こんにちは。健康運動指導士、星です。
健康運動指導士の仕事
私の周りには50代で全く衰えをみせず、

トレーニングに打ち込み、
結果を出し続けるランナーが多数いらっしゃいます。
そんな熟練ランナーはどんな心がけでいるのか?

今回はそれを私なりにお伝えしようと思います。


ずばり

トレーニングの質を落としても、量を落とさない。

まずこれでしょう。

料理で例えるなら、
最高の食材(質の高いトレーニング)さえ選べば最高の料理が完成する時期が誰にでもあります。

ランニングを始めたばかりの時期がまさにこの状態といえます。
やればやるほど結果がついてくるという幸せな体験を、
50代の熟練ランナーは一度か二度くらいは味わっているのではないでしょうか。

しかし、トレーニングを続けていくと、
何かの拍子に体を傷めてしまうことを経験していきます。

そして、トレーニングにかけられる時間も短くなることも考えられます。
それも現実だと受け入れ、どのような気持ちでトレーニングに向かうのか。

くわえて50代にもなれば誰でも膝、腰、アキレス腱などは傷んできます。
トレーニングを積み重ねていくと関節の動きが固くなり、
どうしても不具合が出てきてしまうものなのです。


こうなってしまうと、
トレーニングの質を落とさざるを得ない状態になります。

質を落として、痛みが出ない方法を考えながら負荷の軽いトレーニングを試したり、
関節に負担をかけないような動作を研究し、
その内容を考えていくと、
単純なトレーニングの繰り返しが有効だということに、いつしか気づくのです。
50代ランナー
思い通りトレーニングがこなせない日は必ず来ます。

それでも、冷蔵庫の中にあるものだけで代替し納得した料理を作る、
そんな感覚でトレーニングを楽しんでいます。

最高な食材が得られなくても、
残り物で気の利いたおいしい料理を作れるように工夫することができれば、
それがその人オリジナルのトレーニング技術になりえるでしょう。

それを時間をかけて量をしっかりこなすことになり、
息の長い熟練ランナーになれるのではないでしょうか。


あとは目標をしっかり絞りきる、ということも大切に思います。

50代になればあれもこれもと分散せず、
的は小さくそれを的確に射抜くことが大事だと思います。

たとえばハーフマラソンで90分を切るという目標をたてた場合、
極端な話、フルマラソンをベスト記録で走ることは意味をなさなくなります。

ハーフマラソンの中で1kmを4分15秒ペースで刻むトレーニングをしっかりやる必要があり、
それが優先されるべきでしょう。
そのためにどのトレーニングをするか見定めてしっかり着実に力をつけていったほうが得策です。

スピードに自信が持てないランナーは、
10kmを41~42分で余裕をもって走ることができなければ、
21kmを4分15秒平均で走るのは無理でしょう。

10kmを思ったペースで走れない場合は、
もっと短い距離でスピードをあげるトレーニングをしたほうがよいです。

ハーフマラソンを90分で走るという目標に向かうことで総合的な能力も上がっていくと思います。

逆説的ではありますが、的をしぼっていくことで得るものが明確になり、達成しやすくなると考えます。

しかも目標はある程度、期分け(ピリオダイゼーション)をして計画を立て、
最後に積み上がった力を出せることができたならそれは何よりの自信になります。

たとえそこで目標に届かなかったとしても、体力を上げられた実感、
それを出すことが出来た手ごたえは何物にもかえがたいのです。

何歳になっても、嬉しい瞬間です。


誰にでも強くたくましい50代ランナーになる素質があります。

それには長く続けられるためのトレーニングへの意欲、
そして自分へのワクワク感、これが消えないように工夫することが大切ではないでしょうか。

40代の私も50歳になるのが楽しみになるような毎日を送りたいと思いつつ、今日も走っています。
ほし