無題

2020年08月11日

1953・サンビスタ

皆さん、こんにちは。

昨夜、個人的に大変ショックな競走馬の訃報が入ってきましたが、まだ気持ちと頭の整理が付いておりませんので、この事に関してコメントするのをご容赦していただき、いつも通り何事もなかったかのように記事を書かせてください。

要は『信じたくないので現実逃避させてください』と言う事です。よろしくお願いします。


それでは改めて…

今週は中央では関屋記念と小倉記念…そして地方ではサマーチャンピオンとブリーダーズGCが行われるんですね。

なので、ここはブリーダーズGCと縁のあるこちらの名牝を取り上げてみたいと思います。


『サンビスタ』





この馬は自分の中で歴史的超名牝と言う事になっているんですよね〜

さっそくどんな馬だったのか振り返ってみましょう。


2009年生まれ、ゴールドシップ世代の牝馬サンビスタ…

以前にも話題に出しましたが、同時期に活躍したサンデーレーシング所有の良血姉妹ブエナビスタとサングレアルを併せたような名前から、サンデーレーシングの所有馬っぽいですが…

実際のオーナーはヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン…

生産はグランド牧場で…

両親もグランド牧場産の天皇賞馬スズカマンボとフェアリーS勝ち馬ホワイトカーニバル…

で、角居厩舎に所属し、3歳3月末のデビューから一貫してダートの中距離を走り続けるんですが…

4着→6着→1着→3着→1着→1着→9着→3着→3着→1着→3着→6着→1着…

と、ちょうど2年、5歳の春にオープン入りするんですよね。

この時点でまあまあ良い馬な訳ですが、ここからサンビスタはさらに出世します。

エンプレス杯・3着…

マリーンS・2着…

と来て…

ブリーダーズGCで重賞初制覇を飾ると…

レディスプレリュード・2着を挿み…

JBCレディスクラシックをレコードで勝ってG1初制覇。

さらに15番人気だったチャンピオンズCでも4着に好走しましたからね。

かなり素晴らしいですよね。

しかも、6歳になっても活躍を続け…

TCK女王盃・1着…

フェブラリーS・7着…

マリーンC・1着…

かしわ記念・5着…

スパーキングレディーC・3着…

ブリーダーズGC・2着…

レディスプレリュード・1着…

…と、6歳の10月の時点で重賞5勝馬になっていましたから…

これで次走のJBCレディスクラシックで連覇を達成すれば『数年に1度現れるかどうかと言うレベル…ミラクルレジェンド(2011・12年にJBCレディスクラシックを連覇)に近いレベルの名牝と言っていいな…』なんて思っていたんですが…

さすがに世の中そんなに甘くはなく…

1番人気ながら当時はまだ伏兵(4番人気)だったホワイトフーガに5馬身ちぎられた2着。

『良い馬だったけどミラクルレジェンドとは同レベルにはなれなかった馬』と言う感じに自分の中で完全にサンビスタの物語は終わってしまいました…




……


それだけに度肝を抜かれましたね〜!

最後の最後にミラクルレジェンドを余裕でぶち抜き、さらに上の超歴史的名牝になってしまった時は!


そうなんです!

JBCレディスクラシック2着の後、現役最後のレース…チャンピオンズCに出走したサンビスタ…

過去に中央のダートG1を牝馬が勝った事なんか皆無だった事に加え…

この馬自身、牝馬限定の重賞では10戦全て3着内だったのに対し、牡馬相手の重賞では3戦全て馬券圏外に敗れていましたからね…

デムーロ騎手騎乗ながら当たり前のように12番人気の低評価だったんですけど…

道中内で脚をためると、直線では上手く外に出て強豪達を一気に抜き去り完勝!

史上初の牝馬による中央ダートG1制覇を達成してしまうんですよね〜


いや〜、これは凄すぎでしょ?!

前走牝馬限定戦でも完敗していた6歳馬ですからね?!

それが今まで誰もやった事がないどころか『あれは惜しかったな〜』なんて記憶すらない、牝馬による中央ダートG1制覇を達成しちゃうんですもんね。

これでもう自分の中での超歴史的名牝の仲間入り決定ですよ。

しかも、現役最後レースで、レース内容も素晴らしいって言うのがこれまた凄いですよね。

ホント、ウオッカがダービーを勝った時と似た感動を覚えた記憶があります。


…そんなサンビスタ…

今は生まれ故郷のグランド牧場で繁殖牝馬をやっているみたいなので、産駒にも歴史的活躍を期待したくなってしまいますよね。


と、サンビスタについてはこれでおしまいなんですけど…

それとは別に今回初めて知った事…

ブリーダーズGCって、最近やけに牝馬が活躍するケースが多いな…と思っていたら、サンビスタが勝った年から牝馬限定戦になっていたんですね。

牝馬しか出ていないんだから、牝馬が活躍するのは当たり前ですよね。

また1つ賢くなってしまいました。


と言った所で今日はこれでおしまい。

また次回もよろしくお願いします。

それでは…


ありがとうございました。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その453

『ホクトベガと地方馬以外で印象的なダートで活躍した牝馬を3頭挙げてください。』

ファストフレンド
プリエミネンス
ゴールドティアラ




runfor4 at 17:52コメント(3)サ(ザ)行の名馬 

2020年08月04日

1952・ローマンレジェンド

今週はエルムS・レパードSとダート重賞の二本立てなんですね。

これは何気に珍しい事だと思うんですが…

面白いのは、エアスピネル・ラインベックとどちらのレースにも『芝から転向したばかりで上位人気になりそうな馬』が出走予定である事…

『今週の重賞ではエアスピネルやラインベックが上位人気になりそう』とだけ聞いたら『関屋記念かな?』なんて思うファンもけっこういるんじゃないでしょうか?


…と、そんな今回取り上げますのは…

エルムSと縁のある、こちらの名馬です。


『ローマンレジェンド』





いや〜、あの時は感動しましたね〜

ローマンレジェンドの重賞初挑戦となった2012年のエルムS!

と、いきなり始めてしまいましたが、状況を説明しますと…

その当時の注目のダート馬…

それはなんと言っても帝王賞でエスポワールシチーに完勝したゴルトブリッツだったと思うんですよ。

5歳春にしてダート通算13戦10勝、重賞4勝…

父スペシャルウィーク…

母(ディープインパクトの姉)レディブロンド…

と言う良血馬…

『ついにスペシャルウィーク産駒に牡馬の大物が現れた!』とこのブログでも盛り上がった記憶があります。

ただ、G1初制覇となった帝王賞から僅か2ヶ月後…

なんとゴルトブリッツは放牧先で腸捻転を起こし亡くなってしまうんですよね…

この時は物凄くガッカリしました。

『ようやく現れたスペシャルウィークの後継種牡馬候補だったのに…』って…


…で!

その翌日なんですよね!

前述のエルムSって!

そして、1番人気はダート通算7戦6勝、2着1回と言う成績の4歳馬!今回の主役ローマンレジェンド!

その父…まさかのスペシャルウィーク!

正直『ここでゴルトブリッツの意志を引き継ぐようにローマンレジェンドが勝っちゃったら、ちょっと出来すぎじゃない?』とすら思ったんですが…

結果は想像以上!

帝王賞のゴルトブリッツ同様、エスポワールシチーを2着に退け見事1着!

ゴルトブリッツを失ったファンの無念を少し晴らしてくれたんですよね。

それにしても凄いですよね…

ダービー馬のスペシャルウィークがダートの大物を出した事自体が意外だったのに…

その大物が亡くなった翌日に同じスペシャルウィークの産駒からこれまたダートの新星が現れるなんて…

しかも…

その新星ローマンレジェンドが2着に負かしたのが、ゴルトブリッツ最後の重賞制覇時の2着馬エスポワールシチーって言うおまけ付き…


と言う訳で、ローマンレジェンドは個人的に『ゴルトブリッツの意志を継ぎスペシャルウィークの後継種牡馬になる馬』と言う存在になったんですけど…

その後もその期待に応えてくれるんですよね〜

続くみやこSでニホンピロアワーズやホッコータルマエとの争いを制し重賞連勝を果たすと…

主戦の岩田騎手が騎乗停止で乗れなかったジャパンCダートこそ人気を裏切りニホンピロアワーズの4着に敗れるものの…

暮れの東京大賞典…

そう、半年前にゴルトブリッツが帝王賞を勝ったのと同じ舞台で行われるG1ですね。

ここで強豪達を退けG1初制覇を達成しますからね。

『完全にゴルトブリッツの後を引き継いだな…』と思ったものでした。


ただ、翌年以降…

どうも期待通りにならなかったんですよね。

まず5歳時…

かしわ記念・3着…

帝王賞・6着…

みやこS・3着…

ジャパンCダート・13着…

東京大賞典・6着…

と未勝利に終わると…

3戦しかできなかった6歳時は…

エルムS・1着…

チャンピオンズC・3着…

東京大賞典・5着…

とやや持ち直したものの…

7歳時は…

フェブラリーS・5着…

アンタレスS・6着…

平安S・3着…

みやこS・3着…

と勝ちきれないレースを続け…

チャンピオンズCは14着に惨敗…

そして、8歳時…

6着→9着→12着と敗れて引退…

結局、種牡馬にはならず、誘導馬に転身する事になるのでした。


…と、ローマンレジェンドと言う馬は5歳以降の勝ち星は1つにとどまり…

期待された種牡馬転身もなかったんですが…

それでも、何か凄く『良い馬だった!』って印象が強いんですよね。

まぁ、その要因はあのドラマチックな重賞初制覇が大きいんでしょうけど…

それ以外にも『中央の重賞で活躍した。』って言うのもあると思うんです。

失礼な話『地方の重賞はたくさん勝っているけど、たまに出走した中央の重賞ではいつも惨敗』って馬がけっこういるじゃないですか?

でも、ローマンレジェンドの場合、東京大賞典の勝ち馬でありながら、たくさんの中央のレースに出走し、勝てはしなくても数多く好走しましたからね。

この辺りが『底力』みたいなものを感じさせて評価が高かったですよね。

それと勝ったレースに接戦が多いのもこれまた評価を上げていた気がします。

あ、後、これは完全に個人的な感覚なんですけど…

勝負服がウイニングチケットと同じって言うのもポイント高かったですよね〜

自分、あの勝負服が大好きですからね。

それだけで凄くカッコよく見えちゃうんですよね。


と言う訳で、何気にかなり評価の高いローマンレジェンド…

今回はそんな名馬をブログに登場させる事ができて良かったです。

それでは簡単ですが今日はこの辺で…


さよなら…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その452

『ゴルトブリッツ引退→直後にローマンレジェンド重賞初制覇…的なパターンと言ったら?』

四位騎手、ウオッカの鞍上から降板→直後にディープスカイでダービー制覇


※『こんな馬、もうしばらくは現れないだろうな〜』からの『すぐ現れちゃった!』みたいなパターンです。




runfor4 at 13:08コメント(8)ラ行の名馬 

2020年07月29日

1951・レッドリヴェール

それでは改めて2000回目指して記事を書いていきましょう。

今回取り上げますのは、今週行われるクイーンS…

このレースに出走経験のあるこちらの名牝です。


『レッドリヴェール』





この馬は自分の好きなポイントを数多くおさえていた馬でしたね〜


2011年生まれの牝馬で…

成績的には…

デビューから2連勝で札幌2歳Sを勝ち…

そこからぶっつけで臨んだ阪神JFでも圧倒的人気(単勝1.7倍)のハープスターをハナ差退け1着…

そしてまたまたぶっつけで臨んだ桜花賞…

さすがに今度はハープスター(単勝1.2倍)に勝つのは無理だろ?って状況ながら…

再びハープスターと名勝負を演じクビ差の2着に好走。

で、次走はダービーに挑戦し4番人気に推されたんですけどね…

ここで12着に敗れると一気に成績が悪化…

秋は…

ローズS・6着…

秋華賞・6着…

エリザベス女王杯・16着…

と敗れ…

4歳になり…

阪神牝馬S・6着…

ヴィクトリアマイル・4着…

クイーンS・2着…

と復活したかに見えたものの…

その後は7戦6二桁着順で引退していく事になってしまうのでした。


…と、レッドリヴェールと言うのはやや早熟臭のする成績の馬だったんですけど…

確かに古馬になってからは注目度は下がりましたよね…

ただ、好感度はずっと高かった気がします。

まず、ステイゴールド産駒初の牝馬のG1ホースって言うのが大きいですよね。

ステイゴールド好きにとってはポイント高いです。

そして、根性のありそうな走りをするのも良かった。

連対したデビューからの4戦、全て勝ち馬と2着馬の差は0.1秒以内。

中でも一番印象に残っているのは札幌2歳S…

レースの上がり3ハロンが42秒と言う極悪馬場を勝利しましたからね。

しかも、そんな馬がステイゴールド産駒で…

馬体重が420kg台と知った時は一気に心奪われましたよ。

自分、ちっちゃい牝馬は応援せずにはいられないたちですから。

ダービーの時なんて馬体重が410kgにまで落ち、常識的に考えてかなり厳しい状況だったのに、馬券を買わずにはいられませんでしたもん。

そう、ダービーと言ったらその臨戦過程も心惹かれましたね。

桜花賞2着からダービー挑戦する2歳女王…

これまた自分の好きなウオッカと同じじゃないですか?!

なんと言いますか、自分の好きなウオッカやオルフェーヴル(ステイゴールド産駒)を連想させ…

しかも根性のあるちっちゃい牝馬って事で、凄い好感度の高い存在だった気がします。


で!

さらに…

これだけじゃないのです!

そんな馬がですね…

なんと、このブログにコメントをくださる『あさまママさん』の一口所有馬なんですよね!

こんなの応援するしかないじゃないですか!

確かに凄い輝きを放ったのは3歳春までだけだったのかもしれませんが、忘れられない1頭なんです。


ところで今回改めてレッドリヴェールの成績表を見て気付いた事が1つ…

この馬、札幌1800mが得意だったんですかね?

まぁ、3回しか走っていないんですけど…

1回目は重賞初制覇となった札幌2歳S…

2回目は古馬になってから唯一の重賞連対となった4歳時のクイーンS2着…

そして、3回目は4歳秋以降で唯一二桁着順じゃなかったクイーンSの4着…

複数回走って1度も大崩していないのはこの条件だけですからね…

これは少し印象に残りました。


と言った所で簡単ですが今回はここまで…

コロナ渦に加え梅雨が長引き、気持ちが沈みがちですが…

とにかく少しでも前向きに…

1ミリでも今とは違う場所に進めるよう無理のない範囲で頑張りましょう。

それでは、また次回…


さよなら…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その451

『古馬に解放されてからのクイーンS出走馬で印象に残っている馬と言ったら?』

ファインモーション




runfor4 at 13:13コメント(3)ラ行の名馬 

2020年07月21日

1950・ジェンティルドンナ

と言う訳で、お陰様でなんとか…ホントになんとか1950回の節目に到達する事ができた競馬暇潰し名馬事典です。

ここまで来られたのも一重にいつもお付き合いくださっている皆さんのお陰…

1人じゃ絶対ここまでやってこられませんでしたからね。

これからも一緒にブログを作っていってくださいましたら幸いです。


さて、そんな今回取り上げますのは…

これはもう前々から『この馬しかいないだろう』と思っていました。

こちらの超名牝です。


『ジェンティルドンナ』





この馬は、現役時代その時々でいろいろな印象のあった馬でしたね。

さっそくどんな馬だったのか振り返りながら思い出していってみましょう。


2009年生まれの牝馬ジェンティルドンナ…

ディープインパクト産駒の関西馬だったんですけど…

その第一印象は普通に『ドナウブルーの1歳下の全妹』でしたね。

2歳11月のデビューから…

不良馬場のマイル戦2着…

良馬場のマイル戦圧勝…

と来て…

前年姉のドナウブルーが1番人気に推されながら5着に敗れた3歳初戦のシンザン記念を制覇…

で、その3週間後に姉も同じコースの京都牝馬Sで重賞制覇を果たしましたからね…

『京都マイルが得意な姉妹の妹』って印象だったかな…

ただ、牝馬が牡馬相手にマイル重賞を勝ったのは立派な事…

クラシックに向けて楽しみな存在だとは思ったんですけど…

それでも、それほどテンションは上がらなかったんですよね…

…ここからの流れは姉より父のディープインパクトに似た感じだったかな…

どういう事かと言うと…

ディープインパクトって、今となっては『デビュー前からの期待に応え無敗で三冠を制した』みたいなイメージになってますが…

よくよく思い出してみると、そんな事はなく…

ディープインパクトがデビューする1週間前まではその期待は同じ『武豊騎手騎乗のサンデーサイレンス産駒』サムライハートに向けられていたんですよね。

…サムライハート…

そう、『サンデーサイレンス×エアグルーヴ』と言う配合で初めて生まれた牡馬で…

その年の2歳馬の前評判圧倒的1位。

この馬がデビュー戦を快勝した時は、こちらの方に無敗の三冠を期待していたんですけどね…

2戦目に骨折して5着に敗れると…

その翌週にデビューしたディープインパクトがサラッとそのポジションを奪っていったんですよね。

で…

娘のジェンティルドンナもこれと似たシチュエーションになるのです!

ジェンティルドンナと同期でクラシックの圧倒的最有力候補…

それは文句なくジェンティルドンナと同じ『サンデーR所有のディープインパクト産駒』ジョワドヴィーヴルだったのです!

史上初めて新馬戦と阪神JFを連勝したってだけでもインパクトあるのに…

3歳上の半姉があのブエナビスタですからね?

そんなの歴史的名牝になるのを期待しちゃうじゃないですか?

ただ、サラッとサムライハートのポジションを奪ったディープインパクト同様、ジェンティルドンナもサラッとジョワドヴィーヴルのポジションにおさまる事になるんですね…

まるで2頭が入れかわったかのように…

入れかわったと思われるのは2頭の初対決となったチューリップ賞…

ジョワドヴィーヴルが1.3倍の1番人気…

ジェンティルドンナが4.4倍の2番人気…

ってな感じだったんですけど…

まさかの共倒れ!(ジョワド3着、ジェンティル4着、勝ち馬ハナズゴール)

まぁこの際、敗因とかは置いておきまして、とにかく2頭はファンをガッカリさせ…

そして、なぜかこの後、ジェンティルドンナの方がジョワドヴィーヴルに期待していたような成績になっていくんですね…

まず、再びジョワドヴィーヴルに次ぐ2番人気に推された桜花賞…

ここで4番人気ヴィルシーナを半馬身抑えて勝利すると…
(ちなみにジョワドヴィーヴルは6着に敗退し、さらに故障で翌年まで休養)

続くオークスですね…

まだ『ドナウブルーの妹』ってイメージが払拭しきれておらず…

しかも母はスプリンターだった事が判明…

さらに主戦の岩田騎手が騎乗停止(代打・川田騎手)と言う事で…

フローラSの勝ち馬ミッドサマーフェア…

そして桜花賞2着で2000m戦勝利経験のあるヴィルシーナに次ぐ3番人気と言う低評価だったんですけど…

結果はビックリ!

従来のレコードを1,7秒も更新する2分23秒6と言う超絶好タイムで2着ヴィルシーナに5馬身の差を付ける圧勝!

一気に評価は高まり…

秋になっても…

ローズS・またまたヴィルシーナを2着に引き連れ快勝…

秋華賞・悲願達成に燃えるヴィルシーナとのハナ差の接戦を制して三冠達成…

と言う成績を残しますからね。

…こんなの完全にジョワドヴィーヴルに期待していた成績じゃないですか?

三冠達成はもちろん…

ヴィルシーナとの名勝負はジョワドヴィーヴルの姉ブエナビスタとレッドディザイアとの名勝負を思い出させるものでしょ?

後、オークスの走りなんか、絶対に『ドナウブルーの妹ジェンティルドンナ』じゃなくて『ブエナビスタの妹ジョワドヴィーヴル』に期待していたものですもんね…


と言う訳で、ここまでのジェンティルドンナの印象は『ドナウブルーの妹』→『ジョワドヴィーヴルと入れかわった馬』って感じに推移したんですけど…

この後、その印象は大きく変わる事になるんですね…

そして、その中心にいるのは1歳上の三冠馬オルフェーヴル…

当時のオルフェーヴルは凱旋門賞でホントに惜しい2着に敗れた直後で、ちょっとした国民的人気者と言っていい状況だったと思うんですが…

そんなオルフェーヴルとジェンティルドンナ…

2頭の『サンデーR所有の三冠馬』の初対決となったジャパンCで事件は起こるんです…

まぁ事件と言ってもパッと見は本当に素晴らしいレースだったんですけどね…

豪華メンバーが揃う中、同じ勝負服の三冠馬2頭が他馬を引き離しての叩き合い…

そしてハナ差でジェンティルドンナが勝利…

今になって見れば最高の名勝負ですよ。

オルフェーヴルの『やや牝馬に弱い』と言う属性もお馴染みになってますからね…

ただ、当時の自分には最高に後味の悪いレースだったんです。

ただでさえ大好きなオルフェーヴルが3歳牝馬に競り負けただけでも悔しいのに…

その敗因がジェンティルドンナが体当たりしてきたからなんですもん!

これ、凄くモヤモヤしませんか?

『体当たりされた事に文句言いたい!』

『でも、大人の男馬が3歳の女馬に体当たりされた事に文句言うのってカッコ悪くないか?』

みたいなジレンマ…

そう、納得できない負け方なのに、文句も言えない状況…

この時はホント気分悪かったな〜


と言う訳で、一躍『オルフェーヴルの敵役』みたいなイメージになってしまったジェンティルドンナ…

ここからは『早くリベンジの機会を与えてくれ!』って言う対象になりましたね。

でも、それがなかなか実現しない…

史上初めて3歳牝馬で年度代表馬に輝き、一応凱旋門賞も目標の1つにしているジェンティルドンナ…

そして、前年に続き再び凱旋門賞を目指すオルフェーヴル…

どこかでぶつかってもおかしくなかったんですが…

オルフェーヴルが病気の影響で春は大阪杯しか走れず…

ジェンティルドンナはドバイSC2着→宝塚記念3着で凱旋門賞断念…

そして、オルフェーヴルは再び凱旋門賞に挑戦して2着…

ジェンティルドンナは休み明けの秋の天皇賞で2着…

で…

ジェンティルドンナはジャパンC…

オルフェーヴルは有馬記念で引退…

と言うローテになってしまいましたからね。

結局、2頭の2度目の対決は実現しなかったんですよね。

なので、この辺で自分の中での『ジェンティルドンナ=オルフェーヴルの敵役』ってイメージも薄れていったんですけど…

それと同時にジェンティルドンナの成績も乱高下するようになってくるんですよね。(ちなみに騎手もここから毎回変わるようになる…)

まず、スローになったジャパンC…

ここはG1未勝利の3歳牝馬デニムアンドルビーの追撃をなんとかハナ差退け連覇を達成すると…

5歳初戦の京都記念は稍重馬場だったとは言え謎の6着敗退…

ただ、前年2着だったドバイSCではきっちり勝利し、再び評価を上げるんですが…

帰国初戦の宝塚記念…

ここでは9着沈没…

そして秋初戦の天皇賞…

2番人気ながら1番人気イスラボニータに競り勝ち、勝ったスピルバーグと0.1秒差の2着に好走し再び評価を復活させ…

3連覇を期待され1番人気に推されたジャパンC…

ここでは4着敗退…

で…

どの辺りだったかな?

この年、自分のジェンティルドンナへの印象が知らぬ間にまた変わっていたんですよね。

どんな印象になっていたのかと言うと…

ズバリ『かわいそう』!

だって…

ヴィルシーナと全てワンツーフィニッシュと言う歴史的三冠牝馬で…

さらに牡馬三冠馬のオルフェーヴルを死闘の末に破り、史上初の3歳牝馬によるジャパンC制覇を達成し…

さらにさらにこれまた史上初の3歳牝馬で年度代表馬受賞…

これだけでも凄いのに…

史上初のジャパンC連覇に…

海外G1制覇も達成している超歴史的名牝なのに…

…これ、自分だけですかね?

ジェンティルドンナって実績の割に人気がなかった気がしません?

まぁ、1歳上にオルフェーヴル…

同い年にゴールドシップやジャスタウェイがいましたからね…

注目度が下がるのは仕方ないとは思うんですけど…

それに加えて3歳時のジャパンCの体当たりのせいで余計に好感度が下がっていたと思うんですよね。

なので、実績と人気の比例のしなさに同情のような感情をいだいていたのです。


…ただ!

そこはさすが歴史的名牝!

自分のような素人の同情など関係なく、自らの力でファンの心を引き寄せるのです!

最後の頼みの綱だった『ジャパンC3連覇』を逃し、『終わった』と思ったジェンティルドンナ…

ラストランとして初体験となる中山競馬場の有馬記念に出走するんですが…

得意の東京でも負けていた5歳牝馬ですからね?

適性があるかないか分からないけど、ピンとこない条件の有馬記念では人気にならず過去最低の4番人気。

それでも絶好の2枠4番から先行すると、後続の追撃を振り切り見事1着!

引退レースの有馬記念で復活勝利と言う最高の結果を残し…

最後の最後で今まで唯一足りなかった『感動』や『好感度』と言ったものを手に入れるんですね。


と言う訳で、ジョワドヴィーヴルの存在をなかった事にしたのと同様に…

『現役時代は実績の割にそれほど人気はなかった』と言うのもなかった事にしたジェンティルドンナ…

今度は自身の存在感がアーモンドアイのせいで若干薄れてきていますが…

これだけの名牝…

また繁殖牝馬として存在感を示してくれる事を期待しています。


と言った所で今回はここまで…

ちょっと個人的感覚を多くの競馬ファンの感覚みたいに書いてしまった事にモヤモヤしているんですが、書き直す時間も体力もないのでこのまま更新しちゃおうと思います。

それではまた次回から2000回目指して頑張りますので引き続きよろしくお願いします。


それでは…ありがとうございました。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その450

『最新版・あなたが選ぶ史上最強の牝馬を「本音・建前・心情・+1」形式で教えてください。』

本音・アーモンドアイ
建前・クリフジ
心情・ヒシアマゾン
+1・ウオッカ




runfor4 at 13:22コメント(5)サ(ザ)行の名馬 

2020年07月14日

1949・ダークシャドウ

今週は函館記念と中京記念…それに現2歳世代最初の重賞・函館2歳Sも行われるんですか?

競馬を見始めた頃の番組表の影響で『世代最初の重賞(当時は札幌3歳S)が行われる週は重賞がその1つしかなく1年で屈指のつまらない週』って印象があったんですが…

変わったものですね…

で、そんな今回は…

函館記念に出走経験のある馬から、こちらの名馬を取り上げてみる事にします。


『ダークシャドウ』





いや〜、この馬も良い馬でしたよね〜

G1未勝利で…

種牡馬にもなりませんでしたけど…

普通にG1級の評価をしているのは自分だけでしょうか?

何はともあれ、さっそくどんな馬だったのか振り返ってみましょう。


2007年生まれ…

ヴィクトワールピサ世代の牡馬ダークシャドウ…

父ダンスインザダークの『ダーク』に…

冠名の『シャドウ』…

それを併せて『ダークシャドウ』って名前からしてカッコいいのに…

差し〜追い込みって脚質もこれまたカッコよかったですよね〜

しかも3歳の4月末デビューと『遅れてきた大物感』もありましたからね…

活躍しだした頃はホントにかなり胸踊る存在だった記憶があります。

具体的な成績を書いてみますと…

デビューからいきなり東京2000mの未勝利→500万下を連勝…

2ヶ月半の休みをはさみ…

札幌2600mの1000万下特別で4着…

セントライト記念で5着…

と連敗を喫して3歳を終えたものの…

4歳になると一気に出世!

休み明けとなった京都2200mの1000万下特別を2着した後、得意の東京2000mの1000万下特別を圧勝…

さらに自己条件除外の影響で格上挑戦したG2の大阪杯…

ここで『直後に春の天皇賞を勝つヒルノダムール』のハナ差2着に好走し…

続くエプソムCで重賞初制覇!

さらに秋初戦の毎日王冠も勝利!

豪華メンバーが揃った秋の天皇賞でブエナビスタに次ぐ2番人気に推される!

まぁでも、これは納得の2番人気ですよね。

なんたって、東京では1800m〜2000mだけを走り5戦5勝ですからね…

G1初挑戦で初勝利も十分可能だと思ったんですが…

結果は…

ブエナビスタには先着したものの、トーセンジョーダンの豪脚に半馬身だけ屈し日本レコードと0.1秒差の2着!

いや〜、この時は本当にダークシャドウの評価が急上昇しましたね…

いつか必ずG1制覇のチャンスはやってくると思ったんですが…

ただ、ダークシャドウの競走生活は思ったようにはならないんですね…

まず5歳…

復帰戦の京都記念2着をステップに臨んだドバイDFで9着に敗れると…

その後も…

札幌記念・2着…

秋の天皇賞・4着…

ジャパンC・4着…

と勝ちきれない…

でも、ここまではまだ良かった…

個人的には普通にG1ホースと同じくらいの強豪と認識していましたからね。

問題はこの後…

徐々に成績を落としていってしまうのです…

有馬記念で6着と日本で初めて掲示板を外すと…

6歳春も…

大阪杯・5着…

安田記念・6着…

毎日王冠・5着…

と敗れ…

天皇賞を怪我で回避して臨んだマイルCSでは初めての二桁着順となる16着…

さらに7歳初戦の中山記念…

ここでは休み明けに道悪も重なり11着…

それでも…

エプソムC・3着…

函館記念・2着…

と連続好走した時はまだいけると思ったんですけどね…

次走から4走…

勝ち馬との着差こそ全て0.5〜0.6秒ながら4戦中3戦で二桁着順負けを喫し引退する事になってしまうのでした。


…と、ダークシャドウはこんな感じの成績だったんですけど…

改めて見ると思った以上に東京特化型の成績だったんですね。

普通に強い馬と認識していたので、特にローテーションに違和感を持った事はなかったんですが…

もし5歳以降、東京に絞ったローテーションをとっていたらどうなっていたんですかね?

まぁ、それは考えても仕方ないですね…

実際、秋の天皇賞や安田記念に出て負けているんですもんね。

4歳時の秋の天皇賞…

あの時にトーセンジョーダンにとんでもない走りをされてしまったのが不運だったと思うしかないですね。


と言った所で簡単ですが今回はここまで…

気付けば次回は1950回目なんですね…

ちょっと実感はわきませんが、またいつも通り更新してみたいと思っていますので、よろしかったらお付き合いください。

それでは…


さよなら…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その449

『世代最初の重賞(現在なら函館2歳S)で1番人気に推されたけどそこで負けてしまい、結局その後も重賞未勝利だった馬と言ったら?』

サラトガビューティ




runfor4 at 16:43コメント(5)タ(ダ)行の名馬 

2020年07月07日

1948・アルフレード

今週は七夕賞とプロキオンSが行われますね。

で、過去のプロキオンS好走馬からベストウォーリアかコーリンベリーを取り上げようと思ったんですが…

どちらもまだ産駒のデビュー前…

と言う訳で、七夕賞に出走経験のあるこちらの名馬を取り上げてみたいと思います。


『アルフレード』





この馬は…

2009年生まれのゴールドシップ世代…

シンボリクリスエス産駒の関東馬だったんですけど…

2歳9月のデビューからいきなりマイル戦で2連勝を飾り…

続く朝日杯も勝って2歳王者に輝いた馬だったんですよね。

で、3歳になった翌年も…

初戦のスプリングSこそ惨敗したものの…

皐月賞をスキップして出走したNHKマイルCでは8着までが0.2秒差にひしめく熾烈な2着争いを制して2度目のG1連対を果たしましたからね…(ちなみに勝ったカレンブラックヒルとは3馬身半差)

ダービーでは13着に敗れましたけど、マイルではまだまだ将来に期待できる存在だったと思うんですよね。

ただ、ここで屈腱炎を発症…

1年半も休む事になってしまい…

復帰後は16着→6着→10着→11着→4着→9着と1年間低迷…

そして6歳の春頃から…

東京新聞杯・クビ差2着…

新潟大賞典・0.2秒差3着…

七夕賞・0.3秒差5着…

と、ようやく復調の兆しを見せたんですけどね…

続く新潟記念で7着に敗れると、また休養に突入…

結局、休養中に再び屈腱炎を発症し引退する事になってしまうのでした。


…と、アルフレードと言う馬は無敗で2歳王者に輝きながら3歳以降勝利を挙げる事ができなかったんですが…

それに加え、同時期にアルバートやらアルビアーノやらアフォードやら似たよう名前の活躍馬がけっこういましたからね…

けっこう影が薄い存在になってしまっているんですよね…

ただ、個人的に1つだけ印象に残っている事があるんです。

それは朝日杯の勝利…

このレース、実は何気に凄く予想が悩ましかったんですよね。

まぁ、2戦2勝…圧倒的に有利な内枠(2枠3番)…ウィリアムズ騎手騎乗…そんな1番人気馬が勝った訳ですから…

一見何が難しいのか分からないんですけど…

それでも、自分は凄く悩んだんです。

なぜかと言うと、アルフレードの前走…それが500万下特別だったから!

もともと当時の朝日杯と言うのは500万下をステップにした馬がかなり苦戦傾向にあったんですが…

さらに勝利って事に限ると20年前のミホノブルボンまでさかのぼらなくてなりませんでしたからね…

『アルフレードは厳しくないか?』って感じだったんですよ。

『じゃあ、買わなきゃいいじゃん!』って思うかもしれませんが…

さらにややこしいのが相手関係!

2番人気のクラレントも『前走・東スポ杯13着』って感じだった他…

どの馬も近年好走していない臨戦過程の馬ばかりだったんですよね。

よって『相対的に』アルフレード以外好走すると思える馬は見当たらず…

『果たして圧倒的有利な条件が揃ったアルフレードが勝つのか?それとも朝日杯・前走500万下出走馬が勝てない呪いが勝つのか?』と、ちょっとしたホコタテ対決にかなり注目した記憶があるんですよね。

で、それにきっちりと回答してくれたアルフレード…

これだけで自分の中でかなりの名馬と言う事になっていて…

3歳以降、さらなる活躍をしてほしいと思ったんですが…

まぁ、こればっかりは仕方ないですね。怪我ですから…

逆に6歳でプチ復活したのが凄いと思っています。


と言った所で簡単ですが今回はここまで…

よくよく見てみると、プロキオンSにエアスピネルが登録しているんですね。

思えばエアスピネルも朝日杯に1番人気で出走した馬…

初ダートでどんな走りを見せてくれるのかに注目です。

それではまた次回…


さよなら…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その448

『呪いを解いた馬と言ったら?』

秋の天皇賞、不可解な1番人気連敗の歴史に終止符を打ったテイエムオペラオー




runfor4 at 13:37コメント(8)ア行(ヴ含む)の名馬 

2020年06月29日

1947・ホッコータルマエ

宝塚記念も終わってしまいましたね。

これで馬券収支がまずまずなら大した事ないんですけど…

最近、穴を狙っている訳でもないのにトリガミすらない状況…

かなり寂しい気持ちです。


それにしても、クロノジェネシス…

凱旋門賞いってくれませんかね?

父が凱旋門賞馬と言う血統…

道悪の宝塚記念を圧勝と言う能力…

そして牝馬と言う性別…

結果は別にして『ロンシャンでその走りを見たい!』と思ってしまいますよね。

ちょっとここ最近の牝馬の海外での活躍で自分の感覚がマヒしているのかもしれませんが、秋のローテに注目したいと思います。


さて、それではそろそろ本編に入ろうと思うんですが…

今回は先週行われたもう1つのG1…帝王賞にちなんだ馬を取り上げてみたいと思います。

『今年(2020年)の帝王賞を勝ったクリソベリルにもこんな活躍をしてほしい!』と言う感じのこちらの名馬です!


『ホッコータルマエ』





いや〜、ホッコータルマエ!

素晴らしい名馬でしたよね!

しかも、いくつもの壁をぶちやぶったドラマ性も持ち合わせていて、歴史に残るダートの名馬だと思います。

さっそく、どんな馬だったのか振り返ってみましょう。


2009年生まれ…

ゴールドシップやジェンティルドンナと同世代の牡馬ホッコータルマエ…

キングカメハメハ産駒の関西馬だったんですけど…

正直最初はここまでの名馬になるとは個人的に思っていなかったんですよね…

…あ、いや、デビュー当初も決して悪い成績ではなかったんですよ。

3歳1月のデビューから一貫してダートを走り…

11着→1着→4着→6着→1着→3着→1着と、6月に1000万下を勝利…

そして、重賞初挑戦となったジャパンダートダービーで5着した後、レパードSで重賞初制覇を果たしていましたからね…

文句なしのダートの同世代トップクラスだとは思っていました…

ただ、ここまで9戦で4回も馬券圏外に敗れていたのはちょっと物足りないと思いましたし…

実際、G1では完敗の5着に敗れていましたからね。

重賞は勝ててもダート最強馬争いに加わるような存在にはならないと思っていたんですよね。

で、その後もだいたいイメージ通りの成績になる訳ですよ。

秋初戦のみやこSで3着すると…

ジャパンCダートの3着には少し驚かされたものの…

3歳最終戦のオープン特別は2着…

4歳初戦の東海Sは3着…

と、4戦未勝利…

『このまま良い味出してるダートの名脇役になっていくのかな?』って思っていました。(名前も脇役っぽかったし(失礼))

ところが、思えばこの辺りでホッコータルマエは本格化を果たしていたんでしょうね。

続くフェブラリーSの代わりに出走した佐賀記念…そして1ヶ月後の名古屋大賞典と、2戦続けて地方のG3を圧勝すると…

さらに中央のG3アンタレスSも前年の最優秀ダート馬ニホンピロアワーズ相手に勝利…

『あれ?確かに勢いはあったけど、ホッコータルマエってここまで強かったっけ?』ってなり…

そうこうしていると、次はG1のかしわ記念と帝王賞も連勝…

重賞5連勝で一気に最強ダート馬に登り詰めてしまうんですね。

この時は驚きましたよ…

正にかしわ記念で2着に負かしたエスポワールシチー…その4歳時を見ているような一気の出世だったと思います。


と言う訳で、本格化を果たしたホッコータルマエ…

秋になっても…

南部杯・エスポワールシチーの2着…

JBCクラシック・レコード勝ち…

ジャパンCダート・0.1秒差3着…

東京大賞典・1着…

と言う成績を残し、最優秀ダート馬に輝き…

5歳初戦の川崎記念も勝って、9ヶ月足らずの間にG1を5勝と言う離れ業をやってのけるんですけど…

ここで新たに1つの問題が発生するんですね…

それは『中央のG1が勝てない問題』…

たいていこの手のダート最強馬って1つは中央のG1も勝っているじゃないですか?

それでもホッコータルマエはここまで中央G1だと2戦3着2回…

さらに、続いて出走したフェブラリーSも最低人気コパノリッキーを捕まえきれずに2着に負けてしまいますからね…

『これはちょっとヤバいかな?』と思いましたよ。

だって、中央のダートG1って圧倒的に5歳以下馬が強く、過去の最強ダート馬達もたいてい中央G1初制覇は5歳以下の時…

=ホッコータルマエはある意味暮れのチャンピオンズCが中央G1制覇のラストチャンス…

それだけでも心配な状況なのに…

さらにホッコータルマエには心配な点があったんですよね。

それは主戦騎手が幸騎手だった事…

あ、別に幸騎手の実力うんぬんは関係ないんですよ。

ただ、幸騎手でダートの名馬と言ったら当時はブルーコンコルドだったじゃないですか?

そのブルーコンコルドも地方G1は7勝もしていながら、中央G1はフェブラリーS2年連続2着など結局未勝利でしたからね。

『ホッコータルマエもブルーコンコルドみたいに中央G1は勝てないのかな?』なんて思ってしまったんですよね。

で、状況はその後さらに悪化…

フェブラリーSの後、ドバイワールドCに遠征してシンガリ負けを喫したホッコータルマエ…

7ヶ月の休養をはさみ、復帰戦のJBCクラシックで4着に敗れてしまいますからね。

前年はJBCクラシックをレコード勝ちして臨んでも勝てなかったジャパンCダート…

その年からチャンピオンズCと名前が新しくなりましたが、ホッコータルマエにとっては厳しいレースになると思っていましたね…


…思っていたんですが…

ところがどっこい!

ホッコータルマエはここからもう1段成長を遂げる!

1番人気コパノリッキー等を沈め悲願の中央G1初制覇を果たすと…

続く東京大賞典もコパノリッキーを突き放して圧勝!

ブルーコンコルドと並ぶG1・7勝馬に輝く…

さらに6歳になっても…

川崎記念・1着…

ドバイワールドC・5着…

帝王賞・1着…

と、G1勝利数を『9』まで積み上げ…

その後はやや衰え…

JBCクラシック・3着

チャンピオンズC・5着…

東京大賞典・2着…

と勝ちきれなくなったものの…

7歳初戦の川崎記念を勝って史上初のG1・10勝を達成し…

おまけに獲得賞金10億円を超え…

後は…

ドバイワールドC・9着…

帝王賞・4着…

南部杯・3着…

JBCクラシック・2着…

と言う成績を残し…

その後、跛行を発症して『チャンピオンズC→東京大賞典→大井競馬場で引退式』と言う予定を断念して引退する事になるのでした。


…と、ホッコータルマエはこんな感じの馬だったんですけど…

いや〜、それにしても印象的な存在ですね〜

レパードSを勝ってしばらくの間は個人的に『名脇役になる』ってオーラをプンプン放っていたように思えたんですけどね〜

そこから1年で突如G1・5勝を含む重賞8勝の大活躍を見せると…

心配した中央G1制覇もあっさり達成…

最終的にはG1・10勝の10億円ホースと言う歴史的名馬になっちゃうんですもんね。

とんでもないですよね。

是非今後はダート界のロードカナロア的種牡馬になってもらいたいです。


と言った所で今回はここまで…

宝塚記念が終わってしまい、ちょっと脱け殻状態ですが…

それでも今週も『前走・高松宮記念先頭ゴール』のクリノガウディーが出走予定のCBC賞、楽しみなメンバーが揃ったラジオNIKKEI賞、そしてディアドラが出走予定のエクリプスSが行われますからね…

テンションを上げていきたいと思います。

それでは、また次回…


さよなら…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その447

『文中にゴールドシップ・ジェンティルドンナ・ホッコータルマエが同期と書きましたが、これを超える同期の牡馬・牝馬・ダート馬の組合せってありますか?なければ次点をお願いします。』

ナリタブライアン
ヒシアマゾン
ライブリマウント




runfor4 at 14:51コメント(15)ハ(バ・パ)行の名馬 

2020年06月23日

1946・ラブリーデイ

今週はいよいよ宝塚記念ですね。

史上初の無観客G1が行われた春シーズンの総決算。

どうも最近ヤル気とは裏腹に馬券の調子があまり良くないんですが、なんとか良い結果を出したいと思っています。

で、そんな今回取り上げますのは宝塚記念にちなみこちらの名馬。


『ラブリーデイ』





この馬は個人的にはけっこう特殊な存在だと思っているんですが…

改めて考えてみると、どの部分が特殊だったのか判断が難しいんですよね。

2歳〜6歳の5シーズン走り…

5歳だけが違和感があるようにも思えるし…

そうではなく、5歳から最後までがそれまでとかけ離れているようにも思えるし…

って言うか、5歳のどこから変貌したのかも判断できないし…

何はともあれ、さっそくどんな馬だったのか振り返って考えてみる事にしましょう。


2010年生まれ、キズナ世代の牡馬ラブリーデイ…

金子真人HDの所有馬で…

池江泰寿調教師の管理する…

父キングカメハメハ、母の父ダンスインザダークと言う血統の関西馬だったんですけど…

よくよく思い出してみるとデビュー当初はなかなか有望だったんですよね。

新馬戦→野路菊Sといきなり1800mで連勝を飾り…

続く7番人気だった京王杯2歳Sでも2着しましたからね…

クラシック候補の1頭ですよ…

ただ、自分が忘れていただけあって、この後は低迷…

4番人気だった朝日杯で7着に敗れると…

3歳になっても…

アーリントンC・5着…

毎日杯・11着…

皐月賞・15着…

と、レースごとに着順が悪化…

このまま『早熟』で終わってしまってもおかしくない状況になってしまう。

まぁ、このまま終わらなかったから今回取り上げている訳ですけど…

続くダービーで17番人気ながら7着に好走するとラブリーデイは復調…

夏の小倉記念で古馬相手に2着し…

4ヶ月後の金鯱賞でも2着…

有馬記念こそ12着に惨敗しますが、なかなかの形で3歳を終える。

で、4歳になっても…

中日新聞杯・3着…

オープン特別・1着…

目黒記念・5着…

七夕賞・6着…

アルゼンチン共和国杯・5着…

金鯱賞・4着…

と安定した成績を残し…

そして、迎えるんですね…

問題の5歳を…

ラブリーデイってどこで覚醒したんですかね?

普通に考えたら5歳初戦から…って感じだと思うんですけど…

なんて言うんですかね?

個人的にはもともとG2やG3はいつ勝ってもおかしくないと思っていましたからね…

宝塚記念からとも思えるし…

秋になってからとも思えるんですよね…

ちょっと具体的に見てみましょう…

5歳になり中山金杯をレコード勝ちして重賞初制覇を達成したラブリーデイ…

続く京都記念も勝って重賞連勝を果たす…

ちなみに中山金杯ではロゴタイプ、京都記念ではキズナやハープスターを倒していますからね…

もう十分覚醒していたと言えるでしょう。

でも、さっきも言った通り、もともとこれくらいはできると思っていたので、当時は『覚醒した!』とは思わなかったんですよね。

しかもこの後ですよ…

苦手の長距離の阪神大賞典→春の天皇賞と言うローテを取って6着→8着に敗れてしまいましたからね…

ますます『G2やG3なら勝てるけど、G1では用なし』みたいな今までと変わらない印象になってしまったんですよね。

で、そんな印象は次走の鳴尾記念を勝っても変わらなかったんですが…

続く6番人気で出走した宝塚記念ですよ…

個人的には能力うんぬんは別にしても『春の天皇賞の後に間に1戦はさんで宝塚記念に出走した馬は壊滅状態』と言うデータからラブリーデイの馬券は買わなかったんですけど…

これがビックリ…

圧倒的1番人気のゴールドシップがブービーに沈む中、6番人気の低評価を覆して見事1着!

G1初制覇を成し遂げるんですね。


で、これで文句なく覚醒!

…とは、まだ当時の自分は思えなかったんです。

なんと言うか、宝塚記念ってこう言う馬が勝つレースって印象がありましたし…

何よりゴールドシップが沈んでしまったのがいけなかった…

ラブリーデイが6番人気だった以外にも、2・3着も二桁人気の牝馬デニムアンドルビーとショウナンパンドラでしたからね…

『どさくさに紛れて勝った』みたいな印象になってしまったんですよね。

と言う訳で、半信半疑のまま秋を迎える事になったんですけど…

ここからは文句なしに素晴らしかった!

まず京都大賞典を人気に応えて快勝すると…

再び1番人気に推された秋の天皇賞も主戦の川田騎手の代打・浜中騎手とのコンビでキッチリ1着!

で、ついでに次走のジャパンCも1番人気で0.1秒差3着に好走しますからね…

この時のラブリーデイって、ゴールドシップ(orジェンティルドンナ)とキタサンブラックの間にはさまって一瞬現役最強馬だった印象があるのは自分だけですかね?

なので、現役時代の個人的イメージだと宝塚記念で急に覚醒して、G2級だった馬がG1ホースそして現役最強馬に駆け上がった…みたいな印象があるんですよね。

まぁでも、冷静に考えたら覚醒したのは5歳の頭からって事で間違いない気がします。


と言う訳で、一瞬個人的な現役最強馬になったラブリーデイ…

その年10戦目となった有馬記念で5着に敗れ、激動の5歳を終えると…(最優秀4歳以上牡馬受賞)

6歳になるとさすがに衰えるんですけど…

それでも現役最終年となった6歳時も…

大阪杯(G2)・4着…

クイーンエリザベス2世C・4着…

宝塚記念・4着…

京都大賞典・3着…

秋の天皇賞・9着…

香港C・4着…

と、6戦して5回4着以内でしたからね。

『さすが元・現役最強馬!』って感じですよね。


と、ラブリーデイの成績を簡単に紹介させていただいたんですけど…

まとめるとどうなるんですかね?

個人的には『もともとG2やG3は勝てる馬』だと思っていたので鳴尾記念を勝った所まで特に違和感はなかった…

→それでも宝塚記念を勝った時には驚かされたけど、これもギリギリ理解できた。

→ホントに驚かされたのは秋に『京都大賞典1着→秋の天皇賞1着→ジャパンC3着』と言う成績を残し個人的現役最強馬になった時…

…と言うイメージでしたが…

改めて成績を見てみると…

4歳までは並みのオープン馬だった馬が、5歳で覚醒…現役最強馬にまで登り詰めた。

って感じなんですかね?

成績表を見てみると前半と後半の差が凄いですもんね。

2歳〜4歳が17戦3勝、2着3回、3着1回、4着〜5着4回、二桁着順3回、重賞未勝利なのに対し…

5歳〜6歳は相手が強くなったにも関わらず…

16戦6勝、3着2回、4着〜5着5回、二桁着順なし、重賞6勝(内G1・2勝)…

ですからね…

ある意味、歴史に残る大器晩成型の名馬ですよね。

今日はそんなラブリーデイをブログに登場させる事ができて良かったです。


と言った所で今回はここまで…

宝塚記念、どんな結果になるか分かりませんが、素晴らしいレースになる事を期待しています。

それでは、また次回…


さよなら…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その446

『2020年宝塚記念、週頭のテキトー3連複をお願いします。』

クロノジェネシス
ラッキーライラック
レッドジェニアル

ラブリーデイの年を意識して牝馬2頭+前走鳴尾記念のキンカメ産駒




runfor4 at 13:12コメント(14)ラ行の名馬 

2020年06月16日

1945・アジアエクスプレス

先週のエプソムC…

普通に自分で予想したらピースワンパラディ(2番人気)とサトノアーサー(1番人気)が有力だな…って思ったんですよね…

で、この2頭と言うのは正にアカネテンリュウさんがコメント欄で推していた2頭!

なもんで『こうなったら完全にアカネテンリュウさんに乗っかろう!』と言う事で、もう1頭の推進馬ダイワキャグニー(9番人気)とのワイドボックスを買ったんですけど…

人気薄のダイワキャグニーが勝って人気2頭は沈没…

競馬ってこう言うものですよね…


さて、今週もG3が2つ行われますね。

その内の1つユニコーンSに出走経験のあるこんな名馬を取り上げてみましょうか?


『アジアエクスプレス』





いや〜、個人的には『わけの分からない馬』的な印象があったんですけど…

どうですかね?


2011年生まれのワンアンドオンリー世代…

ヘニーヒューズを父に持つアメリカ産馬だったんですが…

プロフィールのイメージ通り2歳11月のデビューから東京のダート1400m戦とダート1600m戦を連続圧勝!

一躍、全日本2歳優駿の有力馬に躍り出る…

ただですね、ここからがわけが分からない。

その全日本2歳優駿を除外になると、なんと芝の朝日杯FSに挑戦!

まぁ、確かにヘニーヒューズ産駒には芝の活躍馬もけっこういますけど…

アジアエクスプレスは実際ダートで結果を出していましたし…

何より芝を走った事のない馬が朝日杯で好走した記憶なんか全くありませんでしたからね…

4番人気には推されていたものの、個人的には全くのノーマークだったんですよ…

ただ結果はビックリ!

中団から力強く抜け出し快勝!

この時は驚かされましたね…

ホント完全にノーマークだったんで…


で、その後は…

スプリングS・2着…

皐月賞・6着…

と普通に芝でも強い所を見せたアジアエクスプレス…

またわけが分からなくなったのはこの後!

圧倒的1番人気に推されたダートのユニコーンS!

不利な1枠には入りましたけど、2歳時に同じコースを1枠から勝っていましたからね…

死角はないと思ったんですが…

まさかの12着惨敗!

ファンをガッカリさせる…

ただ、次走のレパードS…

ここでは人気に応えて圧勝!

ホントに読みずらい馬ですよね…

強いのか?弱いのか?

芝が得意なのか?ダートが得意なのか?

まぁ、ある程度強いのは間違いないですけど…

それがどの程度なのか?芝ダートどちらに適性があるのか?ってのと併せてこの時点では全く判断がつきませんでしたからね…

まぁまだ3歳馬ですし、おいおい少しずつ分かっていくだろうと思っていたんですけど…

ここでまさかの骨折!

半年休養する事になり…

復帰後は全て1番人気で…

名古屋大賞典・2着…

アンタレスS・2着…

平安S・5着…

ダートのオープン特別・4着…

と、悪くはないけど若干期待に応えられない成績を残し…

再び脚部不安で1年以上の休養…

復帰戦で15着に敗れ引退する事になってしまうのでした。


…と、アジアエクスプレスは故障に泣かされたため、実際どれくらい強かったのか分からず…

それに『芝初挑戦で朝日杯制覇→ユニコーンS惨敗→レパードS圧勝』ってのが合わさり、自分の中で『わけの分からない馬』って印象になってしまっているんですが…

それでも、それとは別に良い意味で印象的な馬でもあるんですよね。

それは『中山で行われた最後の朝日杯勝ち馬である』と言う点…

当時、自分は凄く朝日杯のコースが中山から阪神に変わるのが嫌だったんですけど…

アジアエクスプレスの勝った朝日杯の馬券が外れ『やっぱ中山芝1600mでG1やっちゃダメだわ…』と思えましたし…

何よりアジアエクスプレスと言う存在ですか?

これが過去の中山で行われてきた朝日杯を象徴するような存在に思えたんですよね…

外国人騎手(ムーア騎手)騎乗で無敗の栗毛の外国産馬…

いろいろな過去の朝日杯勝ち馬を思い出せる馬なんじゃないでしょうか?

しかも名前のアジアエクスプレスもアローエクスプレスを連想させますし…

管理していた手塚厩舎は2年前にも朝日杯をアルフレードで勝っていましたしね…

なので当時は『あ〜、中山開催最後の年に良い馬が勝ってくれたな…』と、何かいろいろな感情の混ざった気持ちにさせられたんですよね。

…まぁ、芝初挑戦で勝利って言うのは近年では皆無の偉業だったとは思うんですが…

何はともあれ、僅か12戦しかできなかった割に印象的な場面の多いアジアエクスプレス…

次は是非種牡馬としても印象的な活躍をしてほしいと思います。


と言った所で簡単ですが今回はここまで…

また次回もよろしくお願いします。

それでは…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その445

『中山開催だった時の朝日杯で1番思い出深いのはどの馬が勝ったレースですか?』

グラスワンダー




runfor4 at 12:56コメント(9)ア行(ヴ含む)の名馬 

2020年06月08日

1944・エイシンヒカリ

いや〜…安田記念も終わってしまいましたね。

しかも、またも馬券は不的中。

『少頭数の安田記念は圧倒的1番人気が2着に取りこぼす』って印象があり、アーモンドアイから人気所に馬単裏表流しって所まではいけたんですけどね…

このブログのコメント欄に『安田記念は今春の東京G1の集大成的な馬券結果になりそう』なんて書き込んだのが心に残ってしまい…

相手を『ダービーのサリオスを連想させるインディチャンプ』『オークスのウイン2騎を連想させるダノン3騎』に絞ってしまったんですよね。

まぁ、クビ差4着だったノームコアが3着だったら『週頭のテキトー3連複で良かったんじゃん!』ってなっていたので、そうなるよりはマシだったんですけど…


さて、と言う訳で先週にも増して脱け殻状態になってしまっているんですけど…

ここで気を緩めても何もいい事はありません。

引き続きこの情熱をG1以外にも傾けてみましょう!

まず今週はエプソムCとマーメイドS!

特にエプソムCは最近プチ出世レースになってきていますからね…

頑張って予想してみたいと思います。

そんなエプソムCにちなみ、今日はこんな名馬を取り上げてみましょう。


『エイシンヒカリ』





いや〜、華のある馬でしたよね〜


2011年生まれのワンアンドオンリー世代…

ディープインパクト産駒の芦毛の牡馬で…

脚質は逃げ!

で、騎手は途中から武豊騎手で、これはちょっとサイレンススズカを連想させますし…

名前の『ヒカリ』は特急電車から取ったものらしく…

これも二冠馬コダマを連想させる感じ…

…なんて言うか過去の伝説的スピード馬を思い出させるプロフィールだったんですよね。


ただ、個人的にはですね、ちょうど武豊騎手とコンビを組み始めた4歳以降が強烈で、それ以前の事をすっかり忘れちゃってたんですけど…

よくよく思い出してみると、3歳時から強烈な存在でしたよね。

注目を集め出したのはちょうど6年前の今頃(2014年6月7日)…

4月終わりのデビューから3連続圧勝で1000万下特別を勝った時…(全て芝1800m戦)

逃げて32秒台の末脚を繰り出しましたからね…

『これは楽しみな馬が現れた』ってなった訳です。

で、秋になっても2000mの準オープンを逃げて快勝しましたから…

菊花賞に出ていても人気になっていたと思うんですが…

距離適性を考え、次走は東京2000mのオープン特別アイルランドT…

そこで…

そうでした…そうでした…

このレースでエイシンヒカリは日本中の競馬ファンの心を鷲掴みにするんですよね。

え〜と、2番枠から好スタートを切ると…

そこからサイレンススズカよろしく他馬をぐんぐん引き離し大逃げ状態…

このまま逃げきるだけでもかなりのインパクトだったんですけど…

エイシンヒカリはもう1つ演出を加える…

直線に入ると…

…これは『こうやって走った方が坂を登るのが楽だから…』って思ったんですかね?

どんどん外に斜行…

最終的に外ラチ近くまでいってしまうんですけど…

それでも3馬身半差で勝利!

いや〜、度肝を抜かれましたね〜

そして、一気にエイシンヒカリの事を好きになったのを憶えています。

と言う訳で、一躍大注目の存在になったエイシンヒカリ…

このままサイレンススズカみたいになる事を期待したんですけどね…

ここからちょっと思っていたのとは違う感じになります。

まず、重賞初挑戦となった暮れのチャレンジCで9着に沈み初黒星を喫すると…

4歳からは武豊騎手とコンビを組むんですが…

なんて言うかサイレンススズカと逆って言うんですかね?

比較的優等生っぽい逃げで…

マイルのオープン特別・0.2秒差1着…

エプソムC・クビ差1着…

毎日王冠・0.2秒差1着…

と言う形での3連勝…

『もしかして、この馬サイレンススズカみたいに強くない?だから武豊は大逃げをしないのか?』って感じになる…

実際、2番人気に推された次走の秋の天皇賞では9着に沈んでしまいましたからね…

『過大評価していたのかな?』って思いましたよね…


それだけに!

この後が衝撃的でした!

次走、9番人気とすっかり人気薄になっていた香港C…

ここでムーヴォレコルトを1馬身抑えて勝利しただけでも『おお!』って感じだったのに…

迎えた5歳初戦…

イギリスのプリンスオブウェールズSのステップとして出走したフランスのイスパーン賞ですね…

そう、1999年にエルコンドルパサーが2着したG1…

このレース、不良馬場と言う事でエイシンヒカリは9頭中4番人気とかだったんですけど…

道中2番手に控えると…

直線に入って良い手応えで先頭に…

そして、必死に追う他馬を尻目にどんどんリードを広げ…

最終的になんと2着に10馬身もの大差を付けて圧勝してしまうんですね。

いや〜、これにはビックリしましたね。

良馬場でこその逃げ馬と思っていたエイシンヒカリが、不良馬場…しかもヨーロッパのG1で2番手から圧勝してしまうんですもんね。

今までのイメージが一気に変わってしまいましたよね。

しかも、この勝利によりエイシンヒカリはジャスタウェイ以来の世界ランキング1位に輝くんですけど…

この1位と言うの栄誉以外にもファン的にもう1つ嬉しい事があったんです。

それはこの年の凱旋門賞がいつものロンシャン競馬場が改修中のため、イスパーン賞同様シャンティイ競馬場で行われると言う事…

まぁ、距離(イスパーン賞は1800m)が全然違いますからね…

エイシンヒカリが凱旋門賞を勝つとは自信を持って言えませんでしたけど…

それでも同じ競馬場で圧勝したのは事実…

次のプリンスオブウェールズSも勝ち、秋には凱旋門賞に有力馬として出走するエイシンヒカリを意識した事は確かでした。


…ただ、またまたエイシンヒカリは期待通りにはいかない…

次走、1番人気に推されたプリンスオブウェールズSで最下位6着に沈み帰国する事になると…

モーリスに次ぐ2番人気に推された秋の天皇賞で12着…

さらに再びモーリスに次ぐ2番人気に推された香港Cでも10着に敗れ…

それを最後に引退する事になるのでした。


…と、ファンの度肝を抜くパフォーマンスをやった後に人気を背負って惨敗するキャラだったエイシンヒカリだったんだすけど…

それでも、最後3戦を度外視するとホント素晴らしい馬でしたよね。

12戦10勝…

海外G1連勝…

凱旋門賞の有力馬…

世界ランキング1位…

それに加えて…

アイルランドTとイスパーン賞でのド派手な走り…

武豊騎手騎乗の逃げ馬…

ディープインパクト産駒の芦毛…

コダマを連想させるヒカリと言う名前…

何から何まで『華がある』と思うのは自分だけでしょうか?

今後は是非、種牡馬としてそれこそ凱旋門賞を意識できるような産駒を出すような活躍を期待したいと思います。


と言った所で今回はここまで…

怪我の功名と言うかなんと言うか、こんな状況(コロナ渦)のせいで最近自分の競馬熱が復活してきていますからね…

せっかくなのでこのまま『大きなレースがなくても競馬は楽しい!』って所までさらに競馬熱を戻していきたいと思います。

それではまた次回…


さよなら…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


巻末ミニコーナー

競馬なんでもクエッション・その444

『ここ最近初めて知った競馬関係の情報ってありますか?』

「ルドルフの呪い」と言う言葉の存在




runfor4 at 13:01コメント(10)ア行(ヴ含む)の名馬 
最新コメント
月別アーカイブ
人気ブログランキングへ
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ