ボランティア

2007年09月23日

お掃除の道

最近 なんだか人間関係がギクシャクしたり
自分の考えがまとまらず どうどう巡り
気分がふさいで 落ち込んでしまう・・・・
そういう悩みを持っていませんか?
もしかしたら 
お部屋に物(ゴミ)が溢れているのが
原因かもしれません。
自分の周囲で 何が必要か 不要か
判別できない状態は
心の危険信号が点滅しています。

 


9月23日(日)AM9:00より 
路上掃除のボランティアに参加しました。
場所はワシントン スクエアの周囲。
飲食店街でちょっと雑然としている エリアです。
4th St.と6&7 Ave.にある日本食レストラン
”AKI(秋)”前に集合。
AKI


















参加者は40名ほど 4つのグループに分かれ
約1時間程 路上に落ちているゴミを掃くだけでなく
道端に捨てられたガムもこすり落とします。
ただし 古いものは踏み固められて取れないので
比較的 新しいガムに狙いを定めます。

マイナスドライバーでガムをはがし
あき缶に残骸をいれます。
道具




















(作業中は 写真をとるのが憚られたので一枚もありません)
地下鉄駅 周囲は”はきだめ”という表現がぴったり。
新聞 タバコのポイ捨て 空き缶 犬の●ン スナック袋
ビニールなど
あらゆるもので汚れています。
最初は”うへ〜”と思いながら始めましたが
段々 片付くにつれて のってきて 
ボランティア同士 初対面にも関わらず 
お互い声をかけて協力しあい 
夢中になってきました。

そのうち 黒人のラッパーみたいな お兄ちゃんが
”何してんの? へ 掃除?  ちょっと手伝おうか?”
と 飛び入り参加して モクモクと15分くらいお手伝い。
”ごめん もう時間なんだ。 じゃあ”
って  みんなと握手して去っていきました。
いや〜 あのお兄ちゃん 
なんかメチャクチャ格好良くて みんな感動してしまいました。


1時間程で 見違えるように綺麗になった通り。
みち



















終了後も 近所の人から借りた道具なのできちんと洗います。
”道具を綺麗にするって 人を大切にするのと同じなんですよ〜
 こうすると次回も気持ち良くお借りできるんです。”
と AKIのオーナーさんのお言葉。
片付け
















その後 みんなで反省会。
まだ始まったばかりの会ですが これがマンハッタンに定着し
街を綺麗 ゴミを減らすことが目標だそうです。
でも お金を払って キレイにしてもらうのが当然と思っている
New Yorkerはゴミの行方なんて
しったこっちゃありません。
なんでもNYだけで一日でエンパイア ステートビルと同じ容積の
ゴミが出ていて
ニュージャージなど隣の州に捨てているだけでなく
南米などの第三国に輸出しているのが現実。
減らす努力をすれば 無駄な経費も減るのに・・・
自分達の汚いものを他国に押し付けて
利益を追求する大国・・・いや〜野蛮です。
アメリカの精神構造の本質は まさにこれです。
でも 日本の
”環境を整える”という美徳が
少しでも浸透すれば 素晴らしいと思います。


というのも掃除する事で周囲の犯罪率が低下したり
非行で すさんだ学校が 立ち直ったという例もあるそう。
こちらの会の代表者はすでに学校にかけあって 掃除をするという
ボランティアも計画しているそうですよ〜

そうそう ゴミを増やさないための4Rも教えていただきました。
 Refuse(物が増えるのを拒否)
 Reduce(物を減らす)
 Reuse (再利用)
 Recycle(再生利用)

ものをゴミと判断する基準。
これは あるサイトで見たのですが
1年以上使っていないのに
もしかしたら 使えるかも・・と言い訳して溜めている物は
ゴミとみなして処分したほうが良いそうです。
また 心から好きじゃないものも
思い切って捨てた方がいいとのこと。


 

その後 レストランAKIさんのご好意で
ハヤシライスとサラダをご馳走になりました。
いやあ〜 いい事をした後のご飯って最高です!!
後で知ったんですが 
AKIはザガットで25点という高得点の店だそうです。

飛び入り参加の近所の日系2世の女性ですが 日本語は話せません。
”高齢なのでお掃除は参加できないけど 手すりのペンキ塗りはできます”と
お手伝いしてくださいました。
SUKI

















実はこの方 "Suki Terada Ports”さんといって
 アジア系のエイズ患者のボランティア団体の代表を
されているそうです。
Suki Terada Ports
↑ National Minority Aids Council公式サイト

アメリカやヒスパニック系のエイズ患者は
社会が援助しているけど 
アジア系マイノリティは見捨てられるケースが多いのだそう。
うううう〜ん 色々な厳しい現実を垣間見ました。 
みんなで ランチを食べているのに
それからもTeradaさんは一人でモクモクとペンキ塗りの作業を
手袋なしで続けられていました。
どうしても気になったので 
”これ 使ってください”
と私の汚い軍手を差し出したら
仏様みたいな笑顔で
”いいのよ〜 手袋が手に入らないから・・・ 大丈夫ありがとう”って
答えてくださいました。
人間をゴミ以下に 扱う社会に救いの手を差し伸べるすごい人なのに
全然 権威的じゃなくて・・・本当のボランティアってなんなのか
あの笑顔が全てを語っていました。



 ところで翌日 9月24日(月)
AKIのオーナーさんにお誘いを受けて
パストラミ サンドの美味しいお店に行きました。

 Via Quadronno
25E. 73rd St.(5th & Madison Ave)
212−650−9880
Via Quadro




















こちらは 以前訪れた事があるのですが
パンがほどよく柔らかいのに香ばしく
中味のプロシュート(イタリア生ハム)が最高に美味!

オーナーYさんと今回のボランティアのお話から 
NY生活についてお話を伺ったのですが
いや〜 とにかくエネルギッシュで 素敵な女性です。
昨日のブログで”日本のオバサンに未来はあるのか?”と
ちょっと悲しくなりましたが
例え若さがなく
世間から大事にされていなくても それは他人の評価で
自分がブレていなくて
背筋が伸びた生き方をすれば 良いのだと
示していただきました。

今まで尻込みしていたボランティアですが
一度飛び込んでしまうと やみ付きになりそうです。
”情けは他人のためならず”という言葉がありますが
人の為に自分の時間を使うことは
自分が学ぶ為の場なんだなあ〜と 毎回思ってしまいます。

すごい人(ラッパー兄ちゃんや Teradaさん)ほど 
自分を偉い すごい 素晴らしいと宣伝しなくても
徳がにじみでている瞬間を目にして
今まで味わった事がないくらいの清々しさを実感しました。

もし ちょっとでもボランティアに興味のある方がいらしたら
小さなことでもいいから 思い切って参加される事を
お勧めします。

もうすぐ ロンドンに移住してしまうのが
とても残念でなりませんが 
ロンドンでも是非 チャンスを見つけて参加したいです。


ruchika55 at 09:00|PermalinkComments(8)TrackBack(0)

2007年09月11日

9.11犠牲者への灯篭流し

 同時多発テロへの 複雑な思い。
身近に被害にあった方はいないにもかかわらず
当時を思い出すと薄暗い気持ちになってしまう。
もし自分の家族や友人が事故にあっていたら・・・
自分の国がテロの脅威に晒されていたら・・・
怒りはどこに向かうのか?

 世界の平和を願っているけれど
日本以外に住んでいると
個人のナイーブな思惑の外れたところで 
世界の力関係やルールが決まっているという
悲しい現実に直面してして
その度にやりきれない思いが噴出してしまう。

9・11後の暴力と戦乱の連鎖の前で
いつも立ち往生してしまう。
そもそも 祈りってなんだろう?
全ての人の平和って成立するんだろうか?
という無限のスパイラルに踏み込むと 
何もできなくなってしまう。

だから シンプルに
犠牲になった人々に哀悼の気持ちを示すため
Yちゃんと一緒に
NY de Volunteer
(=NYdV 日本人が主体のボランティア団体)に参加しました。
NYdV 2006.09.11
↑ニューヨーク デ ボランティアのサイトはこちら





当日着用するTシャツ
Tシャツ
















 15時 ハドソン川沿いのPier40という桟橋に集合
ボランティアやスタッフは50人ほどです。
この灯篭流し主催はNY本願寺ですが 
また 実際に灯篭を浮かべて川を移動するための
カヤッククラブも参加。
というのも
灯篭を川にそのまま流すのでなく
5つの灯篭を紐で連結し さらに舳先につなげたカヤックの
誘導で川に浮かべるというアイデアを採用しているから。
セレモニーの後は 灯篭は全て回収し
ゴミも廃棄するという前提でNY市の許可を得ているそうです。
灯篭の灯りは非常用のろうそく型電気を使用し
安全性も配慮しています。


ボランティアが手作業で
約120個ほど灯篭を作り上げます。
昨年も使用した発砲スチロールを土台に
灯篭を組み立てる作業は 小さなグループで分業。
特にスタッフの指示がなくても 参加者はてきぱきと動きます。
というのもNYdVが事前に
”当日は 指示を待つのでなく
 自分で考えて 自主的に作業に協力して欲しい”
と通達し それがみんなにしっかりと浸透していたから。
年齢もバックグラウンドも様々な人達が
初対面にもかかわらず 言葉を交わしつつ活動。
セレモニーを成功させたいという
一つの目標に向かい 行動する・・・
この奉仕の精神 素晴らしいです。





ボランティアも思い思いにメッセージを記入
私も 平和への思いを書きました。 (Yさんの写真より)
メッセージ



























それから 道行く人々に声をかけて
行灯の半紙の余白に 9・11の犠牲者へのメッセージを
記入してもらいます。
それと共に Donaition(寄付)も呼びかけると
沢山の人がとても気持ちよく寄付に応じてくれます。
ボランティア活動は有志で支えられていますが
現実的に やはり資金が無いと思うように
活動ができないことをちゃんと理解してくれています。




完成した灯篭 (Yさんの写真より)
灯篭 セット





















日中は雷をともなった 悪天候にかかわらず
夕方から天気も回復し 燃えるような夕日のなかで
犠牲者追悼のセレモニーが始まりました。
宗教の垣根をこえて さまざまな宗教団体が
お祈りをささげたあとに
合唱団のコーラスやバンドマンの演奏など
湿っぽくならない 温かなイベントが続きます。
NYブルーンバーグ市長もメッセージを
寄せていました。
というのも このNYdVの代表 日野さんは
NYのボランティア活動に貢献に対し
市長から表彰されたからだそうです。

 今年で6回目の灯篭流し
各メディアにも告知していたので
取材陣 一般の方も大勢集まりました。
日本の伝統的な文化を紹介するとともに
追悼の意を表わすという試みは
NYでも定着しつつあるという
手ごたえを感じました。

日が暮れると WTC跡地に2本の
青い光が点ります。
空を貫く光は犠牲者のもとに届くでしょうか?
( Yさんの写真より)
wtc



























鐘の合図と共に 灯篭が静かに流れていきます
  無駄な命など 一つもない
   犠牲者への思いが
   生きている人の心に灯っている限り




左手はWTCの光 右の小さな光が灯篭 (携帯より撮影)

灯篭



















観客も会場を後にするとき
”素晴らしかったわ〜 ありがとう”と笑顔で声をかけてくれました。
これで疲れも吹き飛びます。


式典の途中は 活動中なのでゆっくりと
灯篭流しを見学できませんでしたが
セレモニーも終わり 灯篭を回収するとき
ちらちらと川面にうかぶ灯りの美しさを
ゆっくりと味わう事ができました。


  

後片付けが終了したのが10時半過ぎ
差し入れのおにぎりやカレーを頂き終了です。
残り少ないNY生活
忘れがたい 素晴らしい体験ができて
とても充実した気持ちで家路につきました。 

ruchika55 at 23:00|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

2007年06月03日

大盛況 !?Japan Day

 曇りで涼しい日曜日
セントラルパークで開催される
Japan Dayに行ってきました。

私のボランティアのシフトは12時半から
今回誘ってくれたYちゃんと待ち合わせし
会場を目指しましたが
公園内は規制があるのか
催し物の案内が一切なし。

といっても園内いたるところで日本人を見かけたし
どこからともなくドンドコ太鼓の音が。
迷いつつもやっと会場へ 
想像よりも狭いエリアで
入場するにもかなり並んでいるたようです。
順番待ちの皆様に申し訳ないですが
予め配布されたボランティアTシャツを着ていると
すぐ入場できました・・・

いざ 出陣〜
入り口


















空手部の方々 パフォーマンス待ちか?
空手
















はっぴで祭の雰囲気を盛り上げております
はっぴ 


















受付をすませ 担当の食品ブースへ
二人とも同じ牛丼担当です。
知っている人が一緒で安心
私 人見知りはげしいから・・・・

牛丼以外にカレー 餃子 お茶の無料配布などあり。
お〜 みなさん忙しそうに活動中
しかし 指揮をとる担当者が誰だかわからず
おずおずと持ち場へ
ボランティア


















自己紹介もそこそこに
”では 前半の人と代わって下さ〜い”
と担当の人に言われ いきなり始まっちゃいました。
私はご飯に具を乗せる係り。

食べ物を待つ人の列 列 列
列


















列に並んで牛丼を見つめる人の視線が異様にギラギラして
私の一挙一動にそそがれているのは気のせいでしょうか? 
最初は美味しそうに具を乗せなきゃ
な〜んて思っておりましたが
乗せても乗せても 人が押し寄せる
 ”わ〜 こりゃ ガンガンさばかなきゃ 
  暴動がおきるわ・・・”と作戦変更し
ほどよく肉汁を溜め込んだ具を
箸一すくいで ちゃっちゃとご飯に乗せられるぐらい
熟練の技を編み出したぞ〜 


” あの〜 そんなに急がなくていいんですよ〜
  みんな 辛抱強く並びますから。”
あまりの熱心さ(?)に担当者が助言。
が しかし ゆったりとしていると今度は
ご飯の入ったプラステイックのお椀が
どんどん積み重ねられる〜
ほとんど わんこ蕎麦状態じゃあ〜

早々に隣の餃子とカレーは在庫切れで店じまい。
もちろん 手巻き寿司や蕎麦は影も形もありません。
となると ますます暴徒の目指すところは牛丼一極。
ご飯と牛丼の具 具と私・・・
本当に無我の境地でした。

ところでHさん一家 Aちゃんご夫婦
お忙しいのにわざわざ来場くださって有難うございます☆
牛丼 獲得までかなり並ばれたようで
申し訳なかったです。


少し落ち着いてくると周りがよく見えてきますね。
子供連れのお母さんはお子さんに
”ありがとうございますって 言いなさい”って躾されていた
うん 感心 感心 ちょっと嬉しくなったよ。
礼儀正しい子供達 うん 日本は安泰よ。
結構 日本人以外は笑顔で
”Thank you”って言ってくれるけど
むしろ日本人のオジサン オバサンが黙ってて
”ありがとう”って 一声掛けてくれる人 少ないですね
タダだから
感謝する気持ちって忘れちゃうんですかね?
普段の自分の姿を見直す いいきっかけになりました。
日本人同士だから恥かしいのかしら?
と善意で解釈しました。





開始からご飯が底を尽いて2時間半で終了。
慣れてくると周りの人と打ち解けて和気藹々と
学園祭のノリで楽しむことが出来ました。
そして お弁当とお茶まで準備されていた上
しっかり 業務用の牛丼も一袋頂きました。
有難うございます。 感謝 感謝
店じまいしてから駆けつけてくれたダンさんへの
お土産になりました。
出張帰りで疲れているのにありがとね。




開始から周囲のアトラクションを見る機会がなかったけど
ステージでは
予選を勝ち抜いたプロ級の腕前のカラオケ大会や
ステージ

















和太鼓のパフォーマンスが繰り広げられておりました。
和太鼓


















さらに別のアトラクションコーナーでは
毛筆でリクエストした文字を書く習字(カリグラフィー)などなど
習字 
















伝統文化 サブカルチャー織り交ざり
やや雑多な印象がありましたがそれも日本的で面白いかもね。
日本人以外も多数 来場してて
かなり混雑していました。
いや〜 想像以上に日本文化への関心高いです。
面白いのはアニメのコスプレをした若者。
不思議な事にコミケに集う日本の若者と同じ
雰囲気が漂っておりました。
うん OTAKU文化は普遍的だという印象です。

そして 実はあっと驚くサプライズ ゲストが登場し
手弁当なJapan Dayに華を添えたのでした・・・・

次回に続く


ruchika55 at 12:30|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2007年05月31日

お知らせ 〜 Japan Day

Japan Day @ CENTRAL PARK l SCHEDULE
 ↑ Japan Dayの公式サイトはこちら



Japan day









6月3日(日) 午前8時〜午後5時
 セントラルパークの ラムジープレイフィールド
( East 72nd St.入り口から入り 道なりに左へ
  一つ目の信号を渡り50mほどで入り口)にて
日本の文化を伝えるJapanDayという
フェスティバルが開催されます。
詳細は上記サイトをご覧ください。


いまや 日本食に端を発して
マンガ アニメ などの日本カルチャーも
合衆国人には”クール”でブームらしいのです。
日本人としては嬉しい限りですが
単なる流行ではなく
より身近に
より深く
Sushi以外の日本文化に触れてもらいたいという
趣旨で伝統芸能やゴスペル 
はてはマラソンなど(これは日本の文化というより
健康的でアクティブなイメージを前面に出したいらしいです)
さまざまなイベントを用意。
このイベントの最終目的は
New Yorkerとの交流の場として
今後も存続させることだ・・・・とのこと。

ステージ以外では
ヨーヨー 折り紙 習字 などのアクティビティー テントや
カレー 餃子 牛丼 手巻き寿司 そば など
無料で振舞われるフード テントもあります。
(但し 飲み物はナシ)


因みに 私はボランティアで14時から味の素のフード テントの
お手伝いをする予定。

NY在住でお時間のある方は
是非 遊びにいらしてくださいね。

















ruchika55 at 15:00|PermalinkComments(10)TrackBack(0)