この夏に出合いましたランの名前が付く「コクラン」と「ヒメヤブラン」を紹介します

1,林床のコクラン  2012/7/25

 樹林内で、紫色の地味な花を咲かせるラン科クモキリソウ属の多年草です。奥まった場所で3本のコクランが並んで生えていました。葉は、卵形~広楕円形で2~3個ついています。花茎は直立して、その先に花を咲かせます。花期は過ぎてしまっていたようです。尚、左上丸内の写真のみは4日前の21日に撮った本種の花の写真です。

120725コクラン(草深の森) s
   (左上)まばらに咲いた暗紫紅色の花、(右上)右下の朽ちてしまった花

2,草地のヒメヤブラン  2012/7/21

 草地に群生していたユリ科ヤブラン属の多年草です。葉は細い線形で、一見リュウノヒゲと見間違える形です。淡紫色の小さな花がまばらに付きます。小さな花ですが可憐でとても綺麗です。

120722ヒメヤブラン(別所)s
        日当たりの良い草地で上向きに咲くヒメヤブランの花々

*コクランとヒメヤブランの生息環境は大きく異なります。また花の形も色も大きく異なります。でもそれらの自然花の美しさは人を魅了します。是非そっと見守って欲しいです。両種の生息地保護のために詳細な地名の問い合わせには一切お答えすることができません。
 
(写真・文 S.S.)