無題

2017年03月24日

1617・レイルリンク

第3回外国馬シリーズ第12弾…

今回はこの馬をいってみましょう。


『レイルリンク』





ご存知、凱旋門賞でディープインパクトを破ったお馬さんな訳ですが…

正直、それしか記憶が残っていないんですよね…

いったいレイルリンクはどんな馬で…

さらにどうしてここまで凱旋門賞以外の印象がないのか…

簡単に振り返りながら考えてみましょう。


ディープインパクトの1つ年下となる2003年生まれ…

父はダンシリ…

母の父はシアトリカル…

と言う血統のイギリス産馬レイルリンク…

現役生活はフランス所属馬として送ったんですけど…

改めて成績を見てみると、なぜたった8頭立ての凱旋門賞で自分のような日本のファンにノーマークにされたのか分からないほどなかなか優秀なんですよね…

え〜と…

3歳4月のデビューから最初の2戦こそ『競走中止→2着』と連敗を喫したものの…

5月末の特別戦を圧勝して初勝利を挙げると…

G3のリス賞…

そしてパリ大賞も人気に応えて圧勝!

凱旋門賞の有力馬に躍り出て…

さらに3歳馬による凱旋門賞のステップレースのニエル賞も勝利!

で、この後に…

前年の凱旋門賞馬でその年のキングジョージ勝ち馬ハリケーンラン…

前年のBCターフ勝ち馬シロッコ…

そして、日本の三冠馬で直後にジャパンCを圧勝するディープインパクト…

さらに、直後に英チャンピオンSと香港Cを連勝するプライド…

これらの強豪を破って凱旋門賞を制覇!

初勝利から一気の5連勝で世界の頂点に立つと言うかなり素晴らしい成績を残した訳なんですね…

…ただ、どうしてなんですかね?

ホント『凱旋門賞を勝った』と言う記憶しか残ってないんですよ…


で、調べてみていくつか理由が見付かりました…

まずはなんと言っても凱旋門賞の後!

せっかく3歳にして凱旋門賞馬に輝いたのに…

この馬、故障してその後1戦もしないで引退しちゃってるんですよね…

これじゃ、記憶も記録も上積み出来ない…

で、これで種牡馬として活躍すれば、また自分みたいな日本のファンにも少しは身近な存在になったのかもしれませんが…

どうやら今のところ(2017年現在)期待された程の種牡馬成績は残せていないんですか?

代表産駒がオーストラリアのG1ホースと、フランス2歳G1勝ち馬だけってのはちょっとパンチに欠けますよね?

これも印象に残らない原因なのかな?


それから何と言っても凱旋門賞前までの記憶がないのも大きいですよね…

確かに今から見れば『初勝利からの4連勝でパリ大賞とニエル賞を制覇した3歳馬』と聞くと、凄く有力な感じがしますが…

なんと言っても当時はディープインパクトの事しか考えられませんでしたし…

そのライバルにしても…

ディープインパクトが春の天皇賞を勝った時の実況『ハーツクライよ!ハリケーンランよ待っていろ!』でお馴染みのハリケーンラン…

そして、そのハリケーンランを抑えてディープインパクトに次ぐ2番人気に推されたシロッコ…

この2頭のインパクトが強すぎて、レイルリンクは4番人気だったものの単勝25倍もついた『その他の5頭の内の1頭』って感じ…

それと、これはすっかり忘れていたんですけど…

レイルリンクって、ハリケーンラン・シロッコと同じアンドレ・ファーブル厩舎の所属だったんですよね〜

ただでさえ、ハリケーンランとシロッコに存在感で負けているのに、その2頭と同厩舎って…

そりゃ、印象に残らない訳だ…


と言う訳で、今回はレイルリンクの記憶があまり残っていない原因を知る事が出来たんですが…

1つレイルリンクのお陰で意識するようになった事もあるのにも気付きました。

それは父のダンシリ…

ダンジリとも呼ばれる日本人にとっては親しみやすい名前のイギリスの種牡馬なんですけど…

レイルリンクで初めて意識して、その後もハービンジャーやフリントシャーと言った日本にも馴染みのある産駒を出しましたもんね…

ダンシリ産駒の先駆けって意味ではやはりレイルリンクも印象的な存在なのかな…


…ところで、ダンシリって現役時代G1に8回出走して未勝利…2着3回、3着3回、4着1回と言う…しかもマイラーだったのって知ってましたか?

そんな馬の子達が、中長距離のG1を勝ちまくっているのはちょっと意外でした…

まぁ、フリントシャーは父と似てるけど…


…と、何について書いているのか分からなくなった所で今日はこれでおしまい…

また次回もよろしくお願いします。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その117

『日本語じゃないのは分かっているんだけど、なんとなく日本語に聞こえる外国馬名と言ったら?』

ゼニヤッタ




runfor4 at 17:55コメント(8)トラックバック(0)ラ行の名馬 

2017年03月21日

1616・インヴァソール

引き続き第3回外国馬シリーズ…

第11弾はこんな馬をいってみましょう。


『インヴァソール』





この馬はやけに『強い馬』って印象が残っているんですよね…

あ、いや、現役当時は全然どんな馬なのか知らなかったんですよ…

それでもなぜ強い馬って漠然と思っていたのかと言うと…

それはニュース等での名前の登場のし方のせい!

現役時代のインヴァソールの名前を自分が目にしたのはほとんど下記のような形でなんです…

『ディープインパクト、2006年世界ランキング芝部門レーティング1位タイ!総合では4位!総合1位はインヴァソール!』

こんなの見たら『ディープインパクトが4位のランキングで1位って、相当強い馬なんだろうな〜』ってなりますよね?

ホント自分の中で『インヴァソール=強い』って印象しかありませんでした…


ただ、そんなインヴァソール…

当然負けた事もありまして…

それが、日本のフラムドパシオンが3着だったUAEダービー…

インヴァソールはなんとこのレース4着!

このネタはフラムドパシオンの記事でも書きましたが…

インヴァソールは後の世界ランキング1位の馬でありながら、日本の重賞未勝利馬に先着された経験を持っているんですよね。


と言う訳で、『漠然と強い』『フラムドパシオンに先着された』って言うのが、その印象のほとんどを占めていたインヴァソールだったんですが…

改めて調べてみると、もう1つ!単に『世界ランキング1位になった』と言う以上に大きなエピソードを持っていたんですね〜

それが何かと言うと…

インヴァソールはウルグアイ競馬出身の競走馬だったと言う事!

…すみません。

大変失礼な話、自分ウルグアイの競馬と聞いても全くピンときませんでした…

ぶっちゃけ、超競馬後進国と思ってしまったんですけど…

さすがに世界ランキング1位の馬を輩出した国…

そんな事はなく…

現在は例の国際セリ名簿基準委員会のパート2に属し、以前はパート1だったんですね…

まぁただ、パート2はパート2ですから…

2017年現在の日本や香港より下のレベルって事…
(日本もインヴァソールの現役時代にパート1になったんだけど…)

そんなウルグアイ競馬出身のインヴァソールがどのように世界ランキング1位になったのか、簡単に書いていってみましょう。


2002年8月、アルゼンチンで生まれたインヴァソール…

父は、バブルガムフェローの半兄キャンディストライプス(父ブラッシンググルーム)…

母は、アルゼンチン産のQuendomと言う牝馬…

って感じの血統だったんですけど…

3歳の2月にウルグアイでデビュー戦を圧勝すると…

そこから約半年休み…

復帰後4戦4圧勝でウルグアイ三冠を達成!

これを手土産にアメリカに移籍する事になる…

で、翌年は4歳になった訳ですが…

この馬、9月生まれですからね?

そう!4歳ながら翌年のUAEダービーに出走可能な年齢!

と言う訳で、移籍初戦はドバイに遠征してUAEダービーに出走…

ここで上記したように4着に敗れてしまうんですね…

まぁただ、ちょっと前までパート2の国で走っていた馬…

特に違和感のない結果ではあるんですが…

『後に世界ランキング1位になる馬が重賞未勝利馬に先着された…』と言うエピソードに『しかも半年年上だったのに…』と言うのが加わり、ますます面白く思えてしまいました。


…と、ドバイでは敗れたものの、何はともあれアメリカに移籍したインヴァソール…

ここから徐々に出世していきます。

まず、アメリカ初戦のピムリコスペシャルH…

ここをブービー人気で勝利すると…

続くサバーバンH…

それからホイットニーHも勝ってG1・3連勝…

で、3ヶ月の間隔をあけて3番人気でBCクラシックに出走するんですけど…

1番人気バーナーディニを破って1着!

ここまでは『なんとな〜く(個人的感覚)』って感じに勝利を重ねてきましたが…

これで一気に世界ランキング1位に躍り出てしまうんですね〜

…いや〜、インヴァソールってこんな形で世界ランキング1位になっていたんですね…

G1・4連勝中1番人気はサバーバンHの1度だけ…

圧勝したのも2着に4と1/4馬身差付けたたサバーバンHだけ(他は最大でも1と1/4馬身差)…

『人気を背負っていつも圧勝!』とかでは全然なかったんですね…

これはちょっと意外でした。


ただ、さすが世界一になった馬!

翌年になると貫禄のようなものが出て…

年明け初戦のドンHを人気に応えて2馬身差で勝利すると…

続くドバイワールドC…

そう、前年UAEダービーで敗れたナドアルシバのドバイワールドC!

ここもきっちり1と3/4馬身差で快勝!

改めて世界一の実力を証明し…

その後、故障して通算12戦11勝の成績で引退していく事になるのでした。


…と、インヴァソールはこんな感じの馬だったんですけど…

なんかカッコいいですね…

ウルグアイからやってきて、徐々に実力を証明しながらBCクラシックを勝って世界一に…

で、翌年因縁のナドアルシバでドバイワールドCを勝って引退…

こんな馬に日本馬が先着したなんて、誇らしくすら思えてきてしまいました。

世界一の馬に先着しながら種牡馬になれなかったフラムドパシオンの分まで、インヴァソールには父として…

って、あれ?

インヴァソールって種牡馬としてあまり芳しくないんですか?

なんとなく現役時代からのこの流れ、個人的にオグリキャップと似てるな…と思うんですが…

そんな事ないんですかね?

とにもかくにも、今日はインヴァソールについて少し知る事が出来て良かったです。

時間がなくなってしまったのでこれで失礼します。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その116

『あの名馬がこんな馬に負けてたエピソードと言ったら?』

スペシャルウィークが2戦目に14番人気の地方馬アサヒクリークにハナ差負け




runfor4 at 18:37コメント(12)トラックバック(0)ア行(ヴ含む)の名馬 

2017年03月20日

1615・ウルトラファンタジー

迎えて第10弾になる第3回外国馬シリーズ…

今回も、前回のアルマダ同様香港のセン馬であるこちらの馬をいってみましょう。


『ウルトラファンタジー』





この馬は、あまり記憶に残っていなかったんですけど…

改めて調べてみると『それも仕方なかったのかな?』と思えてしまいました。

例えるとどんな感じなんだろう?

あ〜、史上唯一外国馬としてジャパンCダートを制したフリートストリートダンサー…

この馬は個人的に馬券でお世話になっているので印象に残っているんですけど…

それの馬券でお世話になってない版…って言うんですかね?

とにかく、どんな馬だったのか簡単に書いていってみます。


2002年9月オーストラリア生まれ…

父はオーストラリアで短距離G1を勝った『Encosta de Lago』と言うフェアリーキング産駒の種牡馬…

母の父はサーアイヴァー…

と言う血統のウルトラファンタジー…

3歳の9月にデビューしたみたいなんですけど…

当初は別の名前(Quay Lago?)でオーストラリアで走っていたんですかね?
(この辺ちょっと調べきれず…)

で、そこで8ヶ月の間に10戦1勝、2着3着各2回と言う成績を残すと…

4歳の10月からは香港に移籍(たぶん)…

そして…

これが意外でした…

なんと丸3年以上…7歳の11月までず〜っと名もないハンデ戦に出走し続けていたんですね…

そしてそこで30戦5勝、2着6回、3着3回と言う成績を残し…

7歳最終戦…

ここで初めて特別戦と思われるハッピーヴァレーTと言うレースに出走して8着…

で、8歳初戦のハンデ戦を勝って…

たぶんここから重賞路線に挑み始めたんですかね?

セイクリッドキングダムが勝ったレースで2着・4着とまずまずの走りをし…

次走シンガリ負けを挿んで…

G2のスプリントCを人気薄で制覇…

そして、次走でまたシンガリ負けを喫し…

この後ですね…

日本のスプリンターズSに遠征してきたんです…

まぁただ、この勝率の悪さ…

前3走でシンガリ負け2回の安定感のなさ…

さらにこの年のスプリンターズSは同じく外国馬のグリーンバーディーが1番人気でしたからね…

『…ちょっと怖いかな?』とは思ったものの…

評価は妥当な10番人気…

あまり注目されていなかったんですよね…

ただ、レースではハナを切ると、途中一旦2番手に下げるものの…

3・4コーナーで再び先頭…

直線では堂々と先頭に立ち…

他馬の追撃を振り切り見事1着!
(ハナ差2位入線のダッシャーゴーゴーは4着降着)

なんと、8歳にしてG1初制覇を日本で達成してしまうんですね〜

いや〜、レース当時もあまりの堂々とした逃げ切りに驚きましたが、改めてそこまでの経緯を知ると余計に驚いちゃいますね…

8歳になるまでずっと条件馬みたいだった馬があんな強い走りをしたんですね〜

凄い事です。


で、その後のウルトラファンタジーは…

暮れの香港スプリントで10番人気シンガリ負けを喫すると…

翌年も3戦3シンガリ負けで引退していきますからね…

ホント『スプリンターズSを勝つために生まれてきた馬』って感じの成績なんですよね…

それにしても最後の方は凄い成績ですよね…

シンガリ負け
重賞初制覇
シンガリ負け
G1初制覇
シンガリ負け
シンガリ負け
シンガリ負け
シンガリ負け

超極端ですよね…

やはりあれなんですかね?

この馬のレースはスプリンターズSしか見た事ありませんが…

気持ちよく逃げられるかどうかで結果が180度変わっちゃう系の逃げ馬だったんですかね?

それが能力はありながら出世が遅れた要因でもあるのかな?

まぁ、難しい事は分かりませんが、今日はウルトラファンタジーの面白い成績を知る事が出来て良かったです。

また次回も海外の名馬の面白い成績を知れる事に期待しつつ今回はここまで…


簡単ですが、それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その115

『気持ちよく逃げられるかどうかで結果が180度変わっちゃう系の逃げ馬と言ったら?』

スマートボーイ




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2017年03月19日

1614・アルマダ

第3回外国馬シリーズの第9弾…

今回は、今シリーズ初の香港馬であるこちらの馬をいってみましょう。


『アルマダ』





この馬は、2000年代後半にアジアのマイル路線で活躍した香港調教馬…

…なので、日本のファンにもけっこう馴染みのある存在だったと思うんですが…


すみません!


恥ずかしながら、なぜか『3年連続マイルCSに遠征してきた外国馬サプレザ』とゴッチャになっていました!

調べ始めてすぐに『あれ?牝馬じゃなくてセン馬?欧州馬じゃなくて香港馬?』と違和感を感じて気付いたんですが…

アルマダとサプレザ…

名前の語感はちょっと似てますけど、全く別馬だったんですね…


と言う訳で、アルマダがどんな馬だったのかほとんど思い出せないので、今回改めて勉強してみたんですけど…

この馬もこの馬でなかなかの名馬だったんですね…


え〜と、2001年ニュージーランド生まれのセン馬…

父がトウケイ(Towkay)と言う、ラストタイクーン産駒でオーストラリアでG3の1勝を含む23戦3勝の成績を残した種牡馬…

母の父がレッドテンポ(Red Tempo)?と言う、ニュージーランドの短距離G1を勝った種牡馬…

と言う血統のアルマダ…

ニュージーランド産馬と言う事で9月生まれではあるんですけど、それにしてもデビューは遅く4歳の11月…

そこでデビュー勝ちをおさめると…

5歳になった翌年はさらに5連勝!

早くも一流馬の仲間入りを果たす(たぶん)…


で、続く(って言うか2006〜07年シーズン初戦の)HSBCプレミアボウルと言う1200mのレースで、直後に香港スプリントをレコードで圧勝するアブソルートチャンピオンと言う馬の4着に敗れ、デビューからの連勝は止まったものの…

次走の国際マイルトライアルと言うレースでは前年の香港マイル2着馬ザデュークを破って重賞初制覇…

さらにその後も…

香港マイル・ザデュークのアタマ差2着…

6歳初戦のスチュワーズCと言うレース・1着…

チェアマンズT・グッドババの僅差2着…

と好走していたんですけど…

ここでまさかの1年間休養!

しかも、復帰戦でデビュー以来最悪の8着に完敗!

歳ももう7歳…

『完全に終わった』って感じだったんですが…

アルマダはまだ終わっていなかったのです…

…いや、終わっていないと言うか、さらに活躍…

まず、前年2着だったチェアマンズTを勝って復活すると…

続くチャンピオンズマイル…

ここでもグッドババの僅差2着に好走!

さらに初めての海外遠征となった日本の安田記念!

ここではG1未勝利の7歳馬ながら5番人気に推され…

実況
『ウオッカ抜けた!

ウオッカ抜けた!

一気に抜けた〜!


残り200の標識!

これはもう勝ちは間違いないだろう!

しかし、外から追い込んでくる!
14番のエアシェイディが追い込んでくる!

後、内からはアルマダ粘っている!

最内からはコンゴウリキシオー!

やっぱり強い!

ダービー馬はやっぱり強〜い!』


ウオッカにはちぎられたものの、熾烈な争いを制して見事2着!

これでデビューからマイル戦では8戦4勝、2着4回のパーフェクト連対!

しかも、2着は全てG1でのものですからね…

『7歳だけどまだまだいける!次はG1制覇だ!』って感じだったと思うんですが…

ちょっと遅れましたけど、ここでアルマダは突然『終わってしまう』んですね…

半年の休みを挿み、国際スプリントトライアルで僅差5着とし…

暮れの香港マイルではグッドババを抑えて1番人気に推されるんですけど…

ここでマイルでは初めて連を外す6着に敗れると…

翌年以降は9歳の3月まで11戦するも、ハンデ戦の2着が1回ある以外全て4着以下に敗れて引退していく事になってしまうのでした。


…と、アルマダはこんな成績の馬だったんですが…

いや〜、思っていたのとはだいぶ違う感じだったんですね…

安田記念に遠征してきた時に7歳だったって事で『実績十分のベテラン』みたいな印象だったんですけど…

年齢が7歳ってだけで、成績的には『G1勝利実績はないものの底知れない新星』みたいな雰囲気だったんですね…

で、そこから安田記念でも2着に好走した訳ですから、さぞ帰国後も活躍をしたのかと思ったら…

逆に安田記念で燃え尽きたようにその後はズブズブですもんね…

ホント持っていたイメージと真逆って感じです。

…って言うか、最終的にG1未勝利なんですね…

これも凄く違和感を感じます。


…まぁただ、個人的には大好きなウオッカの勝った安田記念2着馬ですからね…

その記録は素晴らしいと思うし…

下手に香港マイルとかで日本馬を倒した香港馬よりずっと好感度は高いです。

今日はそんなアルマダについて少し勉強する事が出来て良かったです。


と言った所で今回はここまで…

サプレザと勘違いしていた為、簡単な感じになってしまいましたけど、とにかく終わりにしたいと思います。


それでは、また…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その114

『ゴッチャになっている外国馬2頭と言ったら?』

ソレミアとトレヴ




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2017年03月17日

1613・シロッコ

第3回外国馬シリーズの第8弾…

今回は、前回も名前が出たこちらの馬をいってみましょう。


『シロッコ』





この馬と言ったら…

やはりなんと言っても『凱旋門賞に挑戦したディープインパクトの最大のライバル』って感じなんですかね?

あ、いやまぁ、本当は『最大のライバル!』と言う感じだったのは、前年の凱旋門賞馬でディープインパクトと同い年…しかも父はエルコンドルパサーを破ったモンジューだったハリケーンランだったのかもしれませんが…

ハリケーンランは当時の凱旋門賞の流れ(順調に駒を進めてきた前年の覇者がコロッと惨敗する)から勝つ絵が浮かばなかったし…

実際、ディープインパクトに次ぐ2番人気はハリケーンランではなくシロッコの方でしたからね…

シロッコが凱旋門賞でのディープインパクト最大のライバルだったんでしょう。


で、実際シロッコがどんな成績だったのかと言うと…

実は個人的に『BCターフの覇者』って事以外、あまりよく分かっていなかったんですよね…

なので、今回改めて調べてみたんですが…

…え〜と、まず…

ディープインパクトやハリケーンランの1つ年上となる2001年生まれ…

父モンズーン…

母の父ザミンストレル…

と言う血統のドイツ産馬…


で、ドイツで3歳春にデビューし…

2着・1着・3着と来て…

ドイツダービーを制覇…

さらにその後も…

バーデン大賞・3着…

ジョッキークラブ大賞・エレクトロキューショニストをハナ差で破って1着…

と活躍…

翌年は後にライバルとなるハリケーンランと同じフランスのアンドレ・ファーブル厩舎に移籍する…

それで…

11ヶ月の休みを挿んで9月に復帰…

フォワ賞でプライドの3着(2番人気)…

凱旋門賞でハリケーンランの4着(8番人気)…

と、ここまではまずまずって感じの成績だったんですけど…

次走、アメリカに遠征して5番人気ながらBCターフを勝利すると、ここから覚醒!

翌年5歳になると…

ジョッキークラブS(G2)圧勝にはじまり…

コロネーションCでウィジャボードを撃破…

さらにフォワ賞ではハリケーンランを撃破…

この前年からの4連勝が評価されて凱旋門賞ではディープインパクトに次ぐ2番人気に推されていたんですね〜

まぁただ、真価が問われたその凱旋門賞では最下位入線(ディープインパクトの失格で繰り上がってブービー)…このレースで引退…って感じになってしまいましたからね…

どうもハリケーンランほどインパクトはなく、印象にも残っていないんですが…

それでも、あの凱旋門賞で2番人気だったのは事実…

これからも日本の競馬ファンに『凱旋門賞に挑戦したディープインパクトの最大のライバル』として記憶されていく事でしょう。


…と、シロッコについてはこれくらいなんですが…

今回シロッコについて調べていて実は1つ勘違いしていた事に気付いたんですよね…

それはシロッコのお父さんの『Monsun』…

これ、モンズーンって読むんですね…

日本でも、種牡馬として輸入されたノヴェリストや、オークス2着のピュアブリーゼの父としてお馴染みの馬ですけど…

ずっと『モンサン』って読むもんだとばかり思ってました!

だって、2010年の中山グランドジャンプ勝ち馬にメルシーモンサンって馬がいたでしょ?

だから、メルシーモンサンのモンサンは『Monsun』って表記すると思うじゃないですか?

そしたらどうですか?

中山グランドジャンプに出走した時のメルシーモンサンの英語表記のゼッケンを拡大してみてビックリ!

『MERCI MONT SAINT』

…… メルシー・モント・セイント?

あ〜…

『モンサンミシェル修道院』とかのモンサンなんですか?

これは全く想像とはかけ離れた表記でした…

それなら『Monsun』はモンズーンでも納得です。

って言うか、モンズーンって季節風を意味するモンスーン(Monsoon)のドイツ語読みだったんですね…

さらにシロッコ(Shirocco)は『アフリカから地中海に吹く風』って意味なんですか?

…なんだ、凄く上手い名前なんじゃないですか…

今日は名馬シロッコについて学んだついでに、季節風の外国語についてまで学べて、ちょっと得してしまいました。


と言った所で変な終わり方ですが今日はここまで…

また次回もよろしくお願いします。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その113

『読み方が難しい外国馬名と言ったら?』

Danzig→ダンチヒ




runfor4 at 18:14コメント(7)トラックバック(0)サ(ザ)行の名馬 

2017年03月16日

1612・プライド

今回も第3回外国馬シリーズ…

第7弾となる今回は、前回のマカイビーディーヴァ同様、現役生活終盤に輝いたこちらの牝馬をいってみましょう。


『プライド』





いや〜、プライド…

日本の競馬ファンも注目していたラスト数戦の成績が素晴らしく…

さらに、個人的には同じような時期に活躍した同じヨーロッパの名牝ウィジャボードとゴッチャになっていたので…

さぞ最初から最後までずっと素晴らしい競走成績だったのだろうと思い込んでいたんですけど…

そうでもなかったんですね…

って言うか、前回のマカイビーディーヴァ同様、年々成長していって現役最終年となった6歳時にピークがやってきた感じ…

さっそくどんな馬だったのか簡単に紹介させてもらいますね。


2000年にフランスで生まれたプライド…

父は凱旋門賞馬パントレセレブル…

母の父も凱旋門賞馬アレッジド…

と言う血統だったんですけど…

G1級の一流馬になるまで、かなり時間がかかっているんですよね…

まず、2歳の8月に武豊騎手とのコンビでフランスでデビューして3着したものの、ここから1年以上の休養をする事になり、その間にイギリスに移籍…

で、3歳10月に復帰して2着・1着・9着と言う成績を残し…

翌年はまたフランスに復帰…

そして4歳時は…

G2以下だと5戦して2勝、2着3着各1回と安定していたものの…

G1だと…

サンクルー大賞・5着…

ヴェルメイユ賞・3着…

凱旋門賞・13着…

と言った成績…

G1…ましてや牡馬相手のG1ではかなり厳しそうな感じだったんですよね…

ただ5歳になると…

ガネー賞・2位入線6着…

コロネーションC・6着…

ジャンロマネ賞(G2)・1着…

フォワ賞(G2)・1着…

凱旋門賞・7着…

英チャンピオンS・2着…

香港C・2着…

と、一流牡馬相手のG1でも通用するようになり…

で、迎えた6歳…

遂に完成の域に達します。

休み明けのガネー賞こそ4着に敗れるものの…

コリーダ賞と言うG2を勝利すると…

続くサンクルー大賞では『重賞4連勝中で次走のキングジョージも勝利をする前年の凱旋門賞馬』ハリケーンランをアタマ差抑えてG1初制覇!

そして、秋初戦のフォワ賞…

ここで前年のブリーダーズCターフ勝ち馬のシロッコ…ハリケーンランと言った強敵相手にクビ+クビの3着と好走し…

3度目の挑戦となった凱旋門賞…

ここでは日本のディープインパクトが1番人気…

シロッコが2番人気…

ハリケーンランが3番人気…

と言う3強状態で…

最年長の6歳、しかも牝馬のプライドは8頭中6番人気と言う低評価だったんですけど…

最後の直線、ハリケーンランとシロッコは伸びず…

ディープインパクトが4番人気の3歳馬レイルリンクと叩きあっていると…

実況
『外から並んでいったレイルリンク!
レイルリンク!
ディープインパクト!
レイルリンク!
2頭の競り合いだ!

内からもう一度ディープインパクトか!
レイルリンクか!

プライドも来たが!
僅かにディープは遅れた!

ディープインパクトは3着〜!』


最後にディープインパクトを交わして2着!

なんと『4歳時13着、5歳時7着だった6歳牝馬』が6歳にして凱旋門賞連対を果たしてしまうんですね〜

いや〜、この時は驚いた…

3強が全滅しただけでも驚いたのに、2着が6歳牝馬ですからね〜

ディープインパクトの敗戦と合わさり頭が大混乱ですよ…


と言う訳で、何はともあれ凱旋門賞2着と言う大きな栄誉を手にしたプライド…

でも、まだプライドは世界中のファンにその存在をアピールするんですね…

続く英チャンピオンSで再びハリケーンランを沈めて圧勝すると…

ラストランとなった香港C…

ここでは翌年ドバイDFとジャパンCを勝つ日本のアドマイヤムーンの追撃を僅かに抑えて優勝…

最後の最後にG1を連勝して引退していく事になるのでした。


と、プライドはこんな感じの成績だったんですけど…

綺麗に年ごとに成績を向上させた馬だったんですね〜

2歳時・未勝利

3歳時・初勝利

4歳時・G2とG3を勝てるようになる

5歳時・G1で連対出来るようになる

6歳時・G1を勝てるようになる

…それでいて、凱旋門賞では13着→7着→2着ですもんね〜

最後の充実度からして『7歳も現役を続けてたら凱旋門賞勝ってたんじゃないの?』とすら思えてしまいますよね。

今回はそんな名牝…プライドについて書く事が出来て良かったです。


と言った所で時間がなくなってしまったので、今日はここまで…

また次回もよろしくお願いします。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その112

『3年連続同じG1に出走して着順を上げていった馬と言ったら?』

タイキブリザード(安田記念)




runfor4 at 18:49コメント(8)トラックバック(0)ハ(バ・パ)行の名馬 

2017年03月15日

1611・マカイビーディーヴァ

引き続き第3回外国馬シリーズ…

第6弾となる今回は、こちらの名牝を取り上げてみます。


『マカイビーディーヴァ』





この馬は個人的にやけに印象に残っているんですよね〜

え〜と…

1999年生まれのイギリス産馬…

父はデザートキング…

母の父はリヴァーマン…

と言う血統で…

オーストラリアで現役生活を送った馬だったんですけど…

オセアニアの競馬って1年の区切り方が日本と違うじゃないですか?

8月〜翌年の7月までが1シーズンって感じなんですかね?

なので、年齢ごとに成績を紹介するのは間違っているのかもしれませんが…

ややこしいんで、ここは日本風に1月〜12月を1シーズンみたいな感じでやらしてもらいたいと思います。


まず、デビューは3歳の7月末…

1200mのデビュー戦こそ4着に敗れるものの…

その後は距離を伸ばしつつ6連勝。

6連勝を飾ったレースが2500mのG2だったみたいです。

で、4歳になる訳なんですが…

4歳になると連戦連敗…

8着・6着・4着・4着・4着・4着…

と、自分にはあまり良い成績に見えないんですけど…

デルタブルースとポップロックが遠征した時の人気よろしくオセアニア競馬の人気って分かりませんよね…

なぜか続くオーストラリア最大のレース・メルボルンCでは23頭中2番人気に推され…

そして実際に勝利。

G1初制覇を果たすのでした。

で…

あ〜、この馬ライスシャワー的ステイヤーなんですかね?

5歳になった翌年は11戦して2勝しか出来なかったものの…

その2勝と言うのが、シドニーC・メルボルンCと言う3200mのG1…

これで古馬になってから3200mでは3戦3勝、その他のレースは全て敗戦…って感じですからね…

かなりライスシャワーっぽいですよね…


ただ、そんなマカイビーディーヴァ…

6歳になってさらに成長します。

1400mのG1・7着…

1800mのG2・2着…

と来て…

2000mのG1(オーストラリアンC)をレコード勝ち!

さらに2400mのG1(ザBMW)も快勝!

遂に距離不問で活躍し始める!


で、ここです!

このタイミングで日本の春の天皇賞に遠征してくるのです!

…いや〜、この時はテンション上がりましたね〜

この年の春の天皇賞は『前走・阪神大賞典3番人気3着』だった5歳時のリンカーンが1番人気と言うメンバー構成…

正直『何を見所にすればいいんだ?』って感じだったんですけど…

当時の個人的な格言に『戦前見所がないように思えたG1の方が歴史的なドラマが達成される事が多い!』と言うのがありましたからね…

…そうです!

そのドラマの主役!

オーストラリアの名牝マカイビーディーヴァしかいないでしょ?!

と言う訳で、この時はマカイビーディーヴァの馬券をかなりの自身を持って買いましたね〜

史上初の外国馬による天皇賞制覇…

レダ以来史上2頭目の牝馬による春の天皇賞制覇…

いろいろなドラマを妄想してワクワクしたものです…

…ただ、さすがに物事そんなに単純ではなく…

日本初戦のオープン特別7着をステップに2番人気で天皇賞に挑んだマカイビーディーヴァ…

悪くはない走りをしたものの勝ち馬から0.6秒差の7着…

ドラマの主役にはなれず…

主役の座は13番人気スズカマンボを勝利に導いた、当時若干不調ぎみだった安藤勝己騎手に持っていかれてしまうのでした。


と言う訳で、遠征してきた事自体はかなり印象に残っているものの、結果は出なかったマカイビーディーヴァ…

自分の中でマカイビーディーヴァの物語はこれで終わっていたんですけど…

実はまだマカイビーディーヴァ物語のクライマックスはこの後だったんですね…

異国の地で初めて3200mで敗れてしまった6歳牝馬…

燃え尽きてしまってもおかしくない所だったんですが…

燃え尽きるどころか、さらに進化!

帰国初戦…

なんと1400mのG2を勝利すると…

その後も…

1600mのG2・2着…

2000mのG2・1着…

と、全く距離を問題にしなくなり…

次走、初めて出走したオーストラリア最強馬決定戦コックスプレート(2040m)を制覇!

さらに引退レースとなったメルボルンCも勝って史上初の3連覇を達成!

生涯獲得賞金は12億円を超え、オセアニア競馬史上最多獲得賞金馬に輝いてしまうんですね〜


…いや〜、凄い!

メルボルンC・3連覇も、史上最多獲得賞金も凄いですけど…

5歳まではあれだけ3200mでしか勝てなかった馬が…

6歳になって距離不問になり、コックスプレートまで勝っちゃってるのが凄いですよね〜

しかも牝馬!

やはり、マカイビーディーヴァが日本にやってきた時にテンションが上がった自分の感性は間違っていなかった!

そんな事が確認できて今回は良かったです。



と言った所で今日はこれでおしまい。

また次回もよろしくお願いします。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その111

『6歳以降まで現役を続けた牝馬で、競走生活の最後の方に成績のピークが来ている馬と言ったら?』

ホクトベガ




runfor4 at 17:40コメント(6)トラックバック(0)マ行の名馬 

2017年03月13日

1610・ヨハネスブルグ

今回も第3回外国馬シリーズ…

第5弾はこんな馬をいってみましょう。


『ヨハネスブルグ』





ご存知、(2017年現在)日本で種牡馬として活躍している馬な訳ですが、この馬の産駒がデビューした直後はテンション上がりましたよね〜

え〜と、これはいつぞやのブログの巻末ミニコーナーか何かでも書いた事なんですけど…

2013年8月のある週末…

ふと、その日に行われた新馬戦の結果をチェックしてみると…

函館芝1200mの新馬戦で大差勝ちしている馬がいたんですよね…

で、その馬の父の名前が…

ヨハネスブルグ…

『見慣れない名前だな?新種牡馬なのかな?』なんて思ったんですけど…

それも束の間…

次に新潟で行われた新馬戦2鞍の結果を見てみると…

なんと2レースとも勝ったのはヨハネスブルグ産駒!

しかも、調べてみるとやはりヨハネスブルグは輸入新種牡馬!

いや〜、これは『きた!』って感じでしたね…

長らく待ちわびたサンデー系の勢いを止める輸入種牡馬…

そんな救世主のような存在が遂に現れたと思ったんですよ…

しかも、プロフィールを調べてみると、これまた凄い!

ヨハネスブルグは1999年生まれのアメリカ産馬…

父はヘネシー…

母の父はオジジアン…

と、日本でも馴染みのある血統で…

現役生活はアイルランドで送ったんですけど…

デビューから3連勝した後に、G1を3連勝!

無傷の6連勝を達成すると…

なんとアメリカに遠征してBCジュヴェナイルも制覇!

あのワンダーホース・アラジ以来となるカルティエ賞・エクリプス賞両方の2歳王者に輝いていたのです!

いや〜、凄いですよね〜

アラジはデビュー戦2着ですから…

2歳時の成績はアラジ以上!

こんな馬の産駒が1日新馬戦3勝!

テンション上がりまくりですよ!


…ただ、心配な点も少々…

って言うか、多々…

2歳時、アラジ以上の成績を残したヨハネスブルグ…

なんと、3歳時は2着・8着・9着と1つも勝てずに引退する事になってしまっていたんですよね…

なんと言うか、血統や成績から来る『早熟・短距離馬』臭…

これがかなり引っ掛かってしまったんですけど…

そんな事、心配しても仕方ないですからね…

そのまま見守る事にしたんですよ…

そしたらどうですか!?

直後に…

デビュー戦を1分7秒台と言うとんでもないレコードで勝っていた産駒のホウライアキコが小倉2歳Sを勝ち、さらにデイリー杯もレコード勝ち!

そして、これまた産駒のフクノドリームは未勝利・芝のオープン特別・交流G3エーデルワイス賞を3連続圧勝!

『やっぱヨハネスブルグすげぇ!』ってなりましたよね…

距離適性から『クラシック!』って感じはしませんでしたけど、どんなジャンルでもサンデー系を押し退ける輸入種牡馬が出てきてくれたら嬉しいですもん…

実際、この頃のヨハネスブルグは2歳種牡馬ランキングで絶対王者ディープインパクトを一瞬逆転したみたいですから…

かなりの勢いだったんだと思います。


と言う訳で、改めてヨハネスブルグに期待したんですけど…

やっぱり恐れていた事が現実になってしまいます…

ヨハネスブルグ産駒の代表的存在だった2頭…

ホウライアキコ・フクノドリーム…

この2頭が2歳最終戦で惨敗を喫すると…

その後、3歳になるとズブズブになっていっちゃうんですよね…

これを見て『やっぱり早熟か…』って印象が強くなり…

さらに第2世代・第3世代からもホウライアキコ達のようなインパクトのある存在は現れませんでしたからね…

すっかりヨハネスブルグは『出オチ』と言うイメージになってしまったんですよね…


しかし!

今回、改めて調べてみて、まだヨハネスブルグを『出オチ』と決め付けるのは早いと言う事に気付きました!

どうやらヨハネスブルグって日本に輸入された初年度はかなりの数の種付けをこなしたものの、2年目3年目の種付けは一気に数が減ってしまったんですって!

だから、初年度はあんなに活躍馬が出たのに第2・第3世代からはあまり活躍馬が現れなかったんですね…
(と言っても第2世代からもエイシンバッケン・トウショウピストと言った重賞級の活躍馬が出ている)

しかも、早熟と言う印象…

これもそうとは限らず…

初年度産駒のネロは去年(2016年)5歳最終戦の京阪杯で待望の重賞初制覇を果たしましたし…

同じく初年度産駒でNHKマイルCで2着したタガノブルグも、一度ズブズブになったものの、5歳秋にオープン特別で連続好走してますもんね…

そう!ヨハネスブルグ産駒は早熟の馬ばかりじゃないんです!


これは、ホント今年(2017年)からの数年が勝負ですよね…

初年度産駒の活躍を受けて種付け数が増えた後に産まれた産駒達!

この産駒達にヨハネスブルグの本当の評価がかかっていると思います!

個人的なイメージではネロのような産駒を出せたなら、もっと上の種牡馬になれると思うんですが…

いつか『ヨハネスブルグをブログで取り上げるのは早すぎた!』と思わされる程ヨハネスブルグの評価が上がってくれたら嬉しいですね…

…と、そんな事を願いつつ、今回はここまで…

また次回もよろしくお願いします。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その110

『早熟・短距離のイメージのある輸入種牡馬と言ったら?』

ボストンハーバー




runfor4 at 18:32コメント(10)トラックバック(0)ヤ行の名馬 

2017年03月11日

1609・チチカステナンゴ

今回も第3回外国馬シリーズ…

第4弾となる今回は、ずっと調べたいと思っていたこちらの馬について書いてみましょう。


『チチカステナンゴ』





え〜と、どこから書けばいいんだろう?

もう最初に一番の見せ場を書いちゃいましょうかね?

ズバリ、このチチカステナンゴが日本で有名になった理由!

それは、大注目だった名牝ダイワスカーレットの初年度の交配相手に選ばれたから!

いや〜、やっぱりチチカステナンゴって言ったらこれですよね〜

日本に種牡馬として輸入されていきなり大抜擢された訳ですからね。

ただ、このニュースを初めて見た時は『えぇ…』って感じでしたよ…

楽しみにしていたダイワスカーレットの最初の交配相手が聞いた事もない輸入種牡馬になっちゃったんですもん…

しかも…

個人的にこの『チチカステナンゴ』って名前…

これが『ふざけてるの?』ってレベルに面白い響きに聞こえちゃう名前なんですよね…

まず『チチカス』…

これはもうすみません!

『おっぱいのカス』にしか思えません!

さらに『テナンゴ』の最後の『〜ンゴ』…

これは、プロ野球ファンでネットの掲示板をある程度チェックしているなら分かると思うんですけど…

2008年の開幕戦でストッパーとして出てきたものの一死も取れずにサヨナラスリーランを打たれた元楽天のドミンゴ投手から生まれた『やらかした』時に語尾にくっ付けるネットスラング(?)ですからね…

自分には『チチカステナンゴ=おっぱいのカスやらかし野郎』みたいな感じに聞こえちゃったんですよね。(ホントは町の名前)


と言う訳で、第一印象がかなりよろしくなかった為、今まであまりちゃんとチチカステナンゴの事を調べた事がなかったんですけど…

改めて調べてみると、逆になかなか面白い存在なんですよね…


え〜と、1998年生まれの芦毛のフランス馬だったんですが…

まず血統…

母は、父方のじいさんがノーザンダンサーで、母方のひいじいさんもノーザンダンサーだから『ノーザンダンサーの2×3』と言う血統なんですかね?

ノーザンダンサーの息子×ノーザンダンサーの孫って事だから、たぶんそうですよね?

で、父親…

これは恥ずかしながら全く知らなかったんですけど…

スマドゥンと言う種牡馬…

フランスで63戦16勝、重賞未勝利と言う感じの馬で…

産駒はチチカステナンゴ以外に(たぶんフランスの)障害重賞勝ち馬と2歳牝馬G3勝ち馬がいるみたいです…

…チチカステナンゴって決して良血ではなかったんですね…

で、そんな血統のチチカステナンゴ…

競走馬としてはどんなだったのかと言うと…

2歳5月にデビューして、初勝利に5戦を要し…

その後、2着→1着でG3を制覇(たぶん最低人気で)…

そして3歳になり…

4頭立てのレースでシンガリ負け…

6頭立てのレースで完敗の3着…

と、相変わらずな感じだったんですけど…

ここで謎の覚醒!

リュパン賞を最低人気で制覇すると…

続く仏ダービーも10番人気で2着好走!

さらにパリ大賞も優勝!

G1で3連続好走!

で、その後は…

ジャックルマロワ賞・4着…

ニエル賞・3着…

と言う成績を残して引退する事になるんですが…

…え〜と…

成績も決して『超凄い!』って感じではないですよね…

コロコロ惨敗してますし、重賞好走もほとんどが人気薄でのもの…

血統と併せてかなり意外な感じでした。


と言う訳で、名前・血統・競走成績から『何にそんなに期待が持てるのか?』って感じのチチカステナンゴだったんですが…

ただ、日本に輸入される前…

約5年のフランスでの種牡馬成績がなかなか立派なんですよね…

それほど期待されてのスタートではなかったものの…

なんと仏ダービー馬を2頭も出したんですって!

特に代表産駒のヴィジョンデタって馬は、仏ダービーの他にもガネー賞・プリンスオブウェールズS・香港Cも勝って通算17戦10勝の成績を残していますからね〜

これだけの実績をヨーロッパで残した…しかも非ヘイルトゥリーズン系種牡馬…

それで輸入したのが社台ですから…

そりゃ、期待したくなるってもんでしょ?!

と言う訳で…

ダイワスカーレットの他にも…

ダンスインザムードやキストゥヘヴン…

その他かなり豪華な交配相手を大量に集めたチチカステナンゴだったんですが…

こんな言い方はしたくないですけど…

期待外れだった感じなんですかね?

産駒がデビューして(2017年3月現在)約4年…

それなりに活躍馬はいますけど、未だに重賞勝ち馬は出ていませんからね…

ホント書いてはいませんけど、かなり豪華な面々と多数交配してこの結果…

ちょっと物足りないと思います。

しかも残念なのは、このチチカステナンゴ…

僅か3シーズンしか種付けが出来ずに早々に亡くなってしまったんですよね。

もう少し時間をかければチャンスもあったのかもしれませんが、それも出来ないのがもったいなく感じられます。


…まぁ、ただ…

かなり大量に質の高い繁殖牝馬との間に産駒を設けたのは事実…

これは『母の父』としてはかなり有望だと思うんですよね…

そんなに遠くない未来にチチカステナンゴの血を引く名馬が日本にも現れると期待しています。


…と、ちょっとだけフォローを入れた所で今回はここまで…

なんだか思っていたような文章は書けませんでしたが、何はともあれずっと気になっていたチチカステナンゴについて少しでも知る事が出来て良かったです。


それでは、また次回…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その109

『なぜか面白い名前に思えてしまった外国馬と言ったら?』

アヌスミラビリス




runfor4 at 14:35コメント(10)トラックバック(0)タ(ダ)行の名馬 

2017年03月10日

1608・レーヴドスカー

引き続き第3回外国馬シリーズを進めていきます。

第3弾となる今回は、このブログでもたびたび話題に挙がった事のあるこちらの牝馬…


『レーヴドスカー』





いや〜、おっもしろい馬ですよね〜!

競走成績にも繁殖成績にもこだわりを感じると言うか、なんて言うか…

個人的にはちょっと前まで『ジャパンCに遠征してきたレーヴ・ドスカーなのかレーヴド・スカーなのか名前の切り所の分からない牝馬』ってイメージしかなかったんですけど…

ここ数年の繁殖牝馬としての活躍、そして現役時代の成績を改めて知り、評価が上昇し続けています。

…ちなみに名前の切り所ですが、レーヴ・ド・オスカーの略っぽいので、レーヴ・ドスカーでもレーヴド・スカーでもどちらでも良い感じなのかな?

息子のレーヴドリアンともども悩ましい名前ですね(^_^;)


で、そんなレーヴドスカーが具体的にどんな馬だったのかと言うと…

1997年生まれ…

ハイエストオナーを父に持つフランス産馬…

現役生活もフランスで送り…

2歳11月末のデビューから3戦連続2着に好走…

で、迎えた3歳5月のサンタラリ賞…

ここでG1初出走初制覇を果たすんですが…

面白いのはここから…

その後は、仏オークス4着・ノネット賞3着と来て…

ヴェルメイユ賞・2着!

オペラ賞・2着!

ジョッキークラブ大賞・2着!

と、G1で3戦連続2着!

そして、前述したジャパンCに遠征して7着…

…これで引退ですからね?

そうなんです…

レーヴドスカーはG1で1勝・2着3回・3着4着各1回の好成績をおさめておりながら、1勝馬だったんですよね〜

いや〜、凄い!

しかも、2着に負けた時の勝ち馬の顔ぶれが凄い!

デビュー2戦目で半馬身差で2着に負かされたエジプトバンドは、後に仏オークスを勝って凱旋門賞で2着…

デビュー3戦目とヴェルメイユ賞で2着に負かされたヴォルヴォレッタは、後に凱旋門賞で3着…

オペラ賞で3/4馬身差で2着に負かされたペトルーシュカは、愛オークスとヨークシャーオークスの勝ち馬…

ジョッキークラブ大賞で半馬身差で2着に負かされたゴールデンスネイクは、ジャンプラ賞を勝った牡馬で翌年のガネー賞でエジプトバンド相手に圧勝…

…こんな感じですからね?

ちょっと分かりにくいかもしれませんが…

要は牝馬三冠路線でライバルだった2頭がそのままその年の凱旋門賞で2着・3着ですからね…

これだけでレーヴドスカーの実力の証明になりますよね…

それに7着だったジャパンCにしても…

大接戦だったテイエムオペラオー・メイショウドトウ・ファンタスティックライトの上位3頭から僅か0.5秒差…

日本のダービー馬・二冠馬・NHKマイルC馬・オークス馬が下位独占する中、3歳馬では最先着…

ホント堅実…

最強の1勝馬と言っても過言じゃありませんよね…


と言う訳で、かなり面白くて素晴らしい競走成績を残したレーヴドスカーだったんですけど…

繁殖牝馬としても、これまた面白くて素晴らしい成績を残しているんですよね〜

え〜と、とりあえず日本に輸入されたレーヴドスカーが産んだ日本調教馬の一覧を書いてみますね…

こちらです…

『ナイアガラ』
父ファンタスティックライト
すみれS勝利

『レーヴダムール』
父ファルブラヴ
阪神JF2着

『アプレザンレーヴ』
父シンボリクリスエス
青葉賞勝利

『レーヴドリアン』
父スペシャルウィーク
きさらぎ賞2着

『レーヴディソール』
父アグネスタキオン
阪神JF・デイリー杯・チューリップ賞勝利

『レーヴデトワール』
父ゼンノロブロイ
紫苑S勝利

『レーヴミストラル』
父キングカメハメハ
青葉賞・日経新春杯勝利

『レーヴァテイン』
父ディープインパクト
青葉賞3着(2017年3月現在3戦2勝)


8頭全部オープン特別勝ちor重賞3着内!

8頭全部父親がバラバラ!

いや〜、とんでもない繁殖成績ですよね〜

ここまで外れのない産駒を!

しかも全て別々の種牡馬との間に誕生させ続けるなんて!

空前絶後の事なんじゃないでしょうか?

まだデビュー前のオルフェーヴルとの子とロードカナロアとの子のデビューも今から楽しみです。


さらにレーヴドスカーの産駒達…

面白いキャラも持っているんですよね…

いや、面白いなんて言ったら不謹慎なのかもしれませんが…

ナイアガラとレーヴデトワールが20戦以上した以外、みんな体質が弱いって言う共通点があるんです。

で、ほとんどの馬が2〜8戦で引退してるんですよね…

現役のレーヴミストラルは現在11戦してますけど、5歳で11戦と休みがちですもんね…

逆にそれほどたくさんのレースに出走していないのに、どの馬もある程度の実績を残しているのが凄いと思います。


と言う訳で、競走馬としても母としても凄くて面白いレーヴドスカー…

これからも産駒が活躍しそうで『取り上げるのは早かったかな?』とちょっと心配ではありますが…

何はともあれ、調べていて楽しかったので記事を書く事が出来て良かったです。

引き続き、こう言った調べていて楽しい馬と出会えそうな第3回外国馬シリーズ…

よろしかったらまたお付き合いください。


それでは、また…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その108

『現役時代はビッグレースを勝ちきれない面があったけど親として成功した馬と言ったら?(ステイゴールド以外で…)』

アローエクスプレス




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