬ快進撃で2010年の
プロレス界を盛り上げた。
いや、順当に行けばどう考えてもケニブシなんだろうけど、
変態大社長のハチャメチャっぷりはかなりのインパクトだった。
今年もTKG48でやってくれそうだな。


●新人賞●

インディーのニューカマー大賞は文句なく菊池さんだったが、
新人賞は伸び幅の大きさで入江。
あの表情は菊池さんとはまた違う形で観るものの心を捉える。
なんかものすごく応援したくなる選手なのだ。
技に重さと説得力が更に出れば、もっともっと活躍の場は広がるだろう。
大日本の岡林、健介オフィスの起田とともにしのぎを削って
入江選手にはプロレス界を盛り上げて欲しい。


●最優秀興行賞●

11/14 DDT大阪。新日の11月両国とものすごく迷った。
この大会は夏の両国とは違い、お祭りではない普段のDDTで
最高の興行を見せようという意志が伝わってきた大会。
内容の濃さでは両国をはるかに凌ぐものだと思ったのが理由だ。


●最優秀団体●

SMASHは、少ない興行数、一線級はTAJIRIのみという
陣容の中、女子プロレスや無名の外人に光を当て、
ストーリーとインパクトを見事に構築し、
しっかりプロレス界に根を張ろうとしている。
業界において強い知名度とメッセージ性を持つTAJIRIが
現代の個人での情報発信の容易さを最大限活かして
団体を軌道に載せたことは興味深い。
FREEDOMSは小鹿軍団という不思議な魅力のユニットが
興味を引きつけた。
来年はユニオンが急速に伸びてくるのは間違いない。
それが高木三四郎の強さだろう。


●マスメディア賞●

最初に目をつけて、最初にやった者が勝ち。
さくらえみの先見性と行動力の賜物が19時女子プロレス。
もちろん帯広選手の妙な存在感も貢献度が高い。
「真夜中の〜」実況日本一との呼び声高い清野アナ
司会の番組。プロレス愛に溢れている。
リアルタイムで聞けないのが悔しい。
「長州力のアレトーーク」も世間に届く破壊力。
でも、プロレスの魅力じゃないからなぁ。


●その他●

誰もが認めるところだと思うけど、Twitterという
ツールの力はすごいと思う。
発信側に強いメッセージや戦略があればコストを掛けず
多くの人に情報を発信することができる。
2chは嫌いだが、Twitterの情報はついつい
流し読みしてしまう。
芸能・スポーツの分野で、プロレス界ほど有効に
このツールを使いこなしている人が多い業界はないだろう。
それだけメディアリテラシー・ネットリテラシーに
長けた選手たちが多い証拠であり、
情報を発信することにおいて常に知恵を絞り、なんとか
世間に届かせようと懸命であることの証拠であろう。

今やプロレスファンにおいてTwitterは必須のツール。
新日のYoutubeといい、マスコミに頼らない情報発信の成否が
団体の経営にさえ影響するほどだ。

そうなると既存のマスコミのあり方が問われてくる。
週プロモバイルも、あんなに文章の誤用・誤変換が多いようじゃ
話にならない。自分たちが何で飯を食ってるのか考えて欲しい。
誤字脱字がなく読めるのは宍倉顧問のコラムくらいだ。
きっと誤字脱字については厳しく指導されない編集部なんだろうな。
OB連中も誤用・誤変換がほんとうに多いもんな。

相方宅で毎週「週刊プロレス」を読んでいるが、正直
あまりピンと来ない記事が多い。
週刊化1号から5,6年毎号買っていた自分だが、
あの当時の熱は感じられない。
サムライTVなんかで現役の記者が出演したりするが、
「わ、コミュニケーション能力ねーな」って人が多い。
道理でインタビュー記事が面白くないわけだ。

往年の選手の資料的価値ある記事なら「G-Spirits」がやってる。
週プロがやるべきは、現在の選手の魅力をより多く伝えることだ。
僕の中の「空白の10年」に何があったかは知らない。
ただ、現状伝える側に問題があるのは間違いないと思う。


「プロレス衰退」と言われて久しいが、
例えば昨年12月の1ヶ月間でプロレスに何人のお客さんが
会場に足を運んだか。

ここまで観客を動員できるジャンルはそうは多くないだろう。
そして、感動できて、笑えて、大声出せて、驚嘆して・・・
こんなに観るもののいろんな感情を引き出してくれる
エンタテイメントはそうはない。
いい加減なものが淘汰され、真摯にいいものを創りだしていれば
(単に好試合というだけでなく、宣伝活動も含めて)
もっと新しいファンが付き、かつてのファンが戻ってくる。

僕らファンがプロレスのために出来ることは、
プロレスを知らない、毛嫌いしている人たちに少しでも
興味を持ってもらうようプロレスの良さを伝えること。
ビデオを見せて、生観戦してもらうこと。
すぐには伝わらなくてもいつか実を結ぶかも知れない。
少しづつの積み重ねがプロレスの盛り上がりに繋がると思う。


僕は棚橋の華やかさに心踊り、みのるの不敵な笑みにゾクッとし
飯伏の飛び技や吉野のスピードに驚嘆し、アントンのまっすぐな
瞳や、入江や関本の吠える姿に心が震える。
この比類なきプロレスという娯楽をただ自分が楽しむだけでなく、
微力ながらも盛り上げていきたいと思っている。

2010年は、僕をプヲタに戻してくれたマッスルが終了し、
各団体が新しい展開を(好むと好まざるに関わらず)見せている。
2011年。楽しみが多いプロレス界だ。
プロレスがもっともっと盛り上がりますように。


●おまけ:今年のキーマン●

棚橋弘至(知名度を一般にまで広げられるか)
猪熊祐介(独特の世界観がDDT・ユニオンで炸裂して欲しい)
アントーニオ本多(ヒカルン・ディーノとDDTを背負えるか)
岡林裕二(外へ出てどう変わるか)