フリーゲームのレビュー。

第1回は「エターナルの逆襲」をレビュー
eternal


DL
作者:名無しのツクーラー 殿
【ストーリー】
主人公の大東亜 輝児(だいとうあ てるじ)は
アイディアを思いついてゲームを作ろうとするが、すぐに尻切れトンボになる
エターナラー。ある日今日も新しいゲームを作ろうとして布団の中にはいると
自分が過去エターなった(作品制作を途中で頓挫してやめること)ゲームの中に
引き込まれて・・・・・

eternal
あるツクーラーの物語

【プレイ時間】
30分

【ゲーム概要】
本作はツクーラーの中でエターナラー(作品を完成できない人のこと)である主人公が
頓挫してしまった作品の中に引き込まれて脱出する作品。

内容としてはノベルに近い。

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一部変速バトルもあり


【見所】

1 創作者が作品完成に挫折する理由や物語を短時間で端的に述べている
この作品の見所は、創作者であれば誰もが作品を完成できずに挫折してしまう(通称:エターなる)ということについてわずか30分プレイで端的に述べていること。

メッセージ性が強くハッキリしているため、下手なゲームをやるより印象が残りやすいのだ。

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2 ツクール2000の力を引き出している演出力
この作品はメッセージ性だけでなく、個々の演出力も良い。
(グラフィックの質ではなく、表示ピクチャの使い方、OPなど)

ツクール200Xユーザーであれば勉強したい要素がちらほらある。

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主人公プロフィール(キリッ)

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ライバルプロフィール(キリッ)



【問題点】

1 一部パロディネタを使っているため公にお勧めできるとは言い難い。
制作者が名無しの匿名者であるのも仕方がないのかもしれない。

2 基本的に創作者向けの作品であるため、それ以外の方には共感できる部分が少ない。
この作品は完全にツクーラー向けの作品であるため、そうでない人には共感できる部分が少なく
お勧めはできない。

【総評】
プレイ時間は30分ちょっとと短いながらも
「創作において大事なこととは何か?」を思い出させてくれる作品。

自分も作品完成にあぐねていたとき、もう一度
この作品をプレイして、ふっきれて完成に至りました。

癖のあるグラフィックに抵抗さえなければツクーラーだけでなく
創作全般に挫折をしている人達は是非ともやってもらいたい作品。




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「エターナルの逆襲」長所短所まとめ

【長所】
・創作者が作品完成に挫折する理由や物語を短時間で端的に述べている
・ツクール2000の力を引き出している演出力

【短所】
・基本的に創作者向けの作品であるため、それ以外の方には共感できる部分が少ない。
・一部パロディネタを使っているため公にお勧めできるとは言い難い。