船橋で走る壮年ランナーFのブログ

船橋の海老川近辺で走っている壮年ランナーのブログです。月間走行距離はだいたい550kmぐらい

2021年05月

【青葉の森リレー レポ2】僕はここに帰ってきた




スタートまであと30分
 


各チームの第1走者が準備をし始めるような雰囲気になり、会場全体に緊張感が高まってきた。



僕は前回青葉の森リレーに出ているとはいえ、一応今日のコースを1周しておこうと思って、ゆるゆるとジョグで今日のコースを走り出す。



ゆっくりと走るとなんだか景色が違うように見える。リレー本番は前だけを見てかっ飛ばしていくわけなのだが、ゆっくり走ることで「あ、ここにこんなのがあるんだ」とか、「つくしの家なんてのがここにあるんだあ」といった気づきがあってなんだかおもしろかった。



???「Fさん」



おもむろに横に並んできたランナーがいて、声の感じと雰囲気ですぐに誰なのかわかった。



自分「あれまあ、けんたろうさん!」



けんたろうさんは前回の青葉の森リレーで雷神チームの1走、10走、19走を走っており、チーム一番のタイムで走られていた。その後、夏の行田公園リレーでは、僕やニコマッチョさんと同じ「トルネードと海老川の力」というチームで一緒にタスキをつないだ。あの行田公園リレーでのけんたろうさんのkm2分40秒ぐらいでバンバン走っていたあの強烈な走りがまだ忘れられない。



自分「今日は雷神で走るんですか?」

けんたろうさん「いや、ちょっと脚の状態が良くないので、今日は応援なんです」

自分「そっかあ、なかなか不調が長引いて大変ですねえ」

けんたろうさん「ええ。でも今日、Fさんがここに来るような気がしたんですよね。応援しますよ!」

自分「あっはっはっは!雷神・風神を応援しないと監督に怒られますよ(笑)」



「Fさんが今日ここに来るような気がした」


実はこのセリフ、この後色々な知り合いランナーから同じように聞くことになる。なんだかそう思って頂けて、またそうおっしゃってくださってありがとうございます。僕はなんとか元気で走っています。こんな自己愛全開ブログを書けるぐらいに(笑)。



ちなみにけんたろうさんが前回第10走で出したタイムは1.98kmを6分8秒(km3分6秒)。さすがのタイムだけど、僕は今日、このぐらいのタイムをなんとか出したいし、出せるだけのことをやってきたはずだ。頑張ろう!







【チーム名改名】



コースを1周走って陣地に戻る。みんなそろっている。タイム表のボードを見てみると、チーム名のところが「奏坂46」と書かれていた。



自分「え、今日このチーム名でやるんですか?」

テルさん「ええ、そうです。今日改名しました。」



ということで、われらは本日から「奏坂46」となったようだ(笑)。







【第1走スタート】



いよいよスタートが迫ってきて、われらが「奏坂46」の第1走、伊藤さんがスタート地点に向かわれた。伊藤さんのシューズはアルファフライ。伊藤さんは割とアルファフライと相性が良いので、最近のここ一番はこのシューズを使われる。



第1走のスタート地点で5000m14分~15分ぐらいのランナーがずらっとそろっているその様はやはり圧巻だ。



自分「いやあ、見ているだけですげえ緊張するなあ」



2021年5月23日 9時30分 第19回青葉の森リレースタート!!!



青葉の森スタート




いやあみんな速い速い。もう長距離っていうスピード感じゃないっすね。すごいなあ。




伊藤さんは最初抑え目に入っているように見えた。多分いつものように、きっと後半ぐっと上げていくんだろうなあと思った。




ほどなくして先頭のJR EASTのランナーが帰ってくる。ちょっと次元が違いすぎる。もはや実業団レベルだもんな、このチームは。



そして一人また一人と帰ってきて第2走者にタスキリレーをしていく。



伊藤さんも帰ってきた。順位的には5番手~7番手ぐらいかな。すごい!
km3分を切るペースでさすがの大エースの走りで第2走者のA田さんにリレー。



自分「ああもう、次は自分かあ。」







【残像】



青葉の森スタート前jpg



ゼッケン8番、奏坂46の第3走者としてタスキリレーゾーンで待つ。



ああ、またここに帰ってきた。僕はまた帰ってきたよ。



2年前、ブログ村マラソンカテゴリというところでブログを書いている人達で集まってこのリレーに出場した。全部で30人ぐらいが集まって、3チームで出場した。



海浜韋駄天チーム、撃沈上等チーム、混合上等チーム



その30人の中で、僕は今日ただ一人この場所に立っている。ただ一人、ここに帰ってきた。
あの時のみんなの中で、このブログを今読んでくださっている人はいるのかな。



嘘でもなんでもなく、時折あの日の残像が見えていたよ。なんかみんなの残像が時折みえるんだよ。うん、なんか変なこと言っているけど(笑)。あの日のことを思い出すなというのはそれは無理がある。あの日のことは強く心に刻まれたのだから。



でも、今日僕は自分のチームのために全力を尽くすために今この場所に立っている。自分を拾ってくれたチームリーダーテルさんや受け入れてくれたチームの仲間のためにも、今日僕のチームを少しでも良い順位にもっていきたい。







【1年半】



リレーゾーンに立っていると、どんどん緊張して心拍数が上がってくる。こういう感じいつ以来だろう。もう1年半ぐらい味わっていない感覚だ。もう忘れそうになっていた感覚が、今ここによみがえってきた。



こういう感覚の中で走りたくてマラソンを今日まで続けてきた。だから今日、この場でそれを感じることができたこと、そしてそうした機会を頂けたことに感謝の気持ちでいっぱいだった。



不思議と気持ちはとても落ち着いていた。



さあ第2走者のA田さんが勢いよく帰ってきた。エース級がそろう区間で見事な走り。順位は7番~8番といったところか。ここから順位を上げてやる!



A田さんからリレー



そして自分の今日1回目の走りが始まる。



つづく


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【青葉の森リレー レポ1】開幕そして走順決定



5月23日(日曜日)



青葉の森リレー本番当日。朝4時30分ぐらいに起床。今日の第1走のスタート時間は9時30分。青葉の森公園まではそこまで遠くはないので、そこまで急いで支度をする必要はない。



自分の今日の脚等の調子はどうか。正直あまり良いとはいえないなというところ。この2~3日、どうもジョグもピリッとしなくて、うまくピークを本番にもってこれなかったなあとも思った。とはいえ、自分の場合ある意味これが通常運転でもあるので、ピークにもってこれなくてもそれなりの結果を出せるぐらいの練習をこの1ヶ月半、必死にやってきたつもりだ。



これまでの練習内容からすれば、それなりにはやれるだろうという手ごたえと自信はあったので、割と冷静で落ち着いた状態だった。



7時30分ぐらいに家を出て電車とバスで青葉の森公園に向かう。



前回の青葉の森リレーと同様に千葉駅からバスに乗って行ったのだが、バスの中は青葉の森リレーに参加する他チームのランナーがたくさんいて、青葉の森リレーに関して色々と話していた。



「今回は前回の3分の1ぐらいの参加することになったらしいぜ」
「でも前回の上位のチームは1チームを除いて全て参加しているらしいぜ」



うん、多分その今回参加しない上位の1チームは、僕が前回出たチームのことだと思います(笑)。



青葉の森公園から、あのリレーゾーンのあるはらっぱに向かう。公園内を走っているランナーの数が前回に比べて少ないので、少し寂しい感じはした。




青葉の森のぼり








【走順決定とメンバー紹介】



リレーゾーンのあるはらっぱに行き、Aブロックゾーンの近くに自分たちのチームの陣地が見えた。リーダーのテルさんがでかいシートやテントを持ち込んでくださっていて、その準備万端ぶりに、さすがテルさんだなあとしみじみ。



この時点では、テルさん、伊藤さん、くまさんの3人が到着していて、あとの人はまだ到着していない状態。




テルさん「あれ、Fさんばっさり髪切りましたねえ」

くまさん「誰かと思いましたよ」

自分「ええ、1秒を削り出すために。うははは(笑)。」



実は自分は直前まで割とうざったいロン毛だったのだが(笑)、この青葉の森リレーの二日前にばっさりと髪の毛を切っておいた。なんとなくね。その方が気合が入る感じがして。



その後、メンバーが続々と到着し、今回青葉の森リレー初参加のメンバーもいるので、コースの説明がてらみなさんがコースを下見にいくことに。貴重品もあるので、自分がしっかりと留守を守る。これも下っ端の大切な役割だ(笑)。




テルさん「それじゃあ1周コースを回ってきますね」

自分「あい!自分、しっかりと留守を守るでやんす!!」



無法者が侵入しないように注意をしながら、ランニングウェアに着替える。



ちなみに今回のリレーは走るとき以外は基本的にマスク着用だ。他チームの皆様もしっかりとマスクを着用されている。全体的にマスク着用率はスタートから最後まで割と高かった。



時折会場アナウンスが流れてくる。

「今回は、77チームの応募があり、当日4チームが棄権となりましたので、73チームで競うことになります」



前回が200チームぐらいだから、やっぱり全体の参加チーム数は結構減ったんだなあと思った。上位チームはみんな変わらず出てくるようだけど(笑)。



そうこうしているうちにコースの下見に行っていたメンバーが帰ってきて、それ以外のメンバーもみんな到着。遅れてくるニコマッチョさん以外のメンバー全員がそろったというところで、テルさんから本日の目標や意気込みがメンバー皆に語られる。



そしてニコマッチョさんが1回分走れなくなったことにより、当日変更後の最終的な走順が発表される。メンバー紹介がてら、走順は以下のとおり。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


1走、9走、16走:伊藤さん
フルマラソン2時間23分のタイムを持つ千葉県最強市民ランナー。長い距離に比べると短い距離はあまり得意ではないとおっしゃるが、それでも抜群のタイムで走れる今回チームの大エース。


2走、10走、17走:A田さん
通称「太ももマッスル」。陸上部出身者であり、アップダウンに割と強いという特性もあって、今回の青葉の森リレーへの適正は◎。エース級の走りに期待大。10kmベストは33分13秒。


3走、11走、18走:船橋のF
伊藤さんの舎弟。「へへ、伊藤さんに挑むにはまずおれを倒してからにしな!」というセリフがよく似合う小物ランナー。10kmベストは33分6秒。


4走、12走、19走:貴公子
長身で、イケメンで、陸上部出身者ゆえのとてもきれいなフォームで走るその様はまさに「海老川の貴公子」。名前的にいえば、「O田さん」となるのだが、それだと上記のA田さんと見分けがつかなくなるので、このブログでは貴公子と呼ぶことにする(笑)。


5走、13走、21走:シン君
30代前半というチーム一番の若さで走る。短い距離に強く、また青葉の森リレーのコースは割と得意にしているようにみえる。現にこのチームが前回2年前に出場した際のエースでもある。今回も十分好タイムに期待がもてる。


6走、14走:くまさん(女性)
2017年・2018年つくばマラソン女子優勝者、2018年表参道ウィメンズマラソン優勝者。その他数々の大会で優勝をしてきたフルマラソン2時間43分のスーパー女性市民ランナー。あまりにも実績がすごすぎてここでは全然紹介しきれない(笑)。


7走、15走:テルさん
今回チームのリーダー。そのお人柄でチームメンバーをどんどん拡大し、今回上位入賞を狙うためにメンバースカウト等色々と手配してくださった。元々短めの距離は割とお強い方なのだが、在宅勤務がどうもリズムに合うようで、ここ最近タイムをぐんぐんと良くしている。


8走:ミオさん(女性)
色々な強豪ランニングチームの幽霊部員というよくわからないポジションにいながらも、月間600km走る等して日々奮闘中girl。青葉の森リレー本番コースを2度試走する等してできるだけの努力を今日までしてきた。あとは1回の走りにそれをぶつけるだけだ!


20走(予定):ニコマッチョさん
お子様の運動会の関係上、今日最後の方に1回走れるかどうかという状況になった。2年前の行田公園リレーに僕と一緒に「トルネードと海老川の力」というチームで出場しており、その際は約1kmをキロ3分切ってだいたい走っていたので、スピードはある。あとは本番まで間に合うかどうか。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




時間はもうスタート30分前。第1走の伊藤さんがどんどん本番モードに入ってきており、雰囲気が変わってきた。そして他チームも含めて会場全体の緊張感も少しづつ高まってきた。



刻一刻とスタートが近づいてくる。



つづく


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【青葉の森リレー】本番直前のメンバー離脱危機




2021年5月中旬



フルマラソン2時間23分ランナーの伊藤さんがチームに加わり、各自の練習も大いに活気づくわれらが「チーム奏」。青葉の森リレーでは上位に食い込めるのではという期待も出てきたある日、チームのグループラインで次のような内容の申し出があった。



メンバーA「子供の運動会が土曜日の予定なんですけど、雨になった場合は日曜日に運動会が順延となります。その場合は申し訳ございませんが青葉の森リレーに出られません」
メンバーB「自分も同様に、子供の運動会が雨で延期になった場合は23日(日曜日)の青葉の森リレーに出られません。すみません。」




船橋市は5月22日(土)に小学校の運動会が行われる。そしてこの時点での天気予報では、その5月22日は雨予報だった。



チームみんなで5月22日の天気が良くなることを切に願う。



その後、青葉の森リレー当日が近づいてくると、天気予報的には5月22日(土)は「曇り」になってきたので、2人とも出られるかもという期待も高まってきた。そうした中、青葉の森リレー前日を迎える。








5月22日(土)



朝4時30分ぐらいに起床し、ランニングウェアに着替えて外に出てみると、雨がそこそこ降っていた。



「マジかよ・・・」



とりあえず自分の予定どおり、本番前日のゆるジョグに出る。キロ6分ぐらいで不整地をゆっくりと気持ちよく走る。自分の場合おそらくキロ6分ぐらいでちょうどスロージョグってやつになるんだと思う。なので、このぐらいが一番心地よい。シューズはアディゼロボストン。ジョグからスピード練習にも使えるすごく良いシューズで最近一番気に入ってよく使っている。



そうして気持ちよく走っていると、時間を追うごとに雨は強くなってきて、風もなんだか強まってきた。




「オワタ・・・・」



このとき、自分は、メンバー二人のお子様の運動会が雨で中止になり、明日メンバー二人が青葉の森リレーに出られないことを覚悟していた。



二人がもし出られないとなると相当な痛手となる。青葉の森リレーは1.98kmを合計21回走るのだが、二人が出られないとなると、5回分の穴が空くことになる。この前日ではさすがにメンバー補充は難しい。



そうなると、必然的に既存メンバーで穴を埋めていくことになる。頭の中で誰がどう走るかとかなんとなくシミュレーションをする。と同時に、この状況で一番つらいのは上記のメンバー二人なわけで、その二人のことを想うとなんだか切なくもなってくる。彼らも青葉の森リレーのために必死で練習をしてきたわけだから。



みんな青葉の森リレーのために必死で練習をしてきた。だからみんなで出たい。







【熱い想いはみんなにあるわけで】



そしてジョグの後半は、明日一緒にリレーに出る伊藤さんと合流する。



伊藤さん「いやー、この雨だと運動会厳しそうだねえ」

自分「ええ、自分はもう最悪の事態を覚悟しています。ああ、伊藤さんが明日4回・5回と走る姿がもう想像できます」

伊藤さん「勘弁してくださいよ(笑)」





しかし、実際に二人とも明日出られなくなった場合は、本当に伊藤さんが5回ぐらい走ることになるだろうし、僕も予定より多く走る可能性が出てくるので、実のところ笑い事ではなかった(笑)。



そして明日のリレーの最後の刺激入れで、伊藤さんと、清水さんも交えて軽く坂ダッシュ6本。
※清水さんは故障中のためリレーには不参加



じゃあまた明日といって別れて家に帰る。



LINEを見るのが怖いがおそるおそる見てみると、上記のメンバーのうち、一人から運動会を予定通り行うことになったので、明日の青葉の森リレー参加できます!という内容が入った。



「やったぜえ!!」



しかし喜びもつかの間、もう一人のメンバーから、運動会が中止になってしまったので明日の青葉の森リレーに出られません、という内容が入った。




沈痛な雰囲気が漂うグループライン。




その出られなくなってしまったメンバーは、僕を青葉の森リレーに誘ってくれたニコマッチョさんだった。ニコマッチョさんは、お仕事関係の勉強等もあり、青葉の森リレーの参加が決まるまではあまり練習をできない状態だった。だけど、青葉の森リレーの参加が決まってから、練習をまた再開しだして、日々必死に走っていた。




ニコマッチョさん「青葉の森リレーに向けてまた走ってみようと思うんです!」



あの3月下旬の桜満開の日に、そう言っていたことを思い出す。
それから少し時間がたってニコマッチョさんからグループラインに投稿があった。




ニコマッチョさん「明日、子供の運動会が終わってから急いで向かえば11時30分ぐらいに青葉の森につくと思うので、最後の方だけ1本走らせてください!!」




これをみたとき、僕はうるっとして、ちょっと泣きそうになった。それと同時に、ニコマッチョさんのこの青葉の森リレーにかける想いというのを感じた。



僕も今回の青葉の森リレーにかける想いは結構大きかった。でもそれはみんなもそうだった。コロナ禍以前の頃のレースにあった、そういう熱い想いが交錯する感じ。そういうのが今ここにある気がした。あの頃の雰囲気が今ここによみがえりつつある。明日の青葉の森には、きっとあの頃の雰囲気があると思う。




ニコマッチョさんの熱い想いをみなが感じて、いよいよ青葉の森リレー本番当日を迎える。



つづく


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【青葉の森リレー】千葉県最強市民ランナー




千葉県船橋に、伊藤さんというフルマラソンを2時間23分(2021年びわ湖でのタイム)で走るランナーがいます。昨日のブログにも書きましたが、伊藤さんというのは僕が所属するランニングチーム「海老川の力」の創設者であり、代表格のランナーでもあります。



佐倉マラソンをはじめ数々のマラソン大会で優勝してきた、名実ともに千葉県最強市民ランナーといってよい存在です。



そんな僕と伊藤さんはもうかれこれジョグ的なものも含めれば一緒に100回以上は走っているような気もしますが、単なるラン仲間というよりは師弟関係に近いと僕は勝手に思っています。伊藤さんが師匠で僕が弟子で・・・いや、弟子というよりは舎弟ですね(笑)。



哲也とダンチみたいな(笑)。鳴らせと言われれば僕はリーゼントを決めて「へい!鳴らしますぜ!」っていう関係(笑)。



今回はそんな伊藤さんと2021青葉の森リレーにまつわるお話となります。







【突如降りかかる大役】



2021年4月某日



今回僕が青葉の森リレーで参加する「チーム奏」のグループラインにて、僕が、「伊藤さんはマジすごいっす!ほんとにすごいんです!」等と伊藤さんが参加していないグループラインで伊藤さん賛辞をやたらするというわけのわからないことをしていたところ、リーダーのテルさんがポツリとつぶやく。



テルさん「伊藤さん、うちのチームで青葉の森リレーに参加してくれないかな」




ほほう。ふんふん。うん。なあるほどお。うん。それはハードルの高いお話しだ。



なぜなら伊藤さんはリレーや駅伝の類にはほとんど参加しないからである。かつて数年前の行田公園リレーに「トルネードと海老川の力」の一員として一度参加したことがあるのがめぼしいぐらいで、あとはこれといってリレーや駅伝には参加したことがない(ああでも、奥武蔵の駅伝だかに1度出たことがあるって言っていたような・・・)



青葉の森リレーもこれまで様々なチームから誘われたことはあるようなのだが、ご自身のウルトラやトレイルのレースを優先するために全てお断りしてきたようだ。



なので伊藤さんをリレーに誘うというのは通常であれば、非常に難しいお話しとなる。



しかしだ、実は自分には今回ばかりは少々勝算があった。僕が青葉の森リレーに参加することが決まった直後に伊藤さんと一緒にジョグをしながら、僕がはしゃいで青葉の森リレーに参加できることになった喜びを話していたところ、伊藤さんが「青葉の森リレーがいつ開催されるのか」という日程を気にしていたことが僕には引っかかっていた。



「もしかして、伊藤さん・・・今回の青葉の森リレーに少し興味あるのかな?」




心の中ではそう思ったが、この時はそれは言葉には出さないようにした。だがこの時の伊藤さんの反応が僕には少々引っかかっていたので、テルさんの申し出は実のところ渡りに船だった。なので伊藤さんを誘ってみようと思った。




自分「あっし、今回は少々勝算があるんでやんす。難しいとは思いますが、もしかしたらもしかするといけるかもしれないので、あっし、伊藤さんを誘ってみます!」

テルさん「お願いしますね。伊藤さん、大歓迎ですよ。」

自分「へい!!合点でやんす!!」







【三顧の礼】




さて、伊藤さんをお誘いするというなかなか重要な役を引き受けた。成功すればこれは大きい。大変大幅な戦力アップとなる。なんとかして成功させたい。



そこで僕は色々と考えた。お誘いするには、そのタイミングと、誘い方、この2点が大事だ。



タイミングは、伊藤さんのお仕事がお休みの日の昼下がり。これがいい。一番リラックスしているタイミングだ。



次に誘い方である。ジョグでもしながらというのはダメだ。伊藤さんは走っているときは走りに集中したい人なので重要な話を走りながらすべきではない。また、仰々しい誘い方も多分ダメだ。案外LINEでさらっと軽く「どうっすかね?」ぐらいのノリがちょうどいい。意外とこのぐらいがちょうどいい。



そうして4月某日、お誘い決行。その結果は・・・




伊藤さん「リレーマラソン参加します!!!!」




やったぜえ!!!



僕は喜び勇んですぐに今回の青葉の森リレーのチームである「チーム奏」のグループラインに報告をした。



みんなすごく良い反応をしてくれて、僕はとても嬉しかった。




自分「あっし、自分が走るよりも良い仕事をした気がするでやんす」

テルさん「Fさんには走りの方も柱として期待していますよ」

自分「ううっ。身に余る御言葉・・・」




こうしてフルマラソン2時間23分のタイムを持つ伊藤さんも参加することが正式に決まり、大幅に戦力アップしてますます勢いづくわれらが「チーム奏」。各自の練習、チームでの練習それぞれ日増しに充実していき、5月に入り本番も近づいてきた頃には、本番当日結構いけるのではという雰囲気も出てきた。



しかし、青葉の森リレー本番直前に風雲急を告げる事態が起こる。



つづく。


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【青葉の森リレー】今回チームのことと海老川の力




さて、青葉の森リレーに向けての練習を重ねているさなか、自分はとある重要なミッションを引き受けることになるのですが、その話をする前に、まずは今回自分が出場するチームのことを書いた方が良いと思いましたので、先に今回チームのことについて書かせて頂きます。



自分は今回、3月下旬の桜満開のある日曜日に、テルさん・ニコマッチョさんに誘われて2021青葉の森リレーに参加することになりました。



上記の「テルさん」が今回のチームのリーダー・取りまとめ役となります。



今回のチームは、端的にいえば、千葉県津田沼にある「奏の杜」というところで走っている人達のグループというような感じです。前回2019年の青葉の森リレーにも出場しており、その際は「チーム奏」という名前で出場しておりました。



じゃあこの「チーム奏」の人たちと自分との関係性はというと、それを語るには、まず自分が所属しているランニングチーム「海老川の力」というものの説明から始まります。なぜなら、「チーム奏」の人たちには、「海老川の力」と関係性が深い人たちが多数いるからです。







【海老川の力の創設から現在の状況】



自分は千葉県船橋にある「海老川の力」というランニングチームに所属しており、陸連登録もこれまでこの「海老川の力」の団体登録で登録してきました。



この「海老川の力」とは、ネットで検索すると「海老川の力」が取り上げられた記事がいくらか出てきますので、それを読んで頂くことでわかる部分もありますが、端的に言えば、千葉県船橋にある海老川ジョギングロードで、伊藤さんというランナーを中心に走っているグループです。



海老川の力

画像引用:MyFunaネットより(海老川の力 | みんなで船橋を盛り上げる船橋情報サイト「MyFunaねっと」




その創設はもう10年近く前になり、上記の伊藤さんというフルマラソン2時間23分のタイムを持つランナーと、七星さんというランナーが海老川ジョギングロードで一緒に走り始めたところから始まります。



上記の二人が走っているところに、近隣のランナーが一人また一人と加わるようになり、じゃあ陸連登録を団体登録でやろうかとなって、それならチーム名を決めなきゃならないねとなって、話し合いの結果、「海老川の力」というチーム名が決定します。ちなみに、このとき伊藤さんは「海老川乱歩」というチーム名を提案していたのですが、あえなく却下されたようです(笑)。自分はこの「海老川乱歩」という名称、割と良いと思っています(笑)。



その後も、「海老川の力」のメンバーと一緒に走るランナーが一人また一人と増えていき、そうしたランナーの中に「テルさん」がいました。



テルさんは元々、「チーム奏」を立ち上げるまでは、「海老川の力」の人たちと一緒に、海老川ジョギングロードで走っていたのです。そして僕が3年ぐらい前に「海老川の力」に所属して海老川ジョギングロードで走るようになると、テルさんとも海老川で一緒に走ったりするようになりました。




その後、テルさんは自宅近くの奏の杜で走る仲間を募るようになり、一人また一人と近隣のランナーがテルさんと奏の杜で走るようになり、次第に「チーム奏」という一つのグループを形成するようになります。そうした「チーム奏」のメンバーには、かつて「海老川の力」の人たちと海老川ジョギングロードで走っていた人たちが何人もいます。



そして現在、諸事情により「海老川の力」が活動停止といっていい状態に陥って海老川ジョギングロードでの恒例ビルドアップ走も行われなくなったため、海老川で走っていた人たちが「チーム奏」に流れるという動きもあって、「チーム奏」はある種「海老川の力」の受け皿となっている部分もあります。







【チーム奏の人たちとの関係性】



したがって、自分は今回の青葉の森リレーで参加する「チーム奏」の人たちとは、もう3年ぐらい前から一緒に走ったり、レースで競ったりといった間柄であり、実際に僕が奏の杜にいって「チーム奏」の人たちと一緒に走ったりしたことも何度もあります。



そうした関係性の中で、今回の青葉の森リレーに一緒に出ませんかというお声がけを頂くに至りました。



「チーム奏」の人たちは、和気あいあいとした部分はありますが、練習内容はとてもストイックで、メンバーもみんなどんどんタイムを良くしています。速いランナーが一人また一人と「チーム奏」に加わっていくことで、チーム全体がどんどんレベルアップしており、そうした良いサイクルの中で、今回青葉の森リレーでより上位を目指そうと力を入れておりましたので、そうした良い空気のチームに参加することができるようになって嬉しかったです。




ということで、今回は説明のみで終わりましたが、次回は、いよいよ重要なミッションの話になります。


つづく


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プロフィール

runnerF

船橋で走る中年ランナーFのブログ
・年齢:41歳
・性別:男性(白髪、髭、メガネ)
・身長及び体重:176cm 55kg
・走歴:2020年12月時点で7年
・走っている場所:船橋の海老川近辺、長津川親水公園
・月間走行距離:550km前後
・陸上競技経験:なし
・よく履くランニングシューズ:アディゼロボストン、ジャパン4m、ペガサスターボ
・座右の銘:一寸の虫にも五分の魂
・所属チーム:海老川の力

【自己ベスト】
フルマラソン:2時間36分47秒
30km:1時間47分51秒
ハーフ:1時間12分49秒
10km:33分6秒

趣味的なもの
プロレス観戦(FMW、W★ING)、映画鑑賞

2019年~20年シーズンの結果
6/15ベジタブルマラソン立川
10km 34分11秒

7/28 はてブロ駅伝(城南島リレーマラソン)
42.195km 2時間29分37秒

8/4 行田公園100kmリレー(トルネードと海老川の力)
約100km 4時間53分3秒

10/20 高島平ロードレース
10km 34分32秒

10/27 手賀沼エコマラソン
ハーフ 1時間15分9秒

11/10 船橋市民マラソン
5km 16分33秒

11/24 つくばマラソン
フル 2時間36分47秒

12/8 香取小江戸マラソン
10km 33分50秒

12/22 ジェフRUNRUNフェス
ハーフ 1時間13分3秒

1/12 習志野マラソン
10km 33分16秒

1/19 鎌ヶ谷マラソン
10km 33分6秒

2/9 守谷ハーフマラソン
ハーフ 1時間12分49秒
今後のレース予定


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