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カタックダンスの巨匠Padmavibhushan Pt. Birju Maharajが昨日、ニューデリーにて逝去されました。


1938年にUP州ラクナウに生を受けたマハーラージ師は、幼い時からその卓越したダンスのセンスで人々を魅了し、28歳でサンギート・ナータク・アカデミー賞を受賞、48歳でPadmavibhushanの栄誉を授かりました。



1988年に日本で開催された「インド祭」で舞踊団を率いて初来日され、ソロでは18番の「孔雀の舞」、「一本足」(グングルを一つだけ鳴らすという芸です。日本語で「一本足」と仰っておりました)を披露されました。

2014年に再来日。名花シャーシュワーティー・セーン、次男のディーパク・マハーラージ、お弟子さんのマフア・シャンカールを伴い、素晴らしい舞を披露されました。

__来日初日は浅草に観光いただきました。
途中ににわか雨が降ったとのことで、雨合羽を調達。
雨合羽をとても気に入られて、インドにいる師のドライバーへのお土産(もちろん新品を購入)になりました。

私は公演の準備で、観光や食事のご案内ができず、ヒンディー語が堪能な生徒に任せることになりましたが、とても日本を満喫していらっしゃったようです。

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←日本の帽子とお着物をご購入後、早速着用されて、楽しまれる師









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新宿村スタジオで開催したワークショップでは多くの方が師の指導を仰ぎました。






麹町スタジオでのワークショップでは、美しい基礎の動きを、私達にわかるように本当に丁寧に教えてくださいました。

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素晴らしかった東京公演



























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ワドワ 駐日インド大使より花束を受けるマハーラージ師。
平林 日印協会理事(元駐印日本国大使)も公演にお越しくださいました。




↑東京公演の模様。感動が蘇ります。



maharajNY012016年は北米公演に招待いただき、師の舞はもちろん、セーン女史が振り付けされた総勢150名で踊るドゥルガーの舞、太鼓の舞(群舞)を観ることができたことが、とても嬉しかったことを覚えています。

踊っていらっしゃる時に背景が見える舞踊家…インド古典舞踊家でこれまでに3名拝見していますが、そのうちの一人がマハーラージ師です。

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2017年 インターナショナル・シヴァ・フェスティヴァル出演後にKALASHRAMを訪問。パシミナのストールを贈らせていただきました。

生徒さん達のArdhanarishvaraを見せていただき、大感動。
本当に美しい振り付けでした。








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2019年11月
最後となった師のワークショップ。

師の素晴らしい指導を仰ぐために、ワークショップでは、ファーストラインで踊る栄誉を掴み取るために、生徒達の間で熾烈な戦いが繰り広げられます。在印時はファーストライン(左端)で指導を受けることを許されていましたが、年に一回の参加となると、何とか2列めに入るのが精いっぱい(涙)

新しいトゥムリ、チャラン、アーマード、トゥクラ、パランなどを習いました。










IMG-20200913-WA00002020年、シャーシュワティー女史が、世界で活躍しているマハーラージ師のお弟子さん達を集めたオンラインのカタック・フェスティバル「Vasdhaiba kutumbkhan」を開催。私達も参加させていただきました。
演舞を、師がご覧いただいてとても喜ばれたとのこと、お電話でお話をさせていただき、祝福を授けていただきました。


数カ月後に師が体調を崩されて入院されたのですが、少し良くなられた時に、セーン女史から特別にお話をさせていただきました。私と生徒さん達がHAPPYに踊れるように、と祝福いただきました。


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昨年の師の誕生日。
海外に住む生徒達のためにセーン女史がオンラインのお誕生日会を開催してくださいました。
満面の笑顔で私達に話しかけて下さるセーン女史と、終始ティハイ作りと作曲に励む師。とても楽しかったです



SNSを時折拝見して、お元気そうなご様子で安心しておりましたが、突然の訃報に驚きました。
生配信があり、安らかなお顔を見ることができました。この後、Varanasiに行かれるのだと思います。



在印時、ワークショップにて、師が「グルを喜ばせるダンスを踊りなさい」と呟かれました。

私の信条となり今に至っています。




ご冥福をお祈り申し上げます。
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