11月16日から3日間に亘って、Kathak Danceの祭典「Handia Festival」が開催された。
ラクナウスタイルを興したカルカビンダディン一族が治めていたHandiaはアーラハバードから車で約1時間の地。インド独立前は、WajidAliShahの時代以前から続くKathaka達のビレッジであったという。
広大な農地が続くHandiaの地。
Kalka‐Bindadin流派の聖地で開催されるフェスティバルとあって、国内から大勢のアーティストが招かれていた。
インドではフェスティバルはプージャから始まる。
カルカビンダディン一族の7代目総帥である師匠がVIP車で到着すると、歓声の中で法螺貝の音が轟き、鐘の音が響きわたった。
フェスティバルのために特別に作られたマンディールに向かう師匠。
プージャは小一時間ほど続き、その後は食事、そしてセミナー、夕方からはカタックダンスのフェスティバルだ。
今回のフェスティバルは政府やICCRより協賛が入り、招待されたアーティストには食事は全額、交通費、宿泊費の一部が援助される。(大物アーティストは当然全額支給)
「MASAKO、アレンジするわよ。着く日を言ってちょうだい。」とSaswatiDidiから暖かい言葉をいただいていたが、今回は断念し、旅行会社にホテルをアレンジしてもらった。今回は生徒を一人連れていく。彼女はインドは初めてだという。過酷な(?)状況にサバイバルできないのでは、と危惧したからだ。案の定、彼女は初日から体調を崩し、全日程カップラーメンとカロリーメイトで過ごしていた。(続く)
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