RUNART代表木村です。
気になりますよね。
ええ、わかります。
気になりますね……
前回の記事の結果。
前回の記事
↓
【検証】元サブスリーランナーが月間走行距離0kmでフルマラソンを走ったらどうなるのか？@勝田マラソン2016
http://blog.livedoor.jp/runart/archives/1051042004.html
はい、それでは
結論から先に……
と思わせて
時系列順でみていきましょう。
さて質問です。
これはなんですか？
…………。
餃子の王将のチャーハンセット（餃子・唐揚げ・スープ付き）。
1000人いたら1000人が、そう答えるでしょう。
そうですよね？ 王将、美味いですよね？
はいもちろん美味いですが、不正解です。
正確にいうと……
本来は正解ですが、このブログを見ているあなたの答えとしては不正解です。
ずばり正解は……
RUNART代表木村がフルマラソン前日に口にした、ただひとつの食品。
です。
ダイソンのCMみたいになってますがこれが正解です。
25時に食べたので、正確にはマラソン当日ですが。
さて、
前回参加の２年前にサブスリーを達成した僕の勝田マラソン、
今年はこのピークコンディションからスタートしました。
マラソンは、準備が大事ですからね。
さて、これは…………
ええ、わかりますよね？
RUNART代表木村が
勝田マラソンスタート2時間半前に食べた朝ごはんです。
フルマラソン当日の食事の鉄則
・炭水化物であれば、とにかくなんでもいい
・生物はお腹を壊す可能性は上がるが、まあとりあえず食べる
・機内食は、タンパク質が豊富な「さば寿司」をわざわざチョイス
を満たすナイス食事。
最高のコンディションでスタートを迎えなければいけません。
そして
マラソンを快走したいのなら…………
当日飲むドリンクには、細心の注意を払うべし。
RUNARTでは
経口補水液OS-1
や、MUSASHIのリプレニッシュ
などをオススメしています。
…………。
好きです、紅茶花伝（ホット）。
さて、いよいよ勝田全国マラソン会場入りです。
スタート時刻の2時間前〜1時間半前に会場入りし、
余裕を持ってスタートラインに立つというのをオススメしている、我がRUNART。
スタート56分前の9時34分に最寄駅に到着した代表。
清々しく、ギリギリの朝です。
青く澄み渡った空。
ココロオドル参加者の会話。
RUNARTオリジナル・ランニングTシャツ（ピンク）。
睡眠不足さが露呈しているRUNART代表。
スタート15分前にものすごい手際で貼り付けたキネシオテープの残骸。
僕のように足部の過回内が強いランナーには、「モノ」のサポートは欠かせません。
ちなみに実は僕、小学生の頃からのキネシオテープマニアなんですが、
今月中にランナーにとって最高のテーピングをご提供していくのでしばしお待ちあれ。
（写真はどこでも買えるフツーのキネシオテープです）
さて、第64回勝田全国マラソン・フルマラソンの部、いよいよスタートです！
じつはスタート1分まえにこの場所に辿りつきました。準備万端。
10km地点。
「RUNARTきむらさーーん！！」と黄色い……くは決してないが、嬉しい声援が！！
ありがとうございます！！！
（しかもこれを書いている本日、声援の主がRUNART足の治療院-駒沢公園-にご来院くださいました！！）
脳内BGM
自問自答／ZAZENBOYZ
お店の詳細はこちら
↓
RUNART足の治療院-駒沢公園-
http://runart-foot.jp
ハーフ地点。
おらおらおらおらーッ
脳内BGM
君の街まで／ASIAN KUNG-FU GENERETION
30km地点。
ふぅーっ、ふぅーっ
脳内BGM
霹靂／BRAHMAN
35km地点。
ほへっ……ほへっ……ほっ……あっあああああああ
脳内BGM
ある証明／ACIDMAN
39km地点。
…………。…………。
脳内BGM
お家へ帰ろう／山崎まさよし
42.195km地点。
無事ゴール！！
はい、ずばり結果いきましょう。
…………。
…………。
いやいやいやいや、いやーいやいやムリだから！
月間走行距離0kmでフルマラソンとかムリだから！！
ちょっと！！フツーに考えて！！
しかも直前1カ月は0km、そのまえの１カ月も約20kmだからね！！
しかもカーボローディングどころか
計量前のボクサー状態！！
むりむりむりむりーーーー！！
…………。
はい、
ありがとうございました。
フルマラソン４時間３６分。
サブ５。
2013年の掛川新茶マラソンで、
同じく４時間３０分付近を出したことがあるのでそれ以来の自己ワースト。
2013年の掛川は、ランニング障害に苦しむ真っ只中で迎えたレースでした。
当時はマラソンの知識がなさすぎたので、
膝が痛いのに無謀にもサブスリーペース4:15/kmで行けるとこまで行こうとしたところ、
（当時の練習＆レースシューズはターサージャパン）
両足のランナー膝（腸脛靭帯炎）の痛みによりハーフ地点からまったく膝を曲げられなくなり、
その後ゴールまで21kmすべて歩き（パワーウォーク）をして完走しました。
前半ハーフ1時間30分
後半ハーフ3時間
という異常なレース展開でしたね笑
そのときと今回の勝田マラソンは、
タイムは同じでも内容はまるで違います。
今回、スタート時には
痛みや不安＝ゼロ
でしたからね。
矯正用インソール、フォームソティックスのおかげです。
フォームソティックスってなんすか？
って思ったあなた、損してます。マジに大損こいてます。
こちらをどうぞ。
◇見るだけでも役に立つ【RUNARTフォームソティックス公式サイト】
http://runart.jp/formthotics
いやいやいや。
ちょっと待ってください。
不安はありますよ不安は。
不安おおあり。
まずね、
走るの大好きすぎて砂漠250kmマラソンもエントリーした人間が、
どこも痛くもないのに
1カ月間、一回も走らないとどうなると思う？
はい。
4分台/kmなどで走ろう！などという気持ちは完全にゼロになります。
はい。
5分/km？むりむりむり。はやすぎ。まあ6分/kmでしょ。6分/kmくらいでいくわー
ってなります。
戦う前に敗北。完全敗北です。
ここで一句。
サブスリー
走らなければ
ただのひと
ちなみに元サブスリーといっても大昔ではなく
2年前の同じ勝田マラソンでの達成ですし、
ここ最近も3ヶ月前の2015年11月、
四国は香川県小豆島の瀬戸内海タートルマラソンでは、
3時間29分で完走していました。
アップダウン超絶コースの小豆島でそれだったので、
走力としてはぎりぎり「サブ3.15程度」とみなしてもよいくらいかと。
4:40/kmペースでフル完走とか、そういうレベルですね。
（ちなみにサブ3達成時は4:05~4:10/km）
それがたった２カ月練習をサボ……いやいや"控えた"だけで、
5:45〜6:00/km（サブ4.15くらい）ですら後半キツくなり、大失速。
ついには歩くはめになります。
そう…………
2年前のサブスリーランナーが、
痛みを抱えておらずペースも6:00kmにもかかわらず、
歩きました。
37km地点からラスト5kmずっと。
具体的には、
モモ前や後ろにある大腿四頭筋、ハムストリング、
おしりの大殿筋中殿筋、
ふくらはぎの腓腹筋ヒラメ筋、
その他足首周辺の細かな筋群、
下半身ほぼすべての筋肉がフルマラソンの負荷に耐えられなくなり、
あらゆるところから痛みが出ました。
特に右のアキレス腱付近が致命傷となり、
「あ、ここでムリして走ったらマジでヤバイな」という状態になってしまったのです。
これはアキレス腱炎などのランニング障害ではなく、
筋肉痛のひどいやつ
みたいなやつによる痛みです。
筋肉が負荷に耐えられず関節を引っ張りすぎてor微細損傷が起こり、
痛みとなってサインを送ってくれているものです。
まあ…………
いわゆるひとつの…………
練習不足
ですね。
あ、わかってました？笑
最後、40km地点ではちょうどすぐそこで交通規制が解除され、
歩道で信号待ちしながらマラソンしてました。頑張って歩きました。
「あ……これ……２年前、レース後に温泉に行く途中に見た光景だ」
嫌味に聞こえてしまったら不本意なのですが、本当にそう思いました。
そして、ゴールまであと残り1kmの表示に辿りついたとき……
ゴールがもうすぐそこにきたとき……
ゴールしたとき……
ゴールして記録証をもらったとき……
もらったバナナを食べてから着替え始めて一息ついたとき……
どれも、
これっぽっちも嬉しくありませんでした。
なんの感慨もなく、ああ、はい。
それで終了。
そう…………
マラソンで自己ベストや好タイム、快走をするためにはもちろんですが……
ゴール後に
嬉しさ
感動
達成感
充実感
満足
を得たいのなら…………
もうわかりますよね？？
マラソンは、準備が大事。
準備しないと、マラソンってほんとにつまらないです。
今回の検証企画によって、身をもってリアルに実感しました。
レースは本番であって本番ではない。
日々の練習こそが本番である。
これですね。
マラソンの本質は、レースにはない。
少なくとも、
人生をより豊かに楽しむためにマラソンをしている
僕のようないち市民ランナーにとっては。
そう、大事なことなのでもう一度言いましょう……
マラソンは、準備が大事。
RUNARTは、
挑戦するひとの目標達成の感動をプロデュースするブランドです。
すべての挑戦するひとに、最適なサービスと最高のワクワクを。
僕らはこのビジョンを達成するべく、今を全力で生きています。
そこで今回の企画。
元サブスリーランナーが月間走行距離0kmでフルマラソン。
本音ですが、
ただ面白いだけの企画ではありませんでした。
お客様の気持ちになる。想像ではなく、体験で。
がコンセプトでした。
代表の僕自身、初マラソンでサブ3.15達成し、
マラソン歴２年という短期間でひとつの到達点である
サブスリーを達成してしまったことで、
「サブ４、サブ５、フル完走を目指すランナーの気持ち」
つまり、大多数のランナーのみなさんが体感しているものを本当の意味では理解できていないのではないか？
RUNARTが目指す世界最高クオリティのサービスというモノサシをあてた場合、
そこがまだまだ足りていないのではないか？
と思ったのが、この企画のきっかけでした。
もちろん「面白いじゃん！」というのもあり半々ですが。
実際には、「痛み、ケガ、ランニング障害」という経験の面では、
僕は誰よりもお客様の気持ちがわかります。自分がお客様だったからです。
それは、それで十分だともいえます。
しかし、僕らRUNARTは、
すべての挑戦するひとを応援したい。
すべての挑戦するひとに、最適なサービスと最高のワクワクを届けたい。
それには自分自身が
サブ４、サブ５、完走ができるかどうか？
という、多くのランナーと同じくらいの走力となり、
リアルにその心境を体験しなくてはなりません。
わざと遅く走るとかじゃあ、全然ダメなのです。
その結果、これまでよりもっと深いところまで、
RUNARTのブログやYouTubeを好きでいてくれているランナーのみなさん、
RUNART足の治療院-駒沢公園-に来てくださるお客様、
フォームソティックスを手に入れてくださるみなさんの心に、
少しだけ寄り添えた気がしています。
さらに副産物として、
準備を一切しなかったなまけものランナーである自分が、
フルマラソンゴール後に一切感動しなかった等身大の体験により、
ひとはなぜ感動するのか？
どんなときに、一番ワクワクするのか？
という人としての壮大な問いの答えとなるような、ひとつの大きな気づきをいただけました。
僕はこれからもずっと、ワクワクしながら人生を過ごしたい。
そしてそのワクワクを仲間と、家族と、お客様と、まだ見ぬ世界の人たちと、分かち合いたい。新しいワクワクを創りたい。
このブログをここまで読んでくれたあなたも、
きっとそうですよね？
僕にはそれがわかるんですよ。
もう何百人もの方からいろんなお声もいただいていますし、肌感だけでも、わかります。
なのでこれからもRUNARTは、
そんなあなたにとって最適なサービスと最高のワクワクをプレゼントしていきます。
それでは最後に、
先日見事サブ５を達成し、
ようやく筋肉痛がやわらいできた月間走行距離0km元サブスリーランナーによる、
この一言で〆たいと思います。
マラソンは、準備が大事。
気になりますよね。
ええ、わかります。
気になりますね……
前回の記事の結果。
前回の記事
↓
【検証】元サブスリーランナーが月間走行距離0kmでフルマラソンを走ったらどうなるのか？@勝田マラソン2016
http://blog.livedoor.jp/runart/archives/1051042004.html
はい、それでは
結論から先に……
と思わせて
時系列順でみていきましょう。
さて質問です。
これはなんですか？
…………。
餃子の王将のチャーハンセット（餃子・唐揚げ・スープ付き）。
1000人いたら1000人が、そう答えるでしょう。
そうですよね？ 王将、美味いですよね？
はいもちろん美味いですが、不正解です。
正確にいうと……
本来は正解ですが、このブログを見ているあなたの答えとしては不正解です。
ずばり正解は……
RUNART代表木村がフルマラソン前日に口にした、ただひとつの食品。
です。
ダイソンのCMみたいになってますがこれが正解です。
25時に食べたので、正確にはマラソン当日ですが。
さて、
前回参加の２年前にサブスリーを達成した僕の勝田マラソン、
今年はこのピークコンディションからスタートしました。
マラソンは、準備が大事ですからね。
さて、これは…………
ええ、わかりますよね？
RUNART代表木村が
勝田マラソンスタート2時間半前に食べた朝ごはんです。
フルマラソン当日の食事の鉄則
・炭水化物であれば、とにかくなんでもいい
・生物はお腹を壊す可能性は上がるが、まあとりあえず食べる
・機内食は、タンパク質が豊富な「さば寿司」をわざわざチョイス
を満たすナイス食事。
最高のコンディションでスタートを迎えなければいけません。
そして
マラソンを快走したいのなら…………
当日飲むドリンクには、細心の注意を払うべし。
RUNARTでは
経口補水液OS-1
や、MUSASHIのリプレニッシュ
などをオススメしています。
…………。
好きです、紅茶花伝（ホット）。
さて、いよいよ勝田全国マラソン会場入りです。
スタート時刻の2時間前〜1時間半前に会場入りし、
余裕を持ってスタートラインに立つというのをオススメしている、我がRUNART。
スタート56分前の9時34分に最寄駅に到着した代表。
清々しく、ギリギリの朝です。
青く澄み渡った空。
ココロオドル参加者の会話。
RUNARTオリジナル・ランニングTシャツ（ピンク）。
睡眠不足さが露呈しているRUNART代表。
スタート15分前にものすごい手際で貼り付けたキネシオテープの残骸。
僕のように足部の過回内が強いランナーには、「モノ」のサポートは欠かせません。
ちなみに実は僕、小学生の頃からのキネシオテープマニアなんですが、
今月中にランナーにとって最高のテーピングをご提供していくのでしばしお待ちあれ。
（写真はどこでも買えるフツーのキネシオテープです）
さて、第64回勝田全国マラソン・フルマラソンの部、いよいよスタートです！
じつはスタート1分まえにこの場所に辿りつきました。準備万端。
10km地点。
「RUNARTきむらさーーん！！」と黄色い……くは決してないが、嬉しい声援が！！
ありがとうございます！！！
（しかもこれを書いている本日、声援の主がRUNART足の治療院-駒沢公園-にご来院くださいました！！）
脳内BGM
自問自答／ZAZENBOYZ
お店の詳細はこちら
↓
RUNART足の治療院-駒沢公園-
http://runart-foot.jp
ハーフ地点。
おらおらおらおらーッ
脳内BGM
君の街まで／ASIAN KUNG-FU GENERETION
30km地点。
ふぅーっ、ふぅーっ
脳内BGM
霹靂／BRAHMAN
35km地点。
ほへっ……ほへっ……ほっ……あっあああああああ
脳内BGM
ある証明／ACIDMAN
39km地点。
…………。…………。
脳内BGM
お家へ帰ろう／山崎まさよし
42.195km地点。
無事ゴール！！
はい、ずばり結果いきましょう。
…………。
…………。
いやいやいやいや、いやーいやいやムリだから！
月間走行距離0kmでフルマラソンとかムリだから！！
ちょっと！！フツーに考えて！！
しかも直前1カ月は0km、そのまえの１カ月も約20kmだからね！！
しかもカーボローディングどころか
計量前のボクサー状態！！
むりむりむりむりーーーー！！
…………。
はい、
ありがとうございました。
フルマラソン４時間３６分。
サブ５。
2013年の掛川新茶マラソンで、
同じく４時間３０分付近を出したことがあるのでそれ以来の自己ワースト。
2013年の掛川は、ランニング障害に苦しむ真っ只中で迎えたレースでした。
当時はマラソンの知識がなさすぎたので、
膝が痛いのに無謀にもサブスリーペース4:15/kmで行けるとこまで行こうとしたところ、
（当時の練習＆レースシューズはターサージャパン）
両足のランナー膝（腸脛靭帯炎）の痛みによりハーフ地点からまったく膝を曲げられなくなり、
その後ゴールまで21kmすべて歩き（パワーウォーク）をして完走しました。
前半ハーフ1時間30分
後半ハーフ3時間
という異常なレース展開でしたね笑
そのときと今回の勝田マラソンは、
タイムは同じでも内容はまるで違います。
今回、スタート時には
痛みや不安＝ゼロ
でしたからね。
矯正用インソール、フォームソティックスのおかげです。
フォームソティックスってなんすか？
って思ったあなた、損してます。マジに大損こいてます。
こちらをどうぞ。
◇見るだけでも役に立つ【RUNARTフォームソティックス公式サイト】
http://runart.jp/formthotics
いやいやいや。
ちょっと待ってください。
不安はありますよ不安は。
不安おおあり。
まずね、
走るの大好きすぎて砂漠250kmマラソンもエントリーした人間が、
どこも痛くもないのに
1カ月間、一回も走らないとどうなると思う？
はい。
4分台/kmなどで走ろう！などという気持ちは完全にゼロになります。
はい。
5分/km？むりむりむり。はやすぎ。まあ6分/kmでしょ。6分/kmくらいでいくわー
ってなります。
戦う前に敗北。完全敗北です。
ここで一句。
サブスリー
走らなければ
ただのひと
ちなみに元サブスリーといっても大昔ではなく
2年前の同じ勝田マラソンでの達成ですし、
ここ最近も3ヶ月前の2015年11月、
四国は香川県小豆島の瀬戸内海タートルマラソンでは、
3時間29分で完走していました。
アップダウン超絶コースの小豆島でそれだったので、
走力としてはぎりぎり「サブ3.15程度」とみなしてもよいくらいかと。
4:40/kmペースでフル完走とか、そういうレベルですね。
（ちなみにサブ3達成時は4:05~4:10/km）
それがたった２カ月練習をサボ……いやいや"控えた"だけで、
5:45〜6:00/km（サブ4.15くらい）ですら後半キツくなり、大失速。
ついには歩くはめになります。
そう…………
2年前のサブスリーランナーが、
痛みを抱えておらずペースも6:00kmにもかかわらず、
歩きました。
37km地点からラスト5kmずっと。
具体的には、
モモ前や後ろにある大腿四頭筋、ハムストリング、
おしりの大殿筋中殿筋、
ふくらはぎの腓腹筋ヒラメ筋、
その他足首周辺の細かな筋群、
下半身ほぼすべての筋肉がフルマラソンの負荷に耐えられなくなり、
あらゆるところから痛みが出ました。
特に右のアキレス腱付近が致命傷となり、
「あ、ここでムリして走ったらマジでヤバイな」という状態になってしまったのです。
これはアキレス腱炎などのランニング障害ではなく、
筋肉痛のひどいやつ
みたいなやつによる痛みです。
筋肉が負荷に耐えられず関節を引っ張りすぎてor微細損傷が起こり、
痛みとなってサインを送ってくれているものです。
まあ…………
いわゆるひとつの…………
練習不足
ですね。
あ、わかってました？笑
最後、40km地点ではちょうどすぐそこで交通規制が解除され、
歩道で信号待ちしながらマラソンしてました。頑張って歩きました。
「あ……これ……２年前、レース後に温泉に行く途中に見た光景だ」
嫌味に聞こえてしまったら不本意なのですが、本当にそう思いました。
そして、ゴールまであと残り1kmの表示に辿りついたとき……
ゴールがもうすぐそこにきたとき……
ゴールしたとき……
ゴールして記録証をもらったとき……
もらったバナナを食べてから着替え始めて一息ついたとき……
どれも、
これっぽっちも嬉しくありませんでした。
なんの感慨もなく、ああ、はい。
それで終了。
そう…………
マラソンで自己ベストや好タイム、快走をするためにはもちろんですが……
ゴール後に
嬉しさ
感動
達成感
充実感
満足
を得たいのなら…………
もうわかりますよね？？
マラソンは、準備が大事。
準備しないと、マラソンってほんとにつまらないです。
今回の検証企画によって、身をもってリアルに実感しました。
レースは本番であって本番ではない。
日々の練習こそが本番である。
これですね。
マラソンの本質は、レースにはない。
少なくとも、
人生をより豊かに楽しむためにマラソンをしている
僕のようないち市民ランナーにとっては。
そう、大事なことなのでもう一度言いましょう……
マラソンは、準備が大事。
RUNARTは、
挑戦するひとの目標達成の感動をプロデュースするブランドです。
すべての挑戦するひとに、最適なサービスと最高のワクワクを。
僕らはこのビジョンを達成するべく、今を全力で生きています。
そこで今回の企画。
元サブスリーランナーが月間走行距離0kmでフルマラソン。
本音ですが、
ただ面白いだけの企画ではありませんでした。
お客様の気持ちになる。想像ではなく、体験で。
がコンセプトでした。
代表の僕自身、初マラソンでサブ3.15達成し、
マラソン歴２年という短期間でひとつの到達点である
サブスリーを達成してしまったことで、
「サブ４、サブ５、フル完走を目指すランナーの気持ち」
つまり、大多数のランナーのみなさんが体感しているものを本当の意味では理解できていないのではないか？
RUNARTが目指す世界最高クオリティのサービスというモノサシをあてた場合、
そこがまだまだ足りていないのではないか？
と思ったのが、この企画のきっかけでした。
もちろん「面白いじゃん！」というのもあり半々ですが。
実際には、「痛み、ケガ、ランニング障害」という経験の面では、
僕は誰よりもお客様の気持ちがわかります。自分がお客様だったからです。
それは、それで十分だともいえます。
しかし、僕らRUNARTは、
すべての挑戦するひとを応援したい。
すべての挑戦するひとに、最適なサービスと最高のワクワクを届けたい。
それには自分自身が
サブ４、サブ５、完走ができるかどうか？
という、多くのランナーと同じくらいの走力となり、
リアルにその心境を体験しなくてはなりません。
わざと遅く走るとかじゃあ、全然ダメなのです。
その結果、これまでよりもっと深いところまで、
RUNARTのブログやYouTubeを好きでいてくれているランナーのみなさん、
RUNART足の治療院-駒沢公園-に来てくださるお客様、
フォームソティックスを手に入れてくださるみなさんの心に、
少しだけ寄り添えた気がしています。
さらに副産物として、
準備を一切しなかったなまけものランナーである自分が、
フルマラソンゴール後に一切感動しなかった等身大の体験により、
ひとはなぜ感動するのか？
どんなときに、一番ワクワクするのか？
という人としての壮大な問いの答えとなるような、ひとつの大きな気づきをいただけました。
僕はこれからもずっと、ワクワクしながら人生を過ごしたい。
そしてそのワクワクを仲間と、家族と、お客様と、まだ見ぬ世界の人たちと、分かち合いたい。新しいワクワクを創りたい。
このブログをここまで読んでくれたあなたも、
きっとそうですよね？
僕にはそれがわかるんですよ。
もう何百人もの方からいろんなお声もいただいていますし、肌感だけでも、わかります。
なのでこれからもRUNARTは、
そんなあなたにとって最適なサービスと最高のワクワクをプレゼントしていきます。
それでは最後に、
先日見事サブ５を達成し、
ようやく筋肉痛がやわらいできた月間走行距離0km元サブスリーランナーによる、
この一言で〆たいと思います。
マラソンは、準備が大事。
