草地にコマツナギというハギに花色や形がよく似た花が咲いていました。和名の「駒繋ぎ」には、”丈夫であるので、馬のたずなをつないだ。また他にも馬は、このコマツナギが大好物で手綱を縛らないでも、いつまでも動かないで居てくれる。”という二つの由来があるそうです。このことを知って、ふと印西牧に放牧されていた野馬のイメージと重なりました。

1,コマツナギ(マメ科)  2012/7/22

 高さが40~80㌢の草本状の「小低木」と植物図鑑に書いてあります。植物学用語では「草本植物」ではなくて「木本植物」と呼ばれるものです。

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2,コマツナギの茎・葉・花  2012/7/22

 茎や葉に伏毛がまばらにあり、葉は奇数羽状複葉です。ハギの仲間との大きな違いは葉の付き方です。ヤマハギ・マルバハギ・ミヤギノハギは3出複葉です。写真のように葉腋から円錐花序を形成します。

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写真のように葉腋から円錐花序を形成します。淡紅紫色の花は花序の下から咲き上がります。

*絶滅危惧種ミヤマシジミ(雄の表が濃い紫青色の蝶)の幼虫は、ほとんどコマツナギしか食べません。

写真は、印西市内です。  (写真・文 S.S.)