2012年08月06日
最近のDJ活動1(RTTF11)
サイトの更新を暫く行えず間が開いてしまいましたし、
色々細かく書きたいのでblogでの報告とさせていただきます。
ここ暫くの間でDJとして出演したイベントが3つあるのですが、
主催も行っている『Run to the Future』に関しては思い入れが強く書きたいことが多いので
まずはそちらから書かせていただき、残りの2つは次の記事で書きたいと思います。
■2012/06/03『Run to the Future 11 ~M3 Release Party~』
この日はRTTF Recordsの主催するクラブイベントを浅草STELLA GEOにて行いました。
このblogをご覧の方の中には過去の開催をご存知の方も居るかとは思いますが、
11という数字が示す通り既に10回以上の開催を行っており、
かれこれ4年ほど続いている長寿イベントとなっております。
時にはお客さんが全然入らない時もあったのですが、
それでもやりたいことがあったから続けたいと思ったし、
そこに協力してくれる人達が多く居たからこそ、ここまで来れました。
そして、この日は間違いなく過去最高となる盛り上がりでした。
未だにあの日の興奮をしっかり覚えて居ますし、
写真も手元にあるので、一人一人当日の出演者のプレイを振り返ってみようと思います。
■II-L (RisingGENERATION / MUZZicianz Records)

RTTFと親交が深いイベント『RisingGENERATION』より
イタコDJの異名を持つII-LがRTTF初出演。
その別名に相応しい独特の動きがDubstepと上手くマッチして雰囲気を作っており、
また、堅実なプレイでオープニングアクトという重要な位置付けをしっかりと務めてくれました。
■ANKI (technoboo)

II-Lと同じくRun to the FutureでのDJは初となるANKI。
写真からも分かる宣教師のような独特の服装に
流す音楽の方向性(Hardstyle, Tech Dance)が一致しているため、
II-Lから受け継いだ流れを壊さず且つしっかりと自分の世界に引き込んでいましたね。
こういったファッション性も大事だと強く思わされました。
しかし、パフォーマンスはコミカルだしお茶目な一面もあったりするから侮れない。
■MAYA AKAI (RIGHT STUFF / Black Berry Recordings)

新体制でスタートしたRTTF6以降毎回出演しており後期RTTF皆勤賞、
そして、実質レギュラーDJのMAYA AKAI。
CD『Run to the Future 2』にも収録されている自作曲『TechnoLogico』のような
フューチャーテイスト溢れるサウンドを主体としたプレイはまさにRTTF向けですね。
縦横無尽に駆け回るジャンルと、非常に高品位な繋ぎ・選曲。
DJの上手さはRTTF随一だと思います。
■heric (undefined field)

現在、RTTFのレジデントとしてイベントを支えてくれているheric。
DJとしては持ち前の楽曲生産力を生かしたLive 形式でのプレイで、今回はSchranzに挑戦。
現場での経験がまだ少なく、スキル面での荒削りさはあるものの、
肝が据わっており非常に楽しそうにプレイしてくれるため見ている方も楽しくなれるDJの鑑。
■Hyuji (RTTF Records)

Run to the Future主催にしてこの記事の執筆者。僕です。
1曲目に流した「Nancy And The Boys feat. Sami / Shine a Light on You」で
お客さんが踊ってくれたのは色んな意味で感慨深いですね。

また、Samba De Janeiro (KCP Remix)や
Captain Jack (Grandale Remix)にお客さんが反応してくれ、
この日一番の盛り上がりとなりました。
主催の時間が一番盛り上がってるってどうなんだ、
という意見もあるかもしれませんが、それについては後述。
■源屋 (MINAMOTRANCE)

この日の目玉、ゲストの源屋。
RTTFでは記念すべき1回目のゲストとして出演してくれましたが、
今回10回ぶりの出演となるだけに歴史を感じます。
UK Hardcoreなのにシックな雰囲気を醸し出すプレイはこの方ならでは。
個人的に凄くカッコいい曲があったのですが、源屋さんの自作曲だと聞いてビックリでした。
ちなみに、その曲(Another Day)を僕も一週間後の岡山ハーコーイベでプレイしたり。

フロアの熱もまだまだ冷めず、非常に盛り上がっていました。
■LUNA (Lunatic Gate)

RTTFのレジデントであり、特攻隊長のLUNA。
彼はRTTFでDJデビューしましたが、
気付けば凄い手捌きで矢継ぎ早に楽曲を繰り出せるまでにレベルアップ。
そして、これでもかとUK Hardcoreのアンセムを繰り出すプレイで盛り立ててくれました。
■Takahiro Aoki (RisingGENERATION / MUZZicianz Records)

この人とは随分長い付き合いになりますね、RisingGENERATIONのボス、Takahiro Aoki。
RTTFでは一番の年上ですが、その人生経験を活かしたアドバイスを多く貰っており、
イベントをここまで続けて来れたのはこの人の力によるところも大きいです。
しかし、若い面子に負けないだけのパワーも持ち合わせており、
そのポテンシャルはUK Hardcoreを中心としつつも
そこに留まらない幅の広さと力強さで表現されています。
■TadashiYamamoto (RTTF Records)

トリを務めるのは、イベントだけでなくレーベルメイトとしても
多くの力を貸してくれているTadashiYamamoto。
オシャレなUpper Houseで、タイムテーブルではラストが定番となっていますね。

最後の最後でマイクを握って歌ったり。
この舞台度胸とアイディア性は劇団で役者としての経験を持つ彼ならではでしょう。
イベントを鮮やかに締めてくれました。

と、こんな感じで大盛況のうちにイベントは終了しました。
上記の内容からも分かるように
当イベントはかなりジャンルの幅が広いイベントとして続けて来ているのですが、
これは僕が幅広く音楽ジャンルが好きなことに由来しています。
色んな音楽を耳にすることで自分自身トラックメイキングにおいて刺激や影響を受けますし、
それに、DJとしても色んなジャンルをプレイしているので、
最低限、いつでも自分のやりたいことが出来るように間口を広げています。
自身もDJとして出演する以上はそれが活きる状態にしておくことで、
イベントとしての色にもなるのではないか、という考え方ですし、
そういった意味で、特に自分の時間で
お客さんが盛り上がってくれたことには手応えを感じました。
ここから先は個人的な考え方なのですが。
もし単一のジャンルでやればそのジャンルを聴きたいお客さんが入ってくれて、
全体的な集客数としても今より多くなるのではないかと思います。
ただ、そうやって「本当に好きな人しか集まらないイベント」になると
それ以上の成長というのは見込めない部分もあるのかなと、一つ思うので。
いや、クラブ慣れしてる人達が楽しむために
そういった単一ジャンルのイベントも大事だとは思います。
けれど、クラブという場所に馴染みの無い初心者が入りやすい入り口を
誰かが作らないといけないのではないか、ということを度々感じていますし、
そういったイベントが幾分少ないのではないか、という気がします。
その手のイベントの数が少ないのは当然と言えば当然だと思います。
クラブミュージックの魅力を知れば知るほど、
ただひたすらに"盛り上がれる曲"を聴きたいと思うのは当たり前だと思いますし、
自分の好きなジャンルを突き詰めることになるのも自然な流れだと思っています。
でも、そういった音楽を楽しむためには
ある程度現場に慣れていて且つクラブでの踊り方を知っている必要がありますし、
そう言った点で、初めて来てくれた人も何かしら自分の気に入った音楽を見つけて
自分なりに楽しんでもらえる可能性を広げるという意味で、
お客さんの選択肢としても
ジャンルの多様性はある程度保持しておきたい、というのが僕の考え方です。
何より僕はそもそも自身の音楽の原点がダンス系のコンピレーションCDですし、
ディスコ系の要素が強い人間で、周りのDJの方々と比べると今でもそういった緩い、
どちらかといえばリスニング向けサウンドの方が好きなので、
だったら僕がやるべきこと・イベントはこれじゃないかなと。
実際「今までクラブに行ったことが無かった」という人達の多くに遊びに来てもらって
クラブに対する印象を変えることが出来ましたし、
それはイベント運営の中でも特に嬉しかったと思えることです。
ただ、そこだけにスポットを当てても
それはそれでつまらないものになってしまうと思いますし、
そうしてお客さんが殆ど入ってない状態になってしまうと
せっかく集まってくれた出演者の方々に申し訳無く、
お客さんもあまり楽しくない場合も多いでしょう。
更にもっと現実的なお話をすると、
赤字が大きくなりすぎてイベントを続けることが出来ません。
今までは力不足でそう言ったバランスを上手く取ることが出来ず、
イベントを凄く迷走させてしまった時期もあったのですが、
やっと、自分のやりたいこと、他出演者の方向性、お客さんの求めているもの、
それらの歯車が上手く合致してしっかり回るようになってきたのかなと。
特に、呼びたい人を呼んでキッチリ成り立つようになったのは有難いですね。
そのスタンス自体は最初の頃から変えていないのですが、
それだけじゃダメな時も多かったので。
逆に、今は丁度呼びたい人達というのが話題性や実力のある人達だし、
前述の通り、方向性もある程度合致するので助かっています。
これらを踏まえて、うちのイベントの立ち位置は凄く微妙なラインにあると思います。
そして、それを「中途半端だ」と思う人も居るかもしれません。
けれど、音楽のような分野だと個人にそれぞれ趣向があるように、
発信する側が出すべき答えも0と1だけではないと思いますし、
間違ってるとは思いません。だからこそ難しい部分があることも、自覚はしていますが。
あと、つい最近、クラブの営業について話題になって風営法改正の署名が行われ、
賛否両論ありましたが、僕はそうやって行動を起こすことは大事だと思っています。
自分自身「やろうと思って実際行動したから出来た」ことは多くあるので。
ただ、僕自身はそこに署名しなかったです。
オーガナイザーとして、署名をする前にやるべきこと・出来ることがあると思ったので。
その点で今回のイベントは本当に意義のあるものだったと思っていますし、
そこに協力してくれた多くの人には本当に感謝しています。
特に、僕と似たような志を持って、クラブが初めてだという人を中心に
多くの方を連れて来てくださった森羅さんには頭が上がりません。
また、カメラマンとして素晴らしい仕事をしてくださったアットさん、
快くスタッフを引き受けて、アットさんを紹介してくれたり、受付をやってくださったこまつなさん、
VJとして視覚面から分かりやすい雰囲気作りをしてくださった素さん、
プレイでイベントを盛り上げてくださったDJの方々に、
twitterで多くの人にイベントが伝わるよう宣伝協力してくださった方々。
そして何より、遊びに来てフロアを盛り上げてくださった多くの皆様。
本当にありがとうございました。
次回パーティの内容については告知の時に居た人以外には伏せますが、
開催日程に関しては11月頃の予定で動いていることをお伝えしておきます。
宜しければ、また次回も是非お願い致します。
なお、本イベントは動画でのパーティレポートも投稿しておりますので、
そちらも是非合わせてご覧頂ければと思います。
色々細かく書きたいのでblogでの報告とさせていただきます。
ここ暫くの間でDJとして出演したイベントが3つあるのですが、
主催も行っている『Run to the Future』に関しては思い入れが強く書きたいことが多いので
まずはそちらから書かせていただき、残りの2つは次の記事で書きたいと思います。
■2012/06/03『Run to the Future 11 ~M3 Release Party~』
この日はRTTF Recordsの主催するクラブイベントを浅草STELLA GEOにて行いました。
このblogをご覧の方の中には過去の開催をご存知の方も居るかとは思いますが、
11という数字が示す通り既に10回以上の開催を行っており、
かれこれ4年ほど続いている長寿イベントとなっております。
時にはお客さんが全然入らない時もあったのですが、
それでもやりたいことがあったから続けたいと思ったし、
そこに協力してくれる人達が多く居たからこそ、ここまで来れました。
そして、この日は間違いなく過去最高となる盛り上がりでした。
未だにあの日の興奮をしっかり覚えて居ますし、
写真も手元にあるので、一人一人当日の出演者のプレイを振り返ってみようと思います。
■II-L (RisingGENERATION / MUZZicianz Records)

RTTFと親交が深いイベント『RisingGENERATION』より
イタコDJの異名を持つII-LがRTTF初出演。
その別名に相応しい独特の動きがDubstepと上手くマッチして雰囲気を作っており、
また、堅実なプレイでオープニングアクトという重要な位置付けをしっかりと務めてくれました。
■ANKI (technoboo)

II-Lと同じくRun to the FutureでのDJは初となるANKI。
写真からも分かる宣教師のような独特の服装に
流す音楽の方向性(Hardstyle, Tech Dance)が一致しているため、
II-Lから受け継いだ流れを壊さず且つしっかりと自分の世界に引き込んでいましたね。
こういったファッション性も大事だと強く思わされました。
しかし、パフォーマンスはコミカルだしお茶目な一面もあったりするから侮れない。
■MAYA AKAI (RIGHT STUFF / Black Berry Recordings)

新体制でスタートしたRTTF6以降毎回出演しており後期RTTF皆勤賞、
そして、実質レギュラーDJのMAYA AKAI。
CD『Run to the Future 2』にも収録されている自作曲『TechnoLogico』のような
フューチャーテイスト溢れるサウンドを主体としたプレイはまさにRTTF向けですね。
縦横無尽に駆け回るジャンルと、非常に高品位な繋ぎ・選曲。
DJの上手さはRTTF随一だと思います。
■heric (undefined field)

現在、RTTFのレジデントとしてイベントを支えてくれているheric。
DJとしては持ち前の楽曲生産力を生かしたLive 形式でのプレイで、今回はSchranzに挑戦。
現場での経験がまだ少なく、スキル面での荒削りさはあるものの、
肝が据わっており非常に楽しそうにプレイしてくれるため見ている方も楽しくなれるDJの鑑。
■Hyuji (RTTF Records)

Run to the Future主催にしてこの記事の執筆者。僕です。
1曲目に流した「Nancy And The Boys feat. Sami / Shine a Light on You」で
お客さんが踊ってくれたのは色んな意味で感慨深いですね。

また、Samba De Janeiro (KCP Remix)や
Captain Jack (Grandale Remix)にお客さんが反応してくれ、
この日一番の盛り上がりとなりました。
主催の時間が一番盛り上がってるってどうなんだ、
という意見もあるかもしれませんが、それについては後述。
■源屋 (MINAMOTRANCE)

この日の目玉、ゲストの源屋。
RTTFでは記念すべき1回目のゲストとして出演してくれましたが、
今回10回ぶりの出演となるだけに歴史を感じます。
UK Hardcoreなのにシックな雰囲気を醸し出すプレイはこの方ならでは。
個人的に凄くカッコいい曲があったのですが、源屋さんの自作曲だと聞いてビックリでした。
ちなみに、その曲(Another Day)を僕も一週間後の岡山ハーコーイベでプレイしたり。

フロアの熱もまだまだ冷めず、非常に盛り上がっていました。
■LUNA (Lunatic Gate)

RTTFのレジデントであり、特攻隊長のLUNA。
彼はRTTFでDJデビューしましたが、
気付けば凄い手捌きで矢継ぎ早に楽曲を繰り出せるまでにレベルアップ。
そして、これでもかとUK Hardcoreのアンセムを繰り出すプレイで盛り立ててくれました。
■Takahiro Aoki (RisingGENERATION / MUZZicianz Records)

この人とは随分長い付き合いになりますね、RisingGENERATIONのボス、Takahiro Aoki。
RTTFでは一番の年上ですが、その人生経験を活かしたアドバイスを多く貰っており、
イベントをここまで続けて来れたのはこの人の力によるところも大きいです。
しかし、若い面子に負けないだけのパワーも持ち合わせており、
そのポテンシャルはUK Hardcoreを中心としつつも
そこに留まらない幅の広さと力強さで表現されています。
■TadashiYamamoto (RTTF Records)

トリを務めるのは、イベントだけでなくレーベルメイトとしても
多くの力を貸してくれているTadashiYamamoto。
オシャレなUpper Houseで、タイムテーブルではラストが定番となっていますね。

最後の最後でマイクを握って歌ったり。
この舞台度胸とアイディア性は劇団で役者としての経験を持つ彼ならではでしょう。
イベントを鮮やかに締めてくれました。

と、こんな感じで大盛況のうちにイベントは終了しました。
上記の内容からも分かるように
当イベントはかなりジャンルの幅が広いイベントとして続けて来ているのですが、
これは僕が幅広く音楽ジャンルが好きなことに由来しています。
色んな音楽を耳にすることで自分自身トラックメイキングにおいて刺激や影響を受けますし、
それに、DJとしても色んなジャンルをプレイしているので、
最低限、いつでも自分のやりたいことが出来るように間口を広げています。
自身もDJとして出演する以上はそれが活きる状態にしておくことで、
イベントとしての色にもなるのではないか、という考え方ですし、
そういった意味で、特に自分の時間で
お客さんが盛り上がってくれたことには手応えを感じました。
ここから先は個人的な考え方なのですが。
もし単一のジャンルでやればそのジャンルを聴きたいお客さんが入ってくれて、
全体的な集客数としても今より多くなるのではないかと思います。
ただ、そうやって「本当に好きな人しか集まらないイベント」になると
それ以上の成長というのは見込めない部分もあるのかなと、一つ思うので。
いや、クラブ慣れしてる人達が楽しむために
そういった単一ジャンルのイベントも大事だとは思います。
けれど、クラブという場所に馴染みの無い初心者が入りやすい入り口を
誰かが作らないといけないのではないか、ということを度々感じていますし、
そういったイベントが幾分少ないのではないか、という気がします。
その手のイベントの数が少ないのは当然と言えば当然だと思います。
クラブミュージックの魅力を知れば知るほど、
ただひたすらに"盛り上がれる曲"を聴きたいと思うのは当たり前だと思いますし、
自分の好きなジャンルを突き詰めることになるのも自然な流れだと思っています。
でも、そういった音楽を楽しむためには
ある程度現場に慣れていて且つクラブでの踊り方を知っている必要がありますし、
そう言った点で、初めて来てくれた人も何かしら自分の気に入った音楽を見つけて
自分なりに楽しんでもらえる可能性を広げるという意味で、
お客さんの選択肢としても
ジャンルの多様性はある程度保持しておきたい、というのが僕の考え方です。
何より僕はそもそも自身の音楽の原点がダンス系のコンピレーションCDですし、
ディスコ系の要素が強い人間で、周りのDJの方々と比べると今でもそういった緩い、
どちらかといえばリスニング向けサウンドの方が好きなので、
だったら僕がやるべきこと・イベントはこれじゃないかなと。
実際「今までクラブに行ったことが無かった」という人達の多くに遊びに来てもらって
クラブに対する印象を変えることが出来ましたし、
それはイベント運営の中でも特に嬉しかったと思えることです。
ただ、そこだけにスポットを当てても
それはそれでつまらないものになってしまうと思いますし、
そうしてお客さんが殆ど入ってない状態になってしまうと
せっかく集まってくれた出演者の方々に申し訳無く、
お客さんもあまり楽しくない場合も多いでしょう。
更にもっと現実的なお話をすると、
赤字が大きくなりすぎてイベントを続けることが出来ません。
今までは力不足でそう言ったバランスを上手く取ることが出来ず、
イベントを凄く迷走させてしまった時期もあったのですが、
やっと、自分のやりたいこと、他出演者の方向性、お客さんの求めているもの、
それらの歯車が上手く合致してしっかり回るようになってきたのかなと。
特に、呼びたい人を呼んでキッチリ成り立つようになったのは有難いですね。
そのスタンス自体は最初の頃から変えていないのですが、
それだけじゃダメな時も多かったので。
逆に、今は丁度呼びたい人達というのが話題性や実力のある人達だし、
前述の通り、方向性もある程度合致するので助かっています。
これらを踏まえて、うちのイベントの立ち位置は凄く微妙なラインにあると思います。
そして、それを「中途半端だ」と思う人も居るかもしれません。
けれど、音楽のような分野だと個人にそれぞれ趣向があるように、
発信する側が出すべき答えも0と1だけではないと思いますし、
間違ってるとは思いません。だからこそ難しい部分があることも、自覚はしていますが。
あと、つい最近、クラブの営業について話題になって風営法改正の署名が行われ、
賛否両論ありましたが、僕はそうやって行動を起こすことは大事だと思っています。
自分自身「やろうと思って実際行動したから出来た」ことは多くあるので。
ただ、僕自身はそこに署名しなかったです。
オーガナイザーとして、署名をする前にやるべきこと・出来ることがあると思ったので。
その点で今回のイベントは本当に意義のあるものだったと思っていますし、
そこに協力してくれた多くの人には本当に感謝しています。
特に、僕と似たような志を持って、クラブが初めてだという人を中心に
多くの方を連れて来てくださった森羅さんには頭が上がりません。
また、カメラマンとして素晴らしい仕事をしてくださったアットさん、
快くスタッフを引き受けて、アットさんを紹介してくれたり、受付をやってくださったこまつなさん、
VJとして視覚面から分かりやすい雰囲気作りをしてくださった素さん、
プレイでイベントを盛り上げてくださったDJの方々に、
twitterで多くの人にイベントが伝わるよう宣伝協力してくださった方々。
そして何より、遊びに来てフロアを盛り上げてくださった多くの皆様。
本当にありがとうございました。
次回パーティの内容については告知の時に居た人以外には伏せますが、
開催日程に関しては11月頃の予定で動いていることをお伝えしておきます。
宜しければ、また次回も是非お願い致します。
なお、本イベントは動画でのパーティレポートも投稿しておりますので、
そちらも是非合わせてご覧頂ければと思います。
2012年08月05日
blogはじめました
現在のところ、トップページで大まかな活動報告や連絡事項の記載を行っておりましたが、
blogでより詳細なリリース情報やクラブイベント出演情報を記載して行きたいと思います。
また、レーベルの活動以外の音楽情報や、
音楽の活動とは関係無い雑談話等を行う可能性もありますが、
具体的には未定ですので、以後の動向を温かく見守って頂ければ幸いです。
それでは、当blogをよろしくお願い致します。
blogでより詳細なリリース情報やクラブイベント出演情報を記載して行きたいと思います。
また、レーベルの活動以外の音楽情報や、
音楽の活動とは関係無い雑談話等を行う可能性もありますが、
具体的には未定ですので、以後の動向を温かく見守って頂ければ幸いです。
それでは、当blogをよろしくお願い致します。