ヨウシュヤマゴボウの名は、アメリカヤマゴボウとも呼ばれる北アメリカ原産の帰化植物です。全体にわたって毒があります。

1,ヨウシャヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)  2012/7/30

 草丈は1.5㍍ほどになる大型の植物です。茎は無毛で赤みを帯び、根は太く長い。

1,120727ヨウシャヤマゴボウ(北総花の丘公園C)s

2,ヨウシャヤマゴボウの葉と花  2012/7/30

 5㍉くらいの小さな花序(小花のかたまり)が20㌢くらいの大きさで,垂れ下がるようになっています。白い5弁は,花弁ではなく萼片です。心皮は合着し、子房はカボチャのように見えます。葉は長楕円形で、秋になると紅葉します。
2,ヨウシャヤマゴボウの花と葉s
                                         
3,ヨウシャヤマゴボウの果実  2012/8/6

 果実は潰して水に溶くと美しい赤紫色の色水となります。アメリカ合衆国ではポークウィード(Pokeweed)、インクベリー(Inkberry)などと呼ばれています。
3,120808ヨウシャヤマゴボウの果実(北総花の丘公園) s

*果実は、ブルーベリーと間違って誤食する事故もあり、注意が必要です。また幼児は影響を受けやすいので、果汁が直接皮膚に触れることも避けるように注意が必要です。山菜の「山ごぼう」は、本種または近縁の在来種ヤマゴボウとは全く異なります。

参考資料:山渓ハンディー図鑑1、解説/林弥嬰「野に咲く花」(山と渓谷社2006/2)
写真は、印西市内です。  (写真・文 S.S.)