KALASHRAM主催「インド古典音楽&舞踊」オンライン・フェスティバル「KALA DARSHAN」が、7月16日から28日まで、7日間に亘って開催されました。

初日から6日目までは、素晴らしいインド古典音楽家の演奏と、インド伝統の古典舞踊「カタックダンス」ラクナウ流派家元の血筋をひいた若手ダンサーさん方によるソロ。それぞれ演奏時間10分という短い映像ではありましたが、個々に、これまでに培われた技術と心技を披露されていました。
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インドでは、北インド古典舞踊家は下記に示す一連のダンスを習得してからグルの許しを得て、ソロで舞踊を披露し、スポンサーを得て、次第に一人前と認められていきます。

vandana, stuti, uthaan, thaat, aamad, paranaamad, tukra, tihai, lalli, teiz aamad, palumeru, paran, tumri, bajan, gat nikas, gat bhao, gazal

あぁぁでも上記のダンス名は私や精通しているダンサーさん以外は何のことかわからない。。。生徒さん方に口で説明しても踊ってみせてもあまり分かってくれない…かっこいい楽曲で踊るのがカタックダンス、ではなく、自分でダンスアイテムを選んで生演奏でかっこよくダンスを踊るのがカタックダンスなのに、とジレンマに陥っていたところに天の恵み。

ちゃきちゃきの若手一流ダンサーさんによる夢の競演が、オンライン上で実現されました。日毎にカタックダンスの重要なアイテムをフィーチャーされています。

初日は Tihai by Raginiちゃん RaginiちゃんはMaharaji師の内孫、ラクナウ派9代目の至宝です。
Tihaiはフットワークのダンスで、アカデミーでは入門クラスから教えています。


2日目は Thaat by Dr.Debjyoti Ji Debjyoti氏はコルカタ在住と思われます。超お上手です。
Thaatは、birambit速度で、眼差しとムードで踊っていくダンス。たいへん難しいダンスで、アカデミーでは中級クラス以上で踊っていただいています。

3日目は Abhinaya by shinjini嬢 
Abhinayaは、ムドラーと所作、視線表現で歌詞の意味を表現するダンス。アカデミーでは中級クラス以上で教えます。
Shinjini Kulkani ji
Shinjini嬢はMaharaj師の外孫。
最高に麗しいアビナヤで観客を魅了。
兎に角超美しくて見惚れました。
Dhamalも踊られました。






4日目は Paran by Nanu君
Paranは、drut速度で踊る速いダンス。パカワージ伴奏由来の濁音ボルで踊ります。アカデミーでは上級クラス以上で教えます。
Chikubhai son
NANU君は、私の最初のグルである、Jaikishan先生の息子さん。
パパの愛を一身に受けて育ちました。
口唱歌もさることながら切れ切れのダンス、流石でした。
あまりの素晴らしさに当日、翌日に生徒さん達とSNSで盛り上がりました






5日目は Palmelu by Titi 姫 Titi姫はラクナウ流派の巨匠Krishna Mohan Jiのお嬢様で、お母様はVaswati Mishra氏、独特の存在感を持ったダンサーです。
孔雀の動きを象った所作とボルが特徴・アカデミーではインストラクターレベル以上の方に教えます。

6日目は Aamad by subrat 王子 Subrat王子はコルカタ在住。ダンスはもちろん、甘いマスクで人々を魅了します。
もともとはペルシャ由来のゆったりとした動きをまねたものと思われますが、インドに入ってから速度が速いダンスとして踊られるようになりました。回転が多い華やかなダンスです。アカデミーでは初中級クラス以上から教えます。


kalashram music7日目はコラージュ。古典音楽演奏家がオンライン上でのオーケストラを結成し、マハーラージ師が作曲された「タラーナー」を演奏家の皆さんのご自宅から演奏。音楽も素晴らしかったですが、編集技術の高さに目(耳)を奪われました。IT大国インドならではの映像展開に脱帽です。



7日目のカタックはKALASHRAMの生え抜きのダンサーさんによる演目披露。ダンスももちろん素晴らしかったですが、編集技術の高さに、寝落ちしそうだった生徒さんは一気に目が覚めて興奮さめやらなかったとか…。私は一回見たところで寝落ちしてしまい(涙)、スクショが撮れませんでした…(すみません)

コンサートがとても素晴らしかったこと、そして日本からは数えるほどの人数しか視聴できなかったこと(寝落ち組がたくさん)から、DVD作製を切望しています…。現在、署名運動中です。


そして嬉しいお知らせが…!
オンラインコンサート・カタック、今後、もう少し広い範囲で展開されていくとのこと、もしかしたら、もしかしたら…ということで、審査員の皆様に選んでいただけるような群舞を現在、物色中です。