木本のニワトコは早ければ3月から5月にかけていっぱいの花を咲かせ春の訪れを教えてくれる。日本には、このニワトコと同属で、草本のソクズ(別名:クサニワトコ)が自生しており、7月~8月に白い花を咲かせる。


ソクズ(朔藋)  
2012/6/30
 スイカズラ科ニワトコ属。別名はクサニワトコ(草接骨木)。山野の藪などで地下茎で増え群生をつくる多年草。高さ11.5m(木本のニワトコは6mほどになる)。葉は大型の奇数羽状複葉で対生。たしかに葉がニワトコに似ているが、木本にはならない。花期は7月~8月で茎先に白色の小花をびっしりつける。花序の上部は平らで、ところどころに黄色の杯状の腺体があり、ここに溜められた蜜に虫が集まる。花が終われば、この腺体は緑色に変わる。果実は9月に4mmほどの球状に赤熟。葉と根は乾燥して漢方薬(朔藋)としてリューマチなどに使われている。今回偶然黄色の腺体を見つけて初めて腺体のことを知った。アリが蜜に集まる様子を写真に収めることができてラッキーだった。
120630ソクズ(松戸)
120630ソクズの花(松戸)

撮影場所はいずれも松戸市内。     (文・写真 K.M.