山野に生育する一年草です。和名「南蛮煙管」の由来は西洋の喫煙パイプにその姿が似ているためです。

1,ナンバンギセル(ハマウツボ科)の生育場所  2012/8/26

 15~20㌢の長い花柄が直立した先に淡紫色の花を横向きにつけます。完全寄生なので葉緑素がありません。

1,120826ナンバンギゼルの生育地s

2,ナンバンギセルの花と果実   2009/9/16 & 2009/10/25

 萼は黄褐色で淡紫色のすじが入ります。果実は蒴果(さくか)で、萼に包まれたまま熟します。中に黄色の種子が入っています。

2,090916ナンバンギセル(北総花の丘公園)s

3,ナンバンギセルの花冠  2012/8/26

 花冠は長さ3~3.5㌢の筒状で、先は浅く5裂します。

3,120826ナンバンギセル(北総花の丘公園E)s
*寄生植物は、寄生根という特殊な根をもち、他の植物から養分を吸収して生活します。本種はススキ、ミョウガなどの根に寄生します。
参考資料:山渓ハンディー図鑑1、解説/林弥嬰「野に咲く花」(山と渓谷社2006/2)
写真は、印西市内です。  (写真・文 S.S.)