無題

2016年06月20日

1508・アレフランス

今回は、前回のエリモホークが出走した凱旋門賞…

その凱旋門賞の翌年と翌々年と翌々々年の凱旋門賞で3年連続1番人気に推された、こちらの名牝をいってみましょう…


『アレフランス』





この馬は、ちょっと前にハードツービートを取り上げた時にその存在を知って気になっていたんですけど…

いざ調べてみたら、やっぱり凄い馬でした…

さっそく簡単にどんな馬だったのか書いていってみますね…


1970年生まれ…

前回のエリモホークの2歳下の世代になるアレフランス…

父シーバードのアメリカ産馬だったみたいですね…

で、競走馬としてはフランス調教馬としてデビュー…

デビュー戦を勝って臨んだフランスの2歳女王決定戦?のクリテリウムうんたらかんたらと言うG1を勝利し…

フランスの2歳女王に輝くと…

3歳になっても…

休み明けでいきなりフランス1000ギニーを勝ち…

牡馬相手のリュパン賞こそ7着に敗れるものの…

続くフランスオークスは後の名牝ダーリア相手に完勝…

さらに秋になっても…

ノネット賞4着をステップに臨んだヴェルメイル賞を快勝…

見事、フランス牝馬三冠を達成し…

続く凱旋門賞では1番人気で2着…

さらに英チャンピオンSも2着…

これにより、フランスの3歳馬で最高のフリーハンデを得たみたいなんですよね…


…と、これだけでも凄いアレフランスなんですが…

4歳になった翌年はもっと凄い…

春は復帰戦のG3を勝利すると…

ガネー賞・イスパーン賞を連勝…

秋には…

フォワ賞・凱旋門賞を連勝…

無傷の5連勝で見事フランス年度代表馬に輝くんですね…


いや〜、凄い!

前年の三冠牝馬が4歳時に年間無敗で凱旋門賞制覇って、なんか凄いカッコいいですよね…

Wikipediaを読んでいて『最高の有終の美だな』なんて思ったんですけど…

これは自分の勘違い…

アレフランスは5歳になった翌年も現役を続けていたんですよね…

で、え〜と…

ガネー賞とドラール賞を連勝したんですけど…

続くイスパーン賞で3着に敗れ連勝がストップすると…

秋は前年同様フォワ賞を勝ったものの…

本番の凱旋門賞では落鉄が原因なのか5着に敗退…

凱旋門賞連覇の夢は潰える…

それで、これで引退したのかとまたまた勝手に思っていたら…

アレフランスはさらに走り続け…

英チャンピオンSで2着…

さらにアメリカに遠征するものの初のダートに戸惑ったのかシンガリ負け…

3連敗を喫して引退する事になるのでした…


…と、最後は若干残念な成績になってしまったアレフランスだったんですけど…

それを踏まえても凄いですよね…

2歳時は無敗でフランス2歳女王に輝き…

3歳時は牝馬三冠を達成して凱旋門賞でも1番人気2着…

そして、4歳時は無敗で凱旋門賞を勝ってフランス年度代表馬に輝き…

5歳時だってガネー賞を含む重賞3勝…

さらにこれに加え…

凱旋門賞3年連続1番人気で…

しかもこの馬、追い込み馬だったみたいですからね〜

いや〜、素晴らしい!って言うかカッコいい!

繁殖成績では同期のダーリアに完敗だったみたいですけど、そんな事どうでもいいです!

今回はこんなに凄いアレフランスについて少し知る事が出来て良かったです!


…ところですみません…

全然関係ないんですけど、ここでしょうもない質問をさせてもらってもいいですか?

アレフランスのお父さんは凱旋門賞馬シーバードですよね?

で、前回のエリモホークのお父さんは日本でも種牡馬として活躍したシーホーク…

このシーバードとシーホーク…

名前は似てますけど、何かしらの関係はあるんですかね?

軽く調べてみても特に2頭の関係は見付からなかったんですけど…

実は自分、恥ずかしながらシーバードとシーホークに血統的な関連があるとずっと思い込んでいたんですよね…

…何て言うんだろう?

ストームバードとストームキャット的なものだと思い込んでいたんです。

ホントお恥ずかしい話ですが、シーバードとシーホークに血統その他何かしらの関係があるのか?それともないのか?

どなたか教えていただけたら有難いです。


…と、くだらない事を書いていたら時間がなくなってしまったので今回はここまで…

久しぶりの更新なのに変な回になってしまってすみませんでした。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その8

『名前と年代からすると、なんか関係ありそうだけど、ほとんど関係のない2頭』


ディープインパクトとディープスカイ




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2016年06月14日

1507・エリモホーク

と言う訳で、前回でようやく1500回更新達成記念企画も終了しました…

500回更新の時みたいに引き続きいろいろ変わり種を取り上げてみようとも思ったんですが…

どうも変な事をすると更新速度復活の妨げになる気がするので、それはやめておきまして…

今日からまた平常運行でやっていきたいと思います。


で、どんな馬を取り上げるのかと言いますと…

しばらくはリハビリがてらお馴染みの『いつか書こうと思う馬メモ』にメモっておいた馬を取り上げていこうと思っています。

まずはこちらの馬から…


『エリモホーク』





この馬は…

前回、ファントムフライの事を考えていて…

ファントムフライの血統表にシーホークの名前があった事をうっすらと思い出し…

シーホークの産駒を調べていて見付けた馬なんですけど…

…皆さん、こんな馬いたの知ってましたか?

正直、自分は全く知らなかったんで驚いてしまいました。

ちょっと簡単に紹介させてもらいますね…


1968年生まれ…

ヒカルイマイなんかと同い年のエリモホーク…

馬主はエリモ軍団の山本慎一さん…

父は前述したようにシーホークで…

毛色は芦毛…

で、通算成績は19戦7勝、2着5回…

…ここまでは違和感ありませんよね?

ただ、この後の情報で一気に『こんな馬がいたのか〜!』と思ってしまったんですよね…


エリモホーク(牡馬・1968年生)

馬主・山本慎一

父シーホーク

通算成績19戦7勝、2着5回…


主な勝ち鞍
アスコットゴールドC




…?!?!

アスコットゴールドC?!


アスコットゴールドCと言ったら2004年に天皇賞馬イングランディーレが挑戦(9着)した事でお馴染みのイギリスの由緒ある長距離G1!
(距離20ハロン、創設1807年)

そんなレースをエリモ軍団の馬が勝っていたなんて!

ビックリしてしまいました!


で、もうちょい詳しく調べてみました所、いろいろな事が分かってきました。

このエリモホーク…

名前はモロ日本馬ですが、イギリス生まれのイギリス調教馬だったんですね…

それで、3歳時はそれほどの成績ではなかったものの、3歳の終わりくらいから3000m以上の距離を使わると頭角を現し始め…

4歳の6月にアスコットゴールドCを勝って重賞&G1初制覇…

さらに続くグッドウッドCと言うG2も勝っているんですけど…

実はイギリスには長距離三冠と言うものがあるらしく、アスコットゴールドCとグッドウッドCはどちらもその三冠レースに含まれているみたいなんですよね…

そう、要はエリモホークはイギリス長距離二冠馬だったのです。

で、三冠達成のかかった次走のドンカスターCは4着に敗れ…

さらにラストランとなった凱旋門賞…

ここでは距離が短く惨敗してしまったんですけど…

…この凱旋門賞…

このレースに出走していた他の馬の名前を見ると、エリモホークの事がグッと身近に感じられるようになるんですよね…

まず、18着だった馬…

これが前年の春の天皇賞馬メジロムサシだったんですよね〜

そうなんです。

エリモホークが出走した凱旋門賞には日本馬も出走していたんです。

さらに、このレースには日本と関係の深い馬がもう1頭出走していて…

1番人気で8着だったのが…

少し前にこのブログで取り上げた『日本人が馬主のフランス馬』ハードツービート!

いや〜、ハードツービートが出走した凱旋門賞には
メジロとエリモの馬が出ていたんですね…

全く気付きませんでしたけど、これを知るとなんだかエリモホークの事がだいぶ身近に感じられるようになりました。


と言う訳で、引退後は種牡馬になったエリモホーク…

最初からなのか途中からなのかは分からなかったんですけど、とりあえず日本でも種牡馬生活を送ったんですよね…

ただ、やはり本場ヨーロッパの長距離馬…

スピードが足りなかったのか何なのか…

軽く調べてみた所、大物を出す事は出来なかったみたいですね…


それでも『母の父エリモホーク』と言う血統の馬を検索してみたら…

ホントに最後の最後!

99頭出てきた中の99頭番目!

イルバチオの従姉妹に当たるラシアンダンサーと言う馬!

この馬の牝系がギリギリ繋がり、2016年になる現在でもエリモホークの血を引く現役馬が存在するんですよね。

今まで全く知らなかった『イギリス生まれイギリス育ちでアスコットゴールドCを勝ったエリモの馬』…

そんなエリモホークの血が今も残っている事を知る事が出来てなんとなく嬉しかったです。


と言った所で簡単ですが今回はここまで…

また次回もよろしくお願いします。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その7

『海外の長距離レースと言ったら?』


メルボルンC




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2016年06月10日

1506・ファントムフライ

と言う訳で、ようやく『1500回更新達成記念企画・競馬漫画の主役馬のライバルシリーズ』も最終回です。

今回は、500回更新達成記念企画の時に取り上げた『イッキ!!』の主役馬シンガリイッキのライバルを取り上げる順番なんですが…

はっきり言って、どの馬を取り上げるか悩みました…

なぜなら、シンガリイッキにもたくさんの魅力的ライバルがいて、どれか1つに絞れないかったからなんですよね〜

しかも、自分の手元にもネットにも資料は皆無…

ここは自分の記憶だけで書けそうなこちらの馬をいってみたいと思います。


『ファントムフライ』





では、さっそく自分の記憶だけを頼りにファントムフライについて書いてみたいと思います。


ファントムフライが『イッキ!!』に初登場したのは、主役のシンガリイッキが4歳の暮れの時…

ここまでの物語をおさらいしますと…

閻魔大王の手違いで、人間だった前世の記憶を残したまま馬に生まれ変わってしまったシンガリイッキ…

閻魔大王と『ジャパンCを勝つ事が出来たら来世は好きなものに生まれ変われる』と言う約束をして競走馬生活をスタート…

で…

2歳〜3歳時は地方の南関東のトップクラスで活躍し…

4歳春に帝王賞を勝って地方最強馬になり…

4歳秋には中央に挑戦し…

毎日王冠・1着…

秋の天皇賞・4着…

ジャパンC・日本馬最先着の2着…

…と言う成績を残し…

JRAから有馬記念出走を打診されるほどの人気馬になっていたんですけど…

シンガリイッキは疲労と地元に貢献するって事から有馬記念ではなく、当時2800mだった東京大賞典に出走する事にするんですね…

…あ、ちなみに帝王賞とか東京大賞典と普通に書いていますが、作中では大人の事情からなのか微妙に文字ったようなレース名になっています。

ややこしいので、ここでは実際のレース名を使用させてもらいます。


で、何はともあれ圧倒的主役として東京大賞典に出走したシンガリイッキだったんですが…

ここでまさかの2着に完敗してしまうんですね…

勝ったのは…

そう、今回の主役ファントムフライだったのです。


ここでファントムフライについてちょっと説明させてもらいますね…

ファントムフライは当時3歳…

シンガリイッキの1つ年下の世代で…

シンガリイッキと同じ芦毛馬…

記憶は定かではないんですけど、確か東海地方の地方馬だった気がします…

それで、この東京大賞典の時にはそれほど注目されていなかったんですよね…

なぜなら、それほど良い成績ではなかったから…

でも、実はそれには理由があったんです…

ファントムフライって細かい血統は忘れましたけど(シーホークが入っていたかな?)、極度のインブリードを持つ血統の馬だったんですよね…

それにより走るのは速いのに物凄い虚弱体質で、レースで本気で走るたんびにしばらく完全休養を取らないといけない馬だったんです…

なもんで…

ここまでのファントムフライの現役生活は…

負けてもいいから本気で走らず、ビッグレース出走の為に必要なある程度の賞金を稼ぐ→目標のレースは本気で走る→しばらく休養…

この繰り返しだったんです…

だから、東京大賞典の時もけっこうノーマークだったんですよね…


あ、後、ファントムフライのビジュアル的な説明をしますと…

白毛に近い芦毛で、ヒョロッとしていて、目は白目だけ…

けっこう不気味な感じなんですけど…

走りも特徴的で物凄く頭の高い走りをするんですよね…

それに加えて確か100m(200m?)だけだったかな?物凄いスピードを出す事が出来たんですよね…

なもんで、それがまるで一瞬消えて急に現れるみたいに見え…

正に『ファントム』って感じのキャラだった思い出があります。


ちなみに年代は…

シンガリイッキが現実で言うとナリタブライアン世代だから…

ファントムフライはマヤノトップガンと同じ1992年生まれ…

中央と地方の交流が一気に盛んになった年に3歳だった感じですね…

なもんで、ファントムフライが中央のG1に挑戦するには、ステップレースで好走しなくてはならなかった訳ですが…

連戦がきかないファントムフライにはステップレースからの本番挑戦は不可能…

そんなファントムフライ陣営が中央G1制覇の為に取った作戦…

それは!

自分が地方最強馬である事を証明し、ステップレースに出なくても『地方馬枠』で出走できるジャパンCに休み明けで挑戦する事!

そうなんです…

ファントムフライもシンガリイッキ同様、なんとしてもジャパンCに出走したい馬だったのです。


と言う訳で、4歳になったファントムフライ…

地方最強馬を証明する走りをします。

まず、阪神大賞典で前年の中央年度代表馬をちぎって圧勝すると…

春の天皇賞は当然スキップし…

2度目のシンガリイッキとの対決となった帝王賞…

ここで体調万全のシンガリイッキに苦しめられるも…

今まで体の為に抑えていた本来の走り…首を低く下げた走りを解放して完勝!

見事、地方最強馬である事を証明し…

後はしばし休んで万全の状態でジャパンCを目指すだけって感じになったんですが…

シンガリイッキ的には来世の為にジャパンCを諦める訳にはいかない…

いろいろと策を講じまして、なんとジャパンC前に東海菊花賞で『ジャパンC出走馬決定戦』を行う方向に持っていくんですね…


…いや〜、読んでる当時はシンガリイッキ目線で見てましたから、それほどだったんですけど…

改めて見ると、これ酷い話ですよね…

だって、ファントムフライとしたら体調の問題で東海菊花賞でシンガリイッキに勝ってもジャパンCにはまともな状態で出られないんですから…

でも、馬の気持ちなんて人間には分からないもの…

東海菊花賞のレース中、騎手はファントムフライに本気を出させないように抑えるんですが…

ファントムフライはジャパンC出走より、シンガリイッキと真剣勝負がしたかったみたいなんですよね…

で、結局ファントムフライとシンガリイッキは死力を尽くした大接戦を演じ…

ファントムフライはゴール前で事切れ、シンガリイッキに僅かに敗れてしまい…

ゴール後、立ったまま亡くなってしまうんですけど…

その表情は凄く満足感のあるものだったみたいな流れだった記憶がありますからね…

結果だけを見ると最悪なものなのかもしれませんが、ファントムフライ的には最後にシンガリイッキと真剣勝負が出来て幸せだったと言う事なのでしょう…


…と、勝手な妄想を書いた所で今回はここまで…

いや〜、ちょっと分かりにくいシリーズに付き合わせてしまって本当にすみませんでした。

次回はどんな馬を取り上げるかまだ決めていませんが、徐々にいろんな事を元に戻していこうと思っていますので、よかったらまたよろしくお願いします。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その6

『体の弱いイメージのある馬と言ったら?』


フサイチコンコルド




runfor4 at 16:48コメント(18)トラックバック(0)ハ(バ・パ)行の名馬 

2016年06月09日

1505・ヤシロハイネス

引き続き『1500回更新達成記念企画・競馬漫画の主役馬のライバルシリーズ』です…

第5弾となる今回は、前回もお知らせした通り『じゃじゃ馬グルーミンUP』に登場するストライクイーグルのもう1頭ライバル…

こちらの馬をいってみましょう。


『ヤシロハイネス』





前回のアルデバランは確かにストライクイーグルのライバルではあったんですけど…

2頭でワンツーフィニッシュした事は1度もありませんでしたからね…

ストライクイーグルにとっての『いかにもライバル!』って言うのは、どちらかと言うとこちらのヤシロハイネスだったと思うんですよね…

さっそく前回同様、細かい漫画の物語を省略し、ヤシロハイネスがどんな馬だったのか紹介させていただきましょう。


アルデバラン同様、1992年生まれのヤシロハイネス…

モデルは、諸説あるのかもしれませんが、個人的には圧倒的にメジロマックイーン…

って言うか、メジロマックイーンの弟って感じなんですかね?

父がヤシロセンチュリー…

母がヤシロポーラ…

母の父がリマンド…

2頭の兄ヤシロマイロードとヤシロビクセンはどちらも菊花賞馬…

主戦は武豊騎手をモデルにした弓削騎手…

こんな感じですからね…

とにかく、芦毛である事や勝負服のデザイン等、メジロマックイーンを意識していた事は間違いないと思うんですよね…


で、漫画に初めて登場したのは、ストライクイーグルやアルデバランが菊花賞を控えていた頃…

メジロマックイーンが菊花賞前に2着した事でお馴染みの京都3000mの準オープン嵐山S…

このレースはヤシロハイネスの2頭の兄が菊花賞のステップにしたらしいんですが、ここをヤシロハイネス自身もレコードで勝利するんですよね…

と言う訳で、読者としては距離不安のあるアルデバランより強そうなライバルが現れたと不安を覚えたんですけど…

そんなヤシロハイネス…

挫石によりあっさり菊花賞回避…

これにより、前走の京都新聞杯(3着)の時に1度きりの予定でストライクイーグルとコンビを組んだ弓削騎手が引き続き菊花賞でもストライクイーグルに騎乗してくれて…

そして、ストライクイーグルは菊花賞を勝つ事が出来るんですよね…

ただ、喜んだのも束の間、ここから『菊花賞馬ストライクイーグル』と『幻の菊花賞馬ヤシロハイネス』の戦いは始まるのです…


菊花賞こそ回避したものの、その後…暮れの鳴尾記念(2500m)…そして4歳初戦の阪神大賞典も勝ったヤシロハイネス…

堂々と春の天皇賞に駒を進めるんですが…

骨折休養明けのストライクイーグルの追撃を完封して1着…

G1初制覇を果たす…

そして、ストライクイーグルが体調不良だった秋も…

京都大賞典・1着…

秋の天皇賞・アルデバランと接戦の2着…

ジャパンC・日本馬最先着の2着…

有馬記念・脚部不安で回避…

ってな成績を残しますからね…

アルデバランが4歳いっぱいで引退した為、現役最強馬の座に着くんですね…


そして、5歳になっても…

阪神大賞典を連覇…

春の天皇賞も、ストライクイーグルが鞍上とケンカしてモタつく中、スムーズにレースを進め、ストライクイーグルを2着に降し連覇…

さらに…

秋には京都大賞典を2分22秒台のレコードで連覇し…

秋の天皇賞でもストライクイーグルを2着に退け1着…

正にストライクイーグルにとって『天敵』のような存在になる…

ただ、これでは漫画として面白くない…

ここからようやくストライクイーグルにも流れが向き始めるんですね…

まず、ジャパンC…

ストライクイーグルは春の天皇賞の時に呼吸が合わなかった(ケンカした)騎手とのコンビでレースに出走するんですが…

その騎手がジャパンC前のレースで落馬…

痛みにより馬に乗っているのがやっとの状態になり、結果ストライクイーグルは気分良くレースを進める事になるんですね…

で、最後はヤシロハイネスとストライクイーグルと外国馬の叩き合いになり…

ストライクイーグル1着…

ヤシロハイネス2着…

ヤシロハイネスは初めてストライクイーグルに敗れる…

そして…

本来なら次走の有馬記念でヤシロハイネスは引退の予定だったものの…

このレースで疲労から3着に敗れ(ストライクイーグルは4着)引退撤回…

春の天皇賞3連覇を目指して現役を続行する事になる…

で、迎えた6歳…

阪神大賞典を3連覇して臨んだ春の天皇賞…

ここでスタートからストライクイーグルと並んで逃げ、後続を大きく離してマッチレースを演じるんですけど…

ストライクイーグルと並んでゴールし…

長い写真判定の結果…

ハナ差2着!

春の天皇賞3連覇ならず!


ただ、種牡馬価値を上げる為、秋の天皇賞も連覇したいヤシロハイネス…

京都大賞典も3連覇し、素晴らしい状態で秋の天皇賞を迎えたんですけどね…

屈腱炎を発症して5着!

これで引退していく事になってしまうのでした。


…と、ヤシロハイネスはこんな感じの成績だったんですけど…

メジロマックイーン以外にもいろいろな芦毛の名馬を思い出す成績ですよね〜

まずは、3歳末〜春の天皇賞初制覇までの快進撃…

そして、アルデバランとの芦毛対決…

これはタマモクロスを思い出させますよね…

後、最後のレースとなった秋の天皇賞の負け方…

これはビワハヤヒデそっくり…

この秋の天皇賞の直前は、何か前振りっぽい話が入り、少年サンデーを読んでいて『ビワハヤヒデパターンあるんじゃないかな?』と思った競馬ファンはけっこういたんじゃないでしょうか?


それから、おまけとしまして…

ヤシロハイネスって、京都大賞典と阪神大賞典を3連覇していたんですね…

阪神大賞典を3連覇した芦毛馬…

これはゴールドシップと同じですね…

連載前に走っていた馬だけでなく、連載終了後の名馬まで思い出させるなんて…

やはりヤシロハイネスって素晴らしい漫画のライバル馬ですね…


…と、雑に締めた所で今回はここまで…

次回はようやく『競馬漫画の主役馬のライバルシリーズ』の最終回…

よろしかったらまたお付き合いください。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その5

『メジロマックイーンと比較的成績が似ている馬と言ったら?』


スーパークリーク



runfor4 at 13:48コメント(6)トラックバック(0)ヤ行の名馬 

2016年06月06日

1504・アルデバラン

と言う訳で、安田記念も終わってしまいました…

自分はダービー・安田記念連敗ですっかりテンションが下がってしまいましたが…

気分転換にブログを更新してみたいと思います。


で、引き続き『1500回更新達成記念企画・競馬漫画の主役馬のライバルシリーズ』なんですけど…

このシリーズ…

一応、500回を達成した時にやった漫画の登場馬シリーズで取り上げた馬のライバルを順番に取り上げているんですよね…

なもんで、今回は大人気競馬漫画『じゃじゃ馬グルーミンUP』のストライクイーグルのライバルを取り上げる番なんですが…

すみません!

ストライクイーグルのライバルに関しては、どうしても1頭にしぼる事が出来ませんでした!

今回と次回、2頭のライバルを取り上げさせてもらいたいと思います。

まずはこちらの馬から…


『アルデバラン』





ストライクイーグル、最初のライバルですね…

え〜と、どうやって紹介しようかな?

じゃじゃ馬グルーミンUPと言う漫画は、競馬のレースとレースの間にはさまった人間模様が面白い訳ですけど…

それを書いていたらキリがないので、単純にアルデバランがどんな馬だったのかだけを紹介させてもらいますね。


4歳の時に第1回のNHKマイルCが行われていたので、1992年生まれ…

現実だとマヤノトップガンやフジキセキなんかと同い年のアルデバラン…

社台ファームをモデルにしたと思われる醍醐ファームの生産馬で…

父はサンデーサイレンスをモデルにしたと思われるサドンリィシングス…

母のモデルはなんですかね?

桜花賞を勝った名マイラーで、毎日王冠も勝って秋の天皇賞でも2着した名牝…

父がノーザンテーストをモデルにしたと思われるオタワなので…

個人的にはダイナアクトレスを連想していたんですけど…

母の父がカロなんですよね…

あ、でも、これはダイゴアルテミスとアルデバランを芦毛にする為の設定だったのかな?

細かい事は分かりませんが、とにかくそんな良血の芦毛馬アルデバラン…

競走成績の個人的なイメージはやっぱりトウショウボーイかな〜

具体的に書きますと…

江端と言うベテラン騎手とのコンビで、無敗かどうかは分かりませんけど、とにかく良い感じに弥生賞を制覇…

クラシック最有力候補になるものの…

皐月賞では江端が騎乗停止中の為、ストライクイーグルの記事にも出てきた『憎めないおバカな若手騎手』竹岡一人が騎乗する事になる…

で、皐月賞は人気に応えて快勝するんですけど…

引き続き竹岡一人とのコンビで迎えたダービーですね…

ここでは竹岡一人の父・竹岡竜次騎乗のロンマンガンが大逃げを打ち…

アルデバランはそれをやや強引に捕まえにいき、ゴール前ようやく交わす…

しかし、外から『竹岡一人とずっとコンビを組んでいたが、今回は江端が騎乗していた』センコーラリアットに差しきられ2着…

二冠達成ならず…

そして、秋も…

京都新聞杯を快勝して菊花賞に臨んだものの…

やや距離が長かったのか直線伸びを欠き5着敗退…

ここで竹岡一人とのコンビは解消される事になる。

で、ここからは岡部騎手をモデルにしたと思われる刑部騎手に乗り変わるんですが…

内容はともかく成績はそれほど変わらないんですよね…

要は先ほども書いた通りトウショウボーイと同じ…

2200m以下なら負けなし…

2400m前後だとたまに甘くなり…

3000m以上だと沈む…


…と言う訳で、その後のアルデバランは…

有馬記念を勝って3歳シーズンを締めくくり…

翌年春は日経賞は勝ったものの春の天皇賞で5着…

秋は毎日王冠と秋の天皇賞を連勝し、ここで引退の予定だったものの、それを撤回して有馬記念に出走…

で…

半弟の二冠馬(皐月賞菊花賞)プロキオンを従え、ゴール前抜け出すものの…

ゴール前、超人気薄のナンバショットと言う馬に差しきられ2着…

有終の美は飾れずに引退する事になる…


…と、最後はちょっとダイユウサクに差されたメジロマックイーンチックな感じになってしまいましたが…

それでも通算での成績はトウショウボーイそっくりですよね〜

3歳時は…

皐月賞・1着…

ダービー・2着…

菊花賞・人気で敗退…

有馬記念・1着…

4歳時は…

長距離のG1(春の天皇賞)・敗退…

中距離のG1(秋の天皇賞)・1着…

有馬記念・2着…

作中では描かれてませんが、きっとトウショウボーイのように種牡馬としても活躍したんじゃないかと勝手に思い込んでいます。


…で、種牡馬アルデバランで思い出しましたが…

この『アルデバラン』って名前…

じゃじゃ馬グルーミンUPが終わってからも、競馬関係でよく目にしますよね…

まずはご存知ダノンゴーゴーやダンスディレクターのお父さんのアルデバラン!

この馬の名前を初めて見た時、じゃじゃ馬グルーミンUPを読んでいた人はみんな『お!アルデバランの子が走ってる!(笑)』って思ったんじゃないでしょうか?

そして、もう1つはオープン特別のアルデバランステークス!

これもじゃじゃ馬グルーミンUPを読んでいた人は『お!アルデバランの名前が冠されたレースが新設された!(笑)』なんて思ったんじゃないですかね?

で、『なんで弟のプロキオンを冠したプロキオンSは重賞なのに、アルデバランSはオープン特別なんだ?』って所までは定番のじゃじゃ馬グルーミンUPあるあるだと思うんですが…

…自分だけですかね?


…と、くだらない事を書いた所で今回はここまで…

また次回もじゃじゃ馬グルーミンUPの登場馬を取り上げますので、よろしかったらお付き合い下さい。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その4

『実在馬でトウショウボーイに比較的成績が似ている馬と言ったら?』

ヴィクトワールピサ



runfor4 at 18:19コメント(3)トラックバック(0)ア行(ヴ含む)の名馬 

2016年05月31日

1503・ブルーエンブレム

と言う訳で、『繁忙期明け』『ダービー不的中』『難しい題材』って事で、どうも勢いが出ませんが…

とにもかくにも続けていってみましょう…

『1500回更新達成記念企画・競馬漫画の主役馬のライバルシリーズ』の第3弾…

今回はこちらの馬です。


『ブルーエンブレム』





この馬は、このブログの503回で取り上げた『優駿の門の主役馬アルフィー』のライバルだった馬ですね…

と言ってもですね、実は自分この馬の事をよく憶えてないんです。

なぜなら…

自分はこの優駿の門を途中で読むのをやめてしまったから…

なもんで…

皐月賞でアルフィーに敗れ、ダービーもアルフィーが故障しなかったら勝てていなかったであろうブルーエンブレムの印象と言うと、どちらかと言うと噛ませ犬的なものだったんですよね…

…ただ…

その印象…

とんでもない間違いだったんですね…

このブルーエンブレム、物凄い馬だったみたいなんです…

さっそく簡単に紹介させてもらいますね…



まず、世代…

そう言えばこの優駿の門って、最初は実名馬が出てきてましたからね…

ブルーエンブレムは確かナリタキングオーとかタヤスツヨシと一緒のレースに出ていたので1992年生まれ…

マヤノトップガンとかフジキセキと同世代ですね…

で、血統はズバリ!

父シャルード!

母パシフィカス!

実在はしませんが、ビワハヤヒデの2歳下の全弟、ナリタブライアンの1歳下の半弟って感じだったんですね…

…ブルーエンブレムは芦毛でしたからね、これはなんとなく憶えています。


そして、競走成績はと言いますと…

たぶんデビューから無敗で弥生賞を制覇…

アルフィーの物凄い強敵として現れた訳ですが…

皐月賞でいきなりアルフィーの2着に敗れると…

ダービーでも直線でアルフィーにあっという間に交わされ…

アルフィーの故障による1着…

完全に強敵臭は薄れ、その後どうなったのかとかあまり深く考えなかったんですけど…

自分の知らなかった『この後のブルーエンブレム』…

これがとんでもない成績なんですよね…

え〜と…

まずアルフィー不在の秋、これはまぁ普通に菊花賞を勝ちますよね…

現実では史上1頭ずつしか存在しない『芦毛のダービー馬』と『ダービー菊花賞の二冠馬』の双方になったのは凄いですが、漫画ですからこれは違和感はありません。

そして、その後は有馬記念も制覇…

現実でも同い年のマヤノトップガンが菊花賞と有馬記念を連勝してますから…

これもありですよね…

で、4歳になった翌年…

阪神大賞典と春の天皇賞も連勝し、徐々に凄い事になってきたんですが…

ブルーエンブレムの勢いはこれだけではおさわらず…

なんとその後、宝塚記念と秋の天皇賞とジャパンCも勝ってしまい…

細かい事は分かりませんが、これで間にはさまったステップレースも含めて重賞11連勝、G1・7連勝を達成しちゃったみたいです!


…いや〜、凄い!

凄いって言うかやり過ぎ!

自分が『噛ませ犬』なんて思っていたブルーエンブレムはこんなに凄い成績を残していたんですね…


しかも、物語的にもカッコよく…

どうやらブルーエンブレムはダービーでアルフィーに負けてからずっとアルフィーの幻影のようなものを追いかけて走っていたらしいんですよね…

で、ダービーと同じコースのジャパンCの直線でもアルフィーの幻影と戦っていたみたいなんですけど…

正にアルフィーが故障したのと同じ場所で故障!

最悪の展開になる…

しかし、そこから根性でアルフィーそっくりのボムクレイジー(アルフィー亡き後の主役)を差しきって勝利!

最後の1戦でアルフィーの幻影から解放されたみたいなんですよね〜

いや〜、戦績だけでなくドラマ的にもこの完璧さ…

ある意味、この馬が競馬漫画史上最高のライバル馬なのかもしれませんね…


…と、ブルーエンブレムはこんな感じの戦績の馬だったみたいなんですけど…

調べてみると、まだブルーエンブレムの物語には続きがあったんですね…

ジャパンCの後、治療の為にアメリカに渡り、そして無事怪我も癒え…

なんとアメリカで復帰!

で、最初はアルフィーと言うと目標がなくなって不調だったものの…

よくは分かりませんが、最終的にブリーダーズCでボムクレイジーと名勝負する(2着?)までに復活するみたいなんですよね…


…ホント凄いですね…

日本で皐月賞2着以外全てのレースを勝ったG1・7勝馬が、ブリーダーズCで日本馬ワンツーの2着…

もう自分の中でブルーエンブレムと言う馬は完全に昨日までと別馬になってしまいました…


昨日まで→噛ませ犬

現在→競馬漫画史上最高のライバル馬


凄い変わり方ですね…

でも、それもブログで取り上げたお陰…

今回はブルーエンブレムへの誤解が解けて良かったです。


と言った所で今回はここまで…

また次回もよろしくお願いします。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その3

『二冠馬と言ったら?』


トウカイテイオー



runfor4 at 17:41コメント(30)トラックバック(0)ハ(バ・パ)行の名馬 

2016年05月30日

1502・カスケード

と言う訳で、ダービーも終わりましたので、またボチボチやっていきましょう。

前回から始まった…って言うか、前回はタイトルを書くのを忘れてましたね…

『1500回更新達成記念企画・競馬漫画の主役馬のライバルシリーズ』

第2弾の今回はこちらの馬です…


『カスケード』





ご存知『みどりのマキバオー』の主役馬ミドリマキバオーのライバルですね…

で、このブログでマキバオーを取り上げた時にも書きましたけど、マキバオーってダービーまでの成績がかなりシルフィードと似ていますからね…

当然そのライバルであるカスケードの成績も、シルフィードのライバルである前回のマキシマムと似ているんですけど…

個人的にはなぜかマキシマムよりカスケードの方が印象に残っているんですよね…

まぁ、みどりのマキバオーはテレビアニメ化される程の知名度でしたからね…

その差なのかもしれませんけど…

印象に残っている理由はもう1つありまして…

みどりのマキバオーが連載されていた頃って、ちょうど男性バンドがけっこう流行っていた時期で…

たくさんのバンドがけっこうヒット曲を飛ばしていた記憶があるんですよね…

で、その中の1つに確か『カスケード』ってバンドもあった気がするんです…

え〜と、調べてみると…

確かにそう言う名前のバンドが存在してまして…

活動期間が1993年〜2002年…

マキバオーの連載期間が1994年〜1998年ですからね…

正に時期がピッタリ…

当時は『このカスケードってバンド、もしかしてマキバオーのカスケードから名前を取ったのか?だとしたら(馬の)カスケードってすげぇな…』なんて思ってしまっていたんで…

『カスケード』って馬名がやけに印象に残っているんだと思います。

(実際はバンドのカスケードの方がマキバオーの連載より先に存在していたので、そんな事はなかったんですけど…)


…と、ちょっと脱線してしまいましたが…

さっそくカスケードがどんな馬だったのか書いていってみますね…


まず年代…

第1回のNHKマイルCに出走しているので、世代的には1993年生まれ…

現実だとダンスインザダークとかエアグルーヴと同い年だったんですね…

で、血統は…

父サンデーサイデンス(サンデーサイレンス)…

母はマキバオーのお母さんのライバル・ヒロポン…

母の父がダンキチ(ダンチヒ?)

と言う良血で、当歳の時にマキバオーと初めて出会った頃から物凄い大人びたオーラを放っていた記憶があるんですが…

見た目がもう凄いんですよね…

青鹿毛で鋭い目付きで前髪があしたのジョーみたいな感じ…

凄くおっかなそうな印象でした。

しかも、デビュー前に二冠馬とマッチレース(併せ馬?)をして、負けはしたものの、その二冠馬を引退に追い込んでしまいますからね…(二冠馬がそのマッチレースで無理をして故障した?)

『黒い殺し屋』とか呼ばれて、ますます怖い雰囲気が増幅した記憶があります。


で、実際の競走成績の方はですね…

2歳でデビューして、東京・京都で連闘で2連勝したみたいなんですけど…

その時すでに翌年のダービーと菊花賞を意識して、ゴール後も走り続け2400mと3000mを走ったらしいです。(憶えてない)

そして…

朝日杯で、後のライバルとなるマキバオー…そして前述の二冠馬の弟アマゴワクチンと激突し…

見事勝利…

この勝利は憶えていたんですけど…

驚いたのは勝ち時計…

1分32秒台だったんですか?

グラスワンダーよりも年上の馬ですかね?!

とんでもないタイムですよね…

で、翌年は…

ドバイに行って物凄いハードトレーニングをして帰国…

ぶっつけで皐月賞に出走して、マキバオーと接戦の末なんとか勝利…
(マキバオーの敗因は割愛)

…と、ここまではなんとなく憶えていたんですけど…

すっかり忘れていたのが次走のNHKマイルC…

カスケードって、勝負根性に不安のようなものがあったんですか?

全く記憶になかったんですが、どうやらいつも後方から追い込んで圧勝だった為、マキバオーに比べて勝負根性にやや不安があったみたいな事がネットに書いてありました…

でも、その不安もNHKマイルCで克服し、レースも圧勝…

G1・3連勝を達成し…

続くダービーでもマキバオーと同着で1着…

無敗の二冠馬に輝くんですけど…

ここからカスケードの競走生活は一気に終盤に突入していってしまうんですね…

あのダンシングブレーヴが患った事でお馴染みのマリー病を発症してしまうのです。

で、秋は凱旋門賞に挑戦するんですけど…
(1年前連闘で京都のレースに出た意味は?)

前哨戦のニエル賞は勝ったものの、本番の凱旋門賞では6着敗退…

そして…

周囲の引退の勧めを拒否し、マキバオーと決着を付ける為に有馬記念に出走し…

勝ったマキバオーに夢を託し、自身は6着に沈んで引退する事になるのでした。


…と、カスケードはこんな感じの馬だったんですけど…

前回のマキシマム同様、この馬もエリートながらかなりストイックな馬だったんですね〜

あ、そうそう、書き忘れてましたが、母馬がカスケードが産まれた直後に亡くなったらしいですからね…
(ちなみにカスケードは初仔だから母唯一の産駒)

そう言ったものも、このエリートらしからぬ泥臭い努力気質に繋がっているのかもしれません…


で、そんなカスケード…

自分は読んでないんですけど、続編漫画の『たいようのマキバオー』では種牡馬として成功しているような描写があるみたいですね…

母の唯一の産駒として、後世にその血を残せていて良かったな…と思います。


と言った所で今回はおしまいなんですが…

いや〜、思ったよりキツい!

資料が少ないって言うのもあるんですが、今回と前回は、なんだか書いててやけに疲れました。

こんなのが後数回続くのかと思うとちょっと不安ですが…

この企画も前からやりたいと思っていた企画なので、なんとか形にしたいと思います。

ホント、漫画を読んでない人には面白くもなんともない企画ですが、お付き合いいただけたら幸いです。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その2

『競馬漫画と言ったら?』


馬なり1ハロン劇場



runfor4 at 18:47コメント(9)トラックバック(0)カ(ガ)行の名馬 

2016年05月26日

1501・マキシマム

と言う訳で、お陰様で1500回更新を無事達成したんですが…

せっかくのダービーウィークですからね…

時間はないんですけど、ダービーの前にもう1回更新しておきたいと思います。


で、どんな馬を取り上げるのかと言いますと…

6年前、500回更新を達成した時ですか?

あの時に記念特別企画として『競馬漫画の登場馬シリーズ』みたいなのをやったじゃないですか?

今回は、その時に取り上げた馬達のライバルを取り上げてみようと思うんです。

…ただ…

いかんせん資料も自分自身の記憶もあまり残っていませんからね…

ホントに簡単な感じになってしまうと思うんですが、そこはご容赦ください…


では、さっそく初めてみましょう。

まずはこちらの馬から…


『マキシマム』





この馬は…

自分が競馬初心者の時(1990年代)に読んだ、個人的競馬スポ根漫画のパイオニア『風のシルフィード』…

その主役馬シルフィードのライバルだった馬ですね…

で、やはり初心者時代に読んだ漫画の主役馬の敵役ですから…

憎らしい程強かったと言うイメージがあったんですけど…

改めて調べてみると、この馬自身もかなり『主役っぽい』感じの熱い存在だったんですね…

ちょっと分かる範囲でどんな馬だったのか書いてみたいと思います。


え〜と、血統は…

父がディングル?

このディングルと言う種牡馬は凄い馬で、続編漫画(蒼き神話マルス)では、もうちょい掘り下げられてるみたいなんですけど、自分はそれを読んでいないんでよく分かりません…

で、母が凱旋門賞馬…

ってな感じの超良血馬だったんですけど…

マイネルの岡田繁幸さんをモデルにしたと思われる『馬を見る天才』的なオーナーに3億円と言う高額で競り落とされ…

主戦も若き天才騎手…

…ここまでのプロフィールを見ると一見『エリート!』って感じがしますよね?

でも、このマキシマム陣営…全くエリートっぽくはないんです…

それどころか凄くストイックに努力する場面がけっこうあった気がします…

中でも個人的に印象的だったのは主戦の天才騎手…

パッと見はさわやかで裕福そうなイケメンなんですけど…

実は孤児院の出身で…

減量のシーンとかはかなり壮絶な感じで描かれていましたからね…

この騎手自身もけっこう少年漫画の主人公的な雑草キャラではあったんですよね…

それに加えてオーナーの方もけっこうな苦労人で、カッコよく描写されていましたから…

マキシマム陣営って言うのは…

シルフィードにとっての敵役ではあったんですけど…

それはあくまで強力なライバルって感じの敵役で…

決して悪役っぽい敵役ではなかったんですよね…


で、そんな陣営の中にあって当のマキシマムがどんな馬だったのかと言うと…

これが静かに物凄い闘争心を燃やす熱い馬って感じなんですかね?

身体能力だけでなく勝負根性のようなものも凄かった思い出があります。

それで具体的な成績がですね…

あ〜、今になって見るとけっこう凄い成績ですね…

新馬戦を勝った後…

2戦目にシルフィードを3着に退け朝日杯制覇…

そして…

3歳初戦が皐月賞で…

シルフィードと接戦になるも、シルフィードはゴール前落馬してマキシマムが勝利…

さらに…

ダービーでもシルフィードをハナ差退け1着…

初勝利を挙げた後はステップレースを一切はさまずG1を3連勝していたんですね…

これは凄い…

で、そんな凄いマキシマム…

なんと秋初戦のセントライト記念で上がり馬か何かの2着に敗れてしまうんですよね…

この時はかなりショックだったんですけど…

ただ、これには理由がありまして…

どうやら菊花賞で世界レコードを出す為に『このペースで3000mを走りきれば世界レコード』って走りをしていたみたいなんですよね…

これを見て当時は『おお!凄い!』なんて思ったんですけどね…

…ただ、世界レコードと言っても当時のものですし…

3000mって世界的にそれほどメジャーな距離じゃないでしょ?

その後、現実の競馬で日本馬がガンガン3000mの世界レコードを塗り替えていってるのとか見るたびに『なんの為にマキシマムは…』と未だに思ってしまいます…


…と、何はともあれ順調に三冠のかかる菊花賞に駒を進めたマキシマム…

それでもあくまで主役のライバルですからね?

さすがにここも勝つまでは至らずシルフィードのハナ差2着…

そして、シルフィードと共に有馬記念で古馬最強馬に挑んだんですが…

その有り余る闘争心の為がんばりすぎてしまい…

シルフィードと同着の2着(勝ったのは古馬最強馬)に入ったものの、重度の骨折…

命は助かったものの引退する事になってしまうのでした。


と言う訳で、マキシマムと言う馬は…

新馬戦・1着…

3戦連続G1制覇…

3戦連続2着…

ってな感じの成績の馬だったんですけど…

やはり、自分が初めて読んだ競馬漫画のライバル…

やけに心に残っているんですよね。

この『風のシルフィード』って漫画、設定とかが競馬ファンから見るとメチャクチャって事でお馴染みなんですけど…

それを知らずに『すげぇ!』なんて思いながら読んでいたのは良い思い出です。

どうやら続編漫画はマキシマムの父ディングルの父系を継ぐ馬が主役で、シルフィードの子孫と戦う話みたいですからね…

これを読んでいればもうちょっと話を膨らませられたのかもしれませんが、読んでないのでこればっかりは仕方ありません…

簡単ですが、マキシマムをこのブログに登場させる事が出来て良かったと思う事にします…



…はい!

本文の方はここまで!

ここからはちょっと脱線…

いよいよダービーの枠順が発表されましたね〜

我らが(?)ディーマジェスティと蛯名騎手は1枠1番!

素晴らしい枠に入ったみたいなんですけど…

…このディーマジェスティについて…

1つ不安に思う事があるんです…

それは自分が皐月賞でディーマジェスティの先物買いに成功して馬券を取った事…

これがあるトラウマを思い出させる流れだからなんですよね…

そもそも、なぜ自分が皐月賞でディーマジェスティの馬券を買えたのかと言うと…

それは毎年毎年しつこく言っている『そろそろ蛯名騎手がダービーを勝つ!』って言う予言が実現してほしいから…

それと…

自分がいつも参考にしている調教診断で、共同通信杯を勝った時に『いつか大仕事をする』と誉められていたから…

そんな所から『これで万が一勝たれたらたまったもんじゃない』と無条件で馬券を押さえたんですけど…

それに応えて勝ってくれた事は凄く嬉しかったんですよ…

嬉しくて今一番好きな馬になったぐらいですからね…

…ただ、この流れがトラウマを甦らせるんです…

実は前述した調教診断の『いつか大仕事をする』って話…

これ『菊花賞くらいに…』って続きがあったんですよね…

でも、ディーマジェスティは菊花賞どころかダービーより前の皐月賞で結果を出してしまった訳で…

この2段飛ばしのフライング勝利…

あの馬を思い出すんです…

…あの馬とは…

ズバリ!自分がPOGで指名していたショウナンパントル!

詳しくはショウナンパントルの記事を読んでもらいたいんですけど…

ショウナンパントルってデビューする前は『オークス向き、オークス向き』って言われていたんですよね…

それが蓋を開けてみたら、阪神JFを勝って桜花賞オークスでは惨敗でしょ?

この雰囲気が今回のディーマジェスティとかぶるんですよね…


…って、何変な事書いてるんですかね?

どうでも良い事をタラタラ書いてしまってすみませんでした。

とにもかくにも自分はディーマジェスティを買う事は確定していますので、どのような馬券を買うかこれから楽しみながら考えていきたいと思います。


それでは、今日はこの辺で…


いろいろ失礼しました。


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【新】巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その1

『2016年5月現在、現役で一番好きな馬は?』

ディーマジェスティ



…いろんな意味で簡略化してみました(^_^;)



runfor4 at 18:49コメント(22)トラックバック(0)マ行の名馬 

2016年05月24日

1500・ブエナビスタ

さぁ!今週はいよいよ2016年のダービーウィーク!

そして!そんなダービーウィークにお陰様でこのブログも節目の1500回を迎える事が出来ました!

いや〜、本当にありがとうございます。


1500回更新が繁忙期と重なってしまった事…

ブログの流れが変わってしまい、500回更新の時や1000回更新の時のように直前に『感謝を述べる回』を作れなかった事…

いろいろと思い通りにならなかった事もありますが…

何はともあれ1500回!

今までの感謝を込めまして、こちらの名牝を取り上げさせていただきます!


『ブエナビスタ』





もう随分前から『1500回はこの馬!』と決めていました。

世代的にウオッカ・ジェンティルドンナに挿まれ、現役時代は個人的に『確実!』と思っていた殿堂入りはほぼ絶望的になってしまったのかもしれませんが…

それでも『殿堂入り確実』とまで思っていた超名牝…

さっそくその素晴らしいプロフィールを簡単に紹介させてもらいたいと思います。


2006年生まれ…

ウオッカの2歳下…ジェンティルドンナの3歳上の世代に当たるブエナビスタ…

父はスペシャルウィーク…

母はビワハイジ…

兄にアドマイヤジャパン・アドマイヤオーラ…

と言う良血だったんですけど…

出会った時は衝撃的だったな〜


自分が初めてブエナビスタの事を意識したのは、恥ずかしながら阪神JFの時…

この時、ブエナビスタは1番人気に推されていたんですよね…

まぁ、今から見れば特に違和感ありませんが…

当時の自分としては違和感満載だったんですよ!

だって、そこに至るまでのブエナビスタの成績って…

10月の京都1800mの新馬戦…

後に伝説の新馬戦と呼ばれるこのレースで1番人気に推され…

1着・後の皐月賞馬アンライバルド…

2着・後のダービー2着馬リーチザクラウン…

3着・ブエナビスタ…

4着・後の菊花賞馬スリーロールス…

って形の3着…

そして、2戦目の京都1600mの未勝利戦を圧勝…

…これだけですからね?!

そう!要は前走未勝利を勝ち上がったばかりだったんですよ!

最近ではブエナビスタの妹のジョワドヴィーヴルが新馬戦と阪神JFを連勝したり、正に今週のダービーに出走するリオンディーズが新馬戦と朝日杯を連勝したりと、デビュー2戦目に2歳G1を勝つ馬が現れだしていますけど…

当時はそんな馬1頭も存在しませんでしたから!

未勝利を勝ち上がったばかりのブエナビスタが1番人気ってのには凄く違和感を感じましたよ。

しかもですね…

前身の阪神3歳牝馬Sを含む阪神JFと言うレース…

新馬戦を勝ち上がったばかりの馬が2着とかに来るケースはたまにあったんですよ…

ただ、『前走未勝利戦』と言う馬はホント壊滅状態(確か3着内もゼロ?)…

なもんで、かなりブエナビスタの1番人気は疑ってかかってたんですよね…

実際、馬券は1円も買ってませんでした。


で、自分が阪神JFでブエナビスタの馬券を買わなかった理由…

これがもう1つあったんです…

その理由はブエナビスタの当時の通り名…

これがムカついたからなんです…

…当時のブエナビスタの通り名…

ズバリ!『女ディープインパクト』!


もう『はぁ?!』って感じでしたよ!

ディープインパクトと言ったら賛否両論あれど、数十年に一度の超名馬…

そんな馬の名前を簡単に使っちゃうのも腹立ちましたけど…

さらに腹が立ったのはブエナビスタがデビュー戦で負けていた事!

日本では生涯連対を外さず、無敗で三冠を達成したディープインパクトの名前を…

いくら相手が強かったとは言え、デビュー戦でいきなり連を外していた馬の通り名に使うなんて…

『どこが女ディープインパクトなんだよ?!』と思わずにはいられなかったんですよね…


…ただ…

そんな自分の不平不満は、阪神JFの直線に入ってすぐになかった事になります…

道中後ろから3頭目(16番手)でレースを進め、4コーナーで大外に持ち出すと言う、言い方は悪いですがかなり雑なレースをしたブエナビスタ…

直線に入って数秒後…

まだ前にはけっこうな数の馬がいましたが、テレビカメラに映し出されたその姿を見て思わずつぶやいちゃいましたもん…

『あ、これ、ディープインパクトだ…』って…


ホント、この時は衝撃的でした。

まだけっこう前に馬がいるのに勝ちが確信できる桁違いの末脚…

一気にブエナビスタの評価が上がった瞬間でした。

で、結局2着に2馬身半もの差を付ける完勝を果たし、史上初めて未勝利戦と阪神JFを連勝したブエナビスタ…

3歳になった翌年も復帰戦のチューリップ賞を圧倒的人気に応え快勝し、桜花賞でも圧倒的人気に推されたんですが…

ここで新たなライバルと遭遇…

そう、このブログの1450回で取り上げたレッドディザイアですね…

桜花賞ではブエナビスタが人気に応え、豪快に追い込み勝ちを決めたものの…

当時まだキャリア3戦目、重賞初挑戦だったレッドディザイアはブエナビスタの半馬身差2着に健闘…

その能力の高さを示す…

そして、迎えたオークス…

ここでもブエナビスタは圧倒的1番人気に推されたんですけど…

最後の直線…

いつも通り直線大外から追い込むブエナビスタに対し、レッドディザイアは馬場の真ん中内寄りを堂々と抜け出してくる!

残り200mで2頭の差は5馬身ほど…!

『ちょっとこれは厳しいか?!』って感じだったんですが…

それでも出走馬中唯一上がり3ハロン33秒台と言う鬼脚を繰り出したブエナビスタ…

ゴール前、なんとかレッドディザイアをハナ差だけ捕らえ二冠を達成するのでした。


と言う訳で、ライバル・レッドディザイアに苦しめられたものの重賞4連勝で二冠馬に輝いたブエナビスタ…

いろいろな意味でこれからが楽しみだったんですけど…

ここからちょっと歯車が狂います…

まず、秋に凱旋門賞に挑戦しようかな…って事になったんですよね…

で、凱旋門賞挑戦を賭けて夏に札幌記念で古馬との初対決に臨んだんですけど…

小回りコースを4コーナー12番手から追い込んだものの、先行したヤマニンキングリーをクビ差捕まえきれず2着…

凱旋門賞は諦める事になる…

さらに、三冠制覇を期待された秋華賞…

ここでは勝ったレッドディザイアをハナ差捕まえきれなかったのはまだ仕方ないとしても…

3位入線のブロードストリートの進路を妨害したとして3着に降着になると言う後味の悪い結果になり…

さらにさらに、ウオッカもレッドディザイアも不在で必勝を期して臨んだエリザベス女王杯…

ここでは人気薄2頭の大逃げを許してしまい、上がり3ハロン32秒台の末脚を繰り出すも痛恨の3着…

これでオークスの後3連敗…

しかも、牡馬相手のG2で2着、牝馬相手のG1で2戦続けて3着…と、これから牡馬相手のG1では厳しいんじゃないか?って感じに個人的には思え始めていたんですよね…

…ただ、そんな事は全くありませんでした…

ブエナビスタはここから丸2年、日本競馬を背負って立つ存在になるんです…


まず、1番人気に推された有馬記念…

ここで初コンビの横山典弘騎手(それまでは安藤勝己騎手が主戦)と共に初めて先行策を取ると…

敗れはしたものの、春のグランプリホース・ドリームジャーニーの半馬身差2着に好走…

牡馬一流所とも互角にやれる所を見せて3歳を終える…

さらに翌年になっても…

京都記念・1着…

ドバイシーマクラシック・2着…

ヴィクトリアマイル・1着…

宝塚記念・2着…

と、国内外の強敵相手に好走を続けると…

迎えた秋の天皇賞…

スミヨン騎手との新コンビで臨んだこのレースで…

実況
『 ブエナビスタ!ブエナビスタ!ブエナビスタ!

まだ!200ある!

ブエナビスタ!早くも先頭!

ブエナビスタが先頭!
ブエナビスタ先頭!

(中略)

しかし強い!
ブエナビスタ!圧勝〜!


ブエナビスタ圧勝!


クリストフ・スミヨンの手綱でブエナビスタ、早め抜け出しから堂々の競馬!

現役最強牝馬は現役最強馬だった! 』


念願の牡馬相手のG1初勝利…

名実共に現役最強馬の座に付き…

次走、かなりの豪華メンバーが揃ったジャパンCでも単勝1倍台の1番人気に推さる事になる…


…しかし、前年の秋華賞同様、ある事をきっかけにまたリズムが狂う事になるんですね…

その『ある事』とは…

そう…

斜行で他馬の進路を妨害しての降着…

ブエナビスタはまたまたこれをやらかしてしまうのです。

しかも今回は2位入線のローズキングダムに1と3/4馬身と言う完勝をおさめながらの2着降着…

前年の秋華賞の2着→3着の降着以上に後味の悪い結果になってしまったんですよね…

するとブエナビスタはここからまた勝てない日々に突入…

まず、前年2着に敗れた有馬記念…

ここでホントに惜しいハナ差2着に敗れると…

5歳初戦のドバイワールドCでは、ヴィクトワールピサ・トランセンドが日本馬ワンツーを決める中、自身過去最低の8着に惨敗…

さらに帰国後は岩田騎手と新コンビを結成するものの…

ヴィクトリアマイル・前年の三冠牝馬アパパネにクビ差届かず2着…

宝塚記念・先行策から抜け出したアーネストリーに届かず2着…

そして…

日本レコード決着になった秋の天皇賞・国内では初めての馬券圏外となる4着…

これで1年間勝ち星なし…

次走のジャパンC、ここで遂にブエナビスタがデビューから続けていた大記録が途絶える事になる…

…ブエナビスタがデビューから続けていた記録…

それはここまであえて書かないできたんですけど…

実はブエナビスタってデビューから5歳の天皇賞まで全てのレースで1番人気に推されていたんですよ…

で、そんな記録が遂にストップ…
(1番人気は凱旋門賞馬デインドリーム、ブエナビスタは2番人気)

この時は寂しい気持ちになりましたよね…

ブエナビスタの時代も終わりなのか?って…

そして、個人的に気になった点がもう1つ…

それはブエナビスタ鞍上の岩田騎手…

この岩田騎手、いつも言ってる通りそれほど好きな騎手ではないんですけど…

それでも当時って、名馬に代打や乗り変わりで騎乗すると必ず結果を出す『頼りになる』騎手であった事は間違いなかったと思うんですよね…

そんな騎手が、ブエナビスタの手綱を取り始めてから人気を裏切る3連敗…

しかも、前年勝っているヴィクトリアマイル・秋の天皇賞で敗れ…

秋の天皇賞では初めての馬券圏外…

そして、ジャパンCでは初めての1番人気陥落…

『いったいどんだけプレッシャーを感じているんだろう?』なんて同情のようなものを感じていました…

そんな悲壮感漂うジャパンC…

ブエナビスタ&岩田騎手は前走の秋の天皇賞同様中段の内々を追走…

そして、直線でも天皇賞同様馬群の真ん中!

先頭には前走秋の天皇賞を日本レコードで勝ったトーセンジョーダンが立とうとしている!

『またダメか?!』

諦めかけたその時でした!


実況
『トーセンジョーダン先頭か!

ブエナビスタが上がってくる!

ブエナビスタが前を捕らえる!

ブエナビスタが前を捕らえる!


トーセンジョーダンが2番手!

ブエナビスタ!ブエナビスタ!

トーセンジョーダンも内で頑張ったが!

勝ったのはブエナビスタ〜!


去年の借りを返しました!

そしてジョッキー岩田康誠ガッツポーズ!

女王は俺だけ!

ブエナビスタ!』


ゴール前トーセンジョーダンをねじ伏せて1着!

見事、前年降着に泣いたジャパンCを勝利するのでした。

…いや〜、この時はけっこう感動しましたね。

岩田騎手に同情していたってのもあったんですが…

レース後、他の馬に騎乗していたスミヨン騎手(前年のジャパンCでブエナビスタ騎乗)が岩田騎手を称えに行ったり…

岩田騎手だけでなく管理する松田調教師も泣いていたらしいですからね…

自分もウルッとしてしまった記憶があります。


と言う訳で、悲願のジャパンC制覇を果たしたブエナビスタ…

次走はいよいよ引退レース…これまた悲願の有馬記念に出走したんですが…

ジャパンCで感動しすぎたのがいけなかった…

個人的に本命はブエナビスタでも三冠達成直後のオルフェーヴルでもどちらでもいいと思っていたんですけど…

なんて言うんですかね?

実際は分かりませんけど、個人的体感では、どの有馬記念の予想コラムも『ブエナビスタ今まで感動をありがとう!有馬記念も本命にするよ!』的なブエナビスタの思い出語り祭りみたいになっていたんですよね…

なもんで、自分もそれに影響を受け、冷静に予想できる訳もなく、あまり深く考えずにブエナビスタ本命…

まぁ、それでも今まで日本では5歳の秋の天皇賞で4着に敗れた以外全て3着内…

高確率で馬券には絡むだろうと思っていたんですけど…

散々激戦を戦ってきて、しかも前走もかなりタフなレースを勝利…

そんな引退を控えた歴史的名牝ですからね…

先行するもいつもの伸びはなく7着敗退…

ラストランは飾る事が出来ずに引退する事になってしまうのでした。


…と、最後の有馬記念は残念な結果になってしまったブエナビスタだったんですが…

そんな事関係なくとんでもない名牝でしたよね…

確かにウオッカ・ジェンティルドンナと比べるとG1勝利数も少ないし…

ウオッカの『ダービー制覇!ダイワスカーレットとの名勝負!』

とか…

ジェンティルドンナの『三冠達成!海外G1制覇!JC連覇!ラストラン制覇!』

みたいな派手さはないですけど…

それでも、ブエナビスタにはその2頭に圧倒的に勝っているものがあると思うんですよね…

それは1番人気の回数が示す通り『現役最強馬であった期間の長さ』!

ここまで長い間現役最強馬だった牝馬なんて近代競馬に存在しないでしょ?

最近の有名所を見てみると…

ヒシアマゾン→ナリタブライアンとマヤノトップガンがいた為、現役最強馬だったのは4歳のジャパンC〜有馬記念の1ヶ月間…

エアグルーヴ→ちょっと甘めに見積もっても現役最強馬だったのは4歳の秋の天皇賞〜5歳の宝塚記念の約8ヶ月間…

ファインモーション→強いて言えば期待値込みで3歳のエリザベス女王杯〜有馬記念の1ヶ月ちょい…

スイープトウショウ→一番良い時にディープインパクトがいたから現役最強馬になった期間はなし…

ダイワスカーレット→あまり走っておらず(馬券の)人気ではウオッカに先行されていた為、強いて言うなら有馬記念勝ってから引退までの数ヶ月間…

ウオッカ→一応4歳の秋の天皇賞〜5歳のジャパンCまでは現役最強馬っぽい成績ではあるが、その間国内では東京でしか走ってないので微妙…

ジェンティルドンナ→オルフェーヴルとゴールドシップがいた為、現役最強馬だった事はほとんどない?強いて言えば3歳のジャパンC〜4歳の宝塚記念までの数ヶ月間と、オルフェーヴルが引退した時〜自身が京都記念で惨敗する1ヶ月ちょい?

って感じですからね?(テキトー)

どんなに凄い牝馬でも1年も現役最強馬ではいられないんですよ!

そんな中にあってブエナビスタは丸2年も現役最強馬として国内外の王道路線を走り続け…

G1で3勝、2着7回の安定感ですからね?

『現役最強馬の風格』って意味では近代のどの牝馬にも負けてないんですよね…


…と、今回はそんな凄いブエナビスタについて書いてみたんですが…

やはり、これだけの名牝、長ったらしくなってしまいましたね〜

レッドディザイアの回とネタが重複しないように3歳〜4歳前半はかなり端折り、4歳のジャパンC降着〜5歳の秋の天皇賞までもけっこう端折ったのにこの長ったらしさ…

しかも、文章も雑で読みずらい!

何から何まで『こんなはずじゃなかった…』って感じなんですけど…

節目の時はいつもこんななんで、諦めてこのまま更新しちゃいます…


…と言う訳で、記念すべき1500回目の競馬暇潰し名馬事典も無事終了!

ホント今回の1500回と言う節目は、500回や1000回の時みたいに何も特別な事が出来なかったし、記事の文章自体も酷いものになってしまい、後悔のような気持ちでいっぱいなんですが…

何はともあれ『更新速度の復活!』これが今一番やりたい事なので、その目標に向かって気持ちを切り換えていきたいと思います。

ホント、いろいろとすみません。そして、ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。


それでは…


失礼します。


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巻末ミニコーナー

新競馬なんでもランキング・その281(最終回)

『個人的、最新版好きな(好きだった)馬ベスト5』

1・ウオッカ
2・オルフェーヴル
3・ライデンリーダー
4・ステイゴールド
5・ディーマジェスティ(暫定)




runfor4 at 18:46コメント(25)トラックバック(0)ハ(バ・パ)行の名馬 

2016年05月17日

1499・スカラシップ

さぁ、ちょっと更新速度は落ちましたけど、遂にここまでたどり着きましたね…

1499回目の競馬暇潰し名馬事典です。

そんな今回取り上げますのは…

これまた実績以上に印象に残っている牝馬…

こちらの馬をいってみましょう。


『スカラシップ』





とは言ったものの…

今回改めてスカラシップについて調べてみて、自分はスカラシップの事を全然分かってなかったって事が判明してしまったんですよね…

なんて言うか、自分はスカラシップ物語の第1章しか知らなかった…って言うんですかね?

とにかく、さっそくどんな馬だったのか振り返っていってみましょう。


1994年生まれ…

父トニービン…

母パワフルレディ…

=ダービー馬ウイニングチケットの4歳下の全妹…

=重賞2勝馬ロイヤルタッチの1歳下の半妹…

と言う良血馬スカラシップ…

この血統で、このナイスなネーミングですからね…

当然、自分もデビューから注目していたんですけど…

競走馬としてデビューしたスカラシップ…

そのイメージはデビュー前に持っていたものとだいぶ違うものになってしまうんですよね…

いったい何がそのイメージを変えてしまったのかと言うと…

それはスカラシップの馬体の小ささ!

これが『良血』ってよりは『健気に頑張る小さい妹』って感じにさせていたんですよね…


え〜と、具体的に書きますと…

兄達同様、関西の伊藤雄二厩舎に所属していたスカラシップ…

デビュー戦は2歳10月に東京に遠征してサニーブライアンの2着…

この時の馬体重414kg…

で、続く折り返しの新馬戦…

ここを馬体重-8kgの406kgで勝利…

と、ここまではまぁギリギリ普通っちゃ普通の感じだったんですけど…

そこから5ヶ月休んで臨んだ3歳初戦…

また関東に遠征してのフラワーC…

この時の馬体重が、前走より更に10kg減った396kg!

休養しても体重が増えない…

そして、そこで4着に敗れて桜花賞は断念…

次走、再び関東に遠征してオークストライアルのスイートピーSに1番人気で出走したんですが…

馬体重はまたまた減って392kg!

で、結果も5着に敗れ、オークス出走権獲得ならず…


…自分の中でスカラシップの印象ってここまでのものが全てだったんですよね…

デビュー戦の馬体重が414kgとただでさえ少ないスタートなのに…

そこから全て関東のレースに出走して…

-8kg、-10kg、-4kg…と毎回体重を減らしていき…

最終的に392kg…

で、なかなかのポテンシャルを感じさせるのに勝てない感じ…

これが『健気に頑張る小さい妹』と言う雰囲気に思えて、なんか応援したくなってしまっていたんです…

なもんで、『なんとかその実力を証明させてやりたい!』なんて思ったんですが…

その後スカラシップは長期休養に突入…

すっかりその存在を忘れてしまっていたんですよね…


ただ、実はスカラシップ…

自分が知らなかっただけで、その後普通に実力を証明していたんです…

まず、スイートピーSの後…

1年3ヶ月の休養をして復帰したんですけど…

復帰戦の馬体重がなんと『+40kg』!

いや〜、知りませんでした…

スカラシップって、現役の間ずっとちっちゃかった訳ではなかったんですね…

しかも、復帰後の成績も思っていた感じとは違い…

まず、復帰戦で僅差2着に好走すると…

その後は…

500万下を2連勝…

そこから9ヶ月の休養を取り…

復帰戦の900万下も勝って3連勝達成…

で、それを最後に引退しちゃいますからね…

通算成績8戦4勝、2着2回…

8戦全て掲示板内…

連を外した2回は重賞とオープン特別…

…最終的にけっこう見栄えの良い成績になっていまんですね…


そして、そんなスカラシップの実力の証明はこれだけではなく…

繁殖牝馬としてもまずまず優秀…

産駒の1頭メンデルは5勝を挙げオープンまで出世し…

(2016年5月現在)現役のスノーモンキーは4勝を挙げ、メンデルを凌ぐ1億円近い賞金を稼いでいますからね…

これだけでも素晴らしいんですが…

さらに…

正に現役で大活躍中のダンスディレクター…

この馬の母の母がスカラシップなんですよね〜


いや〜、あの『健気に頑張る小さい妹』と言うイメージしかなかったスカラシップが…

まさか、その後体重を40kgも増やして3連勝し…

繁殖牝馬としても、産駒からオープン馬、孫から重賞勝ち馬を出していたなんて…

今回、ブログで取り上げ、改めて調べてみて良かったです。


と言った所で簡単ですが時間がなくなってしまったので今回はここまで…

次回はいよいよ1500回目の更新!

けっこう前から心に決めていた馬を予定通り取り上げるつもりでいますので、よろしかったらお付き合いください。


それでは、また…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

新競馬なんでもランキング・その280

『個人的、印象的な大幅馬体重増ベスト3』

1・マイルCSのサッカーボーイ
(+18kgで1番人気1着)

2・マイルCSのタイキシャトル(4歳時)
(+14kgで1番人気1着)

3・マイルCSのスピードワールド
(+18kgで1番人気12着)


※ちなみにタイキシャトルは前走海外だったので前々走の安田記念との比較



runfor4 at 17:53コメント(18)トラックバック(0)サ(ザ)行の名馬 
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