「走りすぎですね、少し休みましょうか…」
あなたもきっと、訳知り顔の誰かにこう言われて、
このブログにたどり着いたのでしょう…
こんにちは、RUNART足の治療院-駒沢公園-院長の永井です。
そんなあなたのために、記事を書いてみました。
ちなみに代表の木村が添削もしているので、
内容へのクレームはすべて木村へお願いします。
さて、僕が毎日お客さまの目標達成をサポートさせていただいている
RUNART足の治療院-駒沢公園-
http://foot.runart.jp
では、これまで4年間で
全国42都道府県7カ国から1786名以上の方が来院されたのですが、
その中の約60%の方が
「ランナー膝(腸脛靭帯炎)を改善したい」
というお悩みで来院されます。
で、僕もこれまで数百人以上の方と実際にお会いして治療してきたのですが、
十分休んだのに、走ったらまた痛くなった…
ランニングを始めたばかりなのに痛くなった…
走ってないのに立っているだけで痛む…
っていう方、すごい多いんですね。
そうなるともう、
普通に事実から予測してみても
ランナー膝の原因って
走り過ぎじゃなくね?
っていうのが
もはや専門家じゃなくてもわかる話だと思います。
なので、今日はそこのところを詳しくいきましょう。
一応念のためにさらっと解説すると…
まず、ランナー膝(ランナーズニー、腸脛靱帯炎)とは…
超簡単に伝えると、
マラソンランナーや登山者などが多く発症する
ランニングや歩行時の『膝の外側の痛み』です。
太ももの外側にある腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)が過緊張し、
膝の外側(大腿骨外側上課)と擦れることで、炎症を起こす症状です。
じゃーどうすれば治るんですか?再発予防できるんですか?
と思いますよね。
はい、これです。
↓
ランナー膝(腸脛靭帯炎)の改善方法①
筋肉がめちゃ硬い→やわらかくする
※こういう柔らかさではありません(代表の木村です)
単純に腸脛靭帯の過緊張なのだから、その硬さを改善しなければなりませんよね。
マッサージ、ストレッチ、鍼、温熱治療などなど
方法はいっぱいありますが、
腸脛靭帯の硬さを改善するだけでは全然足りません!
下の画像を観ていただくと分かりやすいですが、
腸脛靭帯の周りにはたくさんの筋肉が存在します。
お尻の筋肉(大臀筋)、
股関節の付け根の筋肉(大腿筋膜張筋)、
前ももの外側の筋肉(外側広筋)、
ですね。
こういった腸脛靭帯周りの筋肉も同時に緩めていかなければなりません。
走る前後に股関節が動きやすくなるようにしていくことが重要です。
RUNART代表木村による動画解説もありますので、
ぜひ参考にしてください。
ランナー膝(腸脛靭帯炎)の改善方法②
腰落ちフォーム→腰高フォームに改善する
※砂漠を走る代表木村です。45℃を超える暑さに腰も気分も落ちています。(ダメな見本)
運動をすると痛みが出てくる方は、
身体の使い方が間違っていることが多いです。
姿勢が悪く腰が落ちていたり、
強くバウンドするように走ったり、
左右差が大きかったり、バランスが悪かったり、
ランニングフォームや歩き方が悪いと筋に余分な負担を与えてしまいます。
自分のランニングフォームや普段の動作の癖を見直し、改善していくことも大切です。
硬さを改善するだけでなく、
使えていない筋肉、弱すぎる筋肉を使えるよう
トレーニングを行っていくことも必要です。
ランナー膝(腸脛靭帯炎)の改善方法③
シューズのサイズが合っていない→シューズを最適化する ※超重要
サイズだけではなく、当然「モデル」もです。
つまり、ランニングシューズを替えましょう、ということですね。
もしサイズの合っていないシューズ、
薄くて軽いシューズ、反発力が強いシューズ、
柔らかすぎるシューズを履いているのであればシューズを変更、
もしくは目的に応じた履き分けをしていきましょう!
靴は足を保護してくれるものでもありますが、
自分に合っていないシューズを履いてしまうと真逆の害を与えるものになってしまいます。
サンダルでずっと歩いているといつもより疲れやすくないですか?
それと同じような不具合が起きてしまいます。
ソールが厚く、サポート性の高いシューズを履いてみてください。
オススメはアシックスのGT-2000NEW YORKシリーズです。
他にも同じような機能のシューズはたくさんありますので、探してみてくださいね。
シューズショップでは、
「サポート性の高いシューズを探している」ということを店員さんに伝えるとよいです。
その店員さんがちゃんとシューズのプロであれば、
スムーズに目的のシューズへ辿り着けます。
いろいろありますからね。
と、ここまでは、一般的な話で、
あなたも聞いたことがあるかもしれません。
でも、一番大事なのが、ここからなんですね。
なぜなら、上の3つを完璧にやったとして、
腸脛靭帯炎は、治らないことが多いからです。
実際、あなたもそうじゃないですか?
ストレッチをし、
治療を受けに行き、
ジョギング用のシューズをちゃんと買った。
すでに実践されている方も多いんじゃないでしょうか。
ランナートでは、こんなことは前座中の前座です。
連ドラの第一話ではなく、
第一話の前に流されている「CM」くらい大前提のお話です。
そこで、
プロの専門家(国家資格保有の治療家)でも見逃しがちな重要なことを
あなたにお伝えしましょう。。。
ランナー膝の改善方法④
足部の骨配列の矯正(矯正インソールによる過回内の矯正)
ランナー膝の本当の原因のひとつは、
走行時の足首の歪み(距骨下関節の過剰回内)
にあるんです。
え?知ってた?
知ってました?
確かに、ランナートでは6年前から伝え続けていることですからね…
すみません、、
でも、僕らは毎月国家資格者の先生向けの講習会を累計49回開催しているのですが、
全国の治療家の先生も、まだまだ知らないひとばかりなんですよ、、
そう言わずに聞いてくださいね。
足首が内側に捻れる(距骨下関節の過剰回内)
↓
スネが内側に捻れる(下腿の内旋)
↓
膝が内側に入ってしまう(ニーイン)
↓
腸脛靭帯へのストレス増加
↓
ランナー膝(腸脛靭帯炎)発症
少し難しいかもしれませんが、
ようは足首が内側に歪んでいるとランナー膝になりやすいってことです。
はい、まあ、知っていましたね。
、、、あなたは異常です、、異常者です。。。
はい、なので、
ランナー膝(腸脛靭帯炎)は、
根本的な原因である「足の歪み」を改善しない限り、
いくら休んだりストレッチしたりしても、また再発してしまう、、、
というわけでした。
「足部のアライメント(骨配列)」が歪んでいるか、正常であるかが、
マラソンをしていてランナー膝になってしまう人とそうでない人の大きな違いとなります。
当然歪んでいる方が痛めやすいだけでなくパワーもロスするので、
ランニング効率は落ち、パフォーマンスも下がります。
では、「足部のアライメントの歪み」はどのように改善していけばよいのでしょうか?
それは海外で最も効果があるといわれているのが、【矯正用インソール】を使用することです。
実際、僕の院では
世界で最も多く研究されている(エビデンス論文数が多い)
フォームソティックス・メディカル
という矯正用インソールを処方しているのですが、
「インソールを入れただけで、こんなにすぐ治るなんて…!」
という声を本当に多くいただきます。
が、ちょっと長くなったので、
また、インソールに関しては別の機会に書いていきますね。
全国46都道府県にある635院(2021年8月現在)の
フォームソティックス・メディカル取扱認定院一覧はこちら
↓
全国のフォームソティックス・メディカル取扱認定院一覧まとめ
今、あなたが通院している治療院の先生にぜひこの情報をおしえてあげてください!
きっと「ありがとう」と言われると思います。
↓
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足病医学先進国ニュージーランドトップシェア、
足病医が実際に処方する特別な矯正用インソールを導入し、
ランニング障害を根本改善できるようになります。
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