山地の林内とか林縁でよく見かけるイヌショウマ(犬升麻)は多年草です。”ショウマ”とは干した根を漢方薬として使うサラシナショウマ(晒菜升麻)のことです。イヌショウマは薬用にならないので、名前に”イヌ”とつけられたようです。

1,イヌショウマ(キンポウゲ科)  2009/9/15

 高さは60~90㌢です。根出葉は1~2回3出複葉です。小葉は、掌状に裂けます。

1,090915イヌショウマ群生 (北総花の丘公園)s

2,イヌショウマの穂状花序  2012/9/26

 長さ 30㌢くらいの穂状花序を出します。花とともに蕾が美しいのが特徴です。

2,12926イヌショウマ(結縁寺)s

3,イヌショウマの花序  2012/9/26

 つぼみが開くと花弁と萼片は早く落ちます。白色の多数の雄しべが花のように見えます。

3,120926イヌショウマ(結縁寺)s

*キンポウゲ科のサラシナショウマやイヌショウマの花序はよく似ていますが、サラシナショウマの小さな花には明瞭な花柄があるのに対して、イヌショウマでは小さな花には花柄がないことで区別します。 また葉の形が違います。
写真は、印西市内です。  (写真・文 S.S.)