来年の1月いっぱいで、こちらのスポナビブログのサービスが無くなるそうだ。
どうしようかな。
引っ越しとか面倒くさいし、こちらのサービスと共に消えましょうかねぇ。

ところで今日は、日本ラグビー界に二つの提言をしてみたい。

1つ目は、早稲田大学ラグビー部の齋藤直人選手に関してである。
先日、早稲田対帝京の試合をでんちゃんと観戦した。
結果は帝京の勝利。
ま、これは予想通りですね。

そんな中で、早稲田の齋藤直人選手のプレーは、両チーム全ての選手の中で突出して素晴らしかった。
彼が素晴らしい才能の持ち主であることは、高校ラグビー時代から強く感じていたが、今の彼はその才能が大きく開花し始めている。
大学レベルを遥かに超えて、既に代表レベルであると思う。

そこで、ラグビーファン歴30数年からの提言なのだが、

(本人がOKならば)齋藤直人選手に関して、
山沢選手の事例よりも1年早く、
来年の春からトップリーグに出場させよう!

もう、彼にこれ以上、大学ラグビーをやらせても意味が無いでしょう。
一刻も早く高いレベルでやらせれば、流選手や内田選手を飛び越えて、ポスト田中として世界に誇れるSHになれますよ。
早稲田だからなぁ・・・伝統がどうしたこうした言って、無理なんだろうねぇ。
でも、何とかしたい、数十年に1人の逸材です。

2つ目の提言なのだが、皆さんはリコーの中澤健宏選手をご存じだろうか?
先日の神戸製鋼戦でトップリーグデビューを果たし、チームの勝利に貢献しただけでなく、デビュー戦でマンオブザマッチを獲得した選手です。

彼は、埼玉県の所沢北高校から立教大学へ進み、立教では1年生からSOのレギュラーだった選手。
両校ともにラグビー界ではあまり有名な学校ではなかったからか、立教卒業後はラグビーをやめて就職(銀行員)。
しかし、あのW杯南アフリカ戦を観てラグビーへの夢が再燃し、銀行を退職して昨年からリコーの一員になった。

ラグビーファンからすると
たまらなく愛おしい
ラグビーバカである


しかも、ようやく果たしたデビュー戦でマンオブザマッチ!
こっちまで嬉しくなってしまいますね!

ところで、トップリーグの日程だが、代表選手の体調管理などを考慮して、来年度は9月第1週開幕でプレーオフを含め10試合を行い12月中旬の終了と、今年よりさらに短縮するとのこと。
以前にも当ブログに書いたのだが、私は代表強化のために国内リーグの試合数を減らすことには反対だ。
中澤選手は、今はまだスーパーラグビーや代表でやるような選手ではないが、日本ラグビー界はこういう愛すべきラグビーバカたちが支えているのである。
そういった選手たちの出場機会を減らすような強化の仕方には断固反対する。

そうではなくて、個々の選手の年間出場試合数に制限をかければよいだけなのである。
協会が中心になって各チームと調整を行い、代表レベルの選手がオーバーワークにならないようなルールを作ればよいだけであって、実際、強豪国の多くでは、そのようなルールが運用されているのである。

ただ、誤解をしないでいただきたいのは、日本協会もただの馬鹿なのではなく、短縮日程にした裏でトップチャレンジリーグも含めたカップ戦などを計画中だそうなので、そちらに大いに期待したい。

そこで、ラグビーファン歴30数年からの2つ目の提言なのだが、このカップ戦に大学チームやクラブチームも加えて、サッカーの天皇杯のようにしてはどうだろうか?

代表レベルがいないトップリーグチームと
大学上位校の対戦であれば
下克上もあり得る!
盛り上がると思うぞ~!