調節池(溜め池)でよくみかけるのはアジアイトトンボとアオモンイトトンボです。両種共に1年2世代型です。よく似た両種の違いは腹端背面の水色の位置です。アジアイトトンボは第9節にあり、アオモンイトトンボは第8節にあります。でも少し離れていると肉眼で見分けるのは難しいです。

1,アジアイトトンボ♂  2012/7/22

 水辺の草に止まったり、草の間をゆっくりと飛びます。池近くの草地で暮らしながら相手を見つけて交尾をします。
 120722アジアイトトンボ(別所)s 文字

2,アオモンイトトンボ♂  2012/7/22

 アジアイトトンボとよく似ていますが、一回り大きいです。池や水際の草の上で交尾をします。
 120722アオモンイトトンボ(別所)s 文字

3,アオモンイトトンボ未熟♀  2011/6/5

 同じ調節池で昨年撮ったアオモンイトトンボの未熟♀です。胸側だけが赤橙色です。

11060アオモンイトトンボ未熟な♀(別所下池) s

 *知人から教わった両種の生態とその特徴を以下に記述します。

”種の分散能力はアジアイトトンボよりアオモンイトトンボが高いです。新しいビオトープを作るとアジアイトトンボよりアオモンイトトンボのほうが早く入ることがあります。(供給源や移動経路のあるなしでも変わります。) またアオモンイトトンボは獰猛なイトトンボで自分と同じくらいのイトトンボを食べます。小さな希少イトトンボを保全する場合はアオモンイトトンボが悪者にされてしまう場合があります。”

写真は、印西市内です。  (写真・文 S.S.)