無題

2016年05月24日

1500・ブエナビスタ

さぁ!今週はいよいよ2016年のダービーウィーク!

そして!そんなダービーウィークにお陰様でこのブログも節目の1500回を迎える事が出来ました!

いや〜、本当にありがとうございます。


1500回更新が繁忙期と重なってしまった事…

ブログの流れが変わってしまい、500回更新の時や1000回更新の時のように直前に『感謝を述べる回』を作れなかった事…

いろいろと思い通りにならなかった事もありますが…

何はともあれ1500回!

今までの感謝を込めまして、こちらの名牝を取り上げさせていただきます!


『ブエナビスタ』





もう随分前から『1500回はこの馬!』と決めていました。

世代的にウオッカ・ジェンティルドンナに挿まれ、現役時代は個人的に『確実!』と思っていた殿堂入りはほぼ絶望的になってしまったのかもしれませんが…

それでも『殿堂入り確実』とまで思っていた超名牝…

さっそくその素晴らしいプロフィールを簡単に紹介させてもらいたいと思います。


2006年生まれ…

ウオッカの2歳下…ジェンティルドンナの3歳上の世代に当たるブエナビスタ…

父はスペシャルウィーク…

母はビワハイジ…

兄にアドマイヤジャパン・アドマイヤオーラ…

と言う良血だったんですけど…

出会った時は衝撃的だったな〜


自分が初めてブエナビスタの事を意識したのは、恥ずかしながら阪神JFの時…

この時、ブエナビスタは1番人気に推されていたんですよね…

まぁ、今から見れば特に違和感ありませんが…

当時の自分としては違和感満載だったんですよ!

だって、そこに至るまでのブエナビスタの成績って…

10月の京都1800mの新馬戦…

後に伝説の新馬戦と呼ばれるこのレースで1番人気に推され…

1着・後の皐月賞馬アンライバルド…

2着・後のダービー2着馬リーチザクラウン…

3着・ブエナビスタ…

4着・後の菊花賞馬スリーロールス…

って形の3着…

そして、2戦目の京都1600mの未勝利戦を圧勝…

…これだけですからね?!

そう!要は前走未勝利を勝ち上がったばかりだったんですよ!

最近ではブエナビスタの妹のジョワドヴィーヴルが新馬戦と阪神JFを連勝したり、正に今週のダービーに出走するリオンディーズが新馬戦と朝日杯を連勝したりと、デビュー2戦目に2歳G1を勝つ馬が現れだしていますけど…

当時はそんな馬1頭も存在しませんでしたから!

未勝利を勝ち上がったばかりのブエナビスタが1番人気ってのには凄く違和感を感じましたよ。

しかもですね…

前身の阪神3歳牝馬Sを含む阪神JFと言うレース…

新馬戦を勝ち上がったばかりの馬が2着とかに来るケースはたまにあったんですよ…

ただ、『前走未勝利戦』と言う馬はホント壊滅状態(確か3着内もゼロ?)…

なもんで、かなりブエナビスタの1番人気は疑ってかかってたんですよね…

実際、馬券は1円も買ってませんでした。


で、自分が阪神JFでブエナビスタの馬券を買わなかった理由…

これがもう1つあったんです…

その理由はブエナビスタの当時の通り名…

これがムカついたからなんです…

…当時のブエナビスタの通り名…

ズバリ!『女ディープインパクト』!


もう『はぁ?!』って感じでしたよ!

ディープインパクトと言ったら賛否両論あれど、数十年に一度の超名馬…

そんな馬の名前を簡単に使っちゃうのも腹立ちましたけど…

さらに腹が立ったのはブエナビスタがデビュー戦で負けていた事!

日本では生涯連対を外さず、無敗で三冠を達成したディープインパクトの名前を…

いくら相手が強かったとは言え、デビュー戦でいきなり連を外していた馬の通り名に使うなんて…

『どこが女ディープインパクトなんだよ?!』と思わずにはいられなかったんですよね…


…ただ…

そんな自分の不平不満は、阪神JFの直線に入ってすぐになかった事になります…

道中後ろから3頭目(16番手)でレースを進め、4コーナーで大外に持ち出すと言う、言い方は悪いですがかなり雑なレースをしたブエナビスタ…

直線に入って数秒後…

まだ前にはけっこうな数の馬がいましたが、テレビカメラに映し出されたその姿を見て思わずつぶやいちゃいましたもん…

『あ、これ、ディープインパクトだ…』って…


ホント、この時は衝撃的でした。

まだけっこう前に馬がいるのに勝ちが確信できる桁違いの末脚…

一気にブエナビスタの評価が上がった瞬間でした。

で、結局2着に2馬身半もの差を付ける完勝を果たし、史上初めて未勝利戦と阪神JFを連勝したブエナビスタ…

3歳になった翌年も復帰戦のチューリップ賞を圧倒的人気に応え快勝し、桜花賞でも圧倒的人気に推されたんですが…

ここで新たなライバルと遭遇…

そう、このブログの1450回で取り上げたレッドディザイアですね…

桜花賞ではブエナビスタが人気に応え、豪快に追い込み勝ちを決めたものの…

当時まだキャリア3戦目、重賞初挑戦だったレッドディザイアはブエナビスタの半馬身差2着に健闘…

その能力の高さを示す…

そして、迎えたオークス…

ここでもブエナビスタは圧倒的1番人気に推されたんですけど…

最後の直線…

いつも通り直線大外から追い込むブエナビスタに対し、レッドディザイアは馬場の真ん中内寄りを堂々と抜け出してくる!

残り200mで2頭の差は5馬身ほど…!

『ちょっとこれは厳しいか?!』って感じだったんですが…

それでも出走馬中唯一上がり3ハロン33秒台と言う鬼脚を繰り出したブエナビスタ…

ゴール前、なんとかレッドディザイアをハナ差だけ捕らえ二冠を達成するのでした。


と言う訳で、ライバル・レッドディザイアに苦しめられたものの重賞4連勝で二冠馬に輝いたブエナビスタ…

いろいろな意味でこれからが楽しみだったんですけど…

ここからちょっと歯車が狂います…

まず、秋に凱旋門賞に挑戦しようかな…って事になったんですよね…

で、凱旋門賞挑戦を賭けて夏に札幌記念で古馬との初対決に臨んだんですけど…

小回りコースを4コーナー12番手から追い込んだものの、先行したヤマニンキングリーをクビ差捕まえきれず2着…

凱旋門賞は諦める事になる…

さらに、三冠制覇を期待された秋華賞…

ここでは勝ったレッドディザイアをハナ差捕まえきれなかったのはまだ仕方ないとしても…

3位入線のブロードストリートの進路を妨害したとして3着に降着になると言う後味の悪い結果になり…

さらにさらに、ウオッカもレッドディザイアも不在で必勝を期して臨んだエリザベス女王杯…

ここでは人気薄2頭の大逃げを許してしまい、上がり3ハロン32秒台の末脚を繰り出すも痛恨の3着…

これでオークスの後3連敗…

しかも、牡馬相手のG2で2着、牝馬相手のG1で2戦続けて3着…と、これから牡馬相手のG1では厳しいんじゃないか?って感じに個人的には思え始めていたんですよね…

…ただ、そんな事は全くありませんでした…

ブエナビスタはここから丸2年、日本競馬を背負って立つ存在になるんです…


まず、1番人気に推された有馬記念…

ここで初コンビの横山典弘騎手(それまでは安藤勝己騎手が主戦)と共に初めて先行策を取ると…

敗れはしたものの、春のグランプリホース・ドリームジャーニーの半馬身差2着に好走…

牡馬一流所とも互角にやれる所を見せて3歳を終える…

さらに翌年になっても…

京都記念・1着…

ドバイシーマクラシック・2着…

ヴィクトリアマイル・1着…

宝塚記念・2着…

と、国内外の強敵相手に好走を続けると…

迎えた秋の天皇賞…

スミヨン騎手との新コンビで臨んだこのレースで…

実況
『 ブエナビスタ!ブエナビスタ!ブエナビスタ!

まだ!200ある!

ブエナビスタ!早くも先頭!

ブエナビスタが先頭!
ブエナビスタ先頭!

(中略)

しかし強い!
ブエナビスタ!圧勝〜!


ブエナビスタ圧勝!


クリストフ・スミヨンの手綱でブエナビスタ、早め抜け出しから堂々の競馬!

現役最強牝馬は現役最強馬だった! 』


念願の牡馬相手のG1初勝利…

名実共に現役最強馬の座に付き…

次走、かなりの豪華メンバーが揃ったジャパンCでも単勝1倍台の1番人気に推さる事になる…


…しかし、前年の秋華賞同様、ある事をきっかけにまたリズムが狂う事になるんですね…

その『ある事』とは…

そう…

斜行で他馬の進路を妨害しての降着…

ブエナビスタはまたまたこれをやらかしてしまうのです。

しかも今回は2位入線のローズキングダムに1と3/4馬身と言う完勝をおさめながらの2着降着…

前年の秋華賞の2着→3着の降着以上に後味の悪い結果になってしまったんですよね…

するとブエナビスタはここからまた勝てない日々に突入…

まず、前年2着に敗れた有馬記念…

ここでホントに惜しいハナ差2着に敗れると…

5歳初戦のドバイワールドCでは、ヴィクトワールピサ・トランセンドが日本馬ワンツーを決める中、自身過去最低の8着に惨敗…

さらに帰国後は岩田騎手と新コンビを結成するものの…

ヴィクトリアマイル・前年の三冠牝馬アパパネにクビ差届かず2着…

宝塚記念・先行策から抜け出したアーネストリーに届かず2着…

そして…

日本レコード決着になった秋の天皇賞・国内では初めての馬券圏外となる4着…

これで1年間勝ち星なし…

次走のジャパンC、ここで遂にブエナビスタがデビューから続けていた大記録が途絶える事になる…

…ブエナビスタがデビューから続けていた記録…

それはここまであえて書かないできたんですけど…

実はブエナビスタってデビューから5歳の天皇賞まで全てのレースで1番人気に推されていたんですよ…

で、そんな記録が遂にストップ…
(1番人気は凱旋門賞馬デインドリーム、ブエナビスタは2番人気)

この時は寂しい気持ちになりましたよね…

ブエナビスタの時代も終わりなのか?って…

そして、個人的に気になった点がもう1つ…

それはブエナビスタ鞍上の岩田騎手…

この岩田騎手、いつも言ってる通りそれほど好きな騎手ではないんですけど…

それでも当時って、名馬に代打や乗り変わりで騎乗すると必ず結果を出す『頼りになる』騎手であった事は間違いなかったと思うんですよね…

そんな騎手が、ブエナビスタの手綱を取り始めてから人気を裏切る3連敗…

しかも、前年勝っているヴィクトリアマイル・秋の天皇賞で敗れ…

秋の天皇賞では初めての馬券圏外…

そして、ジャパンCでは初めての1番人気陥落…

『いったいどんだけプレッシャーを感じているんだろう?』なんて同情のようなものを感じていました…

そんな悲壮感漂うジャパンC…

ブエナビスタ&岩田騎手は前走の秋の天皇賞同様中段の内々を追走…

そして、直線でも天皇賞同様馬群の真ん中!

先頭には前走秋の天皇賞を日本レコードで勝ったトーセンジョーダンが立とうとしている!

『またダメか?!』

諦めかけたその時でした!


実況
『トーセンジョーダン先頭か!

ブエナビスタが上がってくる!

ブエナビスタが前を捕らえる!

ブエナビスタが前を捕らえる!


トーセンジョーダンが2番手!

ブエナビスタ!ブエナビスタ!

トーセンジョーダンも内で頑張ったが!

勝ったのはブエナビスタ〜!


去年の借りを返しました!

そしてジョッキー岩田康誠ガッツポーズ!

女王は俺だけ!

ブエナビスタ!』


ゴール前トーセンジョーダンをねじ伏せて1着!

見事、前年降着に泣いたジャパンCを勝利するのでした。

…いや〜、この時はけっこう感動しましたね。

岩田騎手に同情していたってのもあったんですが…

レース後、他の馬に騎乗していたスミヨン騎手(前年のジャパンCでブエナビスタ騎乗)が岩田騎手を称えに行ったり…

岩田騎手だけでなく管理する松田調教師も泣いていたらしいですからね…

自分もウルッとしてしまった記憶があります。


と言う訳で、悲願のジャパンC制覇を果たしたブエナビスタ…

次走はいよいよ引退レース…これまた悲願の有馬記念に出走したんですが…

ジャパンCで感動しすぎたのがいけなかった…

個人的に本命はブエナビスタでも三冠達成直後のオルフェーヴルでもどちらでもいいと思っていたんですけど…

なんて言うんですかね?

実際は分かりませんけど、個人的体感では、どの有馬記念の予想コラムも『ブエナビスタ今まで感動をありがとう!有馬記念も本命にするよ!』的なブエナビスタの思い出語り祭りみたいになっていたんですよね…

なもんで、自分もそれに影響を受け、冷静に予想できる訳もなく、あまり深く考えずにブエナビスタ本命…

まぁ、それでも今まで日本では5歳の秋の天皇賞で4着に敗れた以外全て3着内…

高確率で馬券には絡むだろうと思っていたんですけど…

散々激戦を戦ってきて、しかも前走もかなりタフなレースを勝利…

そんな引退を控えた歴史的名牝ですからね…

先行するもいつもの伸びはなく7着敗退…

ラストランは飾る事が出来ずに引退する事になってしまうのでした。


…と、最後の有馬記念は残念な結果になってしまったブエナビスタだったんですが…

そんな事関係なくとんでもない名牝でしたよね…

確かにウオッカ・ジェンティルドンナと比べるとG1勝利数も少ないし…

ウオッカの『ダービー制覇!ダイワスカーレットとの名勝負!』

とか…

ジェンティルドンナの『三冠達成!海外G1制覇!JC連覇!ラストラン制覇!』

みたいな派手さはないですけど…

それでも、ブエナビスタにはその2頭に圧倒的に勝っているものがあると思うんですよね…

それは1番人気の回数が示す通り『現役最強馬であった期間の長さ』!

ここまで長い間現役最強馬だった牝馬なんて近代競馬に存在しないでしょ?

最近の有名所を見てみると…

ヒシアマゾン→ナリタブライアンとマヤノトップガンがいた為、現役最強馬だったのは4歳のジャパンC〜有馬記念の1ヶ月間…

エアグルーヴ→ちょっと甘めに見積もっても現役最強馬だったのは4歳の秋の天皇賞〜5歳の宝塚記念の約8ヶ月間…

ファインモーション→強いて言えば期待値込みで3歳のエリザベス女王杯〜有馬記念の1ヶ月ちょい…

スイープトウショウ→一番良い時にディープインパクトがいたから現役最強馬になった期間はなし…

ダイワスカーレット→あまり走っておらず(馬券の)人気ではウオッカに先行されていた為、強いて言うなら有馬記念勝ってから引退までの数ヶ月間…

ウオッカ→一応4歳の秋の天皇賞〜5歳のジャパンCまでは現役最強馬っぽい成績ではあるが、その間国内では東京でしか走ってないので微妙…

ジェンティルドンナ→オルフェーヴルとゴールドシップがいた為、現役最強馬だった事はほとんどない?強いて言えば3歳のジャパンC〜4歳の宝塚記念までの数ヶ月間と、オルフェーヴルが引退した時〜自身が京都記念で惨敗する1ヶ月ちょい?

って感じですからね?(テキトー)

どんなに凄い牝馬でも1年も現役最強馬ではいられないんですよ!

そんな中にあってブエナビスタは丸2年も現役最強馬として国内外の王道路線を走り続け…

G1で3勝、2着7回の安定感ですからね?

『現役最強馬の風格』って意味では近代のどの牝馬にも負けてないんですよね…


…と、今回はそんな凄いブエナビスタについて書いてみたんですが…

やはり、これだけの名牝、長ったらしくなってしまいましたね〜

レッドディザイアの回とネタが重複しないように3歳〜4歳前半はかなり端折り、4歳のジャパンC降着〜5歳の秋の天皇賞までもけっこう端折ったのにこの長ったらしさ…

しかも、文章も雑で読みずらい!

何から何まで『こんなはずじゃなかった…』って感じなんですけど…

節目の時はいつもこんななんで、諦めてこのまま更新しちゃいます…


…と言う訳で、記念すべき1500回目の競馬暇潰し名馬事典も無事終了!

ホント今回の1500回と言う節目は、500回や1000回の時みたいに何も特別な事が出来なかったし、記事の文章自体も酷いものになってしまい、後悔のような気持ちでいっぱいなんですが…

何はともあれ『更新速度の復活!』これが今一番やりたい事なので、その目標に向かって気持ちを切り換えていきたいと思います。

ホント、いろいろとすみません。そして、ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。


それでは…


失礼します。


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巻末ミニコーナー

新競馬なんでもランキング・その281(最終回)

『個人的、最新版好きな(好きだった)馬ベスト5』

1・ウオッカ
2・オルフェーヴル
3・ライデンリーダー
4・ステイゴールド
5・ディーマジェスティ(暫定)




runfor4 at 18:46コメント(13)トラックバック(0)ハ(バ・パ)行の名馬 

2016年05月17日

1499・スカラシップ

さぁ、ちょっと更新速度は落ちましたけど、遂にここまでたどり着きましたね…

1499回目の競馬暇潰し名馬事典です。

そんな今回取り上げますのは…

これまた実績以上に印象に残っている牝馬…

こちらの馬をいってみましょう。


『スカラシップ』





とは言ったものの…

今回改めてスカラシップについて調べてみて、自分はスカラシップの事を全然分かってなかったって事が判明してしまったんですよね…

なんて言うか、自分はスカラシップ物語の第1章しか知らなかった…って言うんですかね?

とにかく、さっそくどんな馬だったのか振り返っていってみましょう。


1994年生まれ…

父トニービン…

母パワフルレディ…

=ダービー馬ウイニングチケットの4歳下の全妹…

=重賞2勝馬ロイヤルタッチの1歳下の半妹…

と言う良血馬スカラシップ…

この血統で、このナイスなネーミングですからね…

当然、自分もデビューから注目していたんですけど…

競走馬としてデビューしたスカラシップ…

そのイメージはデビュー前に持っていたものとだいぶ違うものになってしまうんですよね…

いったい何がそのイメージを変えてしまったのかと言うと…

それはスカラシップの馬体の小ささ!

これが『良血』ってよりは『健気に頑張る小さい妹』って感じにさせていたんですよね…


え〜と、具体的に書きますと…

兄達同様、関西の伊藤雄二厩舎に所属していたスカラシップ…

デビュー戦は2歳10月に東京に遠征してサニーブライアンの2着…

この時の馬体重414kg…

で、続く折り返しの新馬戦…

ここを馬体重-8kgの406kgで勝利…

と、ここまではまぁギリギリ普通っちゃ普通の感じだったんですけど…

そこから5ヶ月休んで臨んだ3歳初戦…

また関東に遠征してのフラワーC…

この時の馬体重が、前走より更に10kg減った396kg!

休養しても体重が増えない…

そして、そこで4着に敗れて桜花賞は断念…

次走、再び関東に遠征してオークストライアルのスイートピーSに1番人気で出走したんですが…

馬体重はまたまた減って392kg!

で、結果も5着に敗れ、オークス出走権獲得ならず…


…自分の中でスカラシップの印象ってここまでのものが全てだったんですよね…

デビュー戦の馬体重が414kgとただでさえ少ないスタートなのに…

そこから全て関東のレースに出走して…

-8kg、-10kg、-4kg…と毎回体重を減らしていき…

最終的に392kg…

で、なかなかのポテンシャルを感じさせるのに勝てない感じ…

これが『健気に頑張る小さい妹』と言う雰囲気に思えて、なんか応援したくなってしまっていたんです…

なもんで、『なんとかその実力を証明させてやりたい!』なんて思ったんですが…

その後スカラシップは長期休養に突入…

すっかりその存在を忘れてしまっていたんですよね…


ただ、実はスカラシップ…

自分が知らなかっただけで、その後普通に実力を証明していたんです…

まず、スイートピーSの後…

1年3ヶ月の休養をして復帰したんですけど…

復帰戦の馬体重がなんと『+40kg』!

いや〜、知りませんでした…

スカラシップって、現役の間ずっとちっちゃかった訳ではなかったんですね…

しかも、復帰後の成績も思っていた感じとは違い…

まず、復帰戦で僅差2着に好走すると…

その後は…

500万下を2連勝…

そこから9ヶ月の休養を取り…

復帰戦の900万下も勝って3連勝達成…

で、それを最後に引退しちゃいますからね…

通算成績8戦4勝、2着2回…

8戦全て掲示板内…

連を外した2回は重賞とオープン特別…

…最終的にけっこう見栄えの良い成績になっていまんですね…


そして、そんなスカラシップの実力の証明はこれだけではなく…

繁殖牝馬としてもまずまず優秀…

産駒の1頭メンデルは5勝を挙げオープンまで出世し…

(2016年5月現在)現役のスノーモンキーは4勝を挙げ、メンデルを凌ぐ1億円近い賞金を稼いでいますからね…

これだけでも素晴らしいんですが…

さらに…

正に現役で大活躍中のダンスディレクター…

この馬の母の母がスカラシップなんですよね〜


いや〜、あの『健気に頑張る小さい妹』と言うイメージしかなかったスカラシップが…

まさか、その後体重を40kgも増やして3連勝し…

繁殖牝馬としても、産駒からオープン馬、孫から重賞勝ち馬を出していたなんて…

今回、ブログで取り上げ、改めて調べてみて良かったです。


と言った所で簡単ですが時間がなくなってしまったので今回はここまで…

次回はいよいよ1500回目の更新!

けっこう前から心に決めていた馬を予定通り取り上げるつもりでいますので、よろしかったらお付き合いください。


それでは、また…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

新競馬なんでもランキング・その280

『個人的、印象的な大幅馬体重増ベスト3』

1・マイルCSのサッカーボーイ
(+18kgで1番人気1着)

2・マイルCSのタイキシャトル(4歳時)
(+14kgで1番人気1着)

3・マイルCSのスピードワールド
(+18kgで1番人気12着)


※ちなみにタイキシャトルは前走海外だったので前々走の安田記念との比較



runfor4 at 17:53コメント(17)トラックバック(0)サ(ザ)行の名馬 

2016年05月10日

1498・レインダンス

と言う訳で、ゴールデンウィークが終わりましたが、まだまだ繁忙期は続きますので、焦らず1500回を目指していきたいと思います。

で、今回取り上げますのは、引き続き『実績以上に印象に残っている牝馬』…

こちらの馬をいってみましょう。


『レインダンス』





…と、とりあえず始めてみたんですが…

ぶっちゃけ今回はですね…

『重賞未勝利ながら秋華賞でダイワスカーレットとウオッカの間に割って入った名牝!』

とか…

『名前が名前だけにレース当日や前日が雨だと気になった…』

みたいな感じで書こうと思っていたんですよ…

ただ、改めてレインダンスの成績表を見直してビックリ!

レインダンスの成績ってこんなに面白いものだったんですね〜

何が面白いって、その『人気と着順のギャップ』!

これがまぁ、かなりのズレなんですよ!

ちょっと簡単に紹介させてもらいますね。


上記しました通り2004年生まれ、ウオッカ・ダスカ世代のレインダンス…

父はダンスインザダークで…

この辺り、1つ年下の秋華賞2着馬ムードインディゴ(同じくダンスインザダーク産駒)とちょっとゴッチャになるんですけど…

それは置いておきまして…

競走成績の方ですね…

2歳11月にデビューして…

そうそう、最初はけっこう正統派な感じだったんですよね…

2着→2着→5着と来て3歳1月末に初勝利…

で、ウオッカが勝ったチューリップ賞で3着に入りクラシック路線を進み…

桜花賞・6着…

スイートピーS・5着…

オークス・7着…

と、まずまずの結果を残すと…

夏に中距離の500万下と1000万下を連勝!

特に1000万下を勝った時は上がり3ハロン33.0秒の末脚を繰り出しての快勝でしたからね〜

ちょっと注目されたのを憶えています。

そして迎えた秋…

ローズSでダイワスカーレット・ベッラレイアに次ぐ3着に好走し…

7番人気で迎えた秋華賞ですね…

ここで1着ダイワスカーレットと3着ウオッカの間に割って入る2着に好走するんですよね〜

…うん、ここまではけっこう正統派ですよね…

個人的にはチューリップ賞の頃から注目していて、秋華賞で馬券を獲らせてもらいましたから…

余計にこれからの活躍に期待できると思っていたんですけど…


…ただ、秋華賞で人気と反する着順に来る快感(?)を覚えてしまったんですかね?

ここからレインダンスは人気と着順が全く一致しない面白い成績の馬に変貌していきます…


まず、2番人気に推された鳴尾記念で7着に敗れ3歳を終えると…

4歳初戦の中山牝馬Sでは2番人気15着…

いきなり連続で人気を裏切る…

で、さらに5番人気だったオープン特別でも11着に敗れると…

ヴィクトリアマイルこそ10番人気11着とほぼ人気通りの走りをするものの…

その後はまた…

マーメイドS・4番人気10着…

小倉記念・7番人気13着…

府中牝馬S・13番人気4着…

エリザベス女王杯・9番人気5着…

愛知杯・2番人気7着…

と、年間通して人気と成績の比例しない成績を残し…

5歳になっても…

いきなり京都牝馬S・7番人気2着と相変わらずの成績…

これで秋華賞以来、ヴィクトリアマイル以外全てのレースで人気と着順が全くリンクしない成績ですからね…

かなり凄い成績ですよね…

ただ、続く阪神牝馬S…

ここで6番人気6着と、初勝利を1番人気で挙げて以来生涯2度目の人気通りの着順に来ると…

次走のマーメイドSこそ8番人気16着と『らしい』走りをするものの…

その後は…

クイーンS・7番人気9着…

エリザベス女王杯・16番人気17着…

と、2連続で『らしくない』成績…

『レインダンスの面白い成績もここまでか?!』って感じにだったんですが…

全くそんな事はなく…

暮れの愛知杯で16番人気8着と『らしさ』を取り戻すと…

現役最後のシーズンとなった6歳春…

ここで…

京都金杯・13番人気3着…

京都牝馬S・4番人気10着…

と、『らしさ』全開の走りをし…

中山牝馬S・12番人気14着を最後に引退していくのでした。


…いや〜、面白い成績ですね〜!

自分があまり人気と着順のギャップと言うものを意識してないから知らないだけかもしれませんけど…

ここまで長い期間、人気と着順が一致しない走りを続けたG1連対経験のある牝馬って他にいるんですかね?

あまりの感動に思わず当初の予定を変更して『人気と着順のギャップ』と言う点にスポットを当てて記事を書いてしまいました。

でも、楽しかったから良かったです。


と言った所で時間がなくなってしまったので今回はここまで…

また次回…1499回目の競馬暇潰し名馬事典もよろしくお願いします。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

新競馬なんでもランキング・その279

『個人的、G1で二桁人気1着と1番人気二桁着順の両方を経験している馬と言ったら?ベスト3』

1・コパノリッキー
2・アグネスデシタル
3・ジョーカプチーノ



runfor4 at 19:23コメント(19)トラックバック(0)ラ行の名馬 

2016年05月07日

1497・ソリッドプラチナム

ゴールデンウィークもようやく残り僅かですね…

まぁ、ゴールデンウィークが終わったからと言って休みがある訳ではない『他人が遊んでる時も仕事、他人が働いてる時も仕事』って生活なので特別嬉しくもないんですが…

何はともあれブログを更新する時間が徐々に出来てきそうって言う事は嬉しいです。


…と、いきなり愚痴ってしまいましたが…

時間もない事ですし、とにかく始めてみましょう。

今回も前回同様『実績以上に印象に残っている牝馬』…

こちらの馬です。


『ソリッドプラチナム』





この馬は、2003年生まれ…

カワカミプリンセスやテイエムプリキュアなんかと同い年の馬だったんですけど…

まずは簡単に成績を紹介させてもらいますね…


2005年、2歳の11月にデビューしたソリッドプラチナム…

4着→1着と、2戦で勝ち上がり2歳を終えると…

3歳のはじめは3着・8着・5着と敗れたものの…

4月の終わりに500万下を勝利…

で、続くオープン特別2着をステップに臨んだマーメイドS…

ここで大接戦を制して1着…

3歳6月に古馬相手に重賞制覇と言う離れ業をやってのけ、今後に期待を持たせてくれたんですが…

結局これが最後の勝利…

3歳秋は…

ローズS・5着…

秋華賞・10着…

エリザベス女王杯・6着…

愛知杯・3着…

と、まずまずの成績を残したものの…

4歳になってからは完敗を繰り返し…

夏に準オープンに降級…

降級後はたびたび好走はしたものの、勝利を挙げるには至らず、6歳2月のレースを最後に引退していく事になってしまうのでした。


…と、パッと見は『単なる重賞1勝馬』って感じのソリッドプラチナムだったんですけど…

それでも、個人的にはかなり大きな存在なんですよね…

いったい何が大きかったのかと言うと…

このソリッドプラチナム…

実はステイゴールドの初年度産駒だったんですよ…

なもんで、マーメイドSを勝った時は…

『ステイゴールドの子が重賞を勝ったか〜、これが最初で最後になるかもしれないけど、とにかく良かったな〜』ってな具合に、今では信じられない感じの事に感動したんですけど…

…なんて言うんでしょう?

ソリッドプラチナムって、単に『記念すべきステイゴールド産駒最初の重賞勝ち馬』って以上に、自分の中のステイゴールド産駒のイメージに多大な影響を与えた存在だった気がするんですよね…


まず、なんと言っても唯一の重賞勝利となったマーメイドSですよ…

これが強烈だった…

ハンデ49kgで9番人気の伏兵だったものの…

4コーナーほぼ最後方の位置から直線大外を追い込み…

上位5頭ハナ・クビ・クビ・1/2差と言う大接戦を勝ちきりましたからね〜

これが個人的には未だに『いかにステイゴールド産駒っぽい走り』の象徴的なレースになっているんですよね〜

成績に安定感はないけど、なぜか混戦になるとたまに爆発する感じ…

正に自分の中でのステイゴールド産駒のイメージなんです。


それから、体が小さいのに根性がありそうな所とかもステイゴールド産駒っぽくないですか?

ソリッドプラチナムは現役時代だいたい420kg前後で走っていたんで、これも当てはまると思います。


あ、後、これは現役時代は気付いていなかったんですけど…

この馬も他のステイゴールド産駒の活躍馬同様、阪神競馬場が得意だったんですね…

通算成績は…

26戦3勝、2着3回、3着4回…
(26戦[3.3.4.16])

と、それほど安定感はなかったものの…

阪神だと5戦して2着1回、3着2回、5着2回とまずまず安定…

唯一勝った重賞のマーメイドSは京都開催だったものの…

それでも古馬になって以降、オープン以上のレースで好走したのは、4歳時のマーメイドSと5歳時のマーメイドSの2年連続3着だけですからね…

やはり阪神が得意だったのでしょう…


…と言う訳で、『ステイゴールド産駒初の重賞勝ち馬』と言うだけでなく、自分の中で『ステイゴールド産駒の象徴的存在』であるソリッドプラチナム…

この馬をブログに登場させる事が出来て良かったです。


すみません、雑な締め方になってしまいましたが、時間がなくなってしまったのでおしまいにさせていただきます。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

新競馬なんでもランキング・その278

『個人的、1着〜5着が0.1秒差内におさまったレースと言ったら?ベスト3』

1・トゥザヴィクトリーのエリザベス女王杯
2・ダイナカールのオークス
3・ウオッカの秋の天皇賞



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2016年05月02日

1496・ギャンブルローズ

皆さん、ご無沙汰しております。

ゴールデンウィーク真っ只中…いかがお過ごしでしょうか?

自分は相変わらず忙しい毎日を送っていますが、5月にも入りましたし、ここらで1回サラッと更新しておきたいと思います。


で、どうしてここまでご無沙汰になってしまったかと言いいますと…

忙しいって言うのも当然あるんですけど、正直目前に迫った1500回までにどんな馬を取り上げていこうかと言うのを決めかねていた部分もあったんですよね…

なもんで、ちょっと考えてみたんですが…

ようやく結論が出ました…

今回から1499回までは、それほどの実績はないけど個人的にちょっと印象に残っている牝馬達を取り上げつつまったりとやっていきたいと思います。

これなら、なんかあまり負担を感じずにやれそうですもんね…


それでは時間もないのでさっそく始めてみましょう。

まずはこちらの牝馬から…


『ギャンブルローズ』





この馬は…

2016年となった現在で言うと『重賞2勝のレインボーペガサスのお母さん』ってイメージではあるんですけど…

現役時代も個人的になかなか印象的な馬だったんですよね〜

なんてったって名前が良いじゃないですか?

ギャンブルローズ!

なんかミステリアスな響きに聞こえませんか?

で、成績の方が、この名前のイメージとピッタリだった思い出があるんです…

簡単に紹介させてもらいますと…


1997年生まれ…

チアズグレイスやシルクプリマドンナ、ティコティコタック等と同世代…

父はデインヒルで…

母は中山牝馬Sの勝ち馬ユキノローズ…

兄妹に活躍馬多数…

ってなプロフィールのギャンブルローズ…

2歳8月のデビューから勝ちきれはしないものの安定した成績を残し…

3歳5月に2勝目を挙げるまで12戦して全て4着以内ってな安定感を見せていたんですが…

次走で12着に完敗すると故障か何かしたのか、そこから9ヶ月休養…

で、復帰後はしばらく完敗を繰り返す事になる…

ただ、4歳の夏に降級すると、また安定感が復活し…

1着・5着・1着・3着・3着・4着・3着・1着・1着…

約1年でオープンまでステップアップ!

続くオープン特別でも2番人気で4着に好走し…

『いつかは重賞制覇も…』って感じだったんですけどね…

さすがにそこまでは上手くいかず…

結局その後は、7歳春までに14戦し、重賞で3着が2回など頑張ってなかなかの走りはしていたものの…

勝利は挙げる事が出来ず引退していく事になってしまうのでした…


…と、ギャンブルローズの成績を簡単に紹介させてもらったんですが…

これじゃあ『どこが名前のイメージとピッタリの成績なの?』って感じですよね…

すみません、肝心な事を書き忘れていました…

ギャンブルローズの名前と成績のイメージがピッタリな部分…

それは人気薄での好走!

これなんです!

ギャンブルローズはオープン入り後、連対こそないものの3着が3回あるんですけど…

その3着の人気がそれぞれ13番人気・10番人気・11番人気でのものだったんですよね〜

いや〜、これは熱かった!

まず最初はオープン入り後連敗を繰り返した後の京都牝馬S…

ここで0.2秒差の3着に入る訳ですけど…

続く2000mと距離が微妙に長そうな中京記念でも3着に好走…

これだけでもけっこうインパクトあったのに…

そこからしばらくまずまずの人気になりながら敗戦を繰り返し…

人気が二桁の10番人気に落ちた所で、またオープン特別3着ですからね…

この時は『ギャンブルローズ…カッコいい…』と心奪われてしまいましたよね…

しかも、この馬…

よくよく見てみると、3歳時に唯一出走したオープン特別のエルフィンS…

ここでも何気に10番人気で3着しているんですよね…

オープン以上のレースで馬券に絡んだのは4回で、その全てが二桁人気ってなかなか凄いですよね…


…まぁただ、そう言った馬は探せば他にもいくらでもいるんでしょうけど…

なんと言っても『そんな成績の馬がこの名前!』って言うのが一番の魅力だったんですよね…

博打を連想させる『ギャンブル』に、ミステリアスな女性を連想させる『ローズ』…

個人的には絶妙な名前なんです…


…と、すっかり勝手な自分の想いを垂れ流してしまいましたが…

ところでギャンブルローズはレインボーペガサスが生まれた年に亡くなってしまったようで、産駒はレインボーペガサス1頭だけなんですよね…

そんなたった1頭の産駒が重賞を勝つなんて…

本当にとことんミステリアスな牝馬だと思います…


と言った所で、中途半端な感じなんですが時間がなくなってしまったので今回はここまで…

引き続き更新速度は上がらなそうなんですけど、またよろしくお願いします。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

新競馬なんでもランキング・その277

『個人的、人気薄で複数回激走した牝馬と言ったら?ベスト3』

1・ミナレット
2・テイエムプリキュア
3・サンドピアリス



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2016年04月24日

1495・カシマドリーム

今回は、前回のカシマウイングと『厩舎』『騎手』『馬主』が一緒のこちらの馬をいってみましょう…


『カシマドリーム』





1993年生まれ…

カシマウイングの10歳下の後輩…

ダンスインザダークとかフサイチコンコルドと同世代の馬だったんですけど…

先にまず簡単に成績の紹介をさせてもらいますね…


2歳7月に福島でデビューして2着→1着と2戦目で勝ち上がったカシマドリーム…

2歳時はその後…

新潟3歳S・4着…

アイビーS・2着…

と好走して終了…

で、3歳時は2月から始動して500万下で5着→3着→1着と言う成績を残し…

青葉賞で2着に入りダービー出走権をゲット…

ただ、理由は忘れたんですけど、ダービーは出走取消する事になってしまうんですよね…

せっかく掴んだ晴れ舞台への切符を無駄にしてしまい、意気消沈してもおかしくないシチュエーションだったんですけど…

カシマドリームはそこから頑張り…

ラジオたんぱ賞・2着…

(3ヶ月休養)

セントライト記念・7着…

京都新聞杯・勝ったダンスインザダークと0.1秒差の2着…

と好走…

クラシック最終戦の菊花賞に4番人気で駒を進める事になるんですよね…


…ただ、その菊花賞で10着に敗れるとここから成績は下降線…

4歳になったばかりの頃は…

ダイヤモンドS・7着…

中山記念・5着…

オープン特別・5着…

と、それほど悪くなかったものの…

そこから7ヶ月休んで暮れに復帰すると、その後は5歳の中山金杯で5着した以外は完敗に次ぐ完敗…

結局6歳夏に地方に移籍し、そこで4戦4敗の成績を残して引退していく事になってしまうのでした…


…と、平たく言うと『3歳春〜秋にかけ、重賞で3回2着に入り菊花賞で4番人気になった馬』って感じのカシマドリームだったんですが…

この菊花賞の4番人気ですか?

これが今見るとなんか違和感を感じるんですよね…

何が違和感あるのかと言うと…

まず、カシマドリームの血統…

父がジェイドロバリーなんですよ…

いや、自分が知らないだけで長距離で活躍したジェイドロバリー産駒もいるのかもしれませんが…

個人的にジェイドロバリーと言うとダートのマイルから中距離ってイメージですからね…

そんな種牡馬の産駒が、いくらまだ2年目の世代で傾向が分からなかったからとは言え、菊花賞で4番人気に推されていたのを思い出したら、ちょっと驚いてしまいましたね。
(ちなみにカシマドリームの母は現役時代ほとんど2000m以下のレースにしか出ていないが、一応ステイヤーズSに出走経験がある…)


それから、この菊花賞の5番人気と6番人気を見るとますます違和感を感じるんですよね…

5番人気・ローゼンカバリー…

6番人気・ロイヤルタッチ…

…いや〜、カシマドリームってこの2頭より人気になっていたんですね〜

今になって3頭のそれまでの経歴を並べるとけっこう凄いですよ…

4番人気・カシマドリーム
父ジェイドロバリー
兄バニシングポイント(中央1勝)
11戦2勝、2着5回

5番人気・ローゼンカバリー
父サンデーサイレンス
兄サマーサスピション(幻のダービー馬)
7戦4勝
ブリンカー着用後、900万下・セントライト記念連続圧勝中

6番人気・ロイヤルタッチ
父サンデーサイレンス
兄ウイニングチケット(ダービー馬)
8戦3勝、2着2回、3着1回
重賞2勝、皐月賞1番人気2着

『なぜこの成績のジェイドロバリー産駒が、この成績のサンデーサイレンス2頭より菊花賞で人気になってるんだ?!』って感じしません?

…しないかもしれませんが、とりあえず自分はそんなふうに感じてしまいました。


…ただ、これには『血統』『成績』以外にももう1つ重要なファクターが絡んでいた記憶があるんですよね…

それは冒頭でも書いた通りカシマドリームがカシマウイングと『同厩』『同騎手』であったと言う事…

…あ、いや、今回の話にカシマウイングは関係ないんですけど…

カシマウイングと同厩・同騎手って事は…

=ライスシャワーとも同厩・同騎手って事ですからね…

で、カシマドリームが菊花賞に出走したのって、ライスシャワーが亡くなった翌年…

そんな所にライスシャワーと同厩・同騎手…さらに『京都新聞杯2着』ってステップまで同じ馬が現れたら…

そりゃ『ライスシャワーの再現なるか?!』って思ってしまいますよね…

かく言う自分もこの時はけっこうカシマドリームにライスシャワーを重ねた記憶がありますもん…

確かにカシマドリーム自身の走りも血統を無視すれば『距離延びたら良さそう』って感じではありましたが…

ここまで人気になったのは、やはりライスシャワー効果だったんじゃないかと思うんですよね…


…と、なんだか訳が分からない事書いちゃいましたね…

1500回が目前なのにこんなんでいいのかと心配になってしまいますが…

とにもかくにも時間が来てしまったので今回はここまで…

前回もお知らせしました通り、これから更新速度は落ちると思いますが引き続きよろしくお願いします。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

新競馬なんでもランキング・その276

『個人的、菊花賞の前哨戦時代の京都新聞杯2着馬と言ったら?』

1・ナリタブライアン
2・マヤノトップガン
3・ナリタトップロード



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2016年04月22日

1494・カシマウイング

ここ数ヵ月、ホントに近年ないほど良いペースで更新出来てきたと思っているんですが…

それもさすがにここまでみたいですね…

そろそろ繁忙期がやってきて、また更新ペースが落ちてしまいそうです…


それにしても我ながらなかなかの『考えなし』ですよね…

よりによって、この1500回更新目前のタイミングで繁忙期を迎える事になるなんて…

そう言えば6年前…

500回更新の時もちょうど春の繁忙期と重なっちゃって苦労したんですよね…

…う〜ん、何も成長してない…


何はともあれ、これからしばらくの間更新速度が落ちてしまうと思うんですが…

単に仕事が忙しいだけなので、特に気にしないで見守ってやってください。


…と、変な言い訳をした所で今日も始めてみましょう…

今回取り上げますのは、数日前に取り上げたシンチェストの成績表を見ていて発見したこちらの馬…


『カシマウイング』





この馬の成績は…

ハッキリ言って、今まで全く知りませんでした…

だって…

自分、カシマウイングの事をリワードウイングだと思っていたんですもん!

要はカシマウイングと聞くと『あ〜、はいはい、グリーングラス産駒のエリザベス女王杯馬ね…知ってる知ってる…』って感じだったんで…

成績を調べた事なんて全くなかったんですよ…


…それだけに…

今回カシマウイングの成績表を初めて見た時はビックリしましたね…

なんですか?この成績?

ロイスアンドロイスの成績表を初めて見た時にも似た感覚に襲われました…

…あ、いや、ロイスアンドロイスの成績と超そっくりって訳ではないんですよ…

重賞未勝利だったロイスアンドロイスと違い、この馬には重賞を複数勝った全盛期と言うものがありまして…

え〜と…

4歳9月末からの5ヶ月間…

これがカシマウイングの全盛期で…

900万下特別・1着…

900万下特別・1着…

準オープン・2着…

アルゼンチン共和国杯・1着…

有馬記念・0.4秒差6着…

AJCC・1着…

京都記念・1着…

と、素晴らしい成績を残したんですよね…

で、その後は故障に泣かされ…

7ヶ月休養→復帰戦8着→1年3ヶ月休養→復帰戦10着…

と来て…

7歳になり…

重賞で5着→4着→7着…

そして…

日経賞・3着…

春の天皇賞・3着…

ってな成績で引退する事になるんですけど…

…これだけ見るとかなり素晴らしい正統派の名馬って感じですよね?

全盛期の5ヶ月間はかなり素晴らしい成績を残し…

その後は二度の長期休養を強いられたものの、7歳時は重賞を5戦して天皇賞3着を含む4戦で掲示板内ですもんね…

怪我さえなければ相当強かったんじゃないか?って雰囲気すら出てる成績だと思うんですが…

…ただ、その全盛期を迎える直前までの成績ですね…

2歳10月のデビューから4歳9月前半までのカシマウイングの成績が『なんですか?この成績?』って感じなんです…

簡単に書かせていただきますと…

2歳時は2着・6着・2着・4着と来て暮れの5戦目で初勝利…

で、3歳になり7着・3着・2着・2着と来て400万下特別を勝利…

そして…

NHK杯・12着…

4ヶ月休養…

900万下特別・7着…

セントライト記念・5着…

900万下特別・4着…

と来て…

ここからですね!

ここから全盛期直前までが凄いんです!

2着・2着・2着・1着・2着・5着(目黒記念)・2着・9着・2着・4着・2着・2着・2着!

…なんですか?!この2着の多さ?!

約10ヶ月間に13戦して1勝、2着9回!

通算だとここまで27戦3勝、2着13回!

とてもじゃないけど、この直後からあんな素晴らしい全盛期を迎える馬の成績とは思えないんですよね…

初めてこの成績を見た時はホント驚きました…


…いったいカシマウイングに急に何があったんでしょ?

どうして突然成績が豹変したんでしょ?

まぁ、素人の自分には分かるはずもないんですが…

カシマウイングの父の名を見たら少し納得してしまいました…

カシマウイングの父ノノアルコ…

そう…

あのダイユウサクのお父さんでお馴染みのノノアルコ…

ダイユウサクも3歳10月末のかなり遅いデビューから2戦連続で大差シンガリ負けを喫し…

そこから6歳の暮れに有馬記念を勝つまでになるんですもんね…

カシマウイングにもそう言ったノノアルコの人知を超えた血が流れていたって事なんでしょう…


…と、カシマウイングの成績についてはこんな所なんですが…

ところで、カシマウイングを管理していた(ライスシャワーでお馴染みの)飯塚調教師…

カシマウイングのアルゼンチン共和国杯が重賞初勝利だったんですってね…

で、その時の鞍上が的場均騎手…

飯塚調教師・的場騎手・カシマの冠名…

そう言えば、1996年クラシック世代に、同じく『飯塚&的場』で、4戦で3回重賞2着したカシマドリームって馬がいましたよね…

カシマドリームのこの2着キープ力は先輩譲りのものだったのかもしれませんね…


…と言った所で時間がなくなってしまったので今回はここまで…

冒頭でも書いた通り、これから更新速度が落ちていきそうですが、引き続きよろしくお願いします。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

新競馬なんでもランキング・その275

『個人的、2着が多い馬と言ったら?ベスト3』

1・シーキングザダイヤ
2・アドマイヤタイシ
3・ブエナビスタ



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2016年04月20日

1493・シンホリスキー

今日は時間がないんですけど、せっかくなんでシンブラウンやシンチェストの従兄弟(いとこ)であるこちらの馬をいっちゃいましょう。


『シンホリスキー』





この馬は、なんと言っても名前にインパクトがありましたよね…

『初めて名前を見た時、シンボリ・スキーだと思った…』って人、けっこういたんじゃないでしょうか?

当然、自分もそうだったんですけど…

今回、どこかに書いてあった文章を見て、もっとインパクトのある名前だと言う事に気付いてしまいました…

シンホリスキーって、父がホリスキーだったから『冠名のシン』+『ホリスキー』でこんな名前になった訳でしょ?

でも、よくよく考えてみると…

ホリスキー自身も『冠名ホリ』+『父マルゼンスキーのスキー』って形の名前…

と言う事は…

シンホリスキーって『冠名』+『冠名』+『スキー』って形の名前って事になるんですね…

これは『シンボリ・スキーに見える』ってのと同じくらいインパクトのある事なんじゃないでしょうか?

もうちょっと最近の冠名で例えるなら…

『ロジダイワメジャー』とか『エアゼンノロブロイ』みたいな名前って事ですもんね…

シンホリスキーっていろんな意味で凄い名前だったんですね…


で、そんなシンホリスキーなんですが…

1988年生まれのトウカイテイオー世代…

=自分が競馬を見始めた頃には競走生活の晩年を迎えていた馬ですからね…

どんな成績だったとか印象がほとんどないんですよ…

強いて言えば『スプリングSの勝ち馬でホリスキーの代表産駒の1頭』ってくらいの印象しかなかったんですけど…

今回改めて成績を見てみたら思っていた感じとはだいぶ違っていました…

とりあえず簡単に書いてってみますね…


1990年、2歳の9月にデビューしたシンホリスキー…

最初の4戦は6着・2着・2着・2着と勝ちきれなかったんですけど…

暮れに初勝利を挙げると…

3歳になってからは…

500万下特別・1着…

若駒S・4着…

きさらぎ賞・1着…

スプリングS・1着…

と素晴らしい成績…

で…

迎えた皐月賞ではトウカイテイオーとイブキマイカグラに次ぐ3番人気に推されていたんですね〜

しかも、単勝オッズ一桁台はこの3頭だけ…

これは知らなかったんでけっこう驚いてしまいました。


…ただ、そんなシンホリスキー…

皐月賞でだいぶ人気を裏切る15着に惨敗すると…

その後は今までが嘘だったかのような惨敗に次ぐ惨敗…

暮れにオープン特別を勝ち…

4歳2戦目のマイラーズCでも2着に好走し、プチ復活したかに見えるも…

そこから半年休養するとまた惨敗の連続…

結局その後は5歳時のマイラーズCで3着した以外全てのレース馬券圏外に沈み、14戦中9戦で二桁着順負けを喫し、6歳の2月に障害に転向する事になるのでした…

で、障害転向後は中京障害Sレコード勝ちを含む3戦3圧勝を果たし、平地・障害双方の重賞ウイナーに輝いたものの…

その後は…

4着・2着と敗れ…

11ヶ月休養…

復帰戦の平地のオープン特別・10着…

障害オープン・7着…

ってな成績で引退する事になるのでした。


…と、シンホリスキーの成績を簡単に書いてみたんですけど…

けっこうイメージと違ってましたね〜

まず、3歳春まで…

9戦4勝、2着3回、重賞連勝中…と言うかなり素晴らしい成績で皐月賞でも3番人気に推された期待の若駒だったんですね〜

どちらかと言うと渋い印象があったんで違和感を感じてしまいました。

で、皐月賞以降ですね…

これもまたイメージと違い…

『渋い=勝てないけどそれなりに好走していた』と思っていたんで、ここまで惨敗ばかりしていたとは思いませんでした。

後、障害での復活…

シンホリスキーが障害の重賞も勝っていたとは知らなかったんで、これも『そうだったのか〜』って感じでした。


…と言う訳で、自分はシンホリスキーの事を全く分かっていなかった事が判明したんですけど…

それとは別に今回気付いた事が1つ…

シンホリスキーって12月〜3月の涼しい時期が得意だったんですかね?

通算成績が39戦8勝で…

12月〜3月の成績が19戦7勝…ってのもあるんですけど…

成績表を眺めるとけっこう露骨なんですよ…

まず2歳…

デビューから4連敗したのに…

その直後の12月から翌年3月まで5戦4勝…

で、その後は惨敗を繰り返していたのに…

3歳12月から4歳3月にかけては…

オープン特別・1着…

日経新春杯・9着…

マイラーズC・2着…

そして、その後はほぼズブズブになるものの…

唯一プチ復活した『オープン特別5着→マイラーズC3着』ってのが6歳の1月末と2月末…

さらに翌年の障害でのデビュー3連勝も2月3月…そして4月の頭…


…なんなんですかね?この偏り方?

暑さに弱かったんですかね?

でも、シンホリスキーってマックス560kg台までいったかなりの大型馬ですからね…

つい先日『ゴールドマウンテンは大型馬だったから汗をかく暖かい季節じゃないと活躍できなかった』なんて書いたばかりなので…

同じ大型馬でもゴールドマウンテンと正反対の季節に活躍したシンホリスキーの成績がなんとなく面白く思えてしまいました。


…と言った所で、突然ですが時間がなくなってしまったので今回はここまで…

また次回もよろしくお願いします。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

新競馬なんでもランキング・その274

『個人的、そう言えば皐月賞3番人気だった馬と言えば?ベスト3』

1・ヒダカブライアン
2・モノポライザー
3・ベルシャザール



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2016年04月19日

1492・シンカイウン

せっかくなんで今回は、前回のシンチェストの代表産駒であるこちらの馬をいってみましょうか…


『シンカイウン』





この馬は…

名前はよく憶えているんですけど、具体的にどんな成績だったのかイマイチよく思い出せなかったんですよね…

なんでなんだろう?

ミッキーダンスとかイブキガバメントと言った数年後に同じ重賞を勝った馬達とゴッチャになってるのかな?

とにかく、今回改めてシンカイウンの成績表を見てみたんですけど…

そしたらイメージと違っていてちょっと驚いてしまいました。

…シンカイウンって、お父さんのシンチェスト同様けっこう休養の多い馬だったんですね…

勝手に無事是名馬的な名脇役だったと思い込んでいたんですが…

どちらかと言うと怪我に泣かされた悲運の名馬みたいな成績なんですよ…

ちょっと具体的に紹介させてもらいますね…


1992年生まれのマヤノトップガン世代…

父はシンチェスト…

母は『シンブラウンと名前が似ている』シンミスブラウン…
(ちなみにシンミスブラウンの母の父はハードツービート)

って血統のシンカイウン…

3歳1月のデビューから初めは4連敗を喫したものの…

5戦目を圧勝すると、次走の500万下特別も勝利…

ダービーを目指してNHK杯に出走する事になるんですが…

ここで12着に完敗すると骨折が判明…

なんと5歳3月まで1年10ヶ月もの休養をする事になってしまうんですね…

ただ、そんな事ではへこたれないシンカイウン…

復帰すると一気に出世…

500万下・1着…

900万下・1着…

準オープン・9着…

準オープン・1着…

準オープン・1着…

と4ヶ月でオープン入りを果たすと…

小倉記念・3着…

朝日CC・1着…

毎日王冠・4着…

と、重賞でも連続好走!

5番人気で秋の天皇賞に駒を進めるまでになる…


…しかし、またここで試練…

天皇賞で10着に敗れた後…

京阪杯(1800m)で人気を裏切り9着に敗れると…

今度は裂蹄により13ヶ月の休養…

復帰した頃には6歳の暮れ…

そして、成績の方も…

オープン特別・9着…

(年を越し7歳に)

京都金杯・11着…

このまま父同様『良い形で重賞初制覇を果たしたものの結局それが最初で最後の重賞制覇』って感じになってしまってもおかしくない感じだったんですけど…

それでもシンカイウンはもう一踏ん張り!

続く中京記念で10番人気ながら3着に好走すると…

次走、1番人気に推された中日新聞杯を勝利!

見事復活の勝利を果たしたのでした!


で、その後は…

2番人気に推された中京開催の小倉大賞典で8着に敗れた後7ヶ月休養し…

復帰後は4連続シンガリ負け…

そして、障害に転向…

転向初戦で落馬競走中止して骨折…

と言う最期を迎える事になってしまうんですけど…


それにしても、シンカイウンがこんなに底知れない成績の馬だったとは…

だいぶ現役時代持っていたイメージと違っていました。

初勝利から重賞初制覇までの成績が10戦7勝の高勝率で…

その後も故障に泣かされながらも復活の重賞制覇を果たしてるんですもんね…

どちらかと言うと『怪我さえなければ…』って感じの悲運の名馬だったんですね…


それから成績表を見てもう1つ感じた事は…

その阪神と中京での活躍っぷり…

阪神と中京以外の競馬場のレースだと…

16戦1勝、3着1回…
(16戦[1.0.1.14])

なのに対し…

障害を除く阪神と中京のレースだと…

10戦7勝、3着1回…
(10戦[7.0.1.2])

ですからね…

なかなかの偏り方ですよね…


…と、今回はこんな所ですかね…

今まで『無事是名馬的な名脇役』と思っていたシンカイウンが実はかなり強い馬だった事を知る事が出来て良かったです。


それでは、また次回…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

新競馬なんでもランキング・その273

『個人的、阪神と中京の重賞を勝っている馬と言ったら?ベスト3』

1・サイレンススズカ
2・キンシャサノキセキ
3・ナイスネイチャ



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2016年04月18日

1491・シンチェスト

と言う訳で、前回もお知らせしたように、今回は前回のシンブラウンの弟であるこちらの馬をいってみましょう。


『シンチェスト』





いや〜、シンチェスト…

今までシンブラウンとセットで『名脇役兄弟の弟』くらいにしか思っていなかったんですけど…

かなりの能力を秘めた馬だったんじゃないでしょうか?

さっそく簡単に紹介させてもらいたいと思います。


1983年生まれ…

ダイナガリバーやメジロラモーヌと同世代…

父は天皇賞馬タイテエム…

シンブラウンの3歳下の半弟…

ってな感じのプロフィールを持つシンチェスト…

デビューは3歳1月の終わりと若干遅めだったものの…

3着→1着と2戦目で勝ち上がると…

オープン特別のすみれ賞・僅差2着…

400万下特別・圧勝…

と来て…

NHK杯でラグビーボールの2着に好走!

G1初挑戦となったダービーでは4番人気に推されるまでになる…

で、そこでもダイナガリバーの0.6秒差7着とまずまずの走りをすると…

故障か何かしたのか、そこから8ヶ月の休養をするものの…

4歳1月に復帰して…

日経新春杯・4着…

そして…

京都記念・1番人気1着!

素晴らしい形で重賞初制覇を果たす…


…ただ、シンチェストが順調に来られたのはここまで…

これ以降は順調にレースに出走する事が出来ず…

11ヶ月休養→日経新春杯シンガリ負け→14ヶ月休養→大阪杯5着→京阪杯11着…

って成績で引退していく事になってしまうのでした。


…と、かなりもったいない感じの成績のシンチェストだったんですが…

それにしても、京都記念まではなかなかのポテンシャルを感じさせる成績の馬ですよね〜

勝ったレースは圧勝、負けたレースは僅差って感じでデビューから3着・1着・2着・1着と言う成績を残し…

重賞初挑戦となったNHK杯では後の強豪達(アサヒエンペラー・マウントニゾン・ニッポーテイオー・カシマウイング等)に先着を果たしラグビーボールの2着…

G1初挑戦となったダービーでは0.6秒差7着…

8ヶ月の休み明け&初古馬相手の日経新春杯で4着…

そして…

京都記念を人気に応えて1着…


なんとなく、個人的に好きだったエモシオンを思い出させる成績で好感度高いんですよね〜

まぁ、その後は『長期休養→結局未勝利』って所までエモシオンと一緒だったのは残念なんですが…

ただ、シンチェストはちゃんとそのポテンシャルの高さを証明するんですよね〜

そう、種牡馬として結果を出すのです。

ぶっちゃけ重賞1勝の父内国産種牡馬ですからね…

中央で3勝くらいする馬を何頭か出せれば御の字だと思うんですけど…

まず凄いのが代表産駒!

重賞2勝を含む8勝を挙げ2億円近く稼いだシンカイウンを出しちゃいましたからね〜

素晴らしいですよね。

しかも、重賞を勝ったのはシンカイウンだけでなく…

知らなかったんですけど、阪神スプリングジャンプの勝ち馬マグマライフと言う馬も出していたんですね…

ますます素晴らしい。

さらに…

シンチェスト産駒の獲得賞金ランキングを見てみると、そのシンカイウンとマグマライフの間にもう1頭いて…

平地で準オープンまでいき、障害でもまずまずの活躍をして1億円近く稼いだシンコウバイと言う馬もいますからね…

獲得賞金上位3頭の顔触れはかなり立派ですよね…

さらにその下にも…

中央地方で計10勝を挙げ5000万円近く稼いだスーパーファルドって馬や、地方馬ながら中央オープンのラベンダー賞を勝ったカケノジンライなどがいて…

獲得賞金上位5頭までが普通に中堅種牡馬並の顔触れ…

いや〜、やっぱりシンチェストの秘めたポテンシャルは相当のものだったんですね〜

今回はそんなシンチェストについて少しでも知る事が出来て良かったです。


と言った所で簡単ですが今回はここまで…

また次回もよろしくお願いします。


それでは…


さよなら…


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巻末ミニコーナー

新競馬なんでもランキング・その272

『個人的、「親or子供」にも「兄弟」にも同じ2文字冠名の活躍馬がいる馬と言ったら?ベスト3』

1・エアメサイア(親・子・兄)
2・エアデジャヴー(子・弟)
3・クラキンコ(父・母・弟)



runfor4 at 18:00コメント(8)トラックバック(0)サ(ザ)行の名馬 
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