横浜で活動中の社会起業家を目撃してきました。

今回は事前に知っている団体がなく、予備知識も何もありませんでしたが、
想像以上に皆様の話が素晴らしくて、とても刺激を受けました!
講演がすべて終わった後に思ったのが、
「社会貢献に興味がない友達を連れてくればよかった」です。
きっと普段社会貢献を意識しない人が聞いても、
今日の講演は素晴らしいものだったに違いないと思うからです。

こういうイベントに出席する度に
「自分には何ができるんだろう」とか、
「自分も彼らがしているように動いていきたい」とか
本当に様々な思考を自分の中で巡らせます。
そして、「俺はこういう事をやってます!」
と言えるものがない自分に「これでいいのか?」と
自分に問いかける強さが強くなっていきます。

やはり評論家のままじゃ物足りません。
こうやって誰かの話を聞いてブログにまとめるのも良いですが、
プレイヤーとしてグラウンドに入らないと面白くないです。
その事に今日改めて気付かされました。

色々な気付きが得られて本当によかったです。
以下は今日の講演のサマリです。




【サマリ】
■コトラボ 岡部さん
・「寿町=日雇い労働者の街」というイメージを一新したい
・住んでいる人たち自身よりも、周りの人達のイメージの方が壁を作っていた
→外の人たちが入ってこられるような街に変える
→どや街を安価で利用できる宿の街へ
・寿町を初めて見たときは個性的な町だなと感じた
→マイナス面であっても個性があるところはいいこと
・現在寿町への訪問者は国内6割、国外4割
・選挙プロジェクト、矢印が導く方へ行けば投票所へ
・社会人で助けてくれる人達がいるのが嬉しい
・目に見えないものを可視化する事にこそ価値がある

■Waku-work 山田さん

・サイパンで出稼ぎのフィリピン人と仲良くなったのが、フィリピンに行くきっかけ
・フィリピンは多くのNGOがあるにもかかわらず、状況がよくなっていない
・現地の人達が解決方法を見つけることが重要
→若者が自立できる仕組みを作る
→英語オンラインレッスン事業やキャリア育成事業を展開
・大学で教育を受けた人たちが働く場所がなく、海外流出しているのを止めたい
・生まれた場所に関係なく、夢を叶えられる社会にしたい

■ユナイテッドピープル 関根さん
・人と人をつなぎ、世界の問題を解決するのが目的
・united nationからもじって名前を付けた
・パレスチナガザ地区で出会った少年の夢が「敵兵をできるだけ多く殺したい」
→どんな国でも子供は笑顔なのに、パレスチナでは子供が泣いている
→子供が子供らしい夢を描ける世界を作りたい
・ネットの力を使って、1+1=∞の仕組みを作る
→ネットで無料署名活動を始められる「署名TV」
→募金ポータルサイト「イーココロ!」
・スポンサーが1クリック2円支払う
→1円が寄付になり、1円がユナイテッドピープルに入る
・行動する人を増やすために「感じる」メディアを作る
→旅する若者を支援するBADOプロジェクト
→発見した事や感動を動画に残し、ネット上で共有するプロジェクト
・津波被災後のスリランカで、女性に職業訓練をするNGOに募金
→「あなたたちのおかげでまた歩いていける」と言われてとても感動した

■エクマットラ 渡辺さん
・バングラのストリートチルドレンの現状を伝える活動
→映画「あり地獄のような町」がバングラで大きな反響を巻き起こす
→生まれた場所の違いでどれだけの差が生まれるのか見てほしい
・バングラに存在する大きな格差を解消したい=エクマットラの活動
→その一環としてストリートチルドレンの教育を手がけている
→大人が子供を導いてあげる事が非常に重要になる
・エクマットラで良い人材を育て、彼らが大人になった時に一緒に語り合うのが夢
→今の子供たちが将来エクマットラに就職してくれたら最高
・外国からの援助は必要だが、手を動かす人が現地人でないと何も変わらない
・子供達が自分でやる気になっていく事に意味がある
・現在エクマットラアカデミー建設中
→バングラディッシュでも有名な建築家が無償で設計してくれた
→アカデミーを作る事そのものが大事なわけではない。
それを設立するプロセスにどれだけの人を巻き込めるかが大事
・ 自分の引き際をきちんと見極める事が必要。
→あくまでもバングラの人達が主役なので、上手くバトンタッチできれば

■大川印刷 大川さん
・ソーシャルプリンティングカンパニーを標榜している
→色覚障害の人への配慮
→営業車にはハイブリッドカーを使い、他企業とカーシェアリング
→違法伐採なしを承認された木材のみ使用
・熱意を持った市民が何人か集まれば世界は必ず変えられる。
それ以外の方法で世界が変わった例はない


【感想】
講演の後に交流会もあったので、そちらにも参加しました。

ユナイテッドピープルの関根さんは、フランクで面白い方でした。
大したアイデアのない僕の話をきちんと聞いてくださり、
それに対して熱く語ってくださって本当に嬉しかったです。
「自分の場合は、強みであるネット事業を社会貢献に活かせたけど、
強みだけに固執すると本質を見失うかもしれないよ」
と仰っていたのがとても印象的でした。

Waku-workの山田さんには、レアジョブとの棲み分けについて質問しました。
確かに、フィリピンでオンライン英会話という意味では競合かもしれないけど、
フィリピンの雇用創出という意味ではもっと頑張って欲しい位だと仰っていました。
本当にフィリピンの事を自分の事のように考えている事が伝わってきました。

エクマットラの渡辺さんがアカデミーの図面を見て仰っていた、
「きっと皆さんにとってこの設計図はただの絵でしょう。
でも僕がこれを見ると、本当に色々なイメージが湧くんです
子供達が朝おきると鶏が泣いて、帰ってきたら水浴びをして・・・・」
という件がとても印象的で、子供達に対する愛を感じました。
渡辺さんの話にはとても感動したので、
ご本人にはひたすら感動した旨を伝えまくりました 笑

コトラボの岡部さんや大川印刷の大川さんともお話をしたかったのですが、
時間も限られていたため質問ができませんでした、残念。


「いつか自分も話せる側に回れるようなきちんとした事業をやりたい」
今日の会に出席してそんな思いを抱きました。
別に人前で話せるようになるのが目的ではなく、
胸を張って「俺はこれで社会に貢献しているんだ!」と
言えるような事業をゆくゆくはやっていきたいです。

とてもすばらしいイベントだったと思うので、
次回も開催されることを期待しております!