2008年02月15日

赤ちゃんの出すサイン

図書館で借りた『トイレット・コミュニケーションのすすめ』という本を読んでみた。

幼児開発協会という団体が募集して、排泄コミュニケーションをそれぞれのお母さんにチャレンジしてもらい、その成果レポートが本になったものだ。
ECの本があるとは珍しいと思って借りたのだが、これがなかなか衝撃的な本だった。

何がすごいって、この本に出てくるお母さんたちは赤ちゃんの生後すぐからオムツをはずした状態で排泄をさせ、1週間後にはもうオマルでおしっこをさせているのだ
それ自体は新生児でもわりとすんなりできるとは思うけど、産後の万全ではない体で寝不足との戦いという新生児の世話の合間に、ECなどという手間のかかることを出来てしまうお母さんの体力がすごいと思った

さらに生後3ヶ月の頃には昼間はトレパンで過ごしているという母子も登場
ものすごーく真面目にやったら可能かもしれないが、それにしてもすごい
そしてこの本に出てくるほとんどの赤ちゃんが、1歳までにトレパンで過ごせるようになっているのだ。
ECをやっていてもオムツはずしというのは実際はなかなか難しいようで、ここまでの成功例は珍しい方だと思う。

それだけではない。

この本には喃語の理解についても書かれている。
赤ちゃんの口というのは乳首を吸うための構造になっているので、大人と同じ発音は出来ない。
『赤ちゃんは声を出して遊んでいるだけで、喃語に意味はない』というのが一般的だ。

だけど喃語を言葉として読み取っているお母さんもいるのだ
意味がないと思える言葉も、意味を理解しようとすると、赤ちゃんが何を言って何を要求しているのか分かるようになるというのだ。
まずは語りかけること、聞くこと。
それで会話が出来るのだという。

赤ちゃんも理解されていると分かるとどんどん言葉が増えてくる。
赤ちゃんが出すサインを親が読み取ってくれないと、赤ちゃんも出さなくなってしまう
せっかくのコミュニケーションの機会を失ってしまうことになってしまうのだ。
こうなるともう体を使ったベビーサインさえも必要がないだろう

そしてECは、両親との人間関係のためのものであって、いい親子関係をめざすためのものだ。
独自の言葉で語り合い、心が通い合うことが大切なのだとこの本は言っている。
子供を見つめて、サインを読み取って、いかに理解するか。
分かろうと心がけることが大事なのだ。
これは赤ちゃんの時に限らず、自分が親である限り子供に対する理解というのは、生涯において大事なことなのだと思う。

最近ECに行き詰っていると思ったときがあって、どうすればいいかを考えた。
私はタイミング法ばかり使っているが、本来の『サインを読み取る』ということに集中しようと思った初心にかえるのだ。
そんな時にこの本を読んで、目からうろこが落ちまくった。

しかもこの本、16年も前に出ている本なのだ
ECという言い方も当時はまだ使われてなかったようだ。
そんなに前からECが行われていたとは知らなかった

16年以上前のことなら本に出ていた赤ちゃんたちは、今では高校生にはなっているはずだ。
一体どんな子供になっているのかが気になるな〜


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この記事へのコメント

1. Posted by 田口   2008年02月16日 22:33
にーなさん、こんばんは!
ECのことは、にーなさんのブログで初めて知りましたが、
そんなに前から存在していたんですね。娘が生まれたのは14年前ですけど、ECなんか聞いたことなかったですもん。でも、その本は興味深いですね。赤ちゃんとのコミュニケーションは奥深い物がありそうですよね。
それから、お友達ブログ欄に登録して頂いてありがとうです!
にーなさんのブログはいつも楽しみにしてますよ。ほんと!
2. Posted by ちはる   2008年02月16日 23:36
今日の記事で思い出しました
生後5ヶ月の赤ちゃんに対する実験を
先日、CSで見たんですが
1つの人形を置いて見せて
それを板で隠し、横からもうひとつ人形を入れる
当然、2つになる
板をとって2つなら、赤ちゃんは飽きて知らん顔
でも、板をとって1つになっていると
すごく「え?え?なんで?なんで?なに?」という
表情をするんですー
もうあたしがびっくりしたw
他にもいろんな実験をしていたんだけど
5ヶ月の赤ちゃんでもきちんといろんな事を理解してるんだなーって思いました
ある意味、赤ちゃんってすごいですねっ^^
3. Posted by みつ   2008年02月17日 01:50
5 こんばんは!

ECってほんと興味深いですが、私には続けられそうにもありません
でもその本は読んでみたいので借りに行ってみます
理解しようとする気持ちって大事だなって思いました。
いつもなら、泣いていても何をして欲しいとか分かるのに(だいたいですよ)風邪で寝込んで、自分の事でいっぱいいっぱいになった時に、何で泣いてるのか分からなくなっちゃいました
今は家事もできるし、「息子の事でわからん事はない!」ってぐらい復活しましたけどね
風邪気をつけてくださいね
4. Posted by 双樹庵   2008年02月17日 09:58
5 16年前?子育て終わってたか 今娘が子育て中だから
早速メールしました 
情報 ゚.+:。(´∀`)゚.+:。ありがとう!
5. Posted by にーな   2008年02月17日 15:58
>田口さま
こんにちはー!
そんなに前からあるのにほとんど知られてないのは、やはり手間がかかるからだと思います。
未だにマイナーですもんね。だから資料もないです。
誰かECの写真つきの本でも出して欲しいものです!

そうそう、お友達ブログ欄はオススメブログと分けてありますが、お友達のブログももちろんオススメですからね〜
誤解のないように念のため。
さりげなくあのブログも入ってますが
田口さんの引越しを楽しみにしてますよ〜
6. Posted by にーな   2008年02月17日 16:06
>ちはるさま
すごい面白そうな実験!しかも5ヶ月なんてうちの娘と同じだーと思って、私もやってみました。

・・・反応がほぼ一緒でしたTT
その子が賢いのかも?
いや、でも遊んでてもすごいと思うことあります。
『トントンしてくれたら動きますよー』って私自身を人形に見立てて(意味分かるでしょうか?^^;)、娘にトントンと私をたたかせて、たたいたらキャッキャッって私が動く、という(変な)遊びをしてたらちゃんと覚えるんですよ〜
今では遊んで欲しいとバシバシ腕をたたかれます^^

ともあれ、そのテレビ観てみたかったです〜
7. Posted by にーな   2008年02月17日 16:15
>みつさま
こんにちはー!
本当にね、手間がかかるんですよ。
でもなぜかやめようと思ったことはないんです。もう習慣化してるんでしょうね^^;
その本は今のECよりもかなり上を行くものなので、ビックリでした。

風邪で大変でしたね。治ってよかったです!
うちは眠いと泣くのでそれが分かるまでは、本当に何で泣くのか全然意味が分かりませんでした。
今はほとんど大泣きすることがないので、逆にストレスがたまるんじゃないかと心配してます
風邪には気をつけますね^^

8. Posted by にーな   2008年02月17日 16:20
>双樹庵 さま
16年前に出版されているってことは実際はもっと前から試みようとしていた方々がいたわけで・・・
いやはやすごいです。
今はECの定義みたいなものが出来てはいますが、やはりマイナー路線をたどっていくんでしょうねえ。。。

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