ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科)は、春から秋にかけてよく見かけます。幼虫の食草はスミレ類です。鳥の場合にはオスの方が派手な色と模様ですが、何故かはわかりませんが、ツマグロヒョウモンの場合はメスの方が派手です。

1,ツマグロヒョウモン♀表  2012/7/23

 前羽の先端部が黒色をおび、その中に白色の斜帯があります。
120723ツマグロヒョウモン♀(北総花の丘公園C) 1s
           
2,ツマグロヒョウモン♀裏  2012/7/23 

 白と黄土色の混じる特徴的な模様です。

120723ツマグロヒョウモン♀(北総花の丘公園C) 2s

3,ツマグロヒョウモン♂表  2011/10/28

 他のヒョウモンチョウと見分けがつきにくいです。特徴は後翅表の外縁の黒帯です。

111028ツマグロヒョウモン♂(大野)4s

*この蝶の分布は1990年ごろまでは中部以南だったそうです。最近は関東まで北上してきており、よく「地球温暖化」の題材として取り上げられています。温暖化の影響と断定はできませんが、蝶の食草となるパンジーやビオラが増えたことも分布拡大の一因と云われています。またナガサキアゲハも冬場の気温上昇にともなって分布が拡大しているそうです。

参考資料;環境省生物多様性センター「いきものみっけ」調査(2008年~)
写真は、印西市内です。  (写真・文 S.S.)