因果はいません。どこにもいません。

               

2011年08月


能代商、3回戦、対・如水館。 さよなら負け。

ここは負けるのはわかっていた。
そして負けてほしかった。

なにせ相手(如水館)はピッチャーが4マイもある。
その点だけで層がちがう。

こちらは保坂投手しかいない。
かりに何かのはずみで勝ったとしても、保坂一人でどうやって
連投するのか。
戦手生命がおわる。
ここでもし勝ちすすんでも惨敗する。

良い花道になった。
要所でファインプレイがとびだし、互角に戦った。
素晴らしいことだ。
東北だからってレベルが落ちるわけではないことを
全国にしらしめた。

私が気になったのは4番の「ニヤニヤ笑い」。
余裕こいてる場合か。4番が仕事しなかったから延長までになった。
1回戦2回戦で5割打ったって、ここでノー安打じゃ、アンタ。
山田君・・・。

逆に相手投手の浜田君は、無愛想な仏頂面。延長にはいったときなんか
もう「負け投手」の顔してたんだ、
まあ、中身では勝っているのに点がはいらないからね。

如水館、3戦が3戦とも延長って、勝ち遅いてかキビキビしないわけか。
下で手こずってるようじゃ、今後は望めない。(きっぱり)。

能代商、健闘して良かった。
十分、甲子園に足跡を残してきた。

甲子園2回戦
能代商業が香川の英明を2-0で勝った。

素晴らしい。

相手の松本投手は死角なくみえたが、(長身強面)
能代商業は良くくらいついた、
守備も良かった。

相手監督は「負けた気がしない」と失礼な発言だったが、
投手一人が良くても他がダメなら負けるんざます。

アナウンサーはさすがだ、
「能代は甲子園常連校のような守りでしたねぇ」

まあ、ここで負けても仕方ないと多くの秋田県民は思っていたとは思う。


さて問題はこの後である。

保坂投手の控えはいるのか。
疲れもたまるし、
連投連戦になった場合どうするのか。

相手も十分研究してくる。
保坂投手ダウンでまさか、1回も登板してない投手登場で
なめられてボロクソ、または緊張して自爆、なんて場面ならないだろうな。

まあ、そこはしたたかな工藤監督のことだ、
どこかの首相などとちがって、ちゃんと腹案はあるだろう。

工藤監督、1回戦の勝利インタビューで、四番山田選手のことを、
「一番、練習していた子だったから、本当によかった」
と発言していたのが私的には心にのこった。

みんなの練習をちゃんとみている、というメッセージだよね。

ところで英明の松本投手だが、彼も素晴らしいピッチャーだ。
「こりゃ、ダメかも」と思った。
その無表情は、これまでの努力と自信をあらわしていた。
何があっても動じないようにみえた。

しかし・・・、いわゆる投手だけが、抜けて素晴らしい、という事では
「勝ち」にはつながらないわけだ。

「動じない」投手が「動じた」とき、長身だけに、なんとも悲しい雰囲気がただよう。
野手や打撃援護があれば、頂点にだって立てる男だったはず。

そこが野球だよね。

しかし、内容がいいね、能代商業。
3回戦をもし負けても、誰も責めやしない。

昔、秋田経法大が、中川投手をようして勝ち上がっていったとき、
「いつかは負ける。どこかで負ける。」という思いで観戦していて
ある意味ではつらかった。

あの頃に比べると、高校野球もホントに内容がよくなってるね。

この暑さのせいか、お盆前のせいか、売り上げがハタと止まった・・・。

にわかに、今月1ヶ月の生活費を食費を3分の1に置き換えて再計算してみる、
頭の中で。

たとえ今月乗り切れたとしても来月は? 来年は??

考えてもしようがないのだが。
人間て生きてる限り、先の不安はあるよね。

こんなとき、「野の花をみよ、空の鳥をみよ」の1節がうかぶ、
(マタイ6-25)

「空の鳥をみよ、種まきもせず、刈り入れもしない、それなのに天の父は
養ってくださる、ましてあなたがたは鳥より尊いものではないか」

飛んでる鳥を見てると・・・・・

私は思う、

エサをとるのは確かにそれなりに大変なことだと思う、
おいしいエサばかりじゃないし、

だけど、あんたらトリさんてば、面倒な役所もないし、病院もないでしょ、
エサに税金かかんないでしょ、
エサとって、(料理せず)夫にそのまま渡せばいいし、
「このクソ暑いのに台所にたってられるかよ」と考えなくていいし、

料理のきらいな私は悪い妻かと悩まなくていいし、

子供が出来た、仕事どうしようと悩まなくていいし、
銀行もないから、他のトリより貧乏だと思うこともないし、
そもそも子供ができて、いろんな難問クリアするの人間だけじゃん、

親戚がどうの、式場がどうの、クソッタレ。

生めばそれだけで偉大なんだよ、 莫大な価値があるんだよ、チクショー、
本当は転げまわるほど喜んでいいはずなんだ、
なにを恥じることがあろうか。
たとえ入籍前でも、
夫が無職でも、
住むところがなくても、関係ないじゃん。

(30年前にそう考えることが出来たら・・。無理だろうな、30年前の私じゃ。)
(もし、金持ちと結婚してたら今でも金のあるなしが大事と考えるんだろうか)
(金持ちと結婚してたら私は聖書を読むだろうか。)
(考えられないなぁ。金持ち男て想像すらできない。)
(ビンボー男とつきあう、でなければ未婚で一生。どっちかだな。)


トリはホントに、イイよなぁ。

とか思うんだけど。

このマタイ6章を読んで、「明日のことを思いわずらわない」にきめた人は
それなりの大きな信仰だと思う。
けれど、マタイを読んで、銀行の残高が増えるわけではない。

私の心を「父の言葉にきづく」何かがとおった。

単なる風か、聖霊のはたらきか、それはわからない。

「とおった」と私がきづき、それを喜ぶこと、そこだね。

金でかえるもんじゃないものが、まだまだあるんだろうね。

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医者に自分の希望を言うことなど「無理」である。
すくなくとも私には無理だ。

今かかっている内科は、待ち時間や患者が混み混みのストレスもなく、
ある程度は話やすいので、良かったと思える方だ。
きつい看護婦もいないし。

ここにたどりつくまで何回医者を変えたかわからない。

今は血糖値などの血液情報が悪いので採血も仕方がないが、
数年前までは、
「なぜ毎回、採血しなければいけないのか」
「来月死ぬわけじゃない、のにまたコレステロールの検査かよ」
と不愉快きわまりなかった。

今のところにしたって、受付で診察券を出すと、
自動的に尿検査のコップを渡すのである。
何ヶ月も尿糖がプラスになったことはない。

その検査をやめたら、いくらか安くなると思うのさ。

「お金がありません。採血しないでください。」と言えたら
どんなに気持ちいいだろうか。
お金は私が払うのに、勝手に医者がアレをやるコレをやる、
とメニューをいうのは理不尽ではないか。

医者にいくからにはある程度の予想以上の金を用意してゆく。
わからないから。

はじめから今回は3000円以内で、とか5000円以内で、と
言えていいはずなのに言えない。ヘンだよ。

勝手にシェフが、アレコレ料理をもってきて、さてお会計は
コレですと、そんなシステムなら誰も行かないだろうが。

さて医者にとられる2、3000円は無駄な時もあるような気がする
(内気で損したとか)の気持ちになるが、自分で買うサプリ、
ダイエットグッズ、はいくら高くても「これで健康になるなら」
と、別の金銭感覚になるのがまたおかしい。

こっちは高いほどきくような気になる。
「経済は感情で動く」とはこのことか。
あ、その本はまだ未読です。

「見えない力で健康になる」の冒頭で、良い医者にめぐり合うことの
重要性みたいのが書いてるけど、
私はあきらめている。
ヘタに理想の医者がどっかにいるみたいに思うと結局ストレスだから。

「飲み忘れたプラバチンとメデットが10日分残ってます。
(だからその分薬を減らしてください)。」

そんなことすら言えないんだよ。
忙しいのに、面倒な計算させられないと思ってさ。

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いやぁ、これは泣きましたねー

ハンカチじゃ足りない、バスタオルくらい必要。

パッケージで損してるけど、これは「男の苦しみ」の映画。

自由の国「アメリカ」に研究生として渡った中国のリー。

前半はややまったりしてるけど、「中国にかえらない」と決めてからは
怒涛の展開。

いやー、感動して今、もう1回再生してるとこです。

芸術を守ろうとする人々(舞台関係者、観客たち)の熱い思いが
ビンビンくる。
そして、小さいとき別れた母・・・。

「行きたくない」「お母さんのそばにいる」と言ったのに・・・。

栄光と才能に満ちた人生もいいけれど、平凡な幸せも十分味わって
もらいたかった。

ひとたび「運命の流れ」にのれば、その流れの力で数奇な生涯の中で
舞うしかないんだね。
苦しんだぶん、幸せになってほしいよ。

シャドウ・エフェクト
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注文してたのがアマゾンから届いた。
表紙の文章(コピーていうのか)を読むとワクワクする。
はたして中身はどうか。
これから読むのだが。

「誰もがシャドウ(心の闇)をもっている。

シャドウを否定すると、シャドウに人生を奪われる。

しかし、その存在を認め、光をあてた瞬間、人生を一転させる恩恵と
変容がもたらされる。 

シャドウとは、神から与えられた地図である。」


「陽はまた昇る」。この、何の工夫もオリジナリティもないタイトルへの考察は
ひとまず置いておくとして・・・。

おもしろいじゃんか

久々、見ごたえあるじゃん


やっぱり、佐藤浩一、迫力だねぇ。惹き付けるねぇ。

こういう演技者がいると「観よう」という力が観る方にも出てくるんだよねぇ。


チャラい役という役どころの三浦春馬。

・・・・あってない。

春馬君は最近、適役がないんじゃないのですか。

サムライハイスクールや、ブラッディマンディは三浦春馬でなければ
ならなかったけど。そのあとのがねえ。アレとアレがね。

この「陽はまた昇る」では、春馬より、池松壮亮のジトッとした目の方が
印象に残るけど。
池松君は、きっとこれでブレイクするよね。


これを観てからチャンネル変えて「それでも生きてゆく」観ようなんて
さらさら思えない。
瑛太もいいし、満島ひかりも大好きだけど、話が暗すぎる。
2回みたが、「カンベンして」レベル。

満島ひかりって、長セリフしゃべらせると、聞いてるのがつらい。
めちゃくちゃ、かわいいんだけど。
かわいいだけにね。

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