イヌキクイモ(犬菊芋)は北アメリカ原産の多年草で、河原や道ばたでよく見かける鮮黄色の花です。よく似た花のキクイモの花期は9~10月ですが、本種の花期は早く、7月頃から咲き始めます。

1,イヌキクイモ(キク科)  2012/8/10

 川岸に生えていたイヌキクイモです。草丈は、1~3㍍くらいです。

120810イヌキクイモ(亀成川)1s

2,イヌイクイモの花  2012/8/10

 舌状花は9~15個とキクイモ(10~20個)よりやや少ないです。また先端がややとがります。

120810イヌキクイモ(亀成川)2s
120810イヌキクイモ(亀成川)3s
*長田武正著「原色日本帰化植物図鑑」(保育社、1976)には、「イヌキクイモもまた H. tuberosus(キクイモ)の一型かもしれない。」と書いてあります。両者は非常によく似ていて、地上部で区別するのは非常に難しいです。キクイモの塊茎は食用ないしは飼料用とされますが、本種の塊茎は小さく役に立たないということで「犬」の字が冠せられたようです。なお、近縁種の菊芋擬き(キクイモモドキ)には塊茎ができません。   
写真は、印西市内です。  (写真・文 S.S.)