12月

「カサブランカ」〜超下手席

なんだかんだと4回目でした。
今日は1階の超下手席。

音響があんまり良くない。
台詞がモワンモワンして聞き取りにくいのね。
滑舌の良し悪しがハッキリわかる、シビアなお席でした。

でも色々面白かった!!
センターでは見えないものが見えちゃうのね〜。
リックのお店の場面で、カジノのお芝居が隙間からしっかり見える♪
フェラーリの店のところで、裏のバザールもバッチリ。

2階からもちらっと見えてたけど、この「隙間から」てのが妙にワクワクする(笑)。
「家政婦は見た!」の心境!?
別に舞台袖が見えてる訳じゃないんですけどね^^;
みんな、ちゃんとお芝居してて、結構派手に動き回ってる人もいて面白かったです^^。

そうそう。
金庫さまのセリ上がりも間近で見れてワクワクした。
あ。金庫もだけど、リックやみっちゃんやちーちゃんが下手に近づいてくるのがね。
金庫さまのセリ上がり自体は、2階から観るのが楽しいですよ♪
暗闇の中から四角い物体が、ずずずっと上がってくるのが。

ちなみに上手すっぽんのセリ上がりは、シュトラッサーさん&電話台ですね。
こちらも暗闇の中、どこまで上がっていくんだーーー!?て驚きが(以下略)。
天井まで届くかと(もうやめなさい)。

「急げ〜マルセイユへ」の銀橋のコーラスは、1階で観た方が胸を衝かれました。
声が表情が波となってうわっと押し寄せてくる感じ。
今日もここで、うるっときた。

ラズロとイルザの銀橋の芝居が好きです。
どうもここのラズロさんに弱いみたい。
今日は「君に聞けと言われたよ」と、どこか寂しげに言うラズロに
涙が出そうになってしまった。
何で私、こんなにラズロに感情移入してるんだろう?(さては惚れたね)。

国歌対決の場面、どんどん良くなってきてますよね!?
「♪立てー今こそー」と、フランス側のコーラスが盛り上がるところで、またしてもうるっときた。
この時の少佐の激昂の表情がね・・もう、ファン的にはたまらんね。
きゃーコワいー素敵ー(笑)。
その後のイルザへの強迫もね。
怒りを理性で抑えながらも、じりじりと真上から追い詰めるその目線が・・
きゃーコワいー素敵ー
下手はそれがバッチシ見れて超おいしい♪

ちなみに、この場面のルサンクの写真がすごくお気に入り♪
傍観してるリック。1人離れた場所で複雑な面持ちのルノー。
すずさんの熱い表情にもぐっと来る。こぶしを振り上げ歌うフランス側の人たち。
鋭い眼でドイツ側を睨むモンチ。さすがだモンチ。
真正面から対峙するラズロとシュトラッサー。
ちょっと前はニックとエッジワースだったのよね〜。なんか不思議。


空港の場面。
リックとイルザの会話を聞きながら少しずつ変化していく、ルノーの表情。
これもいいね。
ずっとリックに心引かれるものがあったんだろうけど、この時が決定打だったんだろうね。
それに「犯人を捜せ!!」の間がすごく良くなってきてて、場面に緊迫感が・・!
ああ、あと一週間しかないなんて短すぎる!!


「カサブランカ」〜メモ4


ラズロの傷がパックリ割れてた!
びっくりしたー。
(初日ごろと変わってる?)


初日と変わってると言えば、
ラスト飛行場で確か、初日はポケットから拳銃を出してた少佐。
2回目に観た時は、ホルダーから出してた^^;。

でも左手で拳銃なんだよね〜。少佐って左きき?
(よく考えたら右手で受話器持ってるからですね^^;)


ルノーのオフィスの前で「朝7時から並んでるのに」って、カチャくん。
10時にラズロが来るってことは、たったの3時間じゃん!
さよなら楽のチケ発売日のヅカファンに比べたらアナタ。そんなもんじゃだめよー。


我々は生きているー♪のところの、みーちゃんのダンスが
もーほれぼれするぐらいカッコいい!!
ターンでの片足キープもすごい。


一幕ラストのサムの笑顔が素敵過ぎる。
まるでセピア色の懐かしい写真を見ているよう。

ここは舞台自体が1枚の絵を見るようで、なぜか胸がきゅーんとする。
「皆は生きていた。ここに確かに存在したのだ。それぞれのドラマと共に」
などと添え書きしてアルバムに収めたいとか思ってしまう。

でも多分バカな私のことだから、キャラそれぞれに吹き出しつけて遊んでしまうと思う^^;。
リックの吹き出し→「勝手にやってろ」

そんなリックの「この世界で最後のキス」が、だんだん濃厚になってる気がする。
初日とかすごくあっさりで「そんなのが最後でいいの?」て思ってたのよ実は。
「パリの思い出を蘇らせた」場面での、抱きしめ方も素敵ですね。



もめてる最中にわざとドイツ人の神経を逆なでするように
「カジノに入ってもいい?」
と聞くところがウガーテらしい(笑)。でもなんか憎めない。


天玲さんの声。トニカくんの声。耳に心地いい。
さっつんの声も好きなんだけど、あんまり聞けなくて残念。


月映のじゅまくんは、あゆみ姉さんシンガーにぞっこんなんだね。
この前は軽くソデにされて、その後ひとりテーブルでたそがれてるのが可愛かった。


いちくんは、リックのカフェのムーア人もいいけど、
最初の広場のカフェのギャルソンがカッコいい♪ 
ムーア人のときと動作がまったく違うのがすごいよね。


セザールのなんかヤバイ雰囲気(ほめてます)と、
アメリカ人観光客での鼻の下の伸ばし具合。なんなのこの違いぶり! 十くんすごい!
どんどんアメリカ人(カーティス夫)が好きになるのはどうしてなのか(笑)。

あおいちゃん(カーティス妻)、サッシャの言葉に喜んでたらだめよ。
「垢抜けてる」の「し」が問題。
あのあとに「呑気そうだし」の言葉が続いてるのよ多分^^;。
あおいちゃんならもっと恐妻になるかと思ってたけど(ごめんね)、案外かわいい奥様ですよね。
カーティス夫妻、かなり好きです(笑)。


アメリカ人がこの映画を歴代ベストテンに入れたがるのは、なぜか。
それが少しわかった気が。
うまく言えないけど、ラズロがアメリカに亡命したことによって結果ナチスは滅び、
世界に平和がもたらされたのだと。
アメリカ人には、ここが(フィクションとわかってはいても)たまらないんだろうな。



本編で力尽きてしまったのかしら?>イケコ先生
フィナーレにあまり力が入ってないような。
ヅカファンとしてはちょっと物足りないぞーーーてのが正直なところ。

そんな中、銀橋でターバン姿で2階の端までビシーッ!と
音が出そうなくらいの目線ビームを飛ばすらんとむさん。

ああ。これぞヅカ!
私が愛してやまないヅカだわっ!

好きですカサブランカ。
でも今度はぜひ、ヅカらしいクサーい芝居とショーが観たいわ〜。
と4度目で思ってしまった、ヅカファンでした。
(まだあと2回観るけどさ♪)


「カサブランカ」〜大劇場楽



楽日の今日、やっとプチミューに行けました。
グザヴィエ氏のスーツは間近で見るとやっぱり迫力あるわ〜。
今回の少佐も背中がツボです。
またプチミューの背中越しショットが増えそう(^_^;

楽のアドリブはとくにはなかったかも。
バザールのところは、いつもと同じぐらいアドリブいっぱいでしたが(笑)。
いりすくんは大きなペンダントをつけてご満悦(^ー^)。

萬さまのサムのナンバーが明るい曲はよりいっそう弾けてて、
as time〜は一言一言、心を込めて歌うのが伝わってきました。
素敵でした。

まうちゃんのご挨拶も立派でした。出の笑顔も可愛かった♪

いい楽でした。




タカラヅカスペシャル2009 「WAY TO GLORY」.


タカスペ観ました。
生で観たのは2002年と今年で2回目です。
最近は中継で観ることが多くてそれも楽しかったけど、
ご贔屓が出ているTCAスペシャル(最近はこう言わないのかな)は、やっぱり楽しいですね!^^


とりあえず宙組中心にだけ。
(ネタバレ注意)





最初はアパショナード2のプロローグ(と思う)。
衣装は、トップコンビ以外はピンクのタキシードにドレス。

で、ビックリしたのは途中、男女のカップルで踊るところが女役さんが足りなくてか、
男役どうしが妖しく絡んでちゃったりしてました(汗)。
私は下手のとも大に目が釘付けに^^;。
ちょ、ちょっと!あなた達の表情アブナ過ぎですから!!


次の宙組コーナーは、噂の大江山&逆裁のコラボ。
もう、ファンにはたまらなかったっす。笑いをこらえるの必死(笑ってたけど)。

大江山の世界が一瞬にして逆裁の法廷場面に。
スルスルと運ばれてくる証言台。
ちなみにさいばんちょはみっちゃん綱(笑)。
ええ声で裁いてくれはります。

居並ぶ鬼たちの中に、スーツ姿のニック、エッジワース、ディック。
それだけでおかしいんですけど(笑)。
鬼さん達もエッジワースと一緒に「ぐうっ」のポーズしてはりました。
ひとりクールな茨木がまたおかしい。

ニックに「異議あり!」と突っ込まれて?逆ギレするエッジワース。
「ええい、面倒だ!殺してしまえ!」て!
それこそ『そんなバカなっ!』ですってば。

なぜか突然、東京カサブランカの宣伝をし始める茨木の扮装をしたリック。
ラズロも自己紹介してました(笑)。
で、「これにて一件落着」とまたええ声でしめる、みっちゃん綱。

「うす紫の恋」の曲が始まると、「お腰」が入るニックたち。
まさか日舞を舞うエッジワースが見られるとは思わなんだ(笑)。
ええもん見せてもらいました(ああ、笑った)


トップコンビのコーナーは、カサブランカの「世界の果てまでも」
紫の衣装で踊ってました。


一幕最後は、全員でランベスウォーク。
ともちん以下は客席からの登場。
そのあと、トップさん〜3番手さんが客席降りでした。
ともちんノリノリで超ワンコ(笑)。


理事の歌がちょっと多めに感じたのと、
ゆみこさんのソロの後に、暖かい大きな拍手が送られていたのが印象にのこりました。


一幕はここまで。