2025年11月10日
2310・シングウィズジョイ
中央のG1も米ブリーダーズCもJBCもない、全くの谷間の週を終え、今週からまたG1が再開しますね。
まずはレガレイラが出走予定のエリザベス女王杯!
今回はそれにちなみ、こんな名牝をいってみたいと思います。
『シングウィズジョイ』
この馬は2012年生まれ、ミッキークイーンなんかと同世代の牝馬だったんですけど…
通算16戦…その前半の8戦と後半の8戦の雰囲気が全く違くてインパクトがあるんですよね。
まず、前半の8戦は正統派…
2歳7月のデビューから…
新馬戦・2着
未勝利戦・1着
野路菊S・2着
と言う成績を残すと…
その後は…
アルテミスS・6着
クイーンC・6着
500万下特別・4着
と敗れて、桜花賞に間に合わなかったものの…
3月末の500万下特別で2勝目を挙げると…
続くフローラSも勝って重賞初制覇…
なかなかいい感じでオークスに向かう事になる。
ただ、この後…
後半に入るとシングウィズジョイの成績は全然違う雰囲気になっていくんですね。
一言で言うと、安定感はないけど派手…
まず、オークスでシンガリ負けを喫すると…
秋初戦のローズS・14着…
秋華賞・10着…
と3連続二桁着順負け…
ただ、暮れのターコイズSは11番人気で勝利してファンを驚かすと…
翌年も…
中山牝馬S・15着…
(7ヶ月休養…)
府中牝馬S・7着…
と来て…
エリザベス女王杯では12番人気でクビ差2着に好走!
すっかり派手な穴馬のイメージが付き、翌年からの活躍も楽しみな存在だったんですけどね…
5歳初戦のAJCCで競走中止、予後不良となってしまうんですよね。
…と、シングウィズジョイはこんな感じの成績だったんですけど…
このシングウィズジョイの予後不良…
競走馬の未来って以外でも個人的に凄く残念な点があったんですよね。
それは代々受け継がれてきた母の名前を意識した良い感じのネーミングの流れが途切れた事…
(日本での)スタートは1978年生まれのダイナフリートって牝馬になるんですかね?
この馬にリアルシャダイを付けて生まれたのが、重賞2勝で桜花賞オークスでも好走したフリートーク…
フリートの娘にフリートークってのが面白いですけど、このフリートークから良い感じの名前の母系が続くんですよね。
フリートークとノーザンテーストを交配してシングライクトークと言う牝馬が誕生…
この馬は個人的に『バンドのシングライクトーキングを意識したベタな名前だな…』と最初は思ったんですけど…
デビューから9戦で7勝、2着3着各1回と言う素晴らしい成績を残すと…
重賞は勝てませんでしたけど、エアグルーヴが勝ったマーメイドSで0.1秒差2着など、重賞で複数回好走しましたからね…
印象に残る牝馬になりました。
そして、そのシングライクトークとシンボリクリスエスを交配して生まれたのがシングライクバード…
この馬も重賞は勝てませんでしたけど、フラワーC3着などの好走歴があり…
通算5勝を挙げ、エリザベス女王杯(12着)に駒を進める活躍をしましたからね…
母を意識した良い感じの名前ともども印象に残る存在でしたよね。
で、そのシングライクバードとマンハッタンカフェを交配して生まれたのが今回の主役シングウィズジョイで…
経歴・名前ともに文句なく…
しかも、ミスプロ系の種牡馬選び放題の血統が凄く魅力的だったんですけどね…
後継を残す事ができず、これは凄く残念に思いました。
…ただ、このシング一族って言うんですかね?
他にも似たような名前をけっこう見た気がしたんで、シングウィズジョイの他にも母系を引き継ぐ存在がいると勝手に思っていたんですが…
調べてみると意外とそうでもないんですね。
アルゼンチン共和国杯3着などの活躍をしたフライライクバードはセン馬ですし…
牝馬のシングマイハートは産駒がいないし…
シングウィズジョイの意志を継げそうなのは、ちょっと名前のニュアンスが違いますが半妹のシングフォーユーって馬くらいしかいないんですよね。
ただ、このシングフォーユーも、一応準オープン勝ちを果たしG1出走経験もある活躍馬で、初年度からキズナと交配されるなど、けっこう期待されていそうですからね。
なんとか、ここからまた良い感じのネーミングの牝系が繋がっていってくれたらなと思います。
と言った所で簡単ですが今回はここまで…
また次回もよろしくお願いします。
それでは…
まずはレガレイラが出走予定のエリザベス女王杯!
今回はそれにちなみ、こんな名牝をいってみたいと思います。
『シングウィズジョイ』
この馬は2012年生まれ、ミッキークイーンなんかと同世代の牝馬だったんですけど…
通算16戦…その前半の8戦と後半の8戦の雰囲気が全く違くてインパクトがあるんですよね。
まず、前半の8戦は正統派…
2歳7月のデビューから…
新馬戦・2着
未勝利戦・1着
野路菊S・2着
と言う成績を残すと…
その後は…
アルテミスS・6着
クイーンC・6着
500万下特別・4着
と敗れて、桜花賞に間に合わなかったものの…
3月末の500万下特別で2勝目を挙げると…
続くフローラSも勝って重賞初制覇…
なかなかいい感じでオークスに向かう事になる。
ただ、この後…
後半に入るとシングウィズジョイの成績は全然違う雰囲気になっていくんですね。
一言で言うと、安定感はないけど派手…
まず、オークスでシンガリ負けを喫すると…
秋初戦のローズS・14着…
秋華賞・10着…
と3連続二桁着順負け…
ただ、暮れのターコイズSは11番人気で勝利してファンを驚かすと…
翌年も…
中山牝馬S・15着…
(7ヶ月休養…)
府中牝馬S・7着…
と来て…
エリザベス女王杯では12番人気でクビ差2着に好走!
すっかり派手な穴馬のイメージが付き、翌年からの活躍も楽しみな存在だったんですけどね…
5歳初戦のAJCCで競走中止、予後不良となってしまうんですよね。
…と、シングウィズジョイはこんな感じの成績だったんですけど…
このシングウィズジョイの予後不良…
競走馬の未来って以外でも個人的に凄く残念な点があったんですよね。
それは代々受け継がれてきた母の名前を意識した良い感じのネーミングの流れが途切れた事…
(日本での)スタートは1978年生まれのダイナフリートって牝馬になるんですかね?
この馬にリアルシャダイを付けて生まれたのが、重賞2勝で桜花賞オークスでも好走したフリートーク…
フリートの娘にフリートークってのが面白いですけど、このフリートークから良い感じの名前の母系が続くんですよね。
フリートークとノーザンテーストを交配してシングライクトークと言う牝馬が誕生…
この馬は個人的に『バンドのシングライクトーキングを意識したベタな名前だな…』と最初は思ったんですけど…
デビューから9戦で7勝、2着3着各1回と言う素晴らしい成績を残すと…
重賞は勝てませんでしたけど、エアグルーヴが勝ったマーメイドSで0.1秒差2着など、重賞で複数回好走しましたからね…
印象に残る牝馬になりました。
そして、そのシングライクトークとシンボリクリスエスを交配して生まれたのがシングライクバード…
この馬も重賞は勝てませんでしたけど、フラワーC3着などの好走歴があり…
通算5勝を挙げ、エリザベス女王杯(12着)に駒を進める活躍をしましたからね…
母を意識した良い感じの名前ともども印象に残る存在でしたよね。
で、そのシングライクバードとマンハッタンカフェを交配して生まれたのが今回の主役シングウィズジョイで…
経歴・名前ともに文句なく…
しかも、ミスプロ系の種牡馬選び放題の血統が凄く魅力的だったんですけどね…
後継を残す事ができず、これは凄く残念に思いました。
…ただ、このシング一族って言うんですかね?
他にも似たような名前をけっこう見た気がしたんで、シングウィズジョイの他にも母系を引き継ぐ存在がいると勝手に思っていたんですが…
調べてみると意外とそうでもないんですね。
アルゼンチン共和国杯3着などの活躍をしたフライライクバードはセン馬ですし…
牝馬のシングマイハートは産駒がいないし…
シングウィズジョイの意志を継げそうなのは、ちょっと名前のニュアンスが違いますが半妹のシングフォーユーって馬くらいしかいないんですよね。
ただ、このシングフォーユーも、一応準オープン勝ちを果たしG1出走経験もある活躍馬で、初年度からキズナと交配されるなど、けっこう期待されていそうですからね。
なんとか、ここからまた良い感じのネーミングの牝系が繋がっていってくれたらなと思います。
と言った所で簡単ですが今回はここまで…
また次回もよろしくお願いします。
それでは…
2025年11月04日
2309・スキップアウェイ
いや〜、やりましたね!
フォーエバーヤング、ブリーダーズCクラシック制覇!
個人的に『各国のダービー以外で日本馬に勝ってほしい海外のレースは?』と聞かれたら…
『凱旋門賞かブリーダーズCクラシック』と答えようと思っていたくらい権威のあるレースですからね。
こんな嬉しい事はありません。
と言う訳で今回は、フォーエバーヤングの快挙で思い出した馬をいってみようと思います。
こちらの馬です…
『スキップアウェイ』
この馬は…
1996年〜1998年の3年連続でエクリプス賞を受賞し…
1998年には年度代表馬にも選ばれたアメリカの名馬なんですけど…
改めて成績を見ると、最初から凄い活躍をしていた訳ではなかったんですね。
1995年、2歳の6月にデビューしたスキップアウェイ…
父はスキップトライアルと言う3年で38戦したなかなかタフな競走馬だったんですけど…
その父に似たんですかね?
スキップアウェイもガンガンレースに出走する馬だったんですよね。
ただ、ケンタッキーダービーの前まではそれほどの実績はなく…
10戦3勝、重賞はG2を1つ勝っている…って程度…
さらにケンタッキーダービーでは12着に負けちゃいましたからね。
ここまでは将来の活躍は想像しにくい感じだったんですよね。
ただ、この後…
プリークネスS→ベルモントSと残りの二冠で連続2着に好走すると成績は超安定!
まず、次走のG2を勝利し…
その後はG1で1着→3着→1着→1着と言う成績を残して最優秀3歳牡馬に輝くと…
4歳時は…
2着→2着→3着→2着→1着→1着→3着→2着→2着と、G2・G3は勝ててもG1では惜敗を繰り返したものの…
秋になりジョッキークラブゴールドCとブリーダーズCクラシックを連続圧勝して最優秀古馬牡馬を獲得。
逆に5歳時は…
秋のジョッキークラブゴールドCとブリーダーズCクラシックはそれぞれ人気を裏切り3着・6着に敗れたものの…
その前までのレースはG1・5勝を含む7連勝!
前年からの連勝を9まで伸ばし…
この年は年度代表馬と最優秀古馬牡馬に選ばれて引退していくんですね。
…と、スキップアウェイはこんな感じの馬だったんですけど…
スキップアウェイと言って個人的に真っ先に思い出すのは、やはり1997年のブリーダーズCクラシックなんですよね。
このレースは日本からタイキブリザードが2年連続となる出走を果たしたレースだったんですけど…
当時はまだ国内外問わずコースごとに平均タイムが違う事とか、あまり深く考えていませんでしたからね…
スキップアウェイが6着のタイキブリザードに3.8秒もの差を付けて叩き出した勝ち時計に驚愕しましたよ。
1分59秒16…
当時は芝2000mの皐月賞でナリタブライアンが叩き出した1分59秒0に『すげぇ!』ってなり…
ライブリマウントがダート2000mの帝王賞で出した2分03秒7をかなりの好タイムだと思っていた時期ですからね…
『ダート2000mでこんなタイム、日本馬には何年かかっても出せるはずない!自分が生きている内に日本馬がブリーダーズCクラシックを勝つ事はないだろう…』なんて思ったものでしたが…
まさか、そこから30年もかからずに日本馬のブリーダーズCクラシック制覇をおがむ事ができるとは…
しかも、フォーエバーヤングの母系にタイキブリザードの父シアトルスルーが入っているって言うのもちょっと熱いですよね。
と言う訳で、いろいろと感慨深いフォーエバーヤングのブリーダーズCクラシック制覇…
日本の競走馬達が次はどんな快挙を見せてくれるのかは分かりませんが…
今は今回の勝利に浸り、そしてまた週末いつも通りに馬券の予想をしたいと思います。
それでは、今日はこの辺で…
さよなら…
フォーエバーヤング、ブリーダーズCクラシック制覇!
個人的に『各国のダービー以外で日本馬に勝ってほしい海外のレースは?』と聞かれたら…
『凱旋門賞かブリーダーズCクラシック』と答えようと思っていたくらい権威のあるレースですからね。
こんな嬉しい事はありません。
と言う訳で今回は、フォーエバーヤングの快挙で思い出した馬をいってみようと思います。
こちらの馬です…
『スキップアウェイ』
この馬は…
1996年〜1998年の3年連続でエクリプス賞を受賞し…
1998年には年度代表馬にも選ばれたアメリカの名馬なんですけど…
改めて成績を見ると、最初から凄い活躍をしていた訳ではなかったんですね。
1995年、2歳の6月にデビューしたスキップアウェイ…
父はスキップトライアルと言う3年で38戦したなかなかタフな競走馬だったんですけど…
その父に似たんですかね?
スキップアウェイもガンガンレースに出走する馬だったんですよね。
ただ、ケンタッキーダービーの前まではそれほどの実績はなく…
10戦3勝、重賞はG2を1つ勝っている…って程度…
さらにケンタッキーダービーでは12着に負けちゃいましたからね。
ここまでは将来の活躍は想像しにくい感じだったんですよね。
ただ、この後…
プリークネスS→ベルモントSと残りの二冠で連続2着に好走すると成績は超安定!
まず、次走のG2を勝利し…
その後はG1で1着→3着→1着→1着と言う成績を残して最優秀3歳牡馬に輝くと…
4歳時は…
2着→2着→3着→2着→1着→1着→3着→2着→2着と、G2・G3は勝ててもG1では惜敗を繰り返したものの…
秋になりジョッキークラブゴールドCとブリーダーズCクラシックを連続圧勝して最優秀古馬牡馬を獲得。
逆に5歳時は…
秋のジョッキークラブゴールドCとブリーダーズCクラシックはそれぞれ人気を裏切り3着・6着に敗れたものの…
その前までのレースはG1・5勝を含む7連勝!
前年からの連勝を9まで伸ばし…
この年は年度代表馬と最優秀古馬牡馬に選ばれて引退していくんですね。
…と、スキップアウェイはこんな感じの馬だったんですけど…
スキップアウェイと言って個人的に真っ先に思い出すのは、やはり1997年のブリーダーズCクラシックなんですよね。
このレースは日本からタイキブリザードが2年連続となる出走を果たしたレースだったんですけど…
当時はまだ国内外問わずコースごとに平均タイムが違う事とか、あまり深く考えていませんでしたからね…
スキップアウェイが6着のタイキブリザードに3.8秒もの差を付けて叩き出した勝ち時計に驚愕しましたよ。
1分59秒16…
当時は芝2000mの皐月賞でナリタブライアンが叩き出した1分59秒0に『すげぇ!』ってなり…
ライブリマウントがダート2000mの帝王賞で出した2分03秒7をかなりの好タイムだと思っていた時期ですからね…
『ダート2000mでこんなタイム、日本馬には何年かかっても出せるはずない!自分が生きている内に日本馬がブリーダーズCクラシックを勝つ事はないだろう…』なんて思ったものでしたが…
まさか、そこから30年もかからずに日本馬のブリーダーズCクラシック制覇をおがむ事ができるとは…
しかも、フォーエバーヤングの母系にタイキブリザードの父シアトルスルーが入っているって言うのもちょっと熱いですよね。
と言う訳で、いろいろと感慨深いフォーエバーヤングのブリーダーズCクラシック制覇…
日本の競走馬達が次はどんな快挙を見せてくれるのかは分かりませんが…
今は今回の勝利に浸り、そしてまた週末いつも通りに馬券の予想をしたいと思います。
それでは、今日はこの辺で…
さよなら…
2025年10月27日
2308・ダノンプレミアム
久しぶりに気分の良い1週間のスタートです。
菊花賞も(アカネテンリュウさんのお陰で)的中できましたし…
体調を心配していた競馬仲間も退院してストレスが減った(実際、数値等も何もかも良好らしい)お陰なのか、かなり元気になりましたし…
そして個人的な1年最大の楽しみ…先週行われたプロ野球のドラフト会議ですね。
これが最高でした。
今週は天皇賞やブリーダーズCがあるので、そのための記事は書きませんが…
何が最高だったのか、最初に簡単に書かせてもらいますね。
それはなんと言ってもドラフト1位で(自分が応援している西武ライオンズが)明治大学の小島選手を一本釣りできた事。
この小島選手…
ハッキリ言って、1年以上前からずっと個人的に『絶対欲しい!』と思っていた選手なんです!
理由はくだらないですが、まぁ大抵の人は『ああ、それなら欲しいよね。』って思うような理由です。
まぁただ、1年間長かったですよ。
そもそも西武が指名するかも分からないし、指名しても1位入札で競合したら獲れませんからね。
ドラフト1ヶ月前には夢にも出てきてうなされました。
…それだけに嬉しかったですね…
ドラフト2日前に西武が小島選手を1位指名する事を公言してくれた時は…
それまでの大方の予想は『西武は今ドラフトの目玉・創価大学の立石選手に特攻』って感じでしたからね。
正直、この日の夜は興奮して眠れませんでした。
ただ、いろんなシチュエーションを想像して迎えた当日の朝ですね。
最後の試練が待っていました。
ドラフトの1位入札で最後に読み上げられるソフトバンクのスポーツ新聞各紙の1位指名予想ですね。
これがほとんど『立石』となっていたのに…
一紙…ソフトバンクに1番精通している新聞だけが『ソフトバンクは目玉にはいかない!小島選手等を指名すると予想される!』となっていたんです。
これは終わったと思いましたね。
クジ引きになったら、なんとなく勝てる気がしませんでしたからね。
その日の日中はホント抜け殻のようになっていた記憶があります。
…ただ!
『ソフトバンクが目玉にいかず小島』と言うのは実は本当の事を書けないスポーツ新聞が書いた精一杯のメッセージだったのです!
実際にソフトバンクが指名したのは、まさか1位では指名されないと思っていたアメリカのスタンフォード大学に通う佐々木麟太郎選手!
1位入札を最後に読み上げられるソフトバンク…
『…佐々木麟太郎』と出た時…
日本中の野球ファンは驚きで『おおお!』となったと思いますが…
日本中のドラフト好きの西武ファンはそんなのそっちのけで『やったー!小島一本釣りだー!』と歓声を挙げていたんですね。
正直、個人的に小島選手がどうしても欲し過ぎて『今年のドラフトは小島が獲れたら100点、獲れなかったら他がどんなに良くても0点…』と言って観ていたので、最高に嬉しかったです。
…と、すっかり長くなってしまいましたが…
とにかく気分が良い月曜日…
週末にはこれまた楽しみな天皇賞もありますので、それにちなんだ記事を書いてみる事にしましょう。
取り上げるのは、こちらの名馬です。
『ダノンプレミアム』
今回の記事を書くための下調べをする前…
ダノンプレミアムについて書くとしたら…
『ダノンプラチナと名前が似てる』とか…
『同期のブラストワンピースと併せて、前走皐月賞より前のレースに出ていた馬はダービーを勝てないと言うトラウマを植え付けられ、数年後にシャフリヤールで痛い目を見た…』とか…
そう言ったテーマで書こうかな?なんて漠然と思っていたんですけど…
改めて成績表を見て全部吹っ飛びました。
ダノンプレミアムって凄い特徴的な成績だったんですね〜
現役時代は全く気付かなかったんですけど…
これはかなりインパクトありますよね。
どう言う事かと言うと…
『春の東京G1』だけ異様に成績が悪いんですよ!
ちょっとそれを意識しながら、どんな馬だったのか紹介させてもらいますね。
2015年生まれ、アーモンドアイ世代の牡馬ダノンプレミアム…
2歳6月のデビューから…
新馬戦・4馬身差の圧勝…
サウジアラビアRC・ステルヴィオ相手にレコードで快勝…
朝日杯・ステルヴィオ相手に3馬身半差の圧勝…
と言う成績を残し…
しかも父がディープインパクトですからね。
押しも押されもせぬクラシック最有力候補だったんですよね。
しかも、3歳初戦の弥生賞…
ここでもう1頭のクラシック有力候補…無敗で東スポ杯を圧勝したワグネリアンに1馬身半の差を付けて完勝しちゃいますからね。
この時点でもう『高確率で皐月賞かダービー…または両方勝つでしょ…』って存在にまでなっていたんですが…
ダノンプレミアムはここから思ってもみない成績になっていくんですね。
まず、皐月賞を挫折の影響で回避してぶっつけで臨んだダービー…
それでも1番人気に推されたものの、ワグネリアンのリベンジにあい6着敗退…
そこから長期の休養に入る事になる。
それでも、4歳春は…
豪華メンバーの揃った金鯱賞をリスグラシュー相手に完勝すると…
続くマイラーズCもまたまた強豪相手に完勝…
迎えた安田記念では『打倒アーモンドアイ1番手』ではなく、なんなら『アーモンドアイと2強状態』と言った雰囲気になるんですね。
ただ、この年もやはり『春の東京G1』はダメ…
スタート直後に不利を受けると、なんとまさかのシンガリ負け…
春の東京G1以外では全て素晴らしい勝ち方をしているのに、なぜか春の東京G1では掲示板にすら入れない…
で、その流れはその後も続き…
4歳秋は…
天皇賞・アーモンドアイの2着…
マイルCS・インディチャンプの2着…
と、改めて能力の高さを示し…
5歳初戦…
初の海外遠征となったオーストラリアのクイーンエリザベスSでも、不良馬場の中、強豪相手に3着と頑張ったんですが…
帰国初戦の安田記念ではブービー13着…
5歳秋は…
天皇賞→香港Cで連続4着に好走するも…
6歳初戦の安田記念は7着…
そして、そのまま引退…
結局、春の東京G1は4年連続で出走して6着→16着→13着→7着と全て掲示板外に敗れる事になってしまったんですよね。
…ただ、逆に言えば…
それ以外のレースではデビュー戦以外全て重賞に出走しながら…
1着→1着→1着→1着→1着→1着→2着→2着→3着→4着→4着と、全て4着以内ですからね。
改めて、その能力の高さ…そして成績の極端さに驚かされた今回のダノンプレミアムなのでした。
と、こんな所ですかね。
思った以上に雑談が長くなってしまい、すみませんでした。
今週末は天皇賞…
そして、フォーエバーヤング等が挑戦するブリーダーズCもありますからね。
今から楽しみです。
お互い秋競馬を楽しみましょう。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
菊花賞も(アカネテンリュウさんのお陰で)的中できましたし…
体調を心配していた競馬仲間も退院してストレスが減った(実際、数値等も何もかも良好らしい)お陰なのか、かなり元気になりましたし…
そして個人的な1年最大の楽しみ…先週行われたプロ野球のドラフト会議ですね。
これが最高でした。
今週は天皇賞やブリーダーズCがあるので、そのための記事は書きませんが…
何が最高だったのか、最初に簡単に書かせてもらいますね。
それはなんと言ってもドラフト1位で(自分が応援している西武ライオンズが)明治大学の小島選手を一本釣りできた事。
この小島選手…
ハッキリ言って、1年以上前からずっと個人的に『絶対欲しい!』と思っていた選手なんです!
理由はくだらないですが、まぁ大抵の人は『ああ、それなら欲しいよね。』って思うような理由です。
まぁただ、1年間長かったですよ。
そもそも西武が指名するかも分からないし、指名しても1位入札で競合したら獲れませんからね。
ドラフト1ヶ月前には夢にも出てきてうなされました。
…それだけに嬉しかったですね…
ドラフト2日前に西武が小島選手を1位指名する事を公言してくれた時は…
それまでの大方の予想は『西武は今ドラフトの目玉・創価大学の立石選手に特攻』って感じでしたからね。
正直、この日の夜は興奮して眠れませんでした。
ただ、いろんなシチュエーションを想像して迎えた当日の朝ですね。
最後の試練が待っていました。
ドラフトの1位入札で最後に読み上げられるソフトバンクのスポーツ新聞各紙の1位指名予想ですね。
これがほとんど『立石』となっていたのに…
一紙…ソフトバンクに1番精通している新聞だけが『ソフトバンクは目玉にはいかない!小島選手等を指名すると予想される!』となっていたんです。
これは終わったと思いましたね。
クジ引きになったら、なんとなく勝てる気がしませんでしたからね。
その日の日中はホント抜け殻のようになっていた記憶があります。
…ただ!
『ソフトバンクが目玉にいかず小島』と言うのは実は本当の事を書けないスポーツ新聞が書いた精一杯のメッセージだったのです!
実際にソフトバンクが指名したのは、まさか1位では指名されないと思っていたアメリカのスタンフォード大学に通う佐々木麟太郎選手!
1位入札を最後に読み上げられるソフトバンク…
『…佐々木麟太郎』と出た時…
日本中の野球ファンは驚きで『おおお!』となったと思いますが…
日本中のドラフト好きの西武ファンはそんなのそっちのけで『やったー!小島一本釣りだー!』と歓声を挙げていたんですね。
正直、個人的に小島選手がどうしても欲し過ぎて『今年のドラフトは小島が獲れたら100点、獲れなかったら他がどんなに良くても0点…』と言って観ていたので、最高に嬉しかったです。
…と、すっかり長くなってしまいましたが…
とにかく気分が良い月曜日…
週末にはこれまた楽しみな天皇賞もありますので、それにちなんだ記事を書いてみる事にしましょう。
取り上げるのは、こちらの名馬です。
『ダノンプレミアム』
今回の記事を書くための下調べをする前…
ダノンプレミアムについて書くとしたら…
『ダノンプラチナと名前が似てる』とか…
『同期のブラストワンピースと併せて、前走皐月賞より前のレースに出ていた馬はダービーを勝てないと言うトラウマを植え付けられ、数年後にシャフリヤールで痛い目を見た…』とか…
そう言ったテーマで書こうかな?なんて漠然と思っていたんですけど…
改めて成績表を見て全部吹っ飛びました。
ダノンプレミアムって凄い特徴的な成績だったんですね〜
現役時代は全く気付かなかったんですけど…
これはかなりインパクトありますよね。
どう言う事かと言うと…
『春の東京G1』だけ異様に成績が悪いんですよ!
ちょっとそれを意識しながら、どんな馬だったのか紹介させてもらいますね。
2015年生まれ、アーモンドアイ世代の牡馬ダノンプレミアム…
2歳6月のデビューから…
新馬戦・4馬身差の圧勝…
サウジアラビアRC・ステルヴィオ相手にレコードで快勝…
朝日杯・ステルヴィオ相手に3馬身半差の圧勝…
と言う成績を残し…
しかも父がディープインパクトですからね。
押しも押されもせぬクラシック最有力候補だったんですよね。
しかも、3歳初戦の弥生賞…
ここでもう1頭のクラシック有力候補…無敗で東スポ杯を圧勝したワグネリアンに1馬身半の差を付けて完勝しちゃいますからね。
この時点でもう『高確率で皐月賞かダービー…または両方勝つでしょ…』って存在にまでなっていたんですが…
ダノンプレミアムはここから思ってもみない成績になっていくんですね。
まず、皐月賞を挫折の影響で回避してぶっつけで臨んだダービー…
それでも1番人気に推されたものの、ワグネリアンのリベンジにあい6着敗退…
そこから長期の休養に入る事になる。
それでも、4歳春は…
豪華メンバーの揃った金鯱賞をリスグラシュー相手に完勝すると…
続くマイラーズCもまたまた強豪相手に完勝…
迎えた安田記念では『打倒アーモンドアイ1番手』ではなく、なんなら『アーモンドアイと2強状態』と言った雰囲気になるんですね。
ただ、この年もやはり『春の東京G1』はダメ…
スタート直後に不利を受けると、なんとまさかのシンガリ負け…
春の東京G1以外では全て素晴らしい勝ち方をしているのに、なぜか春の東京G1では掲示板にすら入れない…
で、その流れはその後も続き…
4歳秋は…
天皇賞・アーモンドアイの2着…
マイルCS・インディチャンプの2着…
と、改めて能力の高さを示し…
5歳初戦…
初の海外遠征となったオーストラリアのクイーンエリザベスSでも、不良馬場の中、強豪相手に3着と頑張ったんですが…
帰国初戦の安田記念ではブービー13着…
5歳秋は…
天皇賞→香港Cで連続4着に好走するも…
6歳初戦の安田記念は7着…
そして、そのまま引退…
結局、春の東京G1は4年連続で出走して6着→16着→13着→7着と全て掲示板外に敗れる事になってしまったんですよね。
…ただ、逆に言えば…
それ以外のレースではデビュー戦以外全て重賞に出走しながら…
1着→1着→1着→1着→1着→1着→2着→2着→3着→4着→4着と、全て4着以内ですからね。
改めて、その能力の高さ…そして成績の極端さに驚かされた今回のダノンプレミアムなのでした。
と、こんな所ですかね。
思った以上に雑談が長くなってしまい、すみませんでした。
今週末は天皇賞…
そして、フォーエバーヤング等が挑戦するブリーダーズCもありますからね。
今から楽しみです。
お互い秋競馬を楽しみましょう。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
2025年10月20日
2307・ヴェロックス
秋華賞が終わり今週はいよいよ牡馬クラシック最終戦の菊花賞ですね〜
春のクラシック連対馬が不在な割になかなか良いメンバーが揃っていて週末が楽しみです。
そんな今回は、今週の菊花賞で上位人気が予想されるエリキングと同じ厩舎&騎手の先輩で、2019年の菊花賞で1番人気に推されたこちらの名馬をいってみたいと思います。
『ヴェロックス』
この馬はハーツクライの後継種牡馬ジャスタウェイの初年度産駒だったんですけど…
個人的には『ある意味ハーツクライ一族らしい馬』って印象が強いんですよね。
どう言う事かと言うと…
今までも何度も書いてきましたが、自分の中でハーツクライって『今までのはなんだったんだ?!』って馬なんですよ。
3歳春から追い込んで散々G1惜敗を繰り返してきたのに、4歳暮れに急に先行に脚質転換し、有馬記念でディープインパクト撃破→ドバイシーマC圧勝ですからね…
で、その物語の続編…第2章が息子のジャスタウェイ編…
ジャスタウェイも4歳秋まで15戦2勝のG3・1勝馬だったのに…
秋の天皇賞から突如覚醒し、世界一まで駆け上がりましたもんね。
そして、さらに続編の第3章が牝馬編…ハーツクライ産駒のリスグラシューですね。
この馬も4歳秋まではマイラーとしか思えない成績のG3・2勝馬だったのに…
4歳秋にポコッとエリザベス女王杯を勝ってからは中長距離で世界的活躍をして、翌年の年度代表馬に登り詰めましたからね…
自分の中でこの3頭が『ハーツクライ一族、今までのはなんだったんだ?!3部作』になっているんですよね。
それで、ようやく本題に入りますが、今回のヴェロックスはその3部作のスピンオフ的な物語…
『逆・今までのはなんだったんだ?!』って感じの馬なんですよ。
菊花賞までは本当に素晴らしかった…
2歳8月のデビュー戦を後続に1秒以上の差を付けて圧勝すると…
オープン特別・カテドラルと0.1秒差2着…
東スポ杯・ニシノデイジーとタイム差なし4着…
と、勝ちきれずに2歳を終えるものの…
3歳になると…
初戦の若駒Sを快勝し…
続く若葉Sもワールドプレミア相手に圧勝…
クラシック候補に名乗りを挙げ…
実際春のクラシックではサートゥルナーリア・ダノンキングリーと3強を形成し…
皐月賞・サートゥルナーリアのアタマ差2着…
ダービー・ロジャーバローズの3着…
と好走…
秋にも…
神戸新聞杯・サートゥルナーリアの2着…
菊花賞・1番人気でワールドプレミアの3着…
と、三冠全てで馬券圏内と言う安定した走りを見せましたからね…
重賞制覇は時間の問題…
現役最強馬争いにもすぐに加わってくると思っていたんですが…
ここからがヴェロックスの『今までのはなんだったんだ?!』…
暮れに有馬記念で8着に敗れたのは仕方ないとして…
翌年初戦の小倉大賞典で9着に惨敗すると…
そこから10ヶ月休養…
復帰戦の中日新聞杯こそ3着しますが…
結局これが最後の馬券絡み…
5歳以降は8戦して9着→4着→7着→7着→6着→7着→10着→13着と敗れて引退する事になってしまうのでした。
と、ヴェロックスはこんな感じの馬だったんですけど…
改めて見てみると、4歳以降は故障か何かがあったのかな?って印象ですね。
4歳初戦で謎の惨敗→10ヶ月休養→その後成績低迷なんですもんね。
それでも当時はそんな事あまり深く考えていなかったので『ジャスタウェイ産駒=1度勢いが止まると不振に陥る=ゼンノロブロイ産駒に似てる』って言う勝手なイメージを持ってしまいましたよね。
しかも、それに説得力を持たすように、その後に現れたダノンザキッドとかもホープフルSの後は1度も勝てませんでしたもんね。
まぁ、ダノンザキッドは勝てはしませんでしたけど、晩年復活しましたし…
ちょうど先日、無傷の5連勝の後、不振に陥っていたヤマニンウルスも1年で復活しましたからね…
別にジャスタウェイにそう言った特徴はないのでしょう(たぶん)…
って言うか、ヴェロックスでもう一つ印象的だったのは金子オーナーの馬だった事ですよね。
あの勝負服がクラシックを走っているとなぜか物凄く強そうに思えてしまうんですよね。
先週のカムニャックもそうでした。
…負けてしまいましたが…
あ、でも、今週の菊花賞にも金子オーナーの馬が登録しているんですね!
アパパネの子で…
父はカムニャックと同じブラックタイド!
今週はこの馬を馬券とは別に注目してみたいと思います。
と、何について書いているのか分からなくなった所で今回はここまで…
今週は個人的に1年で1番楽しみなプロ野球のドラフト会議もあるのでいろいろ楽しみです。
それでは、また…
さよなら…
春のクラシック連対馬が不在な割になかなか良いメンバーが揃っていて週末が楽しみです。
そんな今回は、今週の菊花賞で上位人気が予想されるエリキングと同じ厩舎&騎手の先輩で、2019年の菊花賞で1番人気に推されたこちらの名馬をいってみたいと思います。
『ヴェロックス』
この馬はハーツクライの後継種牡馬ジャスタウェイの初年度産駒だったんですけど…
個人的には『ある意味ハーツクライ一族らしい馬』って印象が強いんですよね。
どう言う事かと言うと…
今までも何度も書いてきましたが、自分の中でハーツクライって『今までのはなんだったんだ?!』って馬なんですよ。
3歳春から追い込んで散々G1惜敗を繰り返してきたのに、4歳暮れに急に先行に脚質転換し、有馬記念でディープインパクト撃破→ドバイシーマC圧勝ですからね…
で、その物語の続編…第2章が息子のジャスタウェイ編…
ジャスタウェイも4歳秋まで15戦2勝のG3・1勝馬だったのに…
秋の天皇賞から突如覚醒し、世界一まで駆け上がりましたもんね。
そして、さらに続編の第3章が牝馬編…ハーツクライ産駒のリスグラシューですね。
この馬も4歳秋まではマイラーとしか思えない成績のG3・2勝馬だったのに…
4歳秋にポコッとエリザベス女王杯を勝ってからは中長距離で世界的活躍をして、翌年の年度代表馬に登り詰めましたからね…
自分の中でこの3頭が『ハーツクライ一族、今までのはなんだったんだ?!3部作』になっているんですよね。
それで、ようやく本題に入りますが、今回のヴェロックスはその3部作のスピンオフ的な物語…
『逆・今までのはなんだったんだ?!』って感じの馬なんですよ。
菊花賞までは本当に素晴らしかった…
2歳8月のデビュー戦を後続に1秒以上の差を付けて圧勝すると…
オープン特別・カテドラルと0.1秒差2着…
東スポ杯・ニシノデイジーとタイム差なし4着…
と、勝ちきれずに2歳を終えるものの…
3歳になると…
初戦の若駒Sを快勝し…
続く若葉Sもワールドプレミア相手に圧勝…
クラシック候補に名乗りを挙げ…
実際春のクラシックではサートゥルナーリア・ダノンキングリーと3強を形成し…
皐月賞・サートゥルナーリアのアタマ差2着…
ダービー・ロジャーバローズの3着…
と好走…
秋にも…
神戸新聞杯・サートゥルナーリアの2着…
菊花賞・1番人気でワールドプレミアの3着…
と、三冠全てで馬券圏内と言う安定した走りを見せましたからね…
重賞制覇は時間の問題…
現役最強馬争いにもすぐに加わってくると思っていたんですが…
ここからがヴェロックスの『今までのはなんだったんだ?!』…
暮れに有馬記念で8着に敗れたのは仕方ないとして…
翌年初戦の小倉大賞典で9着に惨敗すると…
そこから10ヶ月休養…
復帰戦の中日新聞杯こそ3着しますが…
結局これが最後の馬券絡み…
5歳以降は8戦して9着→4着→7着→7着→6着→7着→10着→13着と敗れて引退する事になってしまうのでした。
と、ヴェロックスはこんな感じの馬だったんですけど…
改めて見てみると、4歳以降は故障か何かがあったのかな?って印象ですね。
4歳初戦で謎の惨敗→10ヶ月休養→その後成績低迷なんですもんね。
それでも当時はそんな事あまり深く考えていなかったので『ジャスタウェイ産駒=1度勢いが止まると不振に陥る=ゼンノロブロイ産駒に似てる』って言う勝手なイメージを持ってしまいましたよね。
しかも、それに説得力を持たすように、その後に現れたダノンザキッドとかもホープフルSの後は1度も勝てませんでしたもんね。
まぁ、ダノンザキッドは勝てはしませんでしたけど、晩年復活しましたし…
ちょうど先日、無傷の5連勝の後、不振に陥っていたヤマニンウルスも1年で復活しましたからね…
別にジャスタウェイにそう言った特徴はないのでしょう(たぶん)…
って言うか、ヴェロックスでもう一つ印象的だったのは金子オーナーの馬だった事ですよね。
あの勝負服がクラシックを走っているとなぜか物凄く強そうに思えてしまうんですよね。
先週のカムニャックもそうでした。
…負けてしまいましたが…
あ、でも、今週の菊花賞にも金子オーナーの馬が登録しているんですね!
アパパネの子で…
父はカムニャックと同じブラックタイド!
今週はこの馬を馬券とは別に注目してみたいと思います。
と、何について書いているのか分からなくなった所で今回はここまで…
今週は個人的に1年で1番楽しみなプロ野球のドラフト会議もあるのでいろいろ楽しみです。
それでは、また…
さよなら…
2025年10月14日
2306・ミッキーチャーム
今年は秋のG1シリーズ開幕戦スプリンターズSから2週間あいて秋のG1・2戦目の秋華賞なんですね。
ちょっと馴れない感覚ではありますけど、今回は秋華賞と縁のある馬をいってみたいと思います。
こちらの馬です…
『ミッキーチャーム』
この馬は名前くらいしか憶えていなかったんですけど…
調べてみると、かなり良い馬なんですね〜
さっそく簡単に紹介させてもらいますね。
2015年生まれ、ワグネリアン世代の牝馬ミッキーチャーム…
父もワグネリアンと同じディープインパクトだったんですけど…
3歳春まではイマイチな存在だったんですよね。
3歳2月と言う遅めのデビューから…
4着→3着→2着と初勝利を挙げられませんでしたからね。
ただ、3カ月休んで夏の北海道で復帰すると覚醒…
条件戦を3連続圧勝すると…
そこから直行した秋華賞でも2着に好走。
一気に世代トップグループに追い付き…
4歳になっても…
初戦の中山牝馬Sこそ謎のシンガリ負けを喫したものの…
続く阪神牝馬Sを勝って重賞初制覇…
さらにヴィクトリアマイル8着を挿んで臨んだクイーンSも勝って重賞2勝馬になり…
このレースを最後に体調が整わず引退してしまいますからね。
3歳夏から1年間で8戦5勝、重賞2勝、G1・2着1回と言う成績での引退…
かなり底しれない雰囲気ですよね。
しかも、先着した相手もなかなか…
秋華賞・阪神牝馬S・クイーンSの3つのレースで…
フラワーCとローズSの勝ち馬カンタービレ…
有馬記念2着馬サラキア…
G1・4勝馬ラッキーライラック…
府中牝馬Sの勝ち馬スカーレットカラー…
中日新聞杯の勝ち馬サトノガーネット…
と言った同期の強豪達に複数回先着しましたからね。
無事ならG1も勝てたんじゃないか?ってレベルに良い馬なんですよね。
…では、なぜそんな良い馬の事を名前くらいしか憶えていなかったのか?
それはあれですね…
秋華賞の勝ち馬がいけなかった…
史上初のG1・9勝馬アーモンドアイですからね〜
それに隠れてどうしても印象に残らなかったんでしょうね。
ただ、逆に言えばミッキーチャームはG1初挑戦の秋華賞で、そんなアーモンドアイと1馬身半=0.2秒差と言う僅差の2着に入った訳ですからね…
それも力の証明と言えますし…
後は繁殖牝馬としてですよね。
2025年10月現在、2頭の産駒をデビューさせているんですけど…
どちらも5戦3勝と底しれない成績で…
2番子のミッキージュエリーは、今週行われる秋華賞の出走予定馬達も多数出走したローズSにも出走(6番人気16着)していましたからね。
これもかなり優秀な感じで今後が楽しみですよね。
ミッキージュエリーが秋華賞に出走しないのは残念ですけど、そのミッキージュエリーをローズSで倒したオークス馬のカムニャックが、ミッキーチャームの主戦だった川田騎手とのコンビで主役をはりそうですからね。
今週末もまた楽しみです。
と言った所で今回はここまで…
また次回もよろしくお願いします。
それでは…
ちょっと馴れない感覚ではありますけど、今回は秋華賞と縁のある馬をいってみたいと思います。
こちらの馬です…
『ミッキーチャーム』
この馬は名前くらいしか憶えていなかったんですけど…
調べてみると、かなり良い馬なんですね〜
さっそく簡単に紹介させてもらいますね。
2015年生まれ、ワグネリアン世代の牝馬ミッキーチャーム…
父もワグネリアンと同じディープインパクトだったんですけど…
3歳春まではイマイチな存在だったんですよね。
3歳2月と言う遅めのデビューから…
4着→3着→2着と初勝利を挙げられませんでしたからね。
ただ、3カ月休んで夏の北海道で復帰すると覚醒…
条件戦を3連続圧勝すると…
そこから直行した秋華賞でも2着に好走。
一気に世代トップグループに追い付き…
4歳になっても…
初戦の中山牝馬Sこそ謎のシンガリ負けを喫したものの…
続く阪神牝馬Sを勝って重賞初制覇…
さらにヴィクトリアマイル8着を挿んで臨んだクイーンSも勝って重賞2勝馬になり…
このレースを最後に体調が整わず引退してしまいますからね。
3歳夏から1年間で8戦5勝、重賞2勝、G1・2着1回と言う成績での引退…
かなり底しれない雰囲気ですよね。
しかも、先着した相手もなかなか…
秋華賞・阪神牝馬S・クイーンSの3つのレースで…
フラワーCとローズSの勝ち馬カンタービレ…
有馬記念2着馬サラキア…
G1・4勝馬ラッキーライラック…
府中牝馬Sの勝ち馬スカーレットカラー…
中日新聞杯の勝ち馬サトノガーネット…
と言った同期の強豪達に複数回先着しましたからね。
無事ならG1も勝てたんじゃないか?ってレベルに良い馬なんですよね。
…では、なぜそんな良い馬の事を名前くらいしか憶えていなかったのか?
それはあれですね…
秋華賞の勝ち馬がいけなかった…
史上初のG1・9勝馬アーモンドアイですからね〜
それに隠れてどうしても印象に残らなかったんでしょうね。
ただ、逆に言えばミッキーチャームはG1初挑戦の秋華賞で、そんなアーモンドアイと1馬身半=0.2秒差と言う僅差の2着に入った訳ですからね…
それも力の証明と言えますし…
後は繁殖牝馬としてですよね。
2025年10月現在、2頭の産駒をデビューさせているんですけど…
どちらも5戦3勝と底しれない成績で…
2番子のミッキージュエリーは、今週行われる秋華賞の出走予定馬達も多数出走したローズSにも出走(6番人気16着)していましたからね。
これもかなり優秀な感じで今後が楽しみですよね。
ミッキージュエリーが秋華賞に出走しないのは残念ですけど、そのミッキージュエリーをローズSで倒したオークス馬のカムニャックが、ミッキーチャームの主戦だった川田騎手とのコンビで主役をはりそうですからね。
今週末もまた楽しみです。
と言った所で今回はここまで…
また次回もよろしくお願いします。
それでは…
2025年10月07日
2305・トーセンスターダム
前回、またまた『こんな機会でもないと今後取り上げる事がないかも…』って馬が登場してしまったので、2日連続更新をしてみたいと思います。
『トーセンスターダム』
前回、ブレイブスマッシュがオーストラリアで活躍した割にあまり記憶に残っていないみたいな事を書きましたけど…
2歳上の同馬主の先輩にこの馬がいたからだったんですね〜
なんと言うか、こちらの方が記憶に残りやすい存在なんですよ。
まず、日本で走っていた頃から普通に目立っていました。
ただでさえセレクトセールで2億5000万円と言う高額で取引されたディープインパクト産駒の良血馬なのに…
2歳10月のデビューから新馬戦→京都2歳Sを連勝すると…
3歳初戦のきさらぎ賞でバンドワゴンとの2強対決を制し無傷の重賞ウイナーになっちゃいましたからね。
この時点でかなり目立ってましたよね。
で、その後は…
皐月賞・3番人気11着…
ダービー・5番人気16着…
神戸新聞杯・3番人気7着…
菊花賞・5番人気8着…
と敗れてしまうんですけど…
鞍上が父と同じ武豊騎手でしたし…
ダービーでは残り300mくらいまで先頭を走っていたのに、突如内ラチに激突して失速と言う派手な走りを披露しましたからね。
かなり記憶には残っているんですよね。
しかも、その後もトーセンスターダムは…
暮れのチャレンジCで重賞2勝目を挙げると…
翌年春には早くもオーストラリアに遠征して、G1で2着→5着…
帰国後は重賞は勝てなかったものの…
毎日王冠5着や、1800mのオープン特別勝利…と『1800mならかなり強い』ってイメージを残していましたので…
2016年、5歳の秋…ブレイブスマッシュより1年早くオーストラリアに移籍した時はちょっと驚いたくらいだったんですよね。
そして、1年間G1でハナ差2着するなどの好走を繰り返し…
迎えた6歳秋ですね…
G1で1着→8着→1着と、一気にG1複数勝ち馬に登り詰めましたからね。
翌年春は未勝利に終わり引退するんですけど…
G1でブレイブスマッシュの2着が1回ありますし…
オーストラリアとアイルランドでシャトル種牡馬をやっているみたいですから。
まだディープインパクトの血が珍しい海外で力を発揮してほしいですよね。
…と、なかなかインパクトある競走生活を送ったトーセンスターダム…
日本にいた時の存在感ある走り…
そして、オーストラリアでのG1・2勝と…
この馬も歴史的名馬と言っていいと思います。
今日はそんな馬をブログに登場させる事ができて良かったです。
と言った所で簡単ですが今回はここまで…
また次回もよろしくお願いします。
それでは…
『トーセンスターダム』
前回、ブレイブスマッシュがオーストラリアで活躍した割にあまり記憶に残っていないみたいな事を書きましたけど…
2歳上の同馬主の先輩にこの馬がいたからだったんですね〜
なんと言うか、こちらの方が記憶に残りやすい存在なんですよ。
まず、日本で走っていた頃から普通に目立っていました。
ただでさえセレクトセールで2億5000万円と言う高額で取引されたディープインパクト産駒の良血馬なのに…
2歳10月のデビューから新馬戦→京都2歳Sを連勝すると…
3歳初戦のきさらぎ賞でバンドワゴンとの2強対決を制し無傷の重賞ウイナーになっちゃいましたからね。
この時点でかなり目立ってましたよね。
で、その後は…
皐月賞・3番人気11着…
ダービー・5番人気16着…
神戸新聞杯・3番人気7着…
菊花賞・5番人気8着…
と敗れてしまうんですけど…
鞍上が父と同じ武豊騎手でしたし…
ダービーでは残り300mくらいまで先頭を走っていたのに、突如内ラチに激突して失速と言う派手な走りを披露しましたからね。
かなり記憶には残っているんですよね。
しかも、その後もトーセンスターダムは…
暮れのチャレンジCで重賞2勝目を挙げると…
翌年春には早くもオーストラリアに遠征して、G1で2着→5着…
帰国後は重賞は勝てなかったものの…
毎日王冠5着や、1800mのオープン特別勝利…と『1800mならかなり強い』ってイメージを残していましたので…
2016年、5歳の秋…ブレイブスマッシュより1年早くオーストラリアに移籍した時はちょっと驚いたくらいだったんですよね。
そして、1年間G1でハナ差2着するなどの好走を繰り返し…
迎えた6歳秋ですね…
G1で1着→8着→1着と、一気にG1複数勝ち馬に登り詰めましたからね。
翌年春は未勝利に終わり引退するんですけど…
G1でブレイブスマッシュの2着が1回ありますし…
オーストラリアとアイルランドでシャトル種牡馬をやっているみたいですから。
まだディープインパクトの血が珍しい海外で力を発揮してほしいですよね。
…と、なかなかインパクトある競走生活を送ったトーセンスターダム…
日本にいた時の存在感ある走り…
そして、オーストラリアでのG1・2勝と…
この馬も歴史的名馬と言っていいと思います。
今日はそんな馬をブログに登場させる事ができて良かったです。
と言った所で簡単ですが今回はここまで…
また次回もよろしくお願いします。
それでは…
2025年10月06日
2304・ブレイブスマッシュ
え〜と、先週末はいろいろあったんですが…
とりあえず、まずは凱旋門賞、お疲れ様でした。
日本馬はかなり厳しい状況の中、それでもビザンチンドリームが5着まできましたからね。
『こんな事を繰り返していたら、いつかそのうち勝つんだろう…たぶん』と言う気持ちになりました。
そんな事より個人的な話…
先週は『新たに1人で競馬観戦ライフを始める!』と誓って、いろいろ準備し『後は週末を待つばかり!』って状況だったんですよ。
そして、気持ちもかなりそういった方向で固まっていたんですが…
土曜日…諦めていた競馬仲間が退院の知らせをくれたんですよね。
なので、今まで通りの競馬ライフが戻り…
京都大賞典を単勝1点で的中と言う、普段だったらかなり嬉しいスマッシュヒットを飛ばせたんですが…
それでもモヤモヤが全然とまらないんですよね。
と言うのも、競馬仲間が引き続き体調が悪そうで、競馬を楽しむどころじゃないみたいなんです。
もう何か、どうすればいいのか分からなくてますます混乱してしまっている今日この頃です。
…と、いきなり愚痴ってしまいましたが…
混乱と言ったら…今週もG1はお休みなんですね。
なので、どんな馬を取り上げていいか分からなかったんですけど…
ここは土曜日に行われるサウジアラビアRC…
その初代勝ち馬であるこちらの名馬をいってみたいと思います。
『ブレイブスマッシュ』
この馬は、冠名はないですけど『トーセン軍団』の馬だったんですよね。
で、父が2歳で引退してしまった重賞未勝利馬トーセンファントムだったんですけど…
2歳6月のデビューから3戦連続2着した後に…
『未勝利戦圧勝→サウジアラビアRCで重賞初制覇』って成績を残したんですよ。
この時は『父トーセンファントムに重賞初制覇をプレゼントして偉い!』なんて思ったんですけど…
その後は…
ホープフルS(G2)・7着…
(年を越し3歳に…)
京成杯・12着…
ファルコンS・2着…
NHKマイルC・8着…
ダービー・18着…
と成績を落とし…
半年休んで復帰した後も…
マイルのオープン特別・3着…
(年を越し4歳に…)
マイルのオープン特別・4着…
オーシャンS・4着…
と、悪くはないですけど、インパクトに欠ける成績でしたからね。
第1回のサウジアラビアRCから10年たった2025年の現在では『ブレイブスマッシュ=父トーセンファントムに重賞勝ちをプレゼントした早熟馬』ってくらいの印象しか残っていなかったんですよね。
ただ改めて調べてみたら、そんな事全然なかったんですよね。
よくよく思い出してみると、この馬って同馬主の2歳上の先輩トーセンスターダム同様オーストラリアに移籍していましたよね?
で、たまにその活躍を伝え聞いたりして、ある程度の結果を出していた記憶はあったんですが…
これが思ったより立派でした。
まず、オーシャンSの半年後、オーストラリアで復帰すると…
リステッドで2着→1着→2着と好走し…
続く当時世界最高賞金額のレース『ジ・エベレスト』で3着に好走…
さらに翌年には…
12戦して、G1で2勝、2着2回、3着1回(その他にG2とG3の3着が各1回)…
と言う好成績を残し…
さらに翌年は5戦未勝利に終わるも…
G1で僅差3着と4着に好走したりし…
引退後は種牡馬になり、重賞勝ち馬も出したみたいですからね。
まさかブレイブスマッシュがここまで凄い実績を残しているとは思いませんでした。
しかも、G1初制覇の時の2着馬はトーセンスターダムで『元同馬主の先輩馬とワンツー』と言うドラマも持っていますからね。
今までこんな凄い馬を単なる早熟馬と思っていたなんて…
我ながら恥ずかしくなってしまった今回の競馬暇潰し名馬事典なのでした。
と言った所で簡単ですが今回はここまで…
また次回もよろしくお願いします。
それでは…
とりあえず、まずは凱旋門賞、お疲れ様でした。
日本馬はかなり厳しい状況の中、それでもビザンチンドリームが5着まできましたからね。
『こんな事を繰り返していたら、いつかそのうち勝つんだろう…たぶん』と言う気持ちになりました。
そんな事より個人的な話…
先週は『新たに1人で競馬観戦ライフを始める!』と誓って、いろいろ準備し『後は週末を待つばかり!』って状況だったんですよ。
そして、気持ちもかなりそういった方向で固まっていたんですが…
土曜日…諦めていた競馬仲間が退院の知らせをくれたんですよね。
なので、今まで通りの競馬ライフが戻り…
京都大賞典を単勝1点で的中と言う、普段だったらかなり嬉しいスマッシュヒットを飛ばせたんですが…
それでもモヤモヤが全然とまらないんですよね。
と言うのも、競馬仲間が引き続き体調が悪そうで、競馬を楽しむどころじゃないみたいなんです。
もう何か、どうすればいいのか分からなくてますます混乱してしまっている今日この頃です。
…と、いきなり愚痴ってしまいましたが…
混乱と言ったら…今週もG1はお休みなんですね。
なので、どんな馬を取り上げていいか分からなかったんですけど…
ここは土曜日に行われるサウジアラビアRC…
その初代勝ち馬であるこちらの名馬をいってみたいと思います。
『ブレイブスマッシュ』
この馬は、冠名はないですけど『トーセン軍団』の馬だったんですよね。
で、父が2歳で引退してしまった重賞未勝利馬トーセンファントムだったんですけど…
2歳6月のデビューから3戦連続2着した後に…
『未勝利戦圧勝→サウジアラビアRCで重賞初制覇』って成績を残したんですよ。
この時は『父トーセンファントムに重賞初制覇をプレゼントして偉い!』なんて思ったんですけど…
その後は…
ホープフルS(G2)・7着…
(年を越し3歳に…)
京成杯・12着…
ファルコンS・2着…
NHKマイルC・8着…
ダービー・18着…
と成績を落とし…
半年休んで復帰した後も…
マイルのオープン特別・3着…
(年を越し4歳に…)
マイルのオープン特別・4着…
オーシャンS・4着…
と、悪くはないですけど、インパクトに欠ける成績でしたからね。
第1回のサウジアラビアRCから10年たった2025年の現在では『ブレイブスマッシュ=父トーセンファントムに重賞勝ちをプレゼントした早熟馬』ってくらいの印象しか残っていなかったんですよね。
ただ改めて調べてみたら、そんな事全然なかったんですよね。
よくよく思い出してみると、この馬って同馬主の2歳上の先輩トーセンスターダム同様オーストラリアに移籍していましたよね?
で、たまにその活躍を伝え聞いたりして、ある程度の結果を出していた記憶はあったんですが…
これが思ったより立派でした。
まず、オーシャンSの半年後、オーストラリアで復帰すると…
リステッドで2着→1着→2着と好走し…
続く当時世界最高賞金額のレース『ジ・エベレスト』で3着に好走…
さらに翌年には…
12戦して、G1で2勝、2着2回、3着1回(その他にG2とG3の3着が各1回)…
と言う好成績を残し…
さらに翌年は5戦未勝利に終わるも…
G1で僅差3着と4着に好走したりし…
引退後は種牡馬になり、重賞勝ち馬も出したみたいですからね。
まさかブレイブスマッシュがここまで凄い実績を残しているとは思いませんでした。
しかも、G1初制覇の時の2着馬はトーセンスターダムで『元同馬主の先輩馬とワンツー』と言うドラマも持っていますからね。
今までこんな凄い馬を単なる早熟馬と思っていたなんて…
我ながら恥ずかしくなってしまった今回の競馬暇潰し名馬事典なのでした。
と言った所で簡単ですが今回はここまで…
また次回もよろしくお願いします。
それでは…
2025年09月29日
2303・エネイブル
と言う訳で、先週は三浦皇成騎手が悲願の中央G1初制覇を達成し…
今週はいよいよ凱旋門賞。
そして、自分も3週間の馬券休みを終え、今週からいよいよ20数年ぶりに1人での競馬観戦生活をスタートしようと思っています。
入院している競馬仲間はどのような状況か分かりませんし、何かあっても奥さんが連絡してくれる可能性も高くありませんからね。もう見切り発車です。
そんな個人的に何から何まで新しいスタートとなる今週…
ブログでも大物を取り上げてみようと思います。
こちらの名牝です。
『エネイブル』
いや〜、説明不要の世界的イギリスの名馬ですよね〜
2014年生まれ、日本だとリスグラシューやレイデオロと同い年の牝馬…
父がガリレオ産駒のナサニエルで、母の父がサドラーズウェルズですから…
『サドラーズウェルズの3✕2』と言う濃いインブリードの血統だったんですね。
で、改めて見ると成績が凄い!
2歳11月にデビュー戦を勝利すると…
5ヶ月の休み明けとなった3歳初戦の条件戦は3着に敗れるんですけど…
次走、デットーリ騎手との新コンビでリステッドを勝つと快進撃がスタート!
英オークス→愛オークスをどちらも圧勝すると…
続くキングジョージも強豪古馬牡馬相手に紅一点ながら圧勝。
さらにヨークシャーオークスを圧勝して臨んだ凱旋門賞(日本からはサトノダイヤモンドとサトノノブレスが参戦)も快勝しますからね。
この時点でかなり素晴らしい成績なんですけど…
エネイブルの快進撃はまだまだ終わらない…
翌年は春は故障でレースに出られなかったものの…
9月にG3を勝利すると…
続く凱旋門賞(日本からはクリンチャーが参戦)を短首差で勝って連覇達成。
さらにブリーダーズCターフもマジカル等を破って勝利し、史上初の凱旋門賞→BCターフの連勝を記録しますからね。
正直、このまま引退しても全然いいと思ったんですけど…
エネイブルは5歳になった翌年も現役続行…
エクリプスS→キングジョージ→ヨークシャーオークスを勝ってG1・10連勝を達成して凱旋門賞(日本からはキセキとブラストワンピースとフィエールマンが参戦)に臨んだ時は…
『ついに史上初の凱旋門賞3連覇を達成する馬が現れたんじゃないか?!』と思ったものでしたが…
今まで3度負かしてきたヴァルトガイストに1と3/4馬身だけ遅れを取って2着惜敗…
数々の記録があと僅かの所で終わってしまうのでした。
で、悔しいですけど今度こそここで引退すると思ったんですが…
エネイブルは6歳も現役続行!
ただ、6歳初戦のエクリプスS…
ここで前年の凱旋門賞で10着だったガイヤースに完敗の2着に敗れてしまうんですよね。
この時は『さすがに衰えたのかな?』なんて悲しい気持ちになったものでしたが…
それでもそこはさすがエネイブル…
続くキングジョージを圧勝して史上初の同レース3勝目の偉業を達成すると…
秋も4歳時に勝ったG3を圧勝…
前年に続き『史上初の3勝目』をかけ、1番人気で凱旋門賞(日本からは6歳牝馬ディアドラが参戦)に挑むシチュエーションを作るんですね。
この時は他国の馬ながら『なんとか勝たせてあげたい!』と祈るような気持ちでレースを観ていたんですけどね…
さすがに甘くはなく不良馬場の中6着に敗戦…
今度こそ引退する事になるのでした。
…と、エネイブルと言うのはこんな感じの馬だったんですけど…
ホント素晴らしい馬でしたよね。
史上初の凱旋門賞とBCターフの連勝…
史上初のキングジョージ3勝…
そして、夢の3勝目はなりませんでしたけど…
凱旋門賞2勝は史上最多タイですもんね。
そんな馬の活躍を数々の日本の名馬の凱旋門賞挑戦のお陰でリアルタイムで見る事ができたのは幸せな事だと思います。
叶うなら、今年はその日本の名馬が凱旋門賞で歴史的走りをしてほしいです。
と言った所で今回はここまで…
三浦皇成騎手だってついにやったんですから…
凱旋門賞もそろそろって期待しちゃいますよね?
週末はみんなでテレビに向かって声援を送りましょう!
それでは!
今週はいよいよ凱旋門賞。
そして、自分も3週間の馬券休みを終え、今週からいよいよ20数年ぶりに1人での競馬観戦生活をスタートしようと思っています。
入院している競馬仲間はどのような状況か分かりませんし、何かあっても奥さんが連絡してくれる可能性も高くありませんからね。もう見切り発車です。
そんな個人的に何から何まで新しいスタートとなる今週…
ブログでも大物を取り上げてみようと思います。
こちらの名牝です。
『エネイブル』
いや〜、説明不要の世界的イギリスの名馬ですよね〜
2014年生まれ、日本だとリスグラシューやレイデオロと同い年の牝馬…
父がガリレオ産駒のナサニエルで、母の父がサドラーズウェルズですから…
『サドラーズウェルズの3✕2』と言う濃いインブリードの血統だったんですね。
で、改めて見ると成績が凄い!
2歳11月にデビュー戦を勝利すると…
5ヶ月の休み明けとなった3歳初戦の条件戦は3着に敗れるんですけど…
次走、デットーリ騎手との新コンビでリステッドを勝つと快進撃がスタート!
英オークス→愛オークスをどちらも圧勝すると…
続くキングジョージも強豪古馬牡馬相手に紅一点ながら圧勝。
さらにヨークシャーオークスを圧勝して臨んだ凱旋門賞(日本からはサトノダイヤモンドとサトノノブレスが参戦)も快勝しますからね。
この時点でかなり素晴らしい成績なんですけど…
エネイブルの快進撃はまだまだ終わらない…
翌年は春は故障でレースに出られなかったものの…
9月にG3を勝利すると…
続く凱旋門賞(日本からはクリンチャーが参戦)を短首差で勝って連覇達成。
さらにブリーダーズCターフもマジカル等を破って勝利し、史上初の凱旋門賞→BCターフの連勝を記録しますからね。
正直、このまま引退しても全然いいと思ったんですけど…
エネイブルは5歳になった翌年も現役続行…
エクリプスS→キングジョージ→ヨークシャーオークスを勝ってG1・10連勝を達成して凱旋門賞(日本からはキセキとブラストワンピースとフィエールマンが参戦)に臨んだ時は…
『ついに史上初の凱旋門賞3連覇を達成する馬が現れたんじゃないか?!』と思ったものでしたが…
今まで3度負かしてきたヴァルトガイストに1と3/4馬身だけ遅れを取って2着惜敗…
数々の記録があと僅かの所で終わってしまうのでした。
で、悔しいですけど今度こそここで引退すると思ったんですが…
エネイブルは6歳も現役続行!
ただ、6歳初戦のエクリプスS…
ここで前年の凱旋門賞で10着だったガイヤースに完敗の2着に敗れてしまうんですよね。
この時は『さすがに衰えたのかな?』なんて悲しい気持ちになったものでしたが…
それでもそこはさすがエネイブル…
続くキングジョージを圧勝して史上初の同レース3勝目の偉業を達成すると…
秋も4歳時に勝ったG3を圧勝…
前年に続き『史上初の3勝目』をかけ、1番人気で凱旋門賞(日本からは6歳牝馬ディアドラが参戦)に挑むシチュエーションを作るんですね。
この時は他国の馬ながら『なんとか勝たせてあげたい!』と祈るような気持ちでレースを観ていたんですけどね…
さすがに甘くはなく不良馬場の中6着に敗戦…
今度こそ引退する事になるのでした。
…と、エネイブルと言うのはこんな感じの馬だったんですけど…
ホント素晴らしい馬でしたよね。
史上初の凱旋門賞とBCターフの連勝…
史上初のキングジョージ3勝…
そして、夢の3勝目はなりませんでしたけど…
凱旋門賞2勝は史上最多タイですもんね。
そんな馬の活躍を数々の日本の名馬の凱旋門賞挑戦のお陰でリアルタイムで見る事ができたのは幸せな事だと思います。
叶うなら、今年はその日本の名馬が凱旋門賞で歴史的走りをしてほしいです。
と言った所で今回はここまで…
三浦皇成騎手だってついにやったんですから…
凱旋門賞もそろそろって期待しちゃいますよね?
週末はみんなでテレビに向かって声援を送りましょう!
それでは!
2025年09月22日
2302・ブッシャン
引き続き先週も馬券をお休みしまして、せっかく秋のG1開幕戦のスプリンターズSがあったり、凱旋門賞も近づいてきてきるのに全然楽しくありません!
なので、取り上げるのにちょうどいい馬が見付けられなかったってのと併せて『今週はブログの更新を休もう』と思っていたんですが…
何気なく第1回のスプリンターズSの出走馬をながめていたら、今まで知らなかったなかなか面白い馬を見付けてしまい、その馬について調べてみたら記事を書きたくてたまらない心境になってしまったので、1ついってみたいと思います。
こちらの馬です。
『ブッシャン』
この馬は1962年生まれ、キーストン世代の牡馬だったんですけど…
名前の響きにインパクトありますよね〜
『ほっしゃん(現・星田英利)』と『ぶっさん(木更津キャッツアイの主人公)』を併せたみたいな…
これ、どう言う意味なんですかね?
英語名が『Buisson』と書いてある所があり…
父の名が『Buisson Ardent』となってますから…
Buissonって単語の読みがブッシャンなんですかね?
でも、お父さんの『Buisson Ardent』って、シルバーシャーク(オグリキャップの母父)の父であり、ヴェンチア(クライムカイザーの父)の全兄なんですけど…
たいてい『ビュイソンアルダン』と紹介されてますからね。
これをブッシャンって読むのは凄いですよね。
しかも現役時代は馬名に小さい文字が使えず『ブツシヤン』って表記で走っていたみたいですから、ますます意味が分かりません。
…と、そんな面白い名前のブッシャン…
競走成績もなかなか面白いんですよね。
年ごとにキャラが変わると言うかなんと言うか…
具体的に書きますと…
まず2歳時は無敗…
デビュー戦で後の最良スプリンター・ヒシマサヒデを破って勝利すると、続くさざんか賞も勝利、2戦2勝で終える。
で、3歳時はまあまあ良い感じ…
弥生賞・キーストンの4着…
オープン・3着…
条件戦・1着…
オープン・ダイコーターの2着…
と来て、菊花賞では12着に惨敗するものの…
続くクモハタ記念では後の年度代表馬コレヒデを破って1着。重賞ウイナーとして1年を終える。
ただ、4歳になった翌年は伸び悩み…
9戦して重賞の2着3着は計4回あるものの、勝ったのは条件戦の1つだけ…
このまま消えていってもおかしくない状況だったんですけど…
5歳になると突如モデルチェンジ!
AJCC・スピードシンボリの2着…
東京新聞杯・2着…
目黒記念・スピードシンボリの2着…
アルゼンチンJCC・2着…
安田記念・1着…
第1回スプリンターズS・2着…
と、春は重賞で6戦6連対!
秋の復帰戦のオープンでも2着し、計7連続連対を記録する。(って言うか、7戦で6回2着と言う面白い成績を記録する。)
で、その後も楽しみな状況だったんですが…
目黒記念で7着に敗れると…
天皇賞→有馬記念とカブトシローの連続9着に完敗…
6歳になった翌年も…
オープンやローカルを中心に13戦走るも、勝ったのはオープン3勝にとどまり…
7歳初戦で8着に敗れたのを最後に引退するのでした。
と、ブッシャンはこんな感じの成績だったんですけど…
重賞2勝に加え、5歳時に重賞6連続連対と言う見せ場がありますからね…
名前に負けない立派な成績ですよね。
しかも、この馬…
種牡馬としてもなかなかなんですよ。
代表産駒がシンコダイオーと言う馬なんですけど…
中央で4歳まで走って5勝、カブトヤマ記念2年連続5着と、これだけでもかなり立派なのに…
その後、岩手に移籍して桐花賞やみちのく大賞典を含む10勝を挙げて、中央時代と同じくらい賞金を稼ぎましたからね。
当時の内国産種牡馬の状況とブッシャンの現役時代の実績を考えると『よくこんな大物を出せたな〜』と感心してしまいますよね。
で、そんなブッシャン!
もう1つ、自分を驚かせるプロフィールを持っているのです!
それは弟にニホンピロウイナーがいる事!
これ、一瞬『それほど驚くことか?』って感じですけど…
このニホンピロウイナー…
父がインディアナの『初代』ニホンピロウイナーなんですよ!
そう!
自分が知ってるスティールハート産駒のニホンピロウイナーって2代目だったんですね〜
全く知りませんでしたし…
初代も初代で地味に中央で6勝、2着12回、3着9回と言うなかなかの成績をおさめていて余計に驚かされました。
…いや〜、ホント名前だけがきっかけで何気なく調べた馬だったんですけどね…
まさか、ここまで成績良し…繁殖良し…弟良し…と言うエピソード満載の存在とは思いませんでした。
これだから競馬は面白いですよね。
競馬仲間が入院してしまい、ずっとモヤモヤしていましたがちょっと元気が出ました。
今年はこんな感じに初心者時代を思い出し、純粋に競馬を観戦するのも悪くないのかもしれませんね。
そんな事を思わされた今回の競馬暇潰し名馬事典でした。
それでは今日はこの辺で…
失礼します。
なので、取り上げるのにちょうどいい馬が見付けられなかったってのと併せて『今週はブログの更新を休もう』と思っていたんですが…
何気なく第1回のスプリンターズSの出走馬をながめていたら、今まで知らなかったなかなか面白い馬を見付けてしまい、その馬について調べてみたら記事を書きたくてたまらない心境になってしまったので、1ついってみたいと思います。
こちらの馬です。
『ブッシャン』
この馬は1962年生まれ、キーストン世代の牡馬だったんですけど…
名前の響きにインパクトありますよね〜
『ほっしゃん(現・星田英利)』と『ぶっさん(木更津キャッツアイの主人公)』を併せたみたいな…
これ、どう言う意味なんですかね?
英語名が『Buisson』と書いてある所があり…
父の名が『Buisson Ardent』となってますから…
Buissonって単語の読みがブッシャンなんですかね?
でも、お父さんの『Buisson Ardent』って、シルバーシャーク(オグリキャップの母父)の父であり、ヴェンチア(クライムカイザーの父)の全兄なんですけど…
たいてい『ビュイソンアルダン』と紹介されてますからね。
これをブッシャンって読むのは凄いですよね。
しかも現役時代は馬名に小さい文字が使えず『ブツシヤン』って表記で走っていたみたいですから、ますます意味が分かりません。
…と、そんな面白い名前のブッシャン…
競走成績もなかなか面白いんですよね。
年ごとにキャラが変わると言うかなんと言うか…
具体的に書きますと…
まず2歳時は無敗…
デビュー戦で後の最良スプリンター・ヒシマサヒデを破って勝利すると、続くさざんか賞も勝利、2戦2勝で終える。
で、3歳時はまあまあ良い感じ…
弥生賞・キーストンの4着…
オープン・3着…
条件戦・1着…
オープン・ダイコーターの2着…
と来て、菊花賞では12着に惨敗するものの…
続くクモハタ記念では後の年度代表馬コレヒデを破って1着。重賞ウイナーとして1年を終える。
ただ、4歳になった翌年は伸び悩み…
9戦して重賞の2着3着は計4回あるものの、勝ったのは条件戦の1つだけ…
このまま消えていってもおかしくない状況だったんですけど…
5歳になると突如モデルチェンジ!
AJCC・スピードシンボリの2着…
東京新聞杯・2着…
目黒記念・スピードシンボリの2着…
アルゼンチンJCC・2着…
安田記念・1着…
第1回スプリンターズS・2着…
と、春は重賞で6戦6連対!
秋の復帰戦のオープンでも2着し、計7連続連対を記録する。(って言うか、7戦で6回2着と言う面白い成績を記録する。)
で、その後も楽しみな状況だったんですが…
目黒記念で7着に敗れると…
天皇賞→有馬記念とカブトシローの連続9着に完敗…
6歳になった翌年も…
オープンやローカルを中心に13戦走るも、勝ったのはオープン3勝にとどまり…
7歳初戦で8着に敗れたのを最後に引退するのでした。
と、ブッシャンはこんな感じの成績だったんですけど…
重賞2勝に加え、5歳時に重賞6連続連対と言う見せ場がありますからね…
名前に負けない立派な成績ですよね。
しかも、この馬…
種牡馬としてもなかなかなんですよ。
代表産駒がシンコダイオーと言う馬なんですけど…
中央で4歳まで走って5勝、カブトヤマ記念2年連続5着と、これだけでもかなり立派なのに…
その後、岩手に移籍して桐花賞やみちのく大賞典を含む10勝を挙げて、中央時代と同じくらい賞金を稼ぎましたからね。
当時の内国産種牡馬の状況とブッシャンの現役時代の実績を考えると『よくこんな大物を出せたな〜』と感心してしまいますよね。
で、そんなブッシャン!
もう1つ、自分を驚かせるプロフィールを持っているのです!
それは弟にニホンピロウイナーがいる事!
これ、一瞬『それほど驚くことか?』って感じですけど…
このニホンピロウイナー…
父がインディアナの『初代』ニホンピロウイナーなんですよ!
そう!
自分が知ってるスティールハート産駒のニホンピロウイナーって2代目だったんですね〜
全く知りませんでしたし…
初代も初代で地味に中央で6勝、2着12回、3着9回と言うなかなかの成績をおさめていて余計に驚かされました。
…いや〜、ホント名前だけがきっかけで何気なく調べた馬だったんですけどね…
まさか、ここまで成績良し…繁殖良し…弟良し…と言うエピソード満載の存在とは思いませんでした。
これだから競馬は面白いですよね。
競馬仲間が入院してしまい、ずっとモヤモヤしていましたがちょっと元気が出ました。
今年はこんな感じに初心者時代を思い出し、純粋に競馬を観戦するのも悪くないのかもしれませんね。
そんな事を思わされた今回の競馬暇潰し名馬事典でした。
それでは今日はこの辺で…
失礼します。
2025年09月16日
2301・レイデオロ
嫌な予感は的中し、前回書きました競馬仲間は入院…
自分も先週は馬券をお休みしました。
ただ、モヤモヤしてても仕方ないんですよね。
あれこれ考えてもどうなる事でもありませんので、今回も引き続き2300回&18周年記念ムードを続け、大物をいってみたいと思います。
取り上げますのは、ちょうど今週行われる2つのG2…オールカマー・神戸新聞杯どちらとも縁のあるこちらの名馬です。
『レイデオロ』
いや〜、レイデオロ!
ご存知、藤沢和雄調教師・ルメール騎手・キャロットファームと言う、日本競馬史に名を残す調教師・騎手・馬主にダービー初制覇を…しかもド派手な走りでもたらした『歴史を動かした名馬』なんですけど…
自分の中では別の意味で2つの大きな歴史を動かした名馬と言う事になっているんですよね〜
いったいどんな歴史を動かしたのか?
そんな事も交えながら振り返ってみましょう。
2014年生まれ、オークス馬ソウルスターリングと同期同厩の鹿毛の牡馬レイデオロ…
父がキングカメハメハ…
母父がシンボリクリスエス…
母母がディープインパクトのお姉さんレディブロンド…
と言う良血だったんですけど…
デビュー後もその血統に違わぬ走りをするんですよね。
新馬戦→葉牡丹賞を連勝すると…
G2最後の年となったホープフルSを快勝…
クラシック有力候補に躍り出る。
で、そこから直行で皐月賞に出走するんですけど…
当時はまだサートゥルナーリアが史上初めて年明け初戦で皐月賞を勝つ2年前ですからね?
ここを勝ったら、それこそこれも『歴史を動かした!』って感じになったんですけど…
歴史が動いたのはここではなく…
皐月賞で5着に敗れた後に出走したダービーなんですよね。
このレース、レイデオロは…
向こう正面に14番手で入ったものの、スローと見ると早々スパート…
ライバルを次々に交わして3コーナー前で早くも2番手と言う超積極策…
そして、直線では馬場の真ん中に出し、スワーヴリチャードの追撃を抑えて見事1着。
ド派手にダービー馬に登り詰めたんですけど…
自分が『歴史が動いた!』と驚いたのは、その走りではないのです!
何に驚いたかって…
それは『皐月賞5着馬がダービーを勝った事』!
自分が競馬を見始めてから皐月賞5着馬と言うのはとにかくダービーで弱かったですからね〜
軽く調べた所、クライムカイザー以来41年ダービー勝ち馬を出せておらず…
たぶん、その間3着に内に入ったのもマヤノペトリュース(ミホノブルボンの3着)だけなんですよね。
なもんで、レイデオロの数年前からは『皐月賞5着』ってだけでダービーの馬券の検討から外していたくらい自分の中での鉄板データだったんですけど…
それをレイデオロが見事に粉砕!
この時は『歴史が動いた!』と思いましたね。
ただ、一躍自分の中の歴史的名馬になったレイデオロ…
その後はよくいるダービー馬って感じの成績になってしまうんですよね。
3歳秋は、神戸新聞杯を勝って臨んだジャパンCでシュヴァルグランには敗れたものの、人気のキタサンブラックには先着する2着に入ったので悪くなかったんですけど…
4歳になると…
京都記念・3着…
ドバイシーマC・4着…
って感じでしたからね…
『あ〜、この馬もこのまま終わっていく、よく見る最近のダービー馬なのね…』とかなり期待値は落ちてしまっていたんですよね…
ただ、レイデオロは『このまま終わっていく』前に、もう1つ歴史を動かします。
それは4歳秋…
オールカマーを勝って臨んだ秋の天皇賞を勝った事!
いや〜、これはダービー制覇以上に驚かされましたね。
だって、オールカマーの勝ち馬がその年の秋の天皇賞を勝ったのって、オールカマーが出来て64回目で初めてですからね?!
64年も守られてきた『オールカマー勝ち馬、秋の天皇賞での勝率0%』と言う超鉄板データをぶち壊されたのは衝撃的でしたね〜
しかも、それが前年のダービーで皐月賞5着馬の呪いを41年ぶりに解いたのと同じ馬なんて…
『こんな事もあるんだな…』って感じでした。
と言う訳で、その後のレイデオロは…
有馬記念で2着に入り、その年の最優秀古馬牡馬には輝いたものの…
翌年は遅ればせながら『よく見る最近のダービー馬』になり…
1年間、全て馬券圏外に敗れて引退するんですけど…
それでも、自分の中の鉄板級データを2つもぶち壊した功績は忘れられませんね〜
ハッキリ言ってG1・5勝馬くらいの歴史的存在に思えてしまっています。
今日はそんな歴史的名馬をブログに登場させる事ができて良かったです。
と言った所で今回はここまでなんですが…
これから競馬とどうやって付き合っていこうか悩ましい所です。
昔みたいに単に観戦だけして楽しむか…
1人で馬券を楽しむか…
普通に考えたら1人で今まで通り馬券を買えばいいんでしょうけど…
そうすると、どんどん賭け金が増えていきそうで怖いんですよね。
まぁ、考えても仕方ありませんね。なるようになるでしょう。
それより競馬は待ってくれません!
G1シーズンはすぐ目の前ですし…
凱旋門賞も日本馬がステップレース3勝と盛り上がる展開になってきましたもんね〜
まずは純粋に楽しんでいきたいと思います。
それでは、今日はこの辺で…
さよなら…
自分も先週は馬券をお休みしました。
ただ、モヤモヤしてても仕方ないんですよね。
あれこれ考えてもどうなる事でもありませんので、今回も引き続き2300回&18周年記念ムードを続け、大物をいってみたいと思います。
取り上げますのは、ちょうど今週行われる2つのG2…オールカマー・神戸新聞杯どちらとも縁のあるこちらの名馬です。
『レイデオロ』
いや〜、レイデオロ!
ご存知、藤沢和雄調教師・ルメール騎手・キャロットファームと言う、日本競馬史に名を残す調教師・騎手・馬主にダービー初制覇を…しかもド派手な走りでもたらした『歴史を動かした名馬』なんですけど…
自分の中では別の意味で2つの大きな歴史を動かした名馬と言う事になっているんですよね〜
いったいどんな歴史を動かしたのか?
そんな事も交えながら振り返ってみましょう。
2014年生まれ、オークス馬ソウルスターリングと同期同厩の鹿毛の牡馬レイデオロ…
父がキングカメハメハ…
母父がシンボリクリスエス…
母母がディープインパクトのお姉さんレディブロンド…
と言う良血だったんですけど…
デビュー後もその血統に違わぬ走りをするんですよね。
新馬戦→葉牡丹賞を連勝すると…
G2最後の年となったホープフルSを快勝…
クラシック有力候補に躍り出る。
で、そこから直行で皐月賞に出走するんですけど…
当時はまだサートゥルナーリアが史上初めて年明け初戦で皐月賞を勝つ2年前ですからね?
ここを勝ったら、それこそこれも『歴史を動かした!』って感じになったんですけど…
歴史が動いたのはここではなく…
皐月賞で5着に敗れた後に出走したダービーなんですよね。
このレース、レイデオロは…
向こう正面に14番手で入ったものの、スローと見ると早々スパート…
ライバルを次々に交わして3コーナー前で早くも2番手と言う超積極策…
そして、直線では馬場の真ん中に出し、スワーヴリチャードの追撃を抑えて見事1着。
ド派手にダービー馬に登り詰めたんですけど…
自分が『歴史が動いた!』と驚いたのは、その走りではないのです!
何に驚いたかって…
それは『皐月賞5着馬がダービーを勝った事』!
自分が競馬を見始めてから皐月賞5着馬と言うのはとにかくダービーで弱かったですからね〜
軽く調べた所、クライムカイザー以来41年ダービー勝ち馬を出せておらず…
たぶん、その間3着に内に入ったのもマヤノペトリュース(ミホノブルボンの3着)だけなんですよね。
なもんで、レイデオロの数年前からは『皐月賞5着』ってだけでダービーの馬券の検討から外していたくらい自分の中での鉄板データだったんですけど…
それをレイデオロが見事に粉砕!
この時は『歴史が動いた!』と思いましたね。
ただ、一躍自分の中の歴史的名馬になったレイデオロ…
その後はよくいるダービー馬って感じの成績になってしまうんですよね。
3歳秋は、神戸新聞杯を勝って臨んだジャパンCでシュヴァルグランには敗れたものの、人気のキタサンブラックには先着する2着に入ったので悪くなかったんですけど…
4歳になると…
京都記念・3着…
ドバイシーマC・4着…
って感じでしたからね…
『あ〜、この馬もこのまま終わっていく、よく見る最近のダービー馬なのね…』とかなり期待値は落ちてしまっていたんですよね…
ただ、レイデオロは『このまま終わっていく』前に、もう1つ歴史を動かします。
それは4歳秋…
オールカマーを勝って臨んだ秋の天皇賞を勝った事!
いや〜、これはダービー制覇以上に驚かされましたね。
だって、オールカマーの勝ち馬がその年の秋の天皇賞を勝ったのって、オールカマーが出来て64回目で初めてですからね?!
64年も守られてきた『オールカマー勝ち馬、秋の天皇賞での勝率0%』と言う超鉄板データをぶち壊されたのは衝撃的でしたね〜
しかも、それが前年のダービーで皐月賞5着馬の呪いを41年ぶりに解いたのと同じ馬なんて…
『こんな事もあるんだな…』って感じでした。
と言う訳で、その後のレイデオロは…
有馬記念で2着に入り、その年の最優秀古馬牡馬には輝いたものの…
翌年は遅ればせながら『よく見る最近のダービー馬』になり…
1年間、全て馬券圏外に敗れて引退するんですけど…
それでも、自分の中の鉄板級データを2つもぶち壊した功績は忘れられませんね〜
ハッキリ言ってG1・5勝馬くらいの歴史的存在に思えてしまっています。
今日はそんな歴史的名馬をブログに登場させる事ができて良かったです。
と言った所で今回はここまでなんですが…
これから競馬とどうやって付き合っていこうか悩ましい所です。
昔みたいに単に観戦だけして楽しむか…
1人で馬券を楽しむか…
普通に考えたら1人で今まで通り馬券を買えばいいんでしょうけど…
そうすると、どんどん賭け金が増えていきそうで怖いんですよね。
まぁ、考えても仕方ありませんね。なるようになるでしょう。
それより競馬は待ってくれません!
G1シーズンはすぐ目の前ですし…
凱旋門賞も日本馬がステップレース3勝と盛り上がる展開になってきましたもんね〜
まずは純粋に楽しんでいきたいと思います。
それでは、今日はこの辺で…
さよなら…

