2007年10月11日

 まちに関わっていると、いろんなまちを見たいと思う。まちを愛する人たちに触れたいと思う。
 でも、実際は、「まち」の仕事は目が離せない。自分の関わるまちで精一杯のところがある。

 精一杯じゃいけない。まちは、もっと楽しまなくちゃと思う。いろんなまちを見なくてはと思う。 
 でも、実際は、人見知りな上に、「よそもの」の私にはとても難しい。

 そんな中、「るいまま、いつかきっと、るいままに時間ができたら来てね」と、言ってくださった人がいる。
 長崎さるく博の往復 一緒に研修を受けた 観音寺のエプロンガイド藤田さんと、観音寺市観光課の片桐さん。

 二人とも、とても前向きな、まちを愛する女性。もう一度、きっと会いたいと思っていた方。

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 観音寺は、高松が「まちかど漫遊帖」をはじめるより先から、路地裏めぐりを企画していました。

 琴弾公園と有明浜しか知らなかった観音寺が、どんな風に輝いているか見に行きたい!!と、夢みてりました。

 石あかりがおわり、すぐに漫遊帖がはじまり、どこに休みがあるんや?っていう 10月11日 ミスター漫遊帖 崎さんの日程もあいているという奇跡的な偶然がございまして、二人で観音寺へ

 念願の観音寺路地裏めぐりです。


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e5762b7e.jpg観音寺のまちあるきは、路地裏味めぐり、琴弾公園のコイン館でチケットを買って、路地裏巡りの地図をいただき 一人でまわることもできるんですが

事前に
0875−23−3933(平日8:30〜17:00 観音寺市商工観光課)までお電話しておくと、エプロンガイドさんが 案内してくれます。

 

 

コースはふたつ

・地酒片手になつかしい路地裏味めぐり(500円)

・明治の技・大正のかおり・昭和の味めぐり(1000円)

今日は、両方のええとこどりです(なんたって、急のことだったので)、午前中に、この近くでお仕事のある県にぎわい創出課ながいさんが一緒に歩いてくださいまして、ざっくりとまちを見てまわったのですが

ざっくりどころか、濃い濃い どこにいっても、みなさん優しい。チケットだけもってまわる方たちも、こんな優しいまちなら、安心です。

午後から、エプロンガイドの藤田さんや 観光課の片桐さんの顔だけでも見られたらいいなと、観光課に電話しますと

片桐さん「昨日、永井さんから電話があったので、るいままがくるかもしれないって 藤田さんと話していたんですよ」

と、おっしゃり、藤田さんにすぐに連絡をとってくれることに

ああああ、ありがとうございます!

 

二人が来て下さいまして、午後からは、500円のチケットを買って、るいまま・崎さん・藤田さん・片桐さん・尚ちゃんで まちめぐり

 

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観音寺に流れる財田川、思いの外透明度が高いので、片桐さんに話すと、昔はこのあたりは「染川」と言われ、川沿いには染め物やさんがたくさんあったとか。

今も、大漁旗やのぼりの染め物屋さんが何軒かのこっています。(明治の技のコースのほうで案内してくれます)

水の美しいところに染め物屋さんがあるんですね〜

 

そして、漁港が近く、瀬戸内から水揚げされた小魚をすぐに加工するお店や、海産物屋さんもならびます。

 

■山地蒲鉾(500円チケットのなかにはいってます)

こちらでは、手練りの蒲鉾を食べさせてくれます。

表から、加工のようすをみることができ、この ちょっとレトロなお店か、その横にある休憩所で、ほくほくほかほかの「まるてん」を食べます。

うまいっすよ〜

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手練りの天ぷらは、さめてもふわっとしておりまして

今日は、海産以外にお豆もはいっておりました〜

 

 

 

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こちら 山地蒲鉾さんの蔵

レンガ造りです。 素敵です!

 

観音寺は、大きなレンガ工場がありましたから、レンガ塀なども見られます。

 

 

■吉良清商店

米・小麦粉・砂糖・豆などなど 穀物の卸屋さん。

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小豆をいれる木の入れ物や、価格を書いたいたなど 歴史を感じます

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で、この秤。いかにも働く人の知恵。

電子秤より、こっちのほうが 「人のこころがひとつまみ」のおまけのぶんがはいりそうで〜

 

 

 

 

■満久屋 あいむす焼き(500円チケットのなかにはいってます)

ここで、一日1000枚の「あいむす焼」をやく 豊浦さんは、路地裏めぐりをじつげんさせるために動いたお一人。

この鋳物の型に、奥さんが丁寧にひとつずつむいた「海老の身」をはさみ 押しやきます。

えびの甘みがでて、おいしい!

お店に出すときは、これを、もう一度乾かしますが、まちめぐりのときには、このできたてをいただけます。

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型に海老をおく、左の端においたら 左から5番目をひっくり返す。そのころ右端のができあがっている。

このリズムが、なんともいえないんだな〜

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こちらの室には、海老の串刺しが、これがまたまた後をひく うまさ

 

 

 

 

■加島海産物 いりこ食べ比べ(500円チケットにはいってます)

伊吹島でとれる美しく美味しいイリコが、ものすごくお安く買えます。

イリコ以外にも、干カレイや、ちりめんじゃこなどなど、いろいろ食べ比べて、チケットで好きなものをほんのちょっと包んでもらえます。

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私は、いりこをちょっと包んでいただいて、お土産にチリメンジャコを200グラム。

おばちゃん、これは200グラムより かなり多いけど ええんですか〜?(笑)

 

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ガイドの藤田さんが、伊吹のイリコは、超新鮮だから、釜にはいったとき「あ〜〜〜〜〜」というので、こうやって口が開いてるんよ〜 と。

 

ほんまかいな〜(笑)

でも、ほんとに ひらいてるや

 

■小川酒店 地酒(500円チケットにはいってます)

イリコ せんべい 蒲鉾ときたら 「酒」やろ〜と、コースにはいった酒屋さん。

3代前までは、お菓子屋さんだったそうです。

今日は、おじさんの軽妙なお話でしたが、おばちゃんが店番の日には違ったお話もきけます。

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おじさんの背中に見える「お庭」、これが歴史があって、なかなかええんですわ。苔むした石灯籠が、庭にしっくり。

でも、お庭を維持するのは大変なんだそうです、でも、こうした風景は、ほっとします。

だから、おじさん、灯籠を売らないでくださいね。(笑)

 

■遊々椿  カラカラ鯛(1000円チケットのほうにはいっています)

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歩いていますと、この看板が。

何屋さんだろうとはいりますと、西の婚礼にはかかせない「おいり」が。

こちらでは、こんなにかわいらしい お菓子の吊り飾り(夢吊り菓子)がありまして、それを柳の枝に飾ってらっしゃいます。

このかわいらしいお菓子は、おひなさんのときに飾るのよと見せてくださった「殿つき雛と女の子の写真」このモデルが、こちらの女将さんです。

観音寺で一番古いお菓子屋さんだそうで、建て替えるまでは天保年間のおうちでご商売されていました。 今も、そのころの名残を残すお庭がありまして、特別に ちょっとみせていただきました。

詳しくはこちらのサイトで!http://www.youyou-tsubaki.com/

 

歴史あるまちです。いろんなアイディアをもった、素敵な人がたくさんいるまちです。

 

片桐さんのお話によれば、明治のころ 観音寺の人口は 高松・丸亀にも負けない人口で、間違いなく西さぬきの都だったようです。

町並みは、ゆっくりとし、お庭を手入れしたおうちが多いのも、その名残かもしれません。

 

■山田牛乳(1000円チケットのほうにはいっています。

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観音寺一高出身のみなさんなら、知らない人はいないという「やまぎゅ〜」

ここのソフトクリームは「濃くて強い!」(笑)

大阪万博の年 41歳だったおじさんが、守り続ける店です。(だから 今何歳なんだという話は、ご自分で計算してくださいまし。ワタクシのパパさまと同じ年でした)

牛乳屋さんではじまりましたが、その後アイスクリームも。

ここにおいてあるモノは、全てが懐かしい。アイスクリームの機械も、毎日分解して洗うするタイプ。これを使っているところはもうないだろうと おじさんは言いますが、毎日丁寧に扱われた機械は、少しも古びた感じがありません。

昭和30年初頭の扇風機も、冷蔵庫も、現役。もちろん、おじさんだって現役です。

味巡りのチケットでは、クリームコーヒーが食べられますが、ワタクシはクリームぜんざいをいただきまして、これまたむちゃ安い。

やまぎゅう〜が 高校生に愛される理由わかります。

■かなくま餅うどん
 

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わたしの餅好きは定評がございます

もし、ウエイトのことを気にせんでよいと言われれば、5〜6個いや10個でも、一気に食べちゃいますがw

 

ここのメニューでみつけた「餡餅雑煮うどん」

これは食べておかんといかんでしょ!

白みそ 餡餅か!と期待満々でしたが、運ばれてきたのは、チカラうどんの餅が 餡餅になっているだけの あっさりうどん。

美味しゅうございました。(白みそでも、私は OKだよ)

 

■謎の手焼きせんべい



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「あんなところに!」というような、路地奥にある手焼きせんべいのお店。

お店の名前は・・・・わかりません。

あるんかな?・・・名前。

とにもかくにも「手焼きせんべい」と書かれた、小屋を覗くと、そこにはせんべいの機械と、甘いかおりが。

今日は、フライビーンズのせんべい焼いたんやってことで、焼きたてのおせんべいを試食。

お土産に300円分買いましたら、大きなビニール袋にはいりきらないほどの量が。

いやぁ、お買い得ですよ!(ごませんべいも美味しかったっす)

 

■銭湯

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観音寺は、とにかく銭湯が多いんですと、あいむす焼きにいったときに、片桐さんと、あいむす焼きの豊浦さんが話してくれましたが、確かに!

そういえば、高松も西浜漁港のある扇町界隈

北浜・東浜に近い松島町界隈

には、お風呂屋さんが多く残っています。

漁師さんや 商家など、奥さんも働くまちは銭湯にいく週間があったのかもしれませんね。

 

■地神さん

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民間信仰の地神さん。

エプロンガイドの藤田さんが、なんだろうと不思議に思い、この石の隣の家を訪ねると、絵や陶器を趣味にもつモダンなおばあちゃんが、土地を守る地神さんだと教えてくれたとか。

ガイドをしていると、いろんなことを知れて楽しいのよと藤田さん。

ほんとに、まちを歩いてみて気付くことって多いですよね。

 

■豊浜町

新しく観音寺になった豊浜。

ここは綿のまちとして有名です。この豊浜に、まちあるきを作りたいと観光課の片桐さんは考えていまして、一緒に豊浜にいくことになりました。

 

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梅ヶ枝餅。

お餅をへぎながら食べます。ニッキのにおいが

これを焼くと 八つ橋になりそうな・・・

 

 

 

豊浜町の 綿産業の方の家が建ち並ぶあたりにいってみました。

綿となにかをからませて「なにかない?」と聞かれ、ちょっと本気で考えています(w

 

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お土産は 定番「鳥坂まんじゅう」

 

 

 

 

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そして、藤田さんが地元の若い女の子と開発した

小夏を使った お酒。

カクテルのようです。

 

 

 


観音寺のあと豊浜まで足をのばし
あれこれ見てまいりました

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西さぬき、おもしろいですよ〜

しかし、食ったなぁ・・・

加島海産物で、いぶき島のいりこやらジヤコやらを いただき

満久屋で、あいむす焼きやら 海老やらいただき

山地蒲鉾で 揚げたて 手練りてんぷらをいただき

山田牛乳で クリームぜんざいをいただき

昼食は
餡餅ぞうにうどん(餡餅2個)
きつねずし2個

小川酒店で 日本酒

手焼きせんべい店で せんべいをいただき

豊浜にいどうして
梅が枝をいただき

きびもちをいただき


帰りに
小夏のお酒をいただき

鳥坂まんじゅうを買い



さきほど 帰ってまいりました



(13:00)