H公園南ゾーンにある小さな池の周りの湿地帯にハンゲショウが群生していました。地元の人にお訊きしますと小さな池は休耕田となった田んぼを掘って小さな枝谷津の水を引き込んで造った人工池だそうです。

1,ハンゲショウの群生 2012/6/21

 別名はカタシログサ(片白草)。梅雨空の下でひときわ目立ち、夏至が近いことを知らせてくれる野草です。

120621 ハンゲショウ(自然生態園)1s

2,ハンゲショウ(ドクダミ科) 2012/6/21

 ハンゲショウは6月の終わり頃から、茎の先端部の葉数枚が部分的に白くなります。これは、葉の表側の表皮の下にある柵状組織の葉緑素が抜けるからだそうです。

120621 ハンゲショウ(自然生態園)3s
 よく見ますと、部分的に白化を起こす葉は、決まって花序に向かい合った葉です。尚、白化した葉は、花が終わると次第に緑に戻りますが、元のような緑にはなりません。

120621 ハンゲショウ(自然生態園)2s

  *ハンゲショウは半夏生と書き、暦の上では、夏至から11日目を半夏生と云います。農家にとっては大事な節目の日で、夏至が済んでから半夏生に入るまでに田植えを終わらせるのが好ましいと言われていたそうです。

写真は、印西市内です。  (写真・文 S.S.)